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Yamareco

記録ID: 533920
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰三山周回(奈良田~池山吊尾根~北岳~間ノ岳~農鳥岳)

2014年10月17日(金) 〜 2014年10月19日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
50:24
距離
45.0km
登り
4,602m
下り
4,596m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:48
休憩
0:25
合計
5:13
距離 17.6km 登り 2,152m 下り 926m
9:39
17
奈良田駐車場
9:56
117
12:21
12:46
126
2日目
山行
7:28
休憩
1:20
合計
8:48
距離 12.5km 登り 1,622m 下り 893m
4:53
150
7:23
7:28
65
8:33
8:35
19
9:24
9:38
12
9:50
9:58
13
10:11
14
10:40
11:13
44
11:57
11:58
53
12:51
12:53
48
13:41
3日目
山行
5:30
休憩
0:30
合計
6:00
距離 14.8km 登り 807m 下り 2,777m
6:03
38
6:41
6:46
29
7:15
7:31
25
7:56
8:00
93
9:33
9:37
128
11:45
11:46
17
12:03
奈良田駐車場
天候 17日:晴れ
18日:晴れ
19日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田の駐車場を利用。500台くらいは駐車可。
6月下旬から11月9日までは奈良田〜広河原間はマイカー規制で通行止め。
この期間中は南アルプス市営バスでアルキ沢橋、広河原等の各登山口へ向かいます。
(※11月9日からは冬期閉鎖)
今はまだバスが運行しているので、池山吊尾根の登山口の「アルキ沢橋」までは、
通常であればバスで向かう所ですが…
今回は、バスに乗り遅れた為、徒歩で向かいました^^;
奈良田〜アルキ沢橋までの距離は約12km。(広河原までは約17km)
土日のバスは4便ありますが、平日は8時7分と15時32分の2便しかないので、
平日利用の場合は8時の便を逃さぬように注意しましょう。。。
コース状況/
危険箇所等
●奈良田〜アルキ沢橋
 歩く場合は、トンネルが多いのでヘッドランプは携帯の上で。
 林道なので難所や道迷い箇所はもちろん無いが、距離が長いので
 登山前に足を痛めないように注意。

●池山吊尾根
 積雪期の北岳登頂、メインルートとなる尾根。
 アルキ沢橋の前が登山口。
 無雪期の利用者は少なく、今回この尾根を歩いたが、登山者には一人も会わなかった。
 最初から急登が続き、傾斜が緩んだ辺りからは道は荒れ気味となり不明瞭になる。
 一見しただけでは登山道か判別できない箇所が多いので、赤布やリボンを目印に進む。
 目印は適度な間隔で付けられており、よく見て進めば迷う事はないと思うが、
 所々で倒木があり、その周辺で道を見失う事が多い。
 道を見失っても、よく周辺を観察すれば大抵の箇所は目印が見つかるので、焦らずに。 
 池山御池小屋以降、登山道は判り易くはなるが、標高2250m付近に倒木があり、
 そこで一旦道が途切れる。
 道を探す為、しばし周辺探索する事になったが、倒木を越え少し右側へ進んだ先で
 登山道が見つかった。

 池山御池小屋は無人小屋でトイレ無し。
 水場はあるようだが、往復に1時間程かかるらしく、道は急で荒れた感じ。
 目印のリボンは付けられているが、かなり大変な水汲みになりそうだったので
 持参した水だけで済ませた。
 涼しい時期なので水はあまり消費せず、今回は4ℓ程持参したが、
 2日目の農鳥小屋までに使用した水は2.5ℓ程度。
 自分の場合は3ℓあれば充分だったが、個人差があると思うのでそこは参考までに。

●八本歯
 ここまでの道とは一変し、岩場の細尾根になる。
 八本歯ノ頭からコルへの下りは急傾斜で滑落危険あり。
 何箇所か岩稜の右側(北側)を巻くが、巻き道には雪が付いている。
 左手側には岩のホールドやトラロープがあるので、慎重に進めばアイゼン無しでも
 問題ないと思う。
 巻き道を通過した後は急な岩場の下降(4〜5m程度)があるが、
 ここには雪が付いていなかったので18日時点ではフリーでも容易に下れた。
 だが、今後雪が付き出したら懸垂下降も考慮に入れなければならないだろう。
 トップにP型支点が設置されているので、懸垂下降の支点として利用できるが
 手で触ってみた所、ぐらつきがあり信頼性に欠けるように感じた。
 下降点周辺には灌木が生えているのでそれを支点にするか、P型支点を信じるか、
 それともフリーで下るか?
 以上、3択。
 積雪期に八本歯を通る予定の人は、一考されたし。
 尚、支点にロープは残置されていないので、懸垂下降の場合はロープ持参を。 

 八本歯のコルまで下れば一般登山道と合流し、後は難所無し。
 吊尾根分岐までの登山道に雪は無く、18日時点では危険は無かった。

●北岳稜線(北岳山頂〜北岳山荘)
 登山道は稜線西側に沿って続いており、所々で雪道。
 アイゼンが無しでも問題なく通過できたが、滑落危険箇所があるので、
 今後はアイゼン持参した方が良さそう。
 今回は行っていないが、肩ノ小屋方面から来た登山者に話を伺うと、
 北岳山頂〜肩ノ小屋間の登山道はアイゼン無しでは危険、との事。
 殆どの人はアイゼンを付けて通過していたらしい。

