STS2 - 北アルプスの縦走 (梅雨明けはまだ?)
- GPS
- 104:00
- 距離
- 42.9km
- 登り
- 5,271m
- 下り
- 4,760m
コースタイム
2日目 (7月13日) 5:20朝日小屋ー6:15朝日岳ー9:30雪倉岳ー9:45雪倉避難小屋ー14:10白馬岳ー14:25白馬岳小屋
3日目 (7月14日) 6:40白馬岳小屋ー7:50杓子岳ー8:50白馬槍ヶ岳ー9:30天狗小屋ー11:00天狗小屋(発)ー15:55唐松岳ー16:05唐松岳小屋
4日目 (7月15日) 5:10唐松岳小屋ー8:00五竜岳小屋ー8:45五竜岳小屋(発)ー10:05五竜岳ー10:45五竜岳(発)ー15:50キレット小屋
5日目 (7月16日) 5:50キレット小屋ー8:25鹿島槍ヶ岳北峰分岐ー9:40鹿島槍ヶ岳ー11:30冷池山荘ー12:40冷池山荘(発)ー18:00大谷原
天候 | 7月12日 曇りのち晴れ 7月13日 曇りのち雨 ー 強風 7月14日 雨後曇り ー 強風 7月15日 晴れ 7月16日 曇り時々雨 − 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
そこから予約してたタクシーで一時間ぐらい北又小屋まで(小川温泉から道路がmy-CAR規制なので、免許証を持ているタクシーが必要) |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝日岳の方は残雪、長い雪渓あり所々急な斜面で滑落禁止。軽アイゼンはおすすめ。 白馬岳から南、縦走の尾根コースなので、雪なし で特に問題なかった。 ただし、不帰とキレットにはクライミングに近いなので確実の足が必要で落石に注意。 |
写真
感想
去年のSTS1の続き、日本海から太平洋までの長い旅ちょっとだけ続いて歩きました。
去年台風の影響で朝日岳で予定より早く終わらせて、蓮華温泉で下山しました。
今年、同じメンバーで、日付を決めて、北又小屋から朝日岳行く事にしました。今度長い四日間の縦走の予定なので、仕事二日間を休みにして木曜日から日曜日までの計画けど、また台風来てたので、日日を調整して金曜日の夜バスに乗った。
大黒岳の近く、静かな場所
鹿島槍ヶ岳から下山中の強風
日本海から太平洋まで行こう (Sea To Summit)という企画のもと、去年の9月↓から始まった、第二弾です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-385956.html
約3か月前から日程を決め、待ちに待った山行でした。
12日土曜日 北又小屋―朝日小屋
きれいな照葉樹林ののどかな山道。地図時間が6.5時間だと、午前中に朝日小屋に着きそう。調子もいいし、白馬まで今日は行けると思いながら歩いていた矢先、Sさんは雪渓で転倒。Sさんの荷物はなんか重そうだし、前回のSTSでは大きな洗顔セットが荷物に入っていたみたいだし、大丈夫かなあ。。これから始まる長い山行に不安がよぎりつつも、朝日小屋に到着。景色がとてもきれいで、Sさんはタバコと昼寝、bi75さんは小屋にあったギター、私は自然観察本でそれぞれ長い午後の時間を過ごす。この日は夏登山のシーズン準備として、地元のパトロールの方々がマーキングやカッティングをしながら朝日小屋に到着、小屋の方も皆で夕食を頂く。台風も去って、空もきれいだし、いいスタート!
真夜中にbi75さんがフランス語で叫んだので起きてしまった。勘弁してくれ。
13日日曜日 朝日小屋ー白馬山荘
Sさんの調子を心配しながら出発し、前回の下山ポイント朝日岳で記念撮影。やっとここからがSTS2の始まり。bi75さんと私は2週間前に甲斐駒で体を慣らしていたので、超快速で雪倉岳まで到達。この時には風が強く、Sさんを山頂で待つことができなかったので、避難小屋まで行って休憩。今日は天狗平まで行きたいところだったけど、風が本当に強くて、思ったように進めない。風雨は慣れてるので平気だけど、核心の白馬が近いのに景色が全然見えない。こんなはずじゃなかった。白馬山荘で作戦休憩。結局この日はここまで。ビール飲んで、ご飯食べて、今後の予定考えて寝る。皆いびきがうるさい。私はあんまり寝られなかったよ。
14日月曜日 白馬山荘ー唐松山荘
今日は回復だって言っていたのに、今日も天気が悪い。下山しようか、相談しながらもSさんが雪渓トラウマなので、唐松岳(八方尾根)まで行くことに。唐松岳は前回雪山トライしたけれど天気が悪く敗退した思い出のある場所(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-412802.html)。
無くしたテントのペグやガスボンベが見つかるかなあ。大変だったけど、折角だから杓子岳も寄って、鑓も寄って白馬三山制覇。不帰の嶮は思っていた以上にワイルドなルートだった。ボルダリングやってて良かった。私はロープクライミングは苦手だけど、こういうのは結構楽しい。Sさんは高所恐怖症だったみたいで、大変そうだった。Sさんも今度ボルダリング行ったほうがいいんじゃないかな。でも怪我しながらも頑張ってる。唐松山荘まで到着し、その日のうちに下山するオプションもあったけれど、火曜日こそは晴れるということで、五竜まで行くことに。唐松山荘で宿泊。私は食欲がなくなり、夜も寝られなかった。
15日火曜日 唐松山荘ーキレット小屋
夜も寝られなかった、朝ごはんも食べられなかった。常念岳の時も登りが大変で気分が悪かったことがあった。私は高度が苦手なようだ。朝早く起きて、天気もいいし、お願いしていた朝ごはんも食べずに出発することに。冬に唐松に行ったとき、本当は八方尾根から唐松に行って遠見尾根経由で帰る計画だったけれど、結構鎖の多いところだった。天気と景色が良くて気持ちがよかった。五竜山荘で休憩しているときにbi75さんが当初の予定通りキレット、鹿島槍も行きたいと言い始めた。Sさんは水曜日は会社に行かなきゃ、とか言ってる。私は水曜日まで休みを取っていて、家でのんびりする予定だったけど、bi75さんの提案に心が動いてしまった。北アルプスの山の上で上司にメールをするbi75 - 天気が良いのでもう1日休みます - てなわけでSさんは五竜岳から遠見尾根経由で下山。bi75と私(いつものメンバー)は先に進むことに。高度酔いしている私は牛歩。キレット小屋は比較的早く着いたけれど、この時点で私は1階2階の行き来に難儀するほど弱っていました。ご飯も殆ど食べられないまま、就寝。
16日水曜日 キレット小屋ー大谷原
朝トイレで倒れて死にそうになった。早く下界に降りたい。バックパックごとbi75さんに持ってもらって下山。すごい大変だった。もうSTS3はないよ。下山中におでこを二か所アブに噛まれた。スゲー腫れてる。
17日木曜日 東京
足が象みたい。こんなこと今までなかった。おでこには青春時代のニキビみたいなアブに噛まれた後。顔も黒い。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する