雲ノ平ワンデリング4days

2022年08月09日(火) 〜 2022年08月12日(金)

• GPS: 29:01
• 距離: 38.7km
• 登り: 2,454m
• 下り: 2,921m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:31
• 休憩: 1:09
• 合計: 5:40

9:54 十三重之塔 慰霊碑
10:58 11:21 太郎坂
12:02 12:23 青淵三角点
12:37 12:37 積雪深計測ポール
14:06 14:30 五光岩ベンチ
14:58 14:59 太郎兵衛平
15:34 太郎平小屋

2日目

• 山行: 7:18
• 休憩: 1:12
• 合計: 8:30

7:01 太郎平小屋
8:04 8:07 第一徒渉点
8:16 8:16 第二徒渉点
8:42 8:42 第三徒渉点
9:29 9:29 カベッケが原
9:40 10:32 薬師沢小屋
12:54 12:54 アラスカ庭園
13:31 13:32 奥日本庭園
14:56 15:12 雲ノ平山荘
15:31 雲ノ平テント場

3日目

• 山行: 6:47
• 休憩: 1:26
• 合計: 8:13

7:49 雲ノ平テント場
9:11 9:27 祖父岳分岐
10:45 10:53 黒部川水源地標
11:52 12:14 三俣山荘
12:59 13:00 三俣峠
13:16 13:40 三俣蓮華岳
14:16 14:19 丸山
14:47 14:55 中道分岐
15:12 15:15 双六岳
15:46 15:46 双六岳中道分岐
15:48 15:48 双六岳巻道分岐
15:59 16:00 双六小屋
16:02 双六池

4日目

• 山行: 5:51
• 休憩: 0:49
• 合計: 6:40

5:25 双六池
6:02 6:03 くろゆりベンチ
6:20 6:20 花見平
6:33 6:35 弓折乗越
7:14 7:19 鏡平山荘
7:32 7:33 鏡池
8:08 8:11 シシウドヶ原
8:36 8:36 イタドリが原
8:53 8:54 チボ岩
9:06 9:07 秩父沢出合
9:52 9:53 小池新道入口
10:12 10:41 わさび平小屋
10:55 10:55 笠新道登山口
11:07 11:08 中崎橋
11:23 11:23 お助け風穴
11:39 11:43 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
11:50 11:50 中崎山荘 奥飛騨の湯
12:05 12:05 新穂高温泉無料駐車場
12:05 ゴール地点

天候

1日目 くもり時々晴れ間。視界はまずまず良好。
2日目 ガスのちくもり。視界まずまず。
3日目 雨のち晴れ。午後はこの4日間で最高の天気。
4日目 下山までガス&雨。

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

行き 新穂高温泉第5駐車場(無料)から濃飛タクシーで折立まで。所要時間は2時間程度、3万円弱でした。
帰り 新穂高温泉に下山。

新穂高温泉駐車場 https://www.okuhida.or.jp/archives/5001
濃飛タクシー https://www.nouhibus.co.jp/taxi/northalps/

コース状況／危険箇所等

今回のルート中では危険箇所はとくになかったですが、鏡平〜わさび平の区間で最近クマが頻繁に目撃されてるとのこと。クマ鈴や、ところどころで設置されている一斗缶を鳴らしたりして向こうにこちらの存在をアピールしました。

その他周辺情報

新穂高温泉の第5駐車場は8/8(月)深夜着でほぼ満車。

写真

8/9 9:38

折立登山口。路駐もけっこう多いよう。

8/9 9:38

併設されているキャンプ場では、クマ除け用の電気柵設置工事が行われてました。…使えるのかな？

8/9 10:15

のっけから急登で重荷がキツい！縦走初日あるある笑

8/9 10:35

ノリウツギかな。

8/9 12:13

右側の草原上に目指す太郎平小屋が！

8/9 12:32

イワショウブ。

8/9 12:38

振り返ると有峰湖。大正のころまでは集落があったようで、田部重治も明治42、43年に訪れて薬師岳登山の拠点としてました。
そういえば太郎平小屋の看板は田部重治書、みたい。