●北岳山荘〜間ノ岳〜農鳥岳
 部分的に雪道。
 積雪量は数センチ程度で、現時点ではアイゼン無しでも特に問題無かった。 
 各ピークの北側に雪道が多く、特に間ノ岳の北側登山道に雪が多く残っていた。
 西農鳥岳から先は雪道無し。

●大門沢下降点〜奈良田
 雪は無く、特に問題なし。
 危険は無い登山道だったが、道を間違えそうな箇所が幾つかあった。
 自分の場合は、八丁坂の1290m付近の沢へ降りる道にて左に折れる道を見逃し、
 荒れた登山道(旧道かな?)に入り込んでしまった。
 リボンやペンキマーク等の目印は多いので、道が怪しくなってきたら
 一旦引き返しましょう。
奈良田のトンネル前。
今は解放されているが、11月9日以降はゲート閉鎖との事。
積雪期は、このゲート越えが最初の難所となるが…
今年はどうなる?
2014年10月17日 09:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/17 9:57
奈良田のトンネル前。
今は解放されているが、11月9日以降はゲート閉鎖との事。
積雪期は、このゲート越えが最初の難所となるが…
今年はどうなる?
トンネルを通過し、林道を歩く。
アルキ沢橋までの距離は約12km。
長い・・・
2014年10月17日 10:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 10:05
トンネルを通過し、林道を歩く。
アルキ沢橋までの距離は約12km。
長い・・・
林道の途中には幾つか滝がある。
これは「こごみ滝」
2014年10月17日 10:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 10:21
林道の途中には幾つか滝がある。
これは「こごみ滝」
林道にはトンネルが多い。
まだこの時期は氷柱は無いので危険は無い。
でも、やっぱ怖い…
2014年10月17日 10:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/17 10:29
林道にはトンネルが多い。
まだこの時期は氷柱は無いので危険は無い。
でも、やっぱ怖い…
前方に見える白い峰。
白峰三山は冠雪したようだ。
2014年10月17日 11:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/17 11:39
前方に見える白い峰。
白峰三山は冠雪したようだ。
鷲ノ住山。
積雪期の北岳入山ルートの一つ。
2014年10月17日 11:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 11:52
鷲ノ住山。
積雪期の北岳入山ルートの一つ。
池山吊尾根の登山口。
アルキ沢橋に到着。
無雪期でも、ここまで歩くのは辛いっす。
2014年10月17日 12:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/17 12:22
池山吊尾根の登山口。
アルキ沢橋に到着。
無雪期でも、ここまで歩くのは辛いっす。
池山吊尾根を進む。
道が不明瞭なのでリボンを目印に進む。
2014年10月17日 13:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 13:06
池山吊尾根を進む。
道が不明瞭なのでリボンを目印に進む。
池山御池小屋に到着。
今日の宿。
2014年10月17日 14:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 14:53
池山御池小屋に到着。
今日の宿。
小屋は無人で、訪れる登山者も居ない。
一人で広々と利用させて頂いた。
2014年10月17日 14:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/17 14:56
小屋は無人で、訪れる登山者も居ない。
一人で広々と利用させて頂いた。
池山小屋前の池。
池、とは言うものの水は少ない。
2014年10月17日 14:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 14:49
池山小屋前の池。
池、とは言うものの水は少ない。
18日の朝。
日の出前に小屋を出発。
まだ5時前なので山は真っ暗。
ヘッデンで進む。
2014年10月18日 04:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 4:54
18日の朝。
日の出前に小屋を出発。
まだ5時前なので山は真っ暗。
ヘッデンで進む。
標高2300m付近で道はハッキリした尾根状になる。
この辺で日の出を迎えた。
2014年10月18日 05:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 5:46
標高2300m付近で道はハッキリした尾根状になる。
この辺で日の出を迎えた。
朝日に染まる森。
素晴らしい一日になりそうな予感がする。
2014年10月18日 05:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 5:57
朝日に染まる森。
素晴らしい一日になりそうな予感がする。
砂払に到着。
ようやく森林限界を越えた。
2014年10月18日 06:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/18 6:45
砂払に到着。
ようやく森林限界を越えた。
眺望が一気に開け、これから目指す白峰三山が明瞭に見える。
長い樹林帯を登り切り、この光景が見えた瞬間は心が震える位に感動するよ。
2014年10月18日 06:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 6:44
眺望が一気に開け、これから目指す白峰三山が明瞭に見える。
長い樹林帯を登り切り、この光景が見えた瞬間は心が震える位に感動するよ。
白峰三山の一峰、間ノ岳
2014年10月18日 06:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/18 6:48
白峰三山の一峰、間ノ岳
今期、初めて目にする霜柱。
もうこの辺は冬なんだね。
2014年10月18日 06:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 6:46
今期、初めて目にする霜柱。
もうこの辺は冬なんだね。
ボーコン沢ノ頭まで、あと少し。
行く手には小ピークが立ち塞がる。
夏道はピークの左側へ続いているが、積雪期は中央の岩場を越えて通過した。
2014年10月18日 06:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 6:55
ボーコン沢ノ頭まで、あと少し。
行く手には小ピークが立ち塞がる。
夏道はピークの左側へ続いているが、積雪期は中央の岩場を越えて通過した。
ボーコン沢ノ頭への最後の登り
2014年10月18日 07:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 7:07
ボーコン沢ノ頭への最後の登り
ボーコン沢ノ頭に到着。
周囲は絶景だらけ。
北岳には登らずとも、ここに来るだけでも価値はあると思う。
2014年10月18日 07:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/18 7:33
ボーコン沢ノ頭に到着。
周囲は絶景だらけ。
北岳には登らずとも、ここに来るだけでも価値はあると思う。
