初のソロテント♪富山駅→折立→雲ノ平→高瀬ダム→七倉温泉→信濃大町駅

2014年07月18日(金) 〜 2014年07月21日(月)

• GPS: 75:30
• 距離: 39.1km
• 登り: 2,710m
• 下り: 2,997m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:44
• 合計: 4:40

7:30 折立
8:20 8:30 太郎坂(アラレちゃん)
9:30 9:34 青淵
10:50 11:00 五光岩ベンチ
11:30 11:50 太郎平小屋
12:10 薬師峠

2日目

• 山行: 6:04
• 休憩: 2:11
• 合計: 8:15

5:30 薬師峠
5:45 5:56 太郎平小屋
7:50 8:00 薬師沢小屋
10:45 11:00 アラスカ庭園
11:40 11:45 奥日本庭園
12:00 13:30 雲ノ平山荘
13:45 雲ノ平テント場

3日目

• 山行: 6:35
• 休憩: 1:25
• 合計: 8:00

4:50 雲ノ平テント場
5:00 スイス庭園
5:40 祖父岳分岐
6:20 6:40 祖父岳
7:20 7:40 岩苔乗越
7:45 7:50 ワリモ北分岐
8:30 8:50 水晶小屋
9:25 9:35 東沢乗越
11:15 11:25 真砂岳分岐
12:00 真砂岳
12:40 野口五郎岳
12:50 野口五郎小屋

4日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 1:50
• 合計: 9:30

3:30 野口五郎小屋
5:50 6:10 烏帽子小屋
8:30 高瀬ダム 天場
8:30 高瀬ダム濁沢登山口
8:30 七倉登山口
11:00 12:30 七倉山荘
13:00 信濃大町駅

天候

18日：小雨・曇り
19日：小雨・ちょっと晴れ・スコール
20日：曇り・晴れ
21日：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
17日（木）仕事終わりにダッシュで最終の電車に乗って富山駅（23：26到着）前泊
（在来線、新幹線、特急。予約なしでも座れました）
18日（金）富山駅5:00発の折立行バスに乗る
（富山駅前のビジネスホテル+バスのお得なチケット8,600円でした）

【復路】
21日（月）高瀬ダムから七倉温泉は徒歩、七倉温泉から信濃大町駅はタクシー
（3,300円でしたが、七倉温泉にいたご夫婦と相乗りさせていただくことができ1,000円のお支払♪）
信濃大町駅からはバス（予約制）で新宿まで（4,110円）

コース状況／危険箇所等

・折立〜太郎平：雨でぬかるみやすい個所はあるけど良好
・薬師峠キャンプ場：水場のホースから水が出てなくて困った（後程小屋の方が直してくださっていた。私はホースを辿ってって水源地より直接水ゲット）
・太郎平〜薬師沢小屋：やや急なくだりはあるものの迷うことなく良好。木道注意、めっちゃすべる
・薬師沢小屋〜雲の平：今回最も苦しかった急登箇所。危険・迷い個所無し。
・雲の平〜祖父岳：雪渓がばっちり残っていて恐怖でした。雪いに赤色スプレーでマークがあり良好
・祖父岳〜水晶小屋：急なくだり有、ちょっとした岩ぽいところあり。危険・迷い個所無し。
・水晶小屋〜野口五郎小屋：ちょっとした岩場がある。特に東沢乗越から真砂岳分岐の間に一か所、不安なポイントがあったけどゆっくり確実に前進してクリアしました。。。
・野口五郎小屋〜烏帽子小屋：天国のルート。北鎌尾根からの槍ヶ岳、読売新道、大パノラマです。危険・迷い箇所無し。
・烏帽子小屋〜高瀬ダム：急なくだり。危険・迷い個所無し。
・高瀬ダム〜七倉温泉：アスファルトの車道。長いトンネルあり。1時間くらいだけど非常に辛い（タクシー乗れば良かった！）

その他周辺情報

七倉温泉「七倉山荘」を利用しました。大人650円！
http://www.webmarunaka.com/nanakura/spa.html
お風呂は内湯と露店があり、どちもこじんまりとしてるけどとてもいい雰囲気。
受け付け等対応してくれたお兄さんが山に詳しくて安心感があります。

