白峰三山縦走(奈良田〜農鳥岳〜間ノ岳〜北岳〜広河原)
lilysaken8
その他1人 - GPS
- 33:54
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 3,151m
- 下り
- 2,449m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 10:09
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 9:34
農鳥小屋で宿泊
平日で広河原→奈良田バスが14:30しかない為、白根御池小屋で時間調整
| 天候 | 両日とも快晴 登山中は1滴も降らず 1日目夕方に農鳥小屋にて軽く雷雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
深夜12時着で仮眠 帰りは広河原からバスで奈良田まで移動 広河原には乗り合いタクシーもありました |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・奈良田の登山ポストには用紙がないので事前用意が必要 ・北岳山荘は2022シーズンは改装中の為使用できず ・大門沢ルートの沢渡りの橋はいくつか壊れ気味(渡れなくはない) ・難易度の高い鎖場などはなかった |
| その他周辺情報 | 中部横断自動車道の中富ICよりアクセス。 IC降りて富士川街道(52号線)沿いのローソン中富飯富店(24H営業)が最終コンビニ。 帰りは奈良田の｢奈良田の里温泉 女帝の湯｣を利用。駐車場がなく、通り沿いにあるお寺の奈良田温泉駐車場に停めて徒歩5分ほど 広河原のインフォメーションセンターにもシャワーはある |
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
シェラフ
|
|---|
感想
2日間で白峰三山縦走
当初は広河原から北岳山荘で1泊し奈良田まで降りるという予定だったが、北岳山荘が今シーズンは改装中とのことで計画段階から予定変更を余儀なくされる。
ブログやYouTubeで奈良田ルートを入念に下調べし、過去に実績があるなら行ける！と奮い立たせるも、やはり体力面で若干の不安を抱えつつ前日夜に都内を出発。
0時に奈良田駐車場着。平日なのでガラガラかと思いきやそれなりにいた。しばし仮眠を取る。
朝4時頃発、まだ暗いのでヘッドライト着用。登山口まではほぼ平坦な車道を歩くので寝起きの準備運動がてらにはちょうど良いかも。
登山道入ってからはピンクリボンを頼りに進むが、途中1回だけ見失い、10〜15分程山の中でウロチョロしてしまった。ちゃんと見てないと怖い。大門沢小屋までは沢沿いを登ったり下ったりのイメージ。
大門沢小屋から下降点まではひたすら登り。想定はしていたが、まあまあキツい。でもここが山場だと思ってひたすら登る。
下降点から稜線歩きになるが、平坦なわけではない。農鳥岳〜西農鳥岳〜農鳥小屋と登ったり降りたりの繰り返し。さすがに足は疲れ気味。水も西農鳥までで2L費やした。
15時までに小屋に行かないとドヤされるとのことだったので、とにかく急いでいたのかも。後からよくよく見返したら10時間歩いた割にはあまり休憩取ってなかったな。
農鳥小屋に着くとオヤジさんは爆睡中。女性の方に叩き起こされた後、快く出迎えてくれて色々説明を受ける。自慢の水場が歩いて往復30分の所にあるとのことで、疲れた脚を奮い立たせて向かう。事前に酒類が全くないと言うことも知っていたのでコンビニで買ったビール缶を持っていき、水場でキンキンに冷やして飲む。うめぇ。ちなみに水場でなければ水1L100円で販売してくれる(容器必須)。カップがあればインスタントコーヒーも無料とのこと。
食事は自炊(カップ麺+パックご飯)。山荘の食事は16時半ぐらいに準備されていた。山荘内にはコタツがあり寛げる。この日の山小屋内の宿泊は6名ぐらい。テント場もチラホラ程度。自炊組も山荘食事組も天気が良いので外で食べてた。この時にブロッケン現象を拝めたのは良き。
山荘泊者が少ないので部屋は広々使えた。時折オヤジさんが顔を出し、前日宿泊した登山者の愚痴を5〜6回言ってた。明日に備えて、というか酒もなければやる事もないし、電気も早々に消せと言われ18時ぐらいには睡眠。簡易シェラフを持っていたのだが、布団に毛布的なのが5枚ぐらいついていたので横着して使用しなかったら、結果結構寒かった。途中からコタツに移動したぐらい。
3時半頃に起きて準備。ちゃんとストレッチしていっぱい寝たからか思ったより身体にガタは来ていなかった。若干寒かったのでコーヒーをいただきたかったが、残念ながらまだ準備中、煽る勇気もなく断念。4時半出発。山荘の朝食もちょうどその頃提供されていた。
2日目も快晴。富士山が望めた。少し暗い中間ノ岳へ向けて出発。
間ノ岳向かう途中でご来光。頂上着に合わせれば良かったとも思った。間ノ岳〜北岳の稜線は基本ガレ場と若干の岩場。黄色ペンキマークを目印に進む。頂上まで登り、山荘まで下りの繰り返し。稜線は西側が多く太陽が昇って来てもしばらくは日陰なので助かる。天気が本当に良かったので、岩場・ガレ場でも滑ることをあまり心配せず進めたのが一番良かったかも。順調にNo.3間ノ岳、No.2北岳を踏破。
北岳からは基本下り。前日より人とすれ違うことが多かった気がする。やはり広河原ルートの方がメジャーなんだろう。もしくは農鳥まで行く人が少ないのかな。こちらもそれなりの急坂に見えたので広河原ルートからでも結構大変だと思う。白根御池小屋から肩ノ小屋なんかは森林帯ではないので太陽が出てるとモロに暑いだろうし。
白根御池小屋到着時点で11時20分。ここから広河原まで1時間半程度。バスは14時30分。なので1時間程しばらくゆっくりすることにした。
白根御池小屋からは森林帯。階段などがありかなり整備されているイメージ。ダラダラ降りて目標もあまりないからか思ったより長く感じた。時間通りに到着。
広河原周辺に何もなさそうだと思ったが、降りてみてインフォメーションセンターにビールやシャワーののぼりが出てるのを見て後悔する。
バスに乗って奈良田まで45分。渓流釣りのお客さんも途中途中で結構乗ってきて席はいっぱいになった。
今回1日10時間〜8時間も歩くのはあまり良くないと理解しつつも、宿泊地での滞在時間が長いのが勿体ないと思い、2日で組んでみた。結果的に一滴も雨に降られないという最高のコンディションだったこともあり、ほぼ想定通りのタイムコースで進めた。雨が降ったり強行日程による体調不良や怪我があったりすればそううまくはいかなかったかもしれない。お天道様に感謝です。
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