以下、ボーコン沢ノ頭からの眺め。
まずは白峰三山。
農鳥岳と、間ノ岳。
2014年10月18日 07:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 7:24
以下、ボーコン沢ノ頭からの眺め。
まずは白峰三山。
農鳥岳と、間ノ岳。
え〜と、この山は・・・
なんだっけ?
2014年10月18日 07:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 7:23
え〜と、この山は・・・
なんだっけ?
これは富士山、判りやすい。
2014年10月18日 07:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
10/18 7:33
これは富士山、判りやすい。
見所は多いが、やはり最大の見物は北岳。
ここから眺める北岳が最も見応えあると思う。
2014年10月18日 07:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
10/18 7:26
見所は多いが、やはり最大の見物は北岳。
ここから眺める北岳が最も見応えあると思う。
北岳バットレス、拡大
無雪期に見るのは初めてだ。
2014年10月18日 07:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
10/18 7:23
北岳バットレス、拡大
無雪期に見るのは初めてだ。
ボーコン沢ノ頭を後にし、八本歯へと進む。
登山道の先には2羽のライチョウが…
ツガイかな?
2014年10月18日 08:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
10/18 8:01
ボーコン沢ノ頭を後にし、八本歯へと進む。
登山道の先には2羽のライチョウが…
ツガイかな?
あまり人を恐れていないみたい。
登山道をしばらく先導してくれた。
2014年10月18日 08:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 8:02
あまり人を恐れていないみたい。
登山道をしばらく先導してくれた。
ライチョウに導かれ、八本歯ノ頭へ到着。
ここからが難所。
2014年10月18日 08:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 8:15
ライチョウに導かれ、八本歯ノ頭へ到着。
ここからが難所。
八本歯ノ頭から眺める北岳山荘
あそこまでの道は険しい。
2014年10月18日 08:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 8:16
八本歯ノ頭から眺める北岳山荘
あそこまでの道は険しい。
八本歯のコルへの下り。
道には雪が付いている。
2014年10月18日 08:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 8:22
八本歯のコルへの下り。
道には雪が付いている。
場所によっては、北側を巻いて通過。
ここは落ちたら絶対ダメな箇所。
雪が付いているので慎重に行こう。
2014年10月18日 08:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/18 8:22
場所によっては、北側を巻いて通過。
ここは落ちたら絶対ダメな箇所。
雪が付いているので慎重に行こう。
危険地帯が続くが、まだ雪は少なく今なら通過は容易い。
2014年10月18日 08:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 8:23
危険地帯が続くが、まだ雪は少なく今なら通過は容易い。
現時点では、ここが一番の危険箇所かな?
細い足場に雪が付いている。
左手側にはロープや岩があるので、それを掴んで通過。
2014年10月18日 08:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 8:24
現時点では、ここが一番の危険箇所かな?
細い足場に雪が付いている。
左手側にはロープや岩があるので、それを掴んで通過。
4〜5m位の急な岩場。
八本歯の一番の難所であり、積雪期は懸垂下降が推奨、ではあるが…
2014年10月18日 08:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 8:28
4〜5m位の急な岩場。
八本歯の一番の難所であり、積雪期は懸垂下降が推奨、ではあるが…
トップに設置されているP型支点を手で触ってみると、ぐらつきがある。
この支点を信じても大丈夫かは、何とも言えない。
周囲には灌木が生えているので、それを支点にした方が安全かもしれない。
2014年10月18日 08:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/18 8:26
トップに設置されているP型支点を手で触ってみると、ぐらつきがある。
この支点を信じても大丈夫かは、何とも言えない。
周囲には灌木が生えているので、それを支点にした方が安全かもしれない。
今回はフリーで下降。
今はまだ岩に雪はついていないので容易。
三点支持さえしっかり行えば問題ないだろう。
問題は積雪期だが…、
さて、どうする?
2014年10月18日 08:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 8:29
今回はフリーで下降。
今はまだ岩に雪はついていないので容易。
三点支持さえしっかり行えば問題ないだろう。
問題は積雪期だが…、
さて、どうする?
とりあえず、その時になったら考えてみよう。
最後は階段を下りて八本歯のコルへ。
2014年10月18日 08:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 8:33
とりあえず、その時になったら考えてみよう。
最後は階段を下りて八本歯のコルへ。
八本歯のコルから眺める北岳。
ここからの登りが地味に辛い。
2014年10月18日 08:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/18 8:35
八本歯のコルから眺める北岳。
ここからの登りが地味に辛い。
振り返って八本歯を眺める。
2014年10月18日 08:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/18 8:41
振り返って八本歯を眺める。
再び振り返って、歩いてきた池山吊尾根を眺める。
辛い登りなので休みながら。
振り返って写真撮ってばかりである…
2014年10月18日 09:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 9:01
再び振り返って、歩いてきた池山吊尾根を眺める。
辛い登りなので休みながら。
振り返って写真撮ってばかりである…
間ノ岳を眺めながら休憩。
2014年10月18日 09:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 9:07
間ノ岳を眺めながら休憩。
トラバース道はスルーして、吊尾根分岐に到着。
間ノ岳方面の縦走路を撮影。
2014年10月18日 09:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 9:36
トラバース道はスルーして、吊尾根分岐に到着。
間ノ岳方面の縦走路を撮影。
北岳山頂へと進む。