8/9 13:15

広々とした眺め。向こうには北ノ俣岳かな。

8/9 13:33

8/9 13:46

薬師。

8/9 14:10

8/9 14:33

8/9 14:34

小屋に近づいてきました。

8/9 14:37

谷と草原。ニッコウキスゲが点々と。

8/9 14:42

まだもうちょい。

8/9 14:52

チングルマかわいいー！

8/9 15:06

夏らしいみごとな入道雲。

8/9 15:26

8/9 15:30

8/9 15:31

ザックが左に傾いてるな…

8/9 15:53

太郎平小屋。今夜は小屋泊です♪

8/9 16:00

きれいな小屋。お世話になりました。

8/9 16:04

太郎平小屋グループはザ・モルツみたい。生ビールはプレモル！

8/9 19:11

8/10 7:02

おはようございます。2日目はガスのスタート。

8/10 7:06

となるとお花畑に目がいきます。チングルマとイワカガミ。

8/10 7:16

薬師沢に降りていく前に振り返るとお世話になった太郎平小屋。

8/10 7:51

沢筋までガガンと250mほど下っていきます。

8/10 8:06

ハクサンフウロ。

8/10 8:16

ハクサンボウフウ。

8/10 8:29

ゴゼンタチバナ。

8/10 9:18

向こうに見える山のうえに雲の平が。

8/10 9:52

薬師沢小屋で一休み。

8/10 10:01

吊り橋を

8/10 10:21

渡って

8/10 10:28

450mの急登に臨みます。

8/10 10:54

ゴーロは滑りやすく、なるほどハード。

8/10 10:56

ちょっと苦みが強かったかな。

8/10 11:01

ゴロゴロ♪

8/10 11:26

ルートは明瞭です。

8/10 14:20

雲ノ平の縁まで2時間半くらいかかりました…！

8/10 14:46

待望の雲ノ平山荘着！内側おしゃれ♪

8/10 15:13

のびやかな高原が広がります。左手には水晶、右手には祖父岳(じいだけ)が。

8/10 15:17

なんとなくハウルっぽい。

8/10 17:15

雲ノ平のキャンプ場は山荘から歩いて20分ほどかかります。祖父岳北西側斜面にあって、ぱっと見は広いけど適地はけっこう限られるかも。岩が露出してるところも多く整地に手間がかかりました。

8/11 7:53

3日目はライチョウのお出迎えでスタート。天気悪そう〜笑

8/11 8:25

黒部の源頭部を眺めつつ。

8/11 8:56

祖父岳西面から。雲ノ平山荘と、その向こうに太郎平の小屋も見えました。

8/11 9:07

右に赤牛、左に薬師。

8/11 9:29

黒部五郎がぽっかりと口を開けてます。すごい特徴的な山容。

8/11 10:02

三俣蓮華もはっきり見えるようになってきました。

8/11 10:13

かっちょええ。

8/11 10:17

お花畑♪

8/11 10:18

祖父岳を巻き終わると黒部源流部に降りていきます。250m降りて、150m登る。

8/11 10:49

渡渉。ロープ張ってあって渡りやすい。

8/11 10:51

ザ・夏山！

8/11 11:11

谷筋の向こうに黒部五郎。

8/11 11:11

よろしいなぁ。

8/11 11:22

トリカブト。きれいな紫だなぁ。

8/11 12:11

三俣山荘からは鷲羽が美しくそびえてました。7年前の裏銀座縦走時にはガスでまったく見えなかった…笑

8/11 12:22

8/11 12:53

8/11 12:55

三俣蓮華を目指します。

8/11 13:14

イワギキョウと笠。

8/11 13:24

おつ！

8/11 13:24

ばっちり♪

8/11 13:25

8/11 13:27

8/11 13:43

8/11 14:05

槍〜！

8/11 14:16

8/11 14:20

8/11 14:48

中道と稜線ルートの分岐点。

8/11 15:11

いやはや。

8/11 15:12

双六からの広やかな稜線。

8/11 15:15

8/11 15:46

8/11 15:52

双六のキャンプ場が見えてきました。

8/11 16:14

ここのテン場は広くて張りやすい。

8/12 5:00

最終日は朝焼けから。おはようございます。

8/12 6:45

この日は雨予報だったので、そそくさと撤収。ガスと雨のなかを黙々と下っていきます。

8/12 7:12

鏡平着。まだまだ下ります。

8/12 8:47

とにかく下っていきます笑 夏山のトップシーズンだけに登ってくる人とのすれ違いが多かった〜。

8/12 9:07

秩父沢。ここまで降りるとほぼ終わり。

8/12 9:22

ウツギ。

8/12 9:52

8/12 10:22

わさび平小屋着！トマトとかうまそう。

8/12 10:41

クマの出没が多いようでテント場は一時閉鎖されてました。

8/12 10:55

笠への登山口を過ぎて。

8/12 10:56

林道を新穂高温泉に。おつかれさまでした！

8/12 17:17

ススキの穂がもう出始めてました。秋の足音。

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

Kopokopo

2022夏山は憧れの雲ノ平へ！

今回のルートはピークを目指す縦走というよりも、山すそをゆるやかにたどりながら行く山旅というのがぴったり。広々とした草原あり、透き通った水が流れる美しい沢あり、オールスター級の山々を指呼しつつ快適に歩く稜線あり、可憐な姿を見せるお花畑あり、気のおけない人たちとの笑いの絶えないテントのひと時、とてんこ盛りの4日間でした。

それほどきつい行程ではないとはいえ、4人全員が怪我無く大きなトラブルもなく無事に終えられたのは何より。天候にも恵まれました。

旅の途中で黒部五郎や水晶、赤牛、笠など印象に残る特徴的な山容をした山を多く目にしました。またいつかこれらの峰々を訪ねてみたいものです。