初めての西穂-奥穂

2014年09月13日(土) 〜 2014年09月14日(日)

• GPS: 31:15
• 距離: 25.5km
• 登り: 2,987m
• 下り: 2,981m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:37
• 休憩: 0:23
• 合計: 2:00

距離 6.1km 登り 1,184m 下り 55m

13:21 スタート地点
13:39 14:00 しらかば平駅
14:19 西穂高口
14:43 14:45 旧ボッカ道分岐
15:21 西穂山荘

2日目

• 山行: 12:00
• 休憩: 4:17
• 合計: 16:17

距離 19.4km 登り 1,810m 下り 2,928m

4:20 西穂山荘
4:32 4:33 西穂丸山
5:16 5:26 西穂独標
5:38 5:49 ピラミッドピーク
6:21 6:29 西穂高岳
7:52 8:19 間ノ岳
8:52 9:19 天狗岩
9:30 9:58 天狗のコル
10:57 12:12 ジャンダルム
12:59 13:14 穂高岳
14:35 15:04 穂高岳山荘
17:00 17:13 白出大滝
17:21 17:28 重太郎橋
18:12 18:17 白出小屋
18:53 18:54 穂高平小屋
19:25 小鍋谷ゲート
19:41 新穂高温泉駅
19:58 中崎山荘 奥飛騨の湯
20:37 ゴール地点

天候

初日：曇り　2日目：晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

西穂山荘まで：普通の登山道、危険個所は特になし

西穂山荘〜西穂高岳：道が細いです。

西穂高岳~天狗のコル:浮石が非常に多かったです、落石注意

天狗のコル〜ジャンダルム：高度感がある場所が多いですが、比較的足元は安定している感じでした。

ジャンダルム：登りで落石に二度遭遇しました。そのどちらも上にいる他の登山者の方がコースを無視して無理に登ろうとしたために起こしたものです。ルートファインディングは正確におこなったほうがいいと思います。

ジャンダルム〜奥穂高：高度感も浮石もあり、注
意力が必要だとおもいます。

奥穂高〜奥穂高山荘：下山者で渋滞していました。1時間半くらい待たされました。
　
奥穂高〜白出大滝：ガレバです。浮石おおく、ルートファインディングが難しいコースでした。コースを外れるとすぐ落石するので、ここでも正しいコース取りが重要だと思います。

白出大滝~重太郎橋：ロープ鎖が非常に多かった印象ですが、高度感はそこまででした。黒部峡谷の下の廊下を思い出しました。

重太郎橋~白出沢出合い：樹林帯を歩きます、斜度はあまりありませんでした。

白出出会い~新穂高：林道歩きです。暗かったので遠回りしてしまいました。

新穂高〜鍋平高原：20分ほど登り返します。

　