2014年10月18日 09:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 9:46
北岳山頂へと進む。
北岳山頂に到着。
これまで2回、北岳には登っているが、快晴に恵まれたのは今回が初。
ガスだったり、吹雪だったり、辛い思い出ばかりの山頂だったが、今回は文句無しの快晴。
北岳の印象がガラリと変わったよ。
2014年10月18日 09:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 9:50
北岳山頂に到着。
これまで2回、北岳には登っているが、快晴に恵まれたのは今回が初。
ガスだったり、吹雪だったり、辛い思い出ばかりの山頂だったが、今回は文句無しの快晴。
北岳の印象がガラリと変わったよ。
山頂から眺める甲斐駒ケ岳。
まだ雪は無さそうに見える。
2014年10月18日 09:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 9:51
山頂から眺める甲斐駒ケ岳。
まだ雪は無さそうに見える。
鳳凰三山
こちらは薄らと雪化粧。
2014年10月18日 09:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/18 9:56
鳳凰三山
こちらは薄らと雪化粧。
山頂からの眺めを堪能した後は、来た道を引き返し、縦走路へ。
山頂付近の登山道には雪が付いているのでスリップ注意。
2014年10月18日 10:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 10:02
山頂からの眺めを堪能した後は、来た道を引き返し、縦走路へ。
山頂付近の登山道には雪が付いているのでスリップ注意。
北岳山荘への登山道は、岩稜の西側へ付いている。
今はまだ大丈夫だが、積雪期は雪で埋もれて登山道は消失。
急なクラスト斜面へと変貌し、危険箇所となる。
北岳山頂〜北岳山荘間では、この写真の箇所が最も危険な状態になると思うので、無理に登山道は辿らず、危険に感じたら岩稜上を進んだ方が良いだろう。
2014年10月18日 10:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/18 10:21
北岳山荘への登山道は、岩稜の西側へ付いている。
今はまだ大丈夫だが、積雪期は雪で埋もれて登山道は消失。
急なクラスト斜面へと変貌し、危険箇所となる。
北岳山頂〜北岳山荘間では、この写真の箇所が最も危険な状態になると思うので、無理に登山道は辿らず、危険に感じたら岩稜上を進んだ方が良いだろう。
北岳山荘が見えてきた。
2014年10月18日 10:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/18 10:25
北岳山荘が見えてきた。
北岳山荘の2階は冬期小屋。
2年前の冬はここにお世話になったなぁ。
辛かった停滞の日が、今は懐かしく思い出される。
2014年10月18日 10:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 10:42
北岳山荘の2階は冬期小屋。
2年前の冬はここにお世話になったなぁ。
辛かった停滞の日が、今は懐かしく思い出される。
北岳山荘から眺める八本歯。
雪は少なくても難所の雰囲気、満々である。
2014年10月18日 11:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 11:06
北岳山荘から眺める八本歯。
雪は少なくても難所の雰囲気、満々である。
北岳山荘を後にし、縦走路を進む。
ここから先は未知の世界。
2014年10月18日 11:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 11:39
北岳山荘を後にし、縦走路を進む。
ここから先は未知の世界。
北岳、拡大
こちらから眺めると、ものすごく険しそうに見える。
2014年10月18日 11:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/18 11:40
北岳、拡大
こちらから眺めると、ものすごく険しそうに見える。
間ノ岳へ進む。
中白根山への登山道は雪道になった。
傾斜は緩いのでアイゼン無しでも特に問題ないだろう。
2014年10月18日 11:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 11:44
間ノ岳へ進む。
中白根山への登山道は雪道になった。
傾斜は緩いのでアイゼン無しでも特に問題ないだろう。
中白根山を越えると、間ノ岳が見えた。
2014年10月18日 12:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 12:07
中白根山を越えると、間ノ岳が見えた。
間ノ岳手前の雪道は注意。
側面が切れ落ちている場所を通過するのでスリップすると危ないよ。
今はアイゼン無しでも大丈夫、だとは思うが…
そこは個人の判断で。
2014年10月18日 12:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 12:19
間ノ岳手前の雪道は注意。
側面が切れ落ちている場所を通過するのでスリップすると危ないよ。
今はアイゼン無しでも大丈夫、だとは思うが…
そこは個人の判断で。
間ノ岳に到着。
2014年10月18日 12:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 12:51
間ノ岳に到着。
間ノ岳を過ぎると、正面には農鳥岳が見えてくる。
2014年10月18日 12:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
10/18 12:59
間ノ岳を過ぎると、正面には農鳥岳が見えてくる。
遥か下方には農鳥小屋が見える。
あんなに下るの?!
2014年10月18日 12:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 12:59
遥か下方には農鳥小屋が見える。
あんなに下るの?!
間ノ岳から先は、二重山稜になる。
今はペンキマークがあるので間違う事は無いと思うが、積雪期は道迷いの危険がありそうだ。
2014年10月18日 13:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 13:01
間ノ岳から先は、二重山稜になる。
今はペンキマークがあるので間違う事は無いと思うが、積雪期は道迷いの危険がありそうだ。
左側の尾根へと進む。
ここから眺める農鳥岳は、左手を伸ばした巨人みたいに見える。
2014年10月18日 13:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 13:10
左側の尾根へと進む。
ここから眺める農鳥岳は、左手を伸ばした巨人みたいに見える。
農鳥岳、拡大
2014年10月18日 13:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 13:10
農鳥岳、拡大
農鳥小屋に到着。
今夜はここで幕営。
2014年10月18日 13:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 13:37
農鳥小屋に到着。
今夜はここで幕営。
テン場の受付へ向かう。
ぇ〜と、ここが受付?
なぜカタカナなんだろ?
