赤岳〜硫黄縦走
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- GPS
- 16:31
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,538m
- 下り
- 1,524m
コースタイム
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 11:06
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
大先輩から誘われて初冬の八ヶ岳縦走。
天気と睨めっこしたお陰でバツグンの天気のタイミングで計画を遂行できて良かった。
ただ、予想外だったのは雪。
予想以上に積もっており、大げさかと思ったフルアイゼンをフル活用するはめになるとは思わなかった。
そして、赤岳山頂付近でステップを刻んでいると、どこからか頼りない声が聞こえた。
単独行のにーちゃんも予想外の雪に苦しんでいるようだった。おまけに冬山装備を持っていないと言う…。
帰れと言ったが帰れないと言う。。。
はぁ…ため息を吐きながらこちらのパーティーにピックアップ。予想外の雪にナーバスになっているのにまた余計なと思ってはいけないんだろうけど正直思ってしまった。
赤岳山頂には想定タイムより遅れて到着。
ゲストを含めて安全下山するならここが折り返し地点だろうが、先輩は縦走を止める気はないようだった…。
展望山荘まで下り昼食をとりながら、にーちゃんに予備の装備を貸し与え身なりを整えてもらう。
ここから先は励ましあい、後ろ向きなことは言わず進んだ。進むしかないから励ますしかなかった。
内心はイライラした時もあったが、考えても状況は変わらないので無心で歩いた。心の内を察するように天気は良くほぼ無風で凄く見晴らしが良かった。
夕方になって風が手始めたが、難所を越えた地点だったのでさほど気にならなかったが、にーちゃんは寒そうだった。手をさすって温めながら「必ず五体満足で帰るぞ」と気合を入れる。
硫黄岳で家族と小屋に今回の件を連絡して、追加の宿泊を快く受け入れてもらった。もっと早く連絡すればよかったんだろうが余裕がなかったんだろう。
硫黄岳からの下りは暗くなってしまったが、無事に怪我なく下山できたので悔いは無い。
が、、、ゆっくり写真撮りたかったなぁ〜。
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