写真

9/13 13:56

初日はロープーウェイで

9/13 14:13

くまさんがいました。

9/13 14:16

9/13 14:29

歩き出します

9/13 14:57

笠ヶ岳は見えず

9/13 15:17

9/13 15:30

西穂山荘到着・・・

9/13 15:31

1つの布団に3人とか・・・・食堂が解放されたのである程度書いてきにねれました。

9/13 17:08

テント場はいっぱいでした。

9/13 17:29

ビール代 500円 350ml

9/13 17:53

お水の値段です。宿泊者は無料

9/13 18:38

9/14 4:07

朝です。出発します。

9/14 4:41

だんだんと夜明けに

9/14 4:43

9/14 5:10

朝のこの感じ好きです。

9/14 5:17

9/14 5:28

あっという間に独標へ

9/14 5:28

富士山が見えます。

9/14 5:29

9/14 5:34

西穂へ続く道

9/14 5:41

9/14 5:45

山の影が見えます。

9/14 5:53

朝日が・・・・・日の出には間に合いませんでしたが。

9/14 5:54

ピラミッドピークです

9/14 5:56

西穂まではこんなとこ歩くんですね〜

9/14 5:57

9/14 5:57

9/14 6:33

西穂への最後の登り、

9/14 6:35

9/14 6:37

西穂到着です。ここからが正念場

9/14 6:39

9/14 6:45

左が落ちてますヒェ

9/14 6:56

9/14 6:56

9/14 7:12

ここを下ります。

9/14 7:35

9/14 7:52

9/14 8:06

こんなところをのぼってきました。

9/14 8:12

上高地が見えます。

9/14 8:12

間ノ岳、通過します。

9/14 8:32

もう、人が歩く道じゃないよ・・・

9/14 8:41

逆層スラブです。

9/14 8:45

下から・・・ここはちょっと怖かった

9/14 9:08

天狗だけ、大体中間地点です。

9/14 9:31

9/14 10:17

ここ、道？

9/14 11:06

ジャンダルムが迫ります。ここはほんと怖かった。主にほかの登山者の落石が。

9/14 11:23

何とか登頂

9/14 11:23

ゴールの穂高岳山荘が見えます。

9/14 11:24

ガスで展望は・・・・

9/14 12:07

9/14 12:45

9/14 12:49

最後の難関、馬の背。高度感がありますね。

9/14 12:54

下からだとこんな感じ

9/14 13:13

何とか難所を突破して後ろを振り返ります。

9/14 13:13

無事に奥穂高に到着。ほんと怖かった。

9/14 13:41

唐沢ヒュッテかな？

9/14 14:12

渋滞に巻き込まれる。

9/14 14:45

少しガスが晴れました。

9/14 15:12

穂高岳山荘からはここを下ります。

9/14 15:59

ここも浮石だらけ、目印を見失わないように。コースを外れるとすぐ落石して危険です。

9/14 17:22

白出大滝です。

9/14 17:35

振り返れば奥穂高岳

9/14 18:22

何とか林道まで戻ってきました。

9/14 19:53

新穂高の登山指導センターに到着、車が鍋平高原だったので、そこまで20分程度の登りでした。

撮影機器：

COOLPIX AW100 NIKON

装備

個人装備

ザック(1) コンパス(1) 地図(1) 雨具(1) 携帯予備バッテリー(1) クッキングストーブ(1) カートリッジ(1) 食料 ライター クッキングペーパー(１０枚ほど) ヘルメット スリング(２) カラビナ(２) 手袋 歯ブラシ 水(1.8L) ファーストエイドセット ダウンジャケット(１) ヒートテック(１) 綿中間着(１) 行動用ジャケット(１)

感想

えびちゃん

初めて西穂から奥穂まであるきてきました。
端的に感想を言うと、一人ではいけないルートですね。
高度感あり、浮石あり、技術と装備、共に必要なルートです。

天候に恵まれたので、天狗のコルまでは素晴らしい景色を堪能することができました。


印象的だったのはやはりジャンダルムです。
登りと下りで2回落石に遭遇しました。
特に下りで上からバスケットボール大の岩が自分の方に落ちて来たときは死んだかと思いました。
どうにか左側を落ちて行ったので、当たらずに済んだのですが・・・・
その落石は二回とも上にいる登山者がルートを無視（または気づいていなかったのか）した結果起こったものでした。
ルートファインディングができない人は行ってはいけない場所だと思います。人殺しになります。

西穂高から奥穂高まで落石を起こさないように約8時間集中力を持続する能力も必要です。
西穂高から天狗のコルまでは特に事故が多いです。馬の背やジャンダルムより多いそうです。これは浮石が多いためその落石による事故が原因のようです。

とにかく、怖いルートでした。やはり初めてで一人ではいけないルートですね。
今回はパーティーのメンバーと天候に恵まれたお蔭で無事に帰ってこれたと思います。
次行くなら装備と岩稜歩きの技術（というか立ち回りかな？）をもう一度整えてから行ってみたいと思います。

2日目は16時間歩いた割には膝の痛みは出ませんでした。（若干右ひざが痛かったかも、しかし別の個所。

ちなみに、持って行った新品の手袋が破れました。
安くてグリップ力のある手袋。ホームセンターで売ってるような物のほうがいいかもしれませんね。