2014年10月18日 13:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 13:37
テン場の受付へ向かう。
ぇ〜と、ここが受付?
なぜカタカナなんだろ?
農鳥小屋から眺める間ノ岳
こちらから眺める間ノ岳はまるで城塞のよう。
カッコいい。
2014年10月18日 13:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 13:42
農鳥小屋から眺める間ノ岳
こちらから眺める間ノ岳はまるで城塞のよう。
カッコいい。
農鳥岳が見える位置にテントを張った。
まだ早い時間だったので他に登山者はおらず、場所は選び放題。
2014年10月18日 14:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 14:17
農鳥岳が見える位置にテントを張った。
まだ早い時間だったので他に登山者はおらず、場所は選び放題。
農鳥小屋のトイレ。
このトイレのシステムには驚いた。
流石に内部写真をネットに公開するのは止めておくが…
バイオトイレの逆を行くような、ある意味、画期的なトイレだった。
2014年10月18日 14:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 14:34
農鳥小屋のトイレ。
このトイレのシステムには驚いた。
流石に内部写真をネットに公開するのは止めておくが…
バイオトイレの逆を行くような、ある意味、画期的なトイレだった。
この日のテントは7張り程。
みんな農鳥岳を向いてテント張ってるね。
2014年10月18日 16:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 16:55
この日のテントは7張り程。
みんな農鳥岳を向いてテント張ってるね。
夕日に染まる間ノ岳
2014年10月18日 17:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 17:03
夕日に染まる間ノ岳
農鳥小屋から眺める夕日
2014年10月18日 17:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 17:06
農鳥小屋から眺める夕日
雲が燃えている。
2014年10月18日 17:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 17:06
雲が燃えている。
最終日の朝、日の出前
富士山と甲府市の夜景が見える。
2014年10月19日 05:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 5:05
最終日の朝、日の出前
富士山と甲府市の夜景が見える。
御来光。
2014年10月19日 05:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
10/19 5:55
御来光。
朝日に染まる農鳥岳
2014年10月19日 05:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/19 5:56
朝日に染まる農鳥岳
間ノ岳も染まり出した。
2014年10月19日 05:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 5:57
間ノ岳も染まり出した。
朝焼けの富士
2014年10月19日 05:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 5:58
朝焼けの富士
6時、周囲が明るくなってから出発。
西農鳥岳へと登る。
2014年10月19日 06:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 6:20
6時、周囲が明るくなってから出発。
西農鳥岳へと登る。
尾根を大きく右へと曲がる。
ここが今回、最も見ておきたかったポイントで、
積雪期はこの周辺に雪壁が出来るらしい。
2014年10月19日 06:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 6:25
尾根を大きく右へと曲がる。
ここが今回、最も見ておきたかったポイントで、
積雪期はこの周辺に雪壁が出来るらしい。
雪壁の状態が悪いようだったら、この岩稜をリッジ通しで進む、という手もありそう。
しばらく周辺観察し、積雪期の対策を考えてみる。
2014年10月19日 06:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 6:24
雪壁の状態が悪いようだったら、この岩稜をリッジ通しで進む、という手もありそう。
しばらく周辺観察し、積雪期の対策を考えてみる。
積雪期は難所となりそうな箇所だが、今はまだ容易。
夏道通しで進める。
でも、雪があるので慎重にね。
2014年10月19日 06:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 6:27
積雪期は難所となりそうな箇所だが、今はまだ容易。
夏道通しで進める。
でも、雪があるので慎重にね。
振り返って間ノ岳を眺める。
間ノ岳南面は惚れ惚れする程格好良く、何度見ても見飽きない。
2014年10月19日 06:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 6:39
振り返って間ノ岳を眺める。
間ノ岳南面は惚れ惚れする程格好良く、何度見ても見飽きない。
西農鳥岳に到着。
2014年10月19日 06:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 6:42
西農鳥岳に到着。
西農鳥岳を後にし、農鳥岳へと進む。
2014年10月19日 06:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 6:49
西農鳥岳を後にし、農鳥岳へと進む。
ようやく農鳥岳、
と思ったら違った…
あのピークの更に先が農鳥岳。
2014年10月19日 06:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 6:58
ようやく農鳥岳、
と思ったら違った…
あのピークの更に先が農鳥岳。
荒川三山と赤石岳。
今回は、白峰三山と荒川・赤石、どちらに行くか迷ったが、日程の都合上、白峰三山にした。
当初は荒川・赤石の方へ行きたかったけど、今となっては白峰三山を選んで良かったと思う。
2014年10月19日 07:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 7:00
荒川三山と赤石岳。
今回は、白峰三山と荒川・赤石、どちらに行くか迷ったが、日程の都合上、白峰三山にした。
当初は荒川・赤石の方へ行きたかったけど、今となっては白峰三山を選んで良かったと思う。
農鳥岳への最後の登り。
白根三山縦走のクライマックス。
日光が差し込み、なかなか良い演出をしてくれる。
2014年10月19日 07:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 7:07
農鳥岳への最後の登り。
白根三山縦走のクライマックス。
日光が差し込み、なかなか良い演出をしてくれる。
白峰三山、最後のピーク、
農鳥岳
2014年10月19日 07:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 7:17
白峰三山、最後のピーク、
農鳥岳
農鳥岳から眺める富士山
