丹沢縦走（塔ノ岳〜蛭ヶ岳〜檜洞丸〜大室山） ・・・雷雨の後は？

2014年05月29日(木) 〜 2014年05月30日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 32.2km
• 登り: 3,335m
• 下り: 3,057m

コースタイム

1日目
7:25　寄バス停　発
9:15　栗ノ木洞
9:50　後沢乗越
11:05　鍋割山
12：40　塔ノ岳
14：05　丹沢山（途中　10分避難）　更に10分避難後、14:15発
15:25　鬼ヶ岩
16:15　蛭ヶ岳　（蛭ヶ岳山荘泊）

2日目
6:00　蛭ヶ岳発
7:15　臼ヶ岳
9:10　檜洞丸　休息　　9:45発
11:40　犬越路
13:00　大室山
13:10　大室山分岐　休息　13:25発
14:15　加入道山
16:00　用木沢出合
16:25　西丹沢自然教室

天候

1日目　晴/曇→雷雨→晴　微風
2日目　晴　微風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新松田駅〜寄　富士急湘南バス　￥520　25分
西丹沢自然教室　富士急湘南バス　￥1130　69分

コース状況／危険箇所等

・寄バス停近くにトイレ、登山ポストあり、計画書を入れる。

・寄〜鍋割山
　最初は村の道を20分位歩いて登山道に入る。
　登山道に入ってから一度舗装路を横切るが、暫く杉林の中を単調に歩く。
　見晴は、一部東側のみ。途中から林層が広葉樹に変る。面白みがあまり
　ないので、1人旅。
　大倉から合流する後沢乗越からは人も数人いて歩き易い道が続く。
　ヤマツツジやトウゴクミツバツツジが綺麗。
・鍋割山〜塔ノ岳
　整備された歩き易い道でトウゴクミツバツツジや道端の花も咲いている。
・塔ノ岳〜丹沢山
　緩やかな歩き易い道が多い。シロヤシオやツツジが満開で綺麗。
・丹沢山〜蛭ヶ岳
　鬼ヶ岩に鎖場があるが、それ程危険とは感じない。同じくシロヤシオと
　トウゴクミツバツツジが満開。疲れた足には最後の階段がきつい。
・蛭ヶ岳〜檜洞丸
　最初は木道が多く、又、結構高度感もあるが危険箇所はない。一部、梯
　子や鎖場があるが、慎重に下りれば問題ない。
　ここで山ヒル2匹発見。思ったより大きく、違うかと思って後でネットで
　調べたら、やはり山ヒルの模様。
・檜洞丸〜犬越路
　痩尾根や長い鎖場もあるが慎重に下れば問題はない。
・犬越路〜大室山
　危険個所はない。ひたすら登るので結構疲れる。
・大室山〜加入道山
　一部急な所もあるが、多くは緩やかな歩き易い道で、トウゴクミツバツツ
　ジや道端の花も綺麗。
・加入道山〜西丹沢自然教室
　白石峠からの下りは沢なので、結構急なガレ道が続く。残雪が残っていた
　時より、時間を要した。雨天時は要注意。

