サミットゥシー［白馬岳から栂海新道経て親不知］

2014年10月11日(土) 〜 2014年10月13日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 43.5km
• 登り: 3,500m
• 下り: 4,729m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:13
• 休憩: 1:42
• 合計: 10:55

4:30 猿倉登山口駐車場
4:30 4:40 猿倉荘
5:20 5:35 白馬尻小屋
8:45 9:10 白馬頂上宿舎
9:45 9:52 白馬岳
10:12 10:20 三国境
11:20 11:30 雪倉岳避難小屋
12:07 12:24 雪倉岳
13:40 13:50 小桜ヶ原
15:25 朝日小屋

2日目

• 山行: 8:07
• 休憩: 1:51
• 合計: 9:58

4:22 スタート地点
5:13 5:23 朝日岳
5:45 6:00 吹上のコル
7:56 8:05 黒岩山
8:56 9:15 サワガニ山
10:00 10:10 あるピーク
10:20 10:20 犬ヶ岳
10:25 10:52 栂海山荘
12:00 12:11 黄蓮の水場
13:09 13:19 下駒ヶ岳
14:20 白鳥山避難小屋

3日目

• 山行: 3:34
• 休憩: 0:18
• 合計: 3:52

5:05 白鳥山避難小屋
6:00 6:08 シキワリの水場
6:35 6:45 坂田峠
7:13 7:13 尻高山
8:50 8:50 親不知 栂海新道登山口
8:50 8:50 親不知観光ホテル
8:57 ゴール地点

天候

10/11快晴、10/12快晴、10/13曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー 自家用車

10/11の0:00過ぎに猿倉登山者駐車場着。その時点では20台ほど。
10/13親不知→糸魚川→白馬→猿倉と電車・タクシーでクルマ回収

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特になし。
栂海新道はよく刈払いされ、過保護とも言えるほどトラロープあり、整備されていた。