写真

7/18 7:30

【1日目】折立登山口から出発！今日は薬師峠キャンプ場で幕営予定〜

7/18 8:26

茹でたイカのような質感の花

7/18 11:34

太郎平小屋が見えた！！荷物が重くて…もはやふらふら。

7/18 14:19

薬師峠キャンプ場。天気予報もいまいちだからかガラガラ！
立派な水場があったけどホースから水が出てこない。ホースをたどって取水口の沢まで行って汲んできちゃった。。（後程小屋の方が直してくださったみたいで翌朝には復活してました）

7/19 5:45

【2日目】さて、雲の平に向けて出発！空はどんより。ときどき小雨。

7/19 5:59

太郎平小屋を超えて少しのところ。雪渓が立派に残っていた

7/19 6:08

沢に向かってくだるくだる

7/19 6:12

鋭利な石ころがごろごろの道をくだる

7/19 7:54

薬師沢小屋前に到着。沢を見上げる。この奥に赤木沢があるのね♪

7/19 8:05

さて、雲ノ平へ。

7/19 8:05

先行者の男性。とても健脚、速い。。。

7/19 10:55

やっとのやっとでアラスカ庭園に到着！ときどき晴れ間も。

7/19 11:18

庭園〜

7/19 11:47

つるつるの木道を慎重に歩く。でもときどきすごい勢いで滑ってしりもち。

7/19 11:51

7/19 11:54

あ、雲ノ平山荘！ってところで土砂降り…

7/19 12:28

すてきな雲ノ平山荘。珈琲をいただきつつ雨が落ち着くのを待ちます

7/19 13:22

きれい

7/19 13:25

美しい…。ステキな梁

7/19 13:30

雲ノ平山荘、すてき。建設に要した月日、かかわった匠の方々とプランから完成までのドラマ、、、を想像して胸が熱くなる。

7/19 13:30

7/19 15:07

日本最後の秘境のテンバ。

7/19 18:32

明日のぼる祖父岳。テント数は薬師峠キャンプ場より多かった。
三俣方面から来られた方が大半なイメージ。

7/19 18:48

【3日目】さて、今日はロングルート。烏帽子小屋までの予定で出発。
空間が大きく感じられた景色。

7/20 4:56

幻想的な空。雨が上がってよかった。

7/20 5:49

雪渓登場！びっくりして思わず引き返してしまったものの後ろから来たベテランさんに「行かなきゃしょうがないでしょ」と言われ納得しつつさらに同行させてもらう。ありがたい…

7/20 6:21

祖父岳到着！ガスガスでもやっと！

7/20 6:33

7/20 6:36

あ、ちらっと槍ヶ岳！

7/20 7:14

また雪渓。もう、引き返さない 笑

7/20 7:18

岩苔乗越。水場があるはず、と表記に従い下って行くも、取水口は深い雪の中。。。お水、多めに持ってきておいて良かった

7/20 7:53

はあはあ言いながら到着。。
このあたりでソロのお姉さんと出会う。彼女も明日、烏帽子から高瀬ダム・七倉に向かうとのこと。高瀬ダムから七倉までのタクシー便乗案を出すも、「え、タクシー乗らないでしょ！？」と驚かれてしまい撃沈、、、。そーか乗らないものなのか〜

7/20 8:05

7/20 8:32

やっと水晶小屋

7/20 8:54

水晶小屋を出発し、次の目印は真砂岳かな。
道を整備してくださっている方発見。いつもありがとうございます！

7/20 9:29

東沢乗越到着。ここで3人汲みの男性と雑談。「この先、岩場があるよ、大きな穴があってスポって落ちちゃうと危ないよ！」とアドバイスを受ける。

7/20 9:58

真砂岳手前のピーク。もう、登りたくない、、、と体が言う

7/20 11:05

ときどきお花畑に癒されつつ

7/20 11:21

ようやく「真砂岳分岐」
例の「岩場の大きな穴」、確かにありました。慎重に通過したけどザックが重くて不安やった。。

7/20 11:41

あぁ、もう、楽になりたい。。。
休憩回数も多くなり、ペースも落ちる

7/20 12:07

それでもまだまだ続く、登山道

7/20 12:47

やっとのことで五郎小屋まで到着。もう、今日はここで泊ってしまおう！ついでにテントも乾かしてしまおう！そしてすっきりして明日早出しよう！とプラン変更。

7/20 18:26

到着。13：00くらい。私以外に男性3人組が1組いるよう。
その後男女5名、男女2名、が到着した模様。人数が少なかったので、1部屋独占♪なんと（期待していなかった）お布団が羽毛！！ふわふわであったかでした。