2014年10月19日 07:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 7:21
農鳥岳から眺める富士山
間ノ岳と北岳
2014年10月19日 07:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 7:23
間ノ岳と北岳
北岳、拡大。
その鋭角は、農鳥岳からでもよく目立つ。
さすがは南アルプス王者の貫録。
2014年10月19日 07:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 7:23
北岳、拡大。
その鋭角は、農鳥岳からでもよく目立つ。
さすがは南アルプス王者の貫録。
農鳥岳山頂の東側に、風を避けられそうな平地があった。
今はもちろん幕営禁止だが、積雪期はビバーク出来そう。
2014年10月19日 07:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 7:17
農鳥岳山頂の東側に、風を避けられそうな平地があった。
今はもちろん幕営禁止だが、積雪期はビバーク出来そう。
農鳥岳を後にし、大門沢下降点を目指す。
2014年10月19日 07:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 7:36
農鳥岳を後にし、大門沢下降点を目指す。
大門沢下降点が見えてきた。
2014年10月19日 07:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 7:40
大門沢下降点が見えてきた。
大門沢下降点
奥に見える広河内岳にも寄ってみたかったが、帰りの時間を考えて止めておいた。
2014年10月19日 07:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 7:56
大門沢下降点
奥に見える広河内岳にも寄ってみたかったが、帰りの時間を考えて止めておいた。
大門沢下降点を後にし、下降する。
果たして、積雪期にここまで来る事が出来るだろうか…
2014年10月19日 08:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 8:01
大門沢下降点を後にし、下降する。
果たして、積雪期にここまで来る事が出来るだろうか…
大門沢への下降。
急下降が続く。
2014年10月19日 08:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 8:05
大門沢への下降。
急下降が続く。
更に下ると沢が見えてきた。
2014年10月19日 09:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 9:04
更に下ると沢が見えてきた。
この辺の紅葉は見事
2014年10月19日 09:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:11
この辺の紅葉は見事
何箇所か橋を渡る。
濡れてると滑り易そう。
2014年10月19日 09:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 9:19
何箇所か橋を渡る。
濡れてると滑り易そう。
大門沢小屋まで下山
2014年10月19日 09:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 9:48
大門沢小屋まで下山
大門沢小屋の内部を拝見。
今期の営業は終わりだが、冬は無人小屋として解放されるようだ。
2014年10月19日 09:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 9:46
大門沢小屋の内部を拝見。
今期の営業は終わりだが、冬は無人小屋として解放されるようだ。
開放的な樹林の登山道。
こういう登山道、結構好み
2014年10月19日 10:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/19 10:26
開放的な樹林の登山道。
こういう登山道、結構好み
も少し紅葉してたら、もっと雰囲気良いんだけどな…
2014年10月19日 10:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:29
も少し紅葉してたら、もっと雰囲気良いんだけどな…
ナニコレ?
卵かと思ったけど、どうやらキノコの一種のようだ。
2014年10月19日 10:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:31
ナニコレ?
卵かと思ったけど、どうやらキノコの一種のようだ。
八丁坂を下り続けると…
あれ、急に道が険しくなったぞ?
2014年10月19日 10:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:36
八丁坂を下り続けると…
あれ、急に道が険しくなったぞ?
これは・・・
どうみても一般登山道ではないな。
どうやら道を間違えたようだ。
2014年10月19日 10:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:39
これは・・・
どうみても一般登山道ではないな。
どうやら道を間違えたようだ。
道を戻ると、正規登山道が見つかった。
ここ、間違った箇所。
次回は、間違わないよう撮影してみた。
この細道の先へ進まぬように。
2014年10月19日 10:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 10:44
道を戻ると、正規登山道が見つかった。
ここ、間違った箇所。
次回は、間違わないよう撮影してみた。
この細道の先へ進まぬように。
沢を渡渉
2014年10月19日 11:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 11:01
沢を渡渉
貯水池かな?
水が綺麗だ。
2014年10月19日 11:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 11:12
貯水池かな?
水が綺麗だ。
やがて工事現場のような場所に出た。
2014年10月19日 11:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 11:17
やがて工事現場のような場所に出た。
吊橋を渡る
2014年10月19日 11:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 11:23
吊橋を渡る
最後は林道を歩いて、
2014年10月19日 11:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 11:28
最後は林道を歩いて、
奈良田の駐車場に帰ってきた。
2014年10月19日 12:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/19 12:02
奈良田の駐車場に帰ってきた。
最後に、バスの時刻表を撮影。
次回は乗り遅れないように、
という戒めを込めて^^;
2014年10月19日 12:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/19 12:00
最後に、バスの時刻表を撮影。
次回は乗り遅れないように、
という戒めを込めて^^;
撮影機器:

感想

池山吊尾根を登り詰め、北岳の山頂に着いた時、空は快晴。
風は穏やかで、日差しは温かかった。
周囲の眺望は開けており、そこから見えるのは数々の名峰。
目が眩むような眺望が、そこには広がっていた。
北岳登頂、3回目にして、ようやくこの光景を見る事が出来た。
東北に住む私にとって、北岳は遠い山。
登山に訪れる機会は滅多にないが、今回、北岳を訪れてホント良かった、と思った。

北岳には過去に2回、積雪期に訪れている。
2回とも登頂には成功したが、いずれも悪天下の登頂であり、北岳稜線の環境は苛酷だった。
凍てつくような強風が常に吹き付け、歩みを止めれば急速に体温は奪われる。
稜線西側に続く登頂ルートは固くクラストした斜面となっており、
常に滑落の危険を孕んでいた。
これまで私は「北岳」という山の恐ろしい面しか見た事が無かった気がする。
山には色んな表情がある。特に3000mの高峰は。
この日の北岳は、かつて冬に訪れた時とはまるで別人のように穏やかで優しかった。
またいつか、積雪期に北岳を訪れる日が来るだろう。
その時も今日と同じような表情を見せて欲しいものだ、と願わずにはいられなかった。

北岳を後にし、縦走路を進む。
北岳山荘から先は歩いた事は無く、未知の山域。
なので、次第に期待が高まってくる。
やがて行く手には、白峰三山の一峰である間ノ岳が見えてきた。
白峰三山の中間にあるから、間の岳、と言うのだろうか。
近くに北岳という名峰がある為か、この山には「地味な山」という印象を抱いていた。
だが、間ノ岳を越えて、農鳥小屋に到着した時、その考えは間違っていた事を知る。
農鳥小屋から眺める間ノ岳には、どっしりとした風格があり、線状の凹地が幾重にも
発達したその姿は、堅牢な城塞を思わせる。
そして、その端に立ち並ぶ農鳥小屋は、さながら城下町のようであり、その光景を目にし、
天上の小国、なんて言葉が思い浮かんだ。
その光景は実に雄大で、その日は農鳥小屋のテン場で幕営したが、テント設営後は
ずっと間ノ岳を眺めながら過ごした。

最終日も快晴。
テン場で日の出を眺め、周囲が明るくなった頃に農鳥小屋を出発した。
白峰三山の最後の一峰、農鳥岳へと向かう。
もう、テン場からは間近にその山容が見えている。
今回の登山では、最も見たかった箇所である。
いつか積雪期に白峰三山縦走をしてみたいと思っており、その際に一番の難所になる、
と考えているのが農鳥岳だからだ。
特に、西農鳥岳の登りにて雪壁状になる箇所があり、そこが難所化するらしい。
積雪期の下見という事で、西農鳥岳の登りでは時間をかけた。
雪壁が発達する箇所を推定し、そして通過が困難な場合の対策を考えてみる。
薄らと登山道には雪はついてはいるが、まだ積雪期には程遠い。
雪山本番の状況を思い描く事は困難だが、何となく対策案は思い浮かんだ。
とりあえず、天候に恵まれれば何とかなる、と言うのが今回出した答え。
その答えが合っているかは、実際、積雪期に来てみないと分からないが…

西農鳥岳、農鳥岳を過ぎた後は、二重山稜のなだらかな下りが続き、
遠方には黄色の鉄塔が見えてくる。
縦走の終着地、大門沢下降点だ。
ここは吹雪の時などに下降点が分かりにくくなる。
かつて下降点を見失い命を落とした登山者の家族が、迷わないようにと建てたという。
鉄塔には立ち鐘が付いている。
縦走の終わりを告げるかのように、その鐘を鳴らしてみた。
風の無い穏やかな青空に、その音はよく響き渡った。