その他周辺情報

下山後は親不知観光ホテルで入浴。駅送迎とのセットで1500円。
食事は糸魚川の「そば処　金七」で刺身とそば。

写真

10/11 5:22

白馬尻。ようこそ、おぅ

10/11 5:33

夜が白む

10/11 5:43

月夜に白馬

10/11 5:55

天気いいぞお

10/11 5:59

白いのは雪ではない。右岸の秋道はザレ・ガレ

10/11 5:59

まだまだ危ない

10/11 6:05

陽が昇ってきた

10/11 6:20

ようやく雪渓が現る

10/11 6:21

この赤布からベンガラに従い雪渓に入る。朝早くなのでカチカチ。簡易アイゼンつける

10/11 6:27

左岸

10/11 6:30

斜めに出た後まっすぐ登る。15分くらいであっけなく終了

10/11 6:30

高妻山かな

10/11 6:35

10/11 6:57

左岸に渡る

10/11 6:58

ここの紅葉は過ぎたな

10/11 6:58

雪渓を見下ろす

10/11 7:06

花が少し残っている

10/11 7:09

天狗菱。いつ来てもかっこいい

10/11 7:12

ずっと雲海が

10/11 7:43

10/11 8:02

避難小屋

10/11 8:09

頂上宿舎が見えた。見えてから着かないのが必定

10/11 8:10

10/11 8:22

大好きなタカネナデシコがこんなのしかない。悲しい

10/11 8:33

杓子岳、鑓ヶ岳

10/11 8:33

階段に来たら近い。ここらへんで水あったはずだが給水忘れた

10/11 8:40

もうすぐ

10/11 8:49

頂上宿舎に到着。4時間かかった、予定通り

10/11 9:18

白馬を見上げる

10/11 9:18

百高山の旭岳。今回は残念だが行けない

10/11 9:18

毛勝山

10/11 9:19

劔だぁ

10/11 9:19

白馬鑓

10/11 9:32

白馬山荘通過

10/11 9:32

劔岳の全貌

10/11 9:33

旭岳。登りたいけど登ってない山は気にかかるな

10/11 9:33

白馬

10/11 9:42

雪ないな。7日に10cm積もったと聞いたが

10/11 9:50

白馬頂上。下りかけていた男女に撮ってもらった。すみません

10/11 9:51

旭岳

10/11 9:52

雪倉、朝日方向。朝日小屋が光ってる

10/11 9:53

小蓮華山

10/11 9:53

三国境への下りは結構固い雪が残っていた

10/11 9:56

ここは平坦だから安全

10/11 9:56

猿倉方向

10/11 10:06

小蓮華山

10/11 10:06

ふり返って白馬

10/11 10:15

三国境

10/11 10:25

三国境から雪倉へは心地いい稜線だ

10/11 10:32

鉢ヶ岳は右をトラバース。奥に雪倉避難小屋

10/11 10:38

マツムシソウ。貴重だ

10/11 10:38

旭岳から清水岳。祖母谷温泉にも行ってみたいな

10/11 10:46

雪倉も結構登るな。6時間経ってスタミナに不安が出てきた頃

10/11 11:10

この辺りは紅葉が過ぎた。赤いとこ探して

10/11 11:17

雪倉

10/11 11:33

雪倉避難小屋。入口におじさんが腰かけていたので中は見えず

10/11 12:09

雪倉頂上

10/11 12:20

ふり返って白馬・旭

10/11 12:20

旭アップ

10/11 12:20

白馬アップ

10/11 12:26

朝日岳。水平道が見える

10/11 12:43

ハート型の池塘だ。雪倉池?