7/21 4:11

【4日目】3:30、野口五郎小屋を発ちます。

7/21 4:13

誰もいない裏銀座の稜線でみた、夜明け。静寂の中どんどん胸にこみ上げるものが。

7/21 4:34

北鎌尾根と槍ヶ岳。去年の夏、あそこで台風を耐風したんやった

7/21 5:05

朝日とこまくささん

7/21 5:07

7/21 5:48

烏帽子小屋到着。5:50分頃。

7/21 6:02

ヘリが荷物を届けにきました。

7/21 6:04

青いお花

7/21 6:47

がんがん下ってタヌキ岩。どこがタヌキだったんだろう。
しかし急な坂。っこんな急坂を上ってこられる方が4組ほどいました。あー大変そう（ひとごと）

7/21 6:54

7/21 8:35

りっぱな階段が出てきたらあとちょっと！

7/21 8:42

出た〜　高瀬ダム。なーんも無くて、暑くて、地面が真っ白で、ちょっとクラっと。

7/21 8:42

ふりかえって登山口。どこに登山口！？ってほどひっそりと。

7/21 8:44

高瀬ダムのダム湖

7/21 9:34

高瀬ダムから七倉は、まずはこういうくねくねルートを歩きます。辛かった！！！

7/21 10:25

「至槍ヶ岳」って、こっから槍ヶ岳目指す人いるの！？そんなにメジャーなの！？びっくり。

7/21 12:22

4日ぶりのお風呂で夢心地。久しぶりに食べたごはんは「ビーフシチュー」

7/21 14:28

信濃大町駅の売店でアイス購入。りんごアイス。添加物が入ってなくて自然のお味でおいしかった。

7/21 14:31

新宿駅行のバスはターミナルのこういう位置のところから出ています

撮影機器：

TG-630 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

備考

・すももを3つ持参。毎晩1つずつ栄養補給目的で接種。重さはあるけど、、、おいしかった！！
・途中で休憩が一緒になった方に分けてもらったチーズ入りリッツがめっちゃおいしかった。

感想

enomiho

天気予報がいまいちな中、エスケープルートもプランしつつ決行を決定。
おかげさまで、渋滞も混雑もなく、快適に過ごせました！
（毎夜雨で、テントがじっとり重くなってしまったのが大変だったけど）

印象的だったのは雲ノ平キャンプ場で宿泊していた人たち。
すごい人たちばかり。

ソロで沢装備の人（雲ノ平を拠点に沢登を楽しむらしい）、翌朝は槍ヶ岳→笠ヶ岳→新穂におりる、という方。高天原を経由して読売新道経由で扇沢に降りる予定の方、、、
信じられないロングルートをプランされている方ばかり。

※読売新道は、雪崩跡の整備ができていないためやめておいた方がいいとの情報が入ったため、その方は槍ヶ岳→上高地に切り替えられていました。
（それにしても、、、）

今年は各所、雪の残り方がひどいようですね。
アイゼンを必要とする箇所はありませんでしたが、そこそこの斜度を100mくらい（心理的に？）登るところとか、恐怖で心まで冷え切ってしまいそうでした。。。

実は嬉しかったのは、女性のソロのテン泊、しかも3泊4日、とうことで
いろんな方が「すごいねぇ」「うらやましいわぁ」など、声を掛けていただけたこと。
（ザックの重さと戦って必死すぎたから、ぜんぜんすごくない、、、って思ってたので内心かなり恥ずかしかったのですが。
お褒めいただいた言葉は貪欲に吸収させていただきました♪）

「いつかはソロテン泊で縦走を、、、」
山を始めて3年、やっと実現できました！晴れやかな気持ち！

コメント

daisukemaz

おひとりで素晴らしいですね！
詳細な説明、まるで同行した気持ちになります！