その鐘の音を聞きながら、
“果たして、私は積雪期にこの鐘を鳴らす事が出来るのだろうか?”
ふと、そんな事を考えた。

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コメント

白峰三山
お盆にいきました。奈良田から入って普通に広河原におりたあと、甲斐駒登って尾白におりました。 
天気が悪かったので、今回Luskeさんの快晴の写真が見れ、各山がこんなにカッコ良いのかと思いました。 しかもうっすら雪化粧。
毎回の丁寧な山行記録ありがたいです。

テントはエアライズ1でしょうか? 2?
2014/10/22 0:36
zappa223さん、こんばんは
山の天気は難しいですね
白峰三山は素晴らしい山域ですが、天気が悪かったらその魅力も半減だった事でしょう。
私も過去2回、北岳には登りましたが、その際は眺望は望めず、残念に思ったものです。
でも、その残念な思い出があったお陰で、3回目にしてようやく快晴の山頂を踏めた時の喜びは大きかったです。
次回、zappa223さんが白峰三山を訪れた際は、快晴に恵まれるよう祈っております

白峰三山のピークはどれも素晴らしいものでしたが、
農鳥小屋から眺める間ノ岳が特に印象的でした。
農鳥小屋には早い時間に到着したので何時間もその姿を眺めてては、その格好良さに惚れ惚れしたものでした。

テントは、エアライズ2を使用してます。
1に比べると少し重いですが、なにかと道具が増える積雪期にはエアライズ2位のスペースが丁度いいかと思っております
2014/10/23 21:07
次の
冬遠征の下見にもなるのでしょうか。
過去2度ほど、Luskeさんの冬遠征のレコを拝見しましたが
小屋に停滞したり、必ずしも天気には恵まれなかったり
そうそう、謎のゲート通過(^_^;)があったり
読む方も引き込まれてしまうのでした(^-^)!

沢の次は雪ですね。勝手にまたのレコを楽しみにしていますが、次も天気に恵まれますように(^-^)/
2014/10/22 18:19
kimberliteさん、こんばんは
謎のゲート通過(笑)
そういえば、そんな事もありましたね
別に謎にする必要もないかな、とは思いますが、
冬期ゲートを越えてはいけない、という規則がゲート前には書いてあるので、
レコで詳細を書くのは伏せておきました。
魔法を使った訳ではなく、単に登って越えただけです

シーズン最後に、大行沢の紅葉を見に行きたい、とは思ってますが、
沢の季節はもう終わり。
やはり、今からの時期は雪山に興味が向きます。
あらゆる山行形態の中でも、最も体力を必要としますので、今から体力作りに励もうと思います。
最近までは沢が多かったので、若干体力が落ちたような気もしますので^^;
2014/10/23 21:10
ゲスト
おはようございます。
Luskeさんの検分、参考にさせていただきます。
八本歯の下降は、灌木支点でいいのかななんてかんがえていたのですが、慎重に現場で考えたいと思います。去年は風が強くてそこまでいけなかったので。
核心の通過のあと、北岳への登りは北側に回り込んだほうがよいときいたのですがどうなのでしょうか。あとは縦走するとして、農鳥小屋からの登りの雪壁になるあたり、西農鳥から農鳥までの岩稜がどんな雪の付き方をするのか気になるところです。
あそこまで行ってしまったら引き返すのも相当大変ですよね。
3度目にして山頂展望を味わえたようでなによりでした
Luskeさんの厳冬期の北岳レコまた読み返したくなってきました(笑)
2014/10/23 9:10
metaさん、こんばんは
八本歯の下降は悩み所かもしれませんね。
今回、3つの通過法が思い浮かびましたが、私の中では、もうどの方法で通過するかは決めております。
ですが、本番になって状況が変わるかもしれませんので、そこは臨機応変に対応すべきですね。
そういえば昨年、ricalojpさん達と積雪期の北岳に向かわれてましたね。
そのレコは、興味深く拝見させて頂きました。
残念ながら、強風の為にボーコン沢ノ頭での撤退でしたが、3000m峰の過酷さを知る上での貴重な経験となったのではないかと思います。

積雪期の北岳登頂において、八本歯は確かに難所ですが、私はそれ以上に北岳稜線が危険に感じました。
八本歯周辺は北岳稜線が壁になるので風の勢いは緩和され、環境的にはまだ易しいですが
稜線に上がってしまうと風を遮るものは無く、強風を真っ向から受ける為です。
地形的な難しさもありますが、最大の敵は風(&視界不良)
やはり、天気読みが重要になってくるでしょう。
積雪期の北岳は素晴らしい世界ですが、その過酷さを考えると、
「ぜひ行って下さい」とはなかなか言えないのが辛いところです^^;
・・・ですが、
天気を味方につけ、metaさんが積雪期の北岳登頂を達成される様、願います。
小生の記録が、少しでもその手助けになれば幸いです。
GOOD LUCK!!(農鳥小屋の親父さん風に)
2014/10/23 21:14
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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [7日]
南アルプス名峰のほとんどを一筆書きで巡るルート!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
北岳 間ノ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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