10/11 12:44

マツムシソウがも少し残っていた

10/11 12:51

雪倉岳の下り途中の右サイド

10/11 13:04

10/11 13:05

10/11 13:47

10/11 13:54

小桜ヶ原

10/11 14:03

朝日岳

10/11 14:10

10/11 14:13

旭岳

10/11 14:13

雪倉岳

10/11 14:18

池塘

10/11 14:22

景色は最高だが、ゆっくりしてられない

10/11 15:11

朝日小屋が見えた

10/11 15:25

良かった。4時に間に合う

10/11 15:25

朝日岳

10/11 15:25

朝日小屋から雪倉、白馬、旭

10/11 15:39

テン場はいい場所。30年前にテントはったはずだが覚えていないな

10/11 15:40

白馬、旭

10/11 17:00

朝日小屋の夕食。ホタルイカ沖漬け、白身魚昆布絞め、おでん、鳥の唐揚げっぽいもの。蕎麦。ふるまい酒には最高のツマミ

10/12 5:17

朝日岳に着いた

10/12 5:37

焼山・火打、はなれて妙高

10/12 5:37

こっちから陽が出るかな

10/12 5:37

栂海新道方向

10/12 5:52

吹上のコルで朝日小屋の朝弁当。おにぎりがでかくて1回で食えない

10/12 5:54

出てきた

10/12 5:59

高妻山?の右から

10/12 6:02

10/12 6:03

さあ、ここから日本海へ突入

10/12 6:13

木道がすべる

10/12 6:17

照葉の池

10/12 6:32

海方向。何線って言うんだっけ

10/12 6:33

長栂山を巻く

10/12 6:37

10/12 6:58

あやめ平

10/12 7:17

黒岩平の紅葉

10/12 7:17

赤い

10/12 7:20

進む方向。黒岩山からサワガニ山、犬ヶ岳

10/12 7:28

黒岩平は紅葉盛り

10/12 7:33

池塘が沢山

10/12 7:45

黒岩平を振り返る

10/12 8:05

黒岩山からふり返って

10/12 8:05

黒岩山からサワガニ山

10/12 8:05

犬ヶ岳、栂海山荘が見える

10/12 8:24

赤い

10/12 8:25

文子の池

10/12 8:25

きもちいい

10/12 8:26

10/12 8:39

サワガニ山

10/12 9:01

サワガニ山。山岳会の名前になってる山

10/12 9:17

初雪山は登山道がないそうだ。きれいだなぁ

10/12 9:17

10/12 9:17

劔岳

10/12 9:17

毛勝山

10/12 9:26

右斜面の紅葉

10/12 9:27

アップダウンあれども余りの景観に疲れを感じない

10/12 9:40

ここはまさに最盛期でした

10/12 9:43

北又の水場入口。復路5分とある

10/12 10:03

中々ないよ、こんな稜線は

10/12 10:27

犬ヶ岳で記念写真

10/12 10:29

栂海山荘見えた

10/12 10:50

10/12 10:54

栂海山荘、誰もいません。大休止する

10/12 11:06

糸魚川が見えた

10/12 11:36

空に映える

10/12 12:16

黄連の水場で3.5L汲み、しばらく涼む

10/12 12:19

木立の散歩道

10/12 12:50

10/12 13:03

下駒ヶ岳の100Mの登り

10/12 13:12

下駒ヶ岳。昔の山名が復活したと。犬ヶ岳、白鳥山と下駒三山というそうだ。ということは、白鳥山に向けまた下るんだな

10/12 13:26

白鳥山頂上に小屋が見える

10/12 13:58

真っ赤っか

10/12 15:03

白鳥小屋屋上の展望台でウィスキー始める。ここで後続の到着わ迎える

10/13 6:46

坂田峠で一旦車道に出る

10/13 7:35

アキノキリンソウ

10/13 7:35

10/13 7:36

尻高山を経て二度目の車道

10/13 7:38

10/13 8:02

入道山が最後のピークかな

10/13 8:47

あらら、三度目の車道。あたらしい林道のようだ

10/13 8:51

登山口に着いた

10/13 8:52

先に着いた名古屋さんが写真撮りに来てくれた

10/13 8:59

さらに80M下って海へ

10/13 9:01

0mに来たぁーっ。実は調整しましたが

10/13 9:01

海は荒れている。一応タッチしました

10/13 9:03

自撮りで

10/13 12:31

糸魚川で二時間あったので、ブラブラしながら探した蕎麦屋に。

10/13 11:27

蕎麦と地魚の刺身で一杯。この後静岡のお二人と相席させて頂いた

撮影機器：

E-520 オリンパス

AQUOS PHONE ZETA SH-02E シャープ

感想

nagaさん

無雪期の集大成として(大げさ)ここ暫く候補としていた栂海に来た。せっかく行くなら厳しいのを覚悟して白馬からスタートすることにした。

10/11
猿倉をヘッ電でスタート、月夜で明るい。解体された白馬尻小屋で夜が白んできた。右岸の秋道はザレていて歩きにくい。今回の荷は、食料2泊分とツェルト泊装備で水入れて12kg、少し重たく感じる。雪渓は15分程度、カチカチなので軽アイゼンで左岸に渡る。頂上宿舎まで4時間、CCレモン買って昼食。白馬岳には7日の初冠雪が少し残っている。頂上は一組たったが、三国境に下る途中に10数人登ってきた。三国境から雪倉へは広く心地いい稜線だ。雪倉から400m下り、赤尾山のトラバース、朝日分岐から水平道はアップダウンが激しい。夏は花で有名だが、今は紅葉の盛りだ。

朝日小屋の女将から16時までの到着を厳命されていたので急ぎたいが疲れで足が前に出ず、結局15時半頃に。部屋に入ると福井の三人、栂海を今日12時間で上がってきたすごい方、今日同じコースを私より二時間以上早かったS3214さん、もう一人は何と1月前に奥黒部ヒュッテで飲んだ方だった。こんなことあるかね。小屋泊りは60人、40人が栂海に向かうとのこと。夕食は評判通り豪華で振る舞い酒も出た。

10/12
朝日岳で明るくなるよう出発。今日は混雑の予想される栂海山荘避けて白鳥に向かう人が多いとのうわさを聞き、白鳥小屋早期到着を狙う。吹上のコルで小屋の朝弁を食べているとソロ女性(ヤマレコユーザーtenko_さん)が先行する、同じ白鳥行だ。黒岩平でまた会い、ペースが同じだったので栂海山荘まで同道させていただいた。照葉の池や黒岩平は紅葉がきれいで暫く休んでいたい場所だ。サワガニ山から犬ヶ岳にかけて全山紅葉という感じ。風もなく快晴で、朝4枚来ていた服も徐々に脱ぎ半袖1枚となった。