写真

5/29 7:15

寄バス停　この近くにトイレ、ポストあり。

5/29 7:46

登山道へ

5/31 13:10

舗装道を横切った登り口

5/29 8:55

櫟山の広場

5/29 8:57

東側に時々見晴の良い所がありますが、霞んであまり良く見えません。

5/29 8:58

オオカメノキでしょうか。

5/29 9:15

栗ノ木洞に着きました。

5/29 9:28

カタバミのようです、あちこちにあります。

5/29 9:32

広葉樹の層に変わりました。

5/29 9:47

塔ノ岳方面

5/29 9:50

後沢乗越。大倉から登ってきます。これまでは1人だけでした。

5/29 10:03

気持ちの良い緩やかな道です。

5/31 15:03

ヤマツツジがあちこちに咲いています。

5/31 15:30

これはジシバリでしょうか。

5/29 10:35

ヤマツツジです。

5/29 10:39

檜洞丸が見えますが、霞んでいます。

5/29 11:05

鍋割山荘に着きました。今日は鍋焼うどんは食べません。

5/31 15:01

鍋割山山頂

5/29 11:14

大分、ガスが出てきました。

5/29 11:19

道も霞んできます。

5/31 15:57

ツツジの道を歩きます。

5/29 12:10

アップしました。ちゃんと雄しべが10本あります。

5/29 12:22

金冷しに着きました。

5/29 12:41

塔ノ岳山頂。前回来た時と同じく視界が悪いです。

5/29 12:45

尊仏山荘

5/29 12:46

丹沢山方面は、かなりガスってきました。

5/29 12:50

緩やかな道です。花がポツポツ見えます。

5/29 12:51

ツツジとシロヤシオが綺麗です。

5/29 12:51

シロヤシオが満開です。

5/29 12:52

アップも綺麗。

5/31 16:32

丹沢山方面は相変わらず視界不良です。

5/29 13:00

登山道の周囲は花で一杯。

5/29 13:02

東の山はまだ明るいです。

5/29 13:05

塔ノ岳を振り返ってみます。

5/29 13:20

まずい。突然雹が降ってきた。このちょっと前に雨具を着ました。

5/29 13:32

雷と共に、雨が・・・。カメラはオートモードにして、歩き撮り。

5/29 13:37

東の大山方面は、まだ明るいんですが。

5/29 13:40

あちこちでゴロゴロと・・・。　後 800m。この前に一度階段の下に避難しましたが、収まりそうもないので、急いで山荘に。

5/29 13:58

後、100m。

5/29 14:08

みやま山荘に着きました。取りあえず、小屋のおじさんにご意見を・・・。

5/29 14:09

この証拠写真は外せません。

5/31 17:08

まだゴロゴロしていますが、蛭ヶ岳へ行く事に。前にも歩いている方がいます。カメラは防水仕様なのでいいですが、レンズに雨粒が付きうまく写りません。

5/29 15:07

あっという間に晴れモード。恐怖の1時間半でした。ここで、カメラを変えます。

5/29 15:12

シロヤシオも綺麗さが戻ってきました。

5/29 15:12

ツツジとシロヤシオが並んで咲いています。

5/29 15:14

雨に濡れたシロヤシオ

5/29 15:14

水滴が付いた花も綺麗。

5/29 15:20

投稿写真で良く見る木です。（私は初めて）

5/29 15:24

宮ヶ瀬湖、相模原方面も見えてきました。

5/29 15:26

鬼ヶ岩から見た檜洞丸方面です。

5/31 17:40

鎖場から蛭ヶ岳への道。

5/31 17:41

下に降りて見上げると青空がとても綺麗。

5/29 15:36

熊木沢、右後ろは檜洞丸。

5/29 15:39

シロヤシオは青空に良く映えます。

5/29 15:41

2つ目の鎖場です。

5/29 15:54

もうすぐ蛭ヶ岳です。

5/29 16:04

最後の階段がきつかった。

5/29 16:11

J蛭ヶ岳山荘に到着。

5/29 17:03

蛭ヶ岳山頂です。

5/29 17:18

さっきまでの雷雨が嘘のよう。手前の明日通るルートから富士山まで見えます。

5/29 17:26

丹沢山から塔ノ岳まで良く見えます。

5/29 17:32

宮ヶ瀬湖と相模原方面も。

5/29 18:43

夕食を食べてから、夕日の富士山を見ます。

5/29 18:43

大室山の後ろに日が沈んでいきます。

5/29 18:59

雲海の上に富士山が。

5/29 19:04

大分暗くなってきた丹沢山から塔ノ岳の稜線です。

5/29 19:29

夜に又来て相模原の夜景を撮ってみました。

5/30 4:26

2日目の朝、宮ヶ瀬湖の上から太陽が昇ります。

5/30 4:27

日の出の空が綺麗です。

5/30 4:32

富士山も朝焼けに。

5/30 4:35

檜洞丸から遠く越前岳もうっすらと。

5/30 4:50

大分、日が昇ってきました。

5/30 4:54

富士山を背にした山頂の碑。

5/30 6:00

さて、檜洞丸に向かいます。

5/30 6:03

これから行く臼ヶ岳から檜洞丸の稜線。今日はいつまで富士山が見えるでしょう。

5/30 6:16

シロヤシオと檜洞丸

5/30 6:17

木道ですが、結構高度感があります。

5/30 6:22

道はガレています。

5/31 19:01

蛭ヶ岳から3つ目の鎖場、慎重に下りれば、大した事はありません。

5/30 6:36

まだ富士山は綺麗です。

5/30 6:42

ツツジとシロヤシオの間から見える熊木沢

5/30 6:42

朝のシロヤシオをアップ。

5/30 6:44

まだまだ2ショットが見られます。

5/30 6:54

気持ちの良い道です。

5/30 7:02

クワガタソウでしょうか。所々に見られます。

5/30 7:19

臼ヶ岳山頂で撮ってみました。

5/30 8:18

金山谷乗越。年代物の道標です。

5/30 8:20

長い梯子。苦手ですが、前回のように失敗しないように慎重に下ります。

5/31 19:26

ツツジの花びら一杯の鎖場

