記録ID: 5543483
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳に夏を呼ぶ ツクモグサ と ホテイラン −硫黄岳から横岳、赤岳、阿弥陀岳を周回−
2023年05月26日(金) 〜
2023年05月27日(土)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 13:25
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,742m
- 下り
- 1,744m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:10
距離 8.2km
登り 1,115m
下り 153m
2日目
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:08
距離 10.3km
登り 633m
下り 1,613m
14:27
赤岳山荘
天候 | <1日目> 曇り☁️ 気温:出発時8°C 硫黄岳山荘3°C <2日目> 晴れ☀️ 気温: 硫黄岳山荘 8°C 下山時18°C 🌪️風:山頂稜線は少々吹くも、全般に穏やか 地震:初日の夜7時 夕食後携帯に緊急地震情報が流れる🚨 ★その直後に グラグラと何度か揺れる ★千葉県で震度5弱 ★様子を見に食堂のテレビを見ると、特に大きな被害もない様子 ★関東周辺では頻繁に地震があるので 皆さん慣れて驚かないのか ★関西人は少々の揺れでも 一応確認 ◉さて 山で地震に遭遇したら どうしたらいいのか ◉小屋で寝ていたら❓ がれ場を歩いていたら❓ ◉先ずは 慌てず落ち着いて行動することか❓ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://tozanguchi-p.com/post-874/ ○赤岳山荘の前を通過した左側に大きな駐車場がある 右側の川側にも駐車できる ○約80台駐車可能 ○日中は山荘のおばちゃんが集金に来る ○少し愛想が悪そうだが話をするとそうでもない ○トイレあり 1回100円 ○水場あり ○赤岳山荘は宿泊はもちろん、プロテインドリンク、ジュース、ビールの他、カレーライス、ラーメンなどの軽食やソフトクリームも販売している 🚙赤岳山荘駐車以外にも少し下にやまのこ村駐車場がある。 https://www.yatsu-akadake.com/osirase.html ●約70台 料金は同じ ●山側の赤岳山荘駐車場から順番に埋まっていく ●更に上にある美濃戸山荘は宿泊者のみ駐車可能 赤岳山荘駐車場から先は車止めのロープが張ってある ●麓の八ヶ岳山荘から駐車場までは 公道ではなく、登山者に開放された道だそうだ ●この道は深い轍や大きな石が転がっている悪路 ●車高の低い車は必ず底を擦る ●ある程度運転に自信のある人でないと悪戦苦闘する ●当然、すれ違いは困難 ●ということで 自己責任で気をつけて通行しましょう |
コース状況/ 危険箇所等 |
<1日目> ◆赤岳山荘〜北沢〜赤岳鉱泉 ・沢沿いの桟橋や橋をいくつか渡り、赤岳鉱泉の手前に来ると八ヶ岳の山容が飛び込んで来る ・ゆっくり約2時間 ◆赤岳鉱泉〜硫黄岳〜硫黄岳山荘 ・美しい樹林帯を九十九折しながら、赤岩の頭の稜線を目指す ・稜線に出ると素晴らしいパノラマビューが待っている ・硫黄岳の山頂は広大で山頂に着いたという実感が沸かない ・東側は山体崩壊の跡、視界が良ければ 大迫力なんだろう ・山頂から硫黄岳山荘まではなだらかな下り ・広大ながれ場で歩き放題だが、ひとたび 視界が悪くなると危険、風も突然強く吹き上げてくる ・そのため 大きなケルンが等間隔にいくつも並んでいる <2日目> ◆硫黄岳山荘〜奥の院(横岳)〜赤岳 ・ここからは南八ヶ岳を存分に楽しむことができる ・砂礫帯・鎖・梯子・ナイフリッジなど危険箇所と言われるところも いづれも短く 高度感もそれ程ない 慎重に進めば問題ない ・ここは右にアルプス 左に富士山を見ながらゆっくり八ヶ岳を楽しみたい ・この区間にお目当てのツクモグサが咲いている ・歩行に意識が行ってしまうと見過ごしてしまう恐れがある ・赤岳展望荘で息を整えたら 赤岳山頂まで最後の急登が待っている ◆赤岳〜中岳〜阿弥陀岳 ・赤岳からの降りは がれ場の急坂 ・浮石もたくさんあり 登って来る方もたくさんおられるので 落石には要注意 ・がれ場が終わると 文三郎尾根との分岐 行者小屋へショートカット マムート階段 ・中岳へは直進 中岳に登ると中岳のコルへ一旦降り 阿弥陀岳へ登り返す ・中岳のコルから阿弥陀岳の登りは要注意 ・梯子あり鎖ありの急登のうえ 岩がもろく不安定 ・この日も上から小石が落ちてきた ヘルメット必須 ・阿弥陀岳から御小屋尾根方面に西ノ肩がある ・眼前に迫る西の肩の岩場は迫力満点 ・大きな岩に架かる梯子と鎖を使ってよじ登ると行場 ・富士山 南アルプスの展望も抜群 ◆阿弥陀岳〜行者小屋〜南沢〜赤岳山荘 ・阿弥陀岳から中岳のコルへ戻り 行者小屋へは九十九折りの気持ちのいい樹林帯歩き ・そろそろ疲れが出てくるころ転倒に注意して歩こう ・行者小屋まで降ってきたら もう一つの目的 ホテイラン探し の南沢 ・とは言っても ホテイランはロープで保護されているので 直ぐに見つけられる ・コミヤマカタバミの群落と合わせて 貴重な高山植物が疲れを癒してくれる |
その他周辺情報 | 【宿泊】 ★硫黄岳山荘https://iodake.jp/sanso/ ・定員70名(コロナ前200名) ・三方壁に囲まれカーテンで閉じられた部屋にゆったり布団二人分の広さのプライベート空間 ・室内灯 電源コンセントがあり ・予約状況にもよるがグループ以外の相部屋はないような感じ ・1泊2食13,000円 カード決済あり ・温水シャワー 500 円 ・水洗トイレ完備 ・飲料水、お湯無料 ・モバイル通信(ドコモ)は繋がるが不安定 ・Wi-Fiが1日2回60分まで利用可能 ・3000m近い山小屋でこの快適さ 以前の山小屋のイメージと様変わりにビックリ‼️ 【温泉♨️】 ★八ヶ岳温泉「もみの湯」650円 開館時間 AM10:00〜PM 9:30 車で西へ20分程 http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/hotspa.html ※隣接する樅の木荘で食事可 ★八ヶ岳山荘も日帰り入浴可 http://www.yatsugatake.gr.jp/#sec04 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
靴
ストック
グローブ
雨具
タオル
帽子
長袖シャツ
ズボン
タイツ
靴下
ソフトシェル
防寒着
着替え
昼ご飯
行動食
非常食
飲料(水 お茶 ポカリ)
コッヘル
計画書
地図
コンパス
筆記用具
携帯
時計
カメラ(予備バッテリー)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
ヘッドランプ
水筒
|
---|
感想
▪️今回は南八ヶ岳の定番周回コース
▪️美濃戸口から赤岳鉱泉・硫黄岳・横岳・赤岳更に阿弥陀岳を経由して行者小屋・美濃戸口を時計周りに周回
▪️目的はツクモグサとホテイランを見ることと稜線からご来光を拝むこと
▪️これらを満足する行程は 稜線にある赤岳天望荘か硫黄岳山荘に宿泊
▪️関西方面から初日に余裕のある行程は赤岳鉱泉から硫黄岳山荘で宿泊するルート
▪️硫黄岳でご来光を拝み 核心部の赤岳 阿弥陀岳を2日目に通過するのが得策か
▪️ただし 横岳周辺に咲くツクモグサは太陽の光を浴びないと綺麗に開かないとか
▪