栂海山荘で昼食大休止。朝日小屋からCT9時間のところを6時間で来たので先が見えて安堵。しかしここからのCT4時間がきつかった。黄連の水場で3.5Lを汲み、ぐんとスピードが鈍る。下駒ヶ岳へ100m、白鳥山へ200mの登りが堪え、名古屋のソロの方(hide104さん)を見送り、白鳥小屋に3番目に着く。屋上の展望台に上がると360度見渡せる。劔岳も。ここにウィスキーを持ち込み、先に着いたtenko_さん・hide104さんと後着を待つ。同部屋だった福井3人、太平洋から日本海目指す若者、新潟3人と次々到着し、屋上から歓声を上げる。大雪渓で会った静岡の2人も着いた、昨日はビバークしたそうだ。皆さん満足気だ。小屋は一階に私と新潟3人。テン泊のtenko_さん、hide104さん、太平洋君も入れて宴会となった。

10/13
今日は親不知に降りた後猿倉まで車回収が待っている。4:30に出る予定も寝坊して4:10起床。tenko_さん、hide104さんは早々に立つ。健脚の彼らには追い付けない。静岡2人に次いで5時過ぎに出る。2日間の疲労か左足が痛んで早く降りられない。シキ割の水場で補給し坂田峠で一旦車道へ。尻高山を経て2度目の車道。車道はやめてくれない? 入道山が最後のピークとなり、3度目の車道が来るとすぐに登山口に着いた。先に着いたお二人が迎えてくれた。その後80m下り海岸に立つ。3日間の行程を振り返ると満足感が最大となった。

親不知観光ホテルで入浴したあと、糸魚川の駅から離れたそば屋でビールを飲んでいると偶然静岡のお二人がやってきたので、食事をご一緒させていただいた。ありがとう。

コメント

apoidake

山での出会いも登山の醍醐味♪
naga4687さん
お疲れ様でした！

紅葉も綺麗ですね
池塘がそんなにあったとは(・o・)
栂海新道…
大変な行程ほど人との出会いが嬉しく感じ下山後の満足感が強く思います
今回もやりましたね
おめでとうございます！

偶然の出会いは…あるんですよ〜
私も槍ヶ岳で出会った4人中の3人に八ヶ岳で偶然出会いました！
もうビックリでした!!
これがもう少し歳が上なら絶対結婚してる♪(笑)

下ノ廊下に行かず上高地から岳沢経由で前穂高岳・奥穂高岳に行ってました
レコはあとで(*´∀`)♪

nagaさん

Re: 山での出会いも登山の醍醐味♪
apoidakeさん、こんにちは
栂海新道良かったですよ。仰るとおり、大変なコースほど何か同志っていうか、年齢性別様々だけども一体感みたいなものを感じるんですよね。
ソロだと特にそう感じますね。
大平洋からきた若者が、41泊目にして最後の夜がアットホームな雰囲気の宴会だと言うので大層感激してました。
下の廊下残念でしたね。山は逃げないので好条件を待ちましょう。
栂海、虫や蛇が好きじゃなければ今の時期が最適かと思います。

823

白馬岳山頂でお会いしました(^^)v
こんばんは　823と申します
山頂写真を撮ったものです。

あそこの光っている小屋まで行くとおっしゃっていたので
その後が気になっておりました。
ヤマレコさんだったのですね

栂海新道はいつか歩いてみたいコースなのです。
朝日小屋のテン場良さそうですね。
白鳥小屋の屋上からの景色｡｡｡ますます憧れちゃいました

また何処かのお山でお会いできることを楽しみにしておりますヽ(^o^)丿

nagaさん

Re: 白馬岳山頂でお会いしました(^^)v
823さん、コメントありがとうございます。
白馬頂上では、出発しかけてらっしゃるのにカメラ撮って頂きましてすみませんでした。
遥かに見えた朝日小屋でしたがやはり遠かったです。また次の日も２日連続で遠かった。1600から1200mほどの稜線が紅葉最高潮だし、涼しいし、虫はいないし、今の時期がいいと思いますよ。
それにしても823さん達の食事の充実は凄まじいですね。うらやましい。