5/31 19:28

ジシバリでしょうか。良く見かけます。

5/30 8:40

クワガタソウ？　も。

5/30 8:47

朝の綺麗なツツジ。又撮ってしまいました。

5/30 8:52

蛭ヶ岳を振り返ります。大分遠くなってきました。

5/30 9:06

青ヶ岳山荘が見えてきました。

5/30 9:18

丹沢山から塔ノ岳の稜線。

5/30 9:22

富士山に雲がかかってきました。

5/31 19:39

檜洞丸山頂です。

5/30 9:45

後ろに丹沢主脈の稜線が見えます。

5/30 9:47

犬越路に向かいます。注意看板が。

5/30 9:50

最初はバイケイソウに囲まれた木道から。

5/30 9:55

これも高度感のある木の階段です。

5/30 10:01

富士山はかなり雲が出てきました。

5/30 10:06

シロヤシオに囲まれた道です。

5/30 10:10

今度はバイケイソウとツツジの間。

5/31 19:54

岩を巻く道

5/31 19:56

鎖場です。

5/31 20:04

痩せ尾根

5/30 10:57

これが一番長く、急な鎖場でしょうか。

5/30 11:37

犬越路に到着。

5/30 11:46

まだ昼前で、今から下りても下でバスを待つだけ。天気も持ちそうなので大室山に向かう事にしました。

5/30 11:53

振り返ると稜線の上にちょこっと蛭ヶ岳の頭が見えます。

5/30 12:10

ここのクワガタソウ？も綺麗。

5/31 20:20

登ります。

5/30 12:44

ひたすら登ります。

5/30 12:54

やっと分岐に着きました。

5/31 20:27

山頂への緩やかな道を往復します。

5/31 20:29

大室山山頂に着きました。

5/30 13:10

分岐の広場に戻って小休止。

5/30 13:18

さて加入道山に向かいます。

5/30 13:18

後ろに怪しい雲が。でも、まだ大丈夫でしょう。

5/30 13:23

ここもバイケイソウに囲まれた木道です。

5/30 13:28

大室山より、こちらの方がツツジが咲いています。

5/30 13:32

木の間から御正体山も近くに見えてきました。

5/30 13:37

少し急になってきました。

5/31 20:51

ここも檜洞丸近辺と同様、ツルキンバイが多いです。

5/30 13:44

破風口に着きました。残雪期に来た時より、高度感はありません。

5/30 13:59

前大室の山頂

5/30 14:12

加入道山山頂傍の避難小屋

5/30 14:13

中も綺麗です。

5/30 14:14

加入道山山頂に着きました。　もう登るのは限界です。さすがにここから下ります。

5/30 14:19

まずは白石峠へ。

5/30 14:20

振り返ると、前大室と右に檜洞丸が見えます。

5/30 14:30

白石峠前の広場です。

5/30 14:35

さて、下ります。大雨時危険の看板が。昨日はどんな感じだったんだろう。

5/31 21:30

鎖場もあるガレ道です。

5/30 14:52

ガレていますが、道標はしっかりしています。

5/30 15:00

渡渉を数回繰り返します。

5/30 15:10

白石の滝。残雪期は見えていましたが、今は葉で隠れて良く見えません。

5/30 15:46

長い木の橋

5/30 15:47

ようやく林道終点まで来ました。

5/30 16:02

用木沢出合

5/30 16:25

西丹沢自然教室です。着いたとたんバスが出発です。次のバスでも良かったのですが、つい乗ってしまいました。
アー疲れた。

撮影機器：

PENTAX K-30 ペンタックス

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

装備

個人装備

ヘッドランプ

予備電池

ガイド地図

1/50000

コンパス

笛

筆記具

保険証

飲料

ティッシュ

バンドエイド

タオル

携帯電話

計画書

雨具

防寒着

ストック

水筒

時計

非常食

共同装備

カメラ

感想

nino33

今年初めての小屋泊です。

前夜の予報で山沿いは落雷注意との事。出発を1時間早めましたが、予想より
早く雷雨となり、丁度、塔ノ岳から丹沢山の途中で、雹が降り、雷雨になっ
てしまいました。途中で階段下から声がかかり、一緒に避難。しかし収まりそ
うもないので、取り敢えず　みやま山荘に急ぎました。

暫く避難し、最悪みやま山荘泊も考えましたが、小屋のおじさんから通り雨だ
し、歩いている内に止むよ　と言われ、他の方も歩いているようなので、出発
しました。チームで行った時は、通り過ぎるまでは動かなかったかと思います。

結果的には、中ほどで雷雲は通り過ぎ、嘘のように穏やかになりました。鬼ヶ
岩の鎖場でも雷雨だったら、途中の避難場所に引き返したかと思います。
雷が上の方だけで鳴っているから、大丈夫という方もいらっしゃいましたが、
一度、300m以内（光ってから音が聞こえるまで1秒以内）で落雷目撃、やはり
到着が遅れても、山荘に避難しているのが正解と思われます。

塔ノ岳〜蛭ヶ岳の道は、シロヤシオやツツジが本当に綺麗でした。
おまけに蛭ヶ岳山頂から、夕日と朝日は雨の後だけに、この季節ではかなり綺
麗な方と管理人のおじさんから聞きました。
やはり晩秋から冬が1番との事。その頃に、又来てみたい所です。

小屋に泊まった方は10名。数名予約があったのに来れなかったようです。
でも、他の小屋あるいは下山してから連絡位するのが常識では？　心配します
よね。

2日目は行ける所まで行くという体力勝負。天候と体調を考えてどこまで行け
るか？　結局、加入道山までが限界。

全体的には、感動的な花の綺麗さと朝夕の景色等、雷雨時の処置を除けば、か
なり満足できる登山でした。

今回の成果

・前回失敗した下りの梯子の下り方。
・現時点での限界体力（通常の体調で）の自覚
・2日間だと、思わぬ所に豆ができた事　→　靴ひもの締め方が問題

先週購入した登山の基礎本では、山行き通算300回までは初級者との事。まだ
まだですね。

写真が多くなりすぎましたが、2日分なのでご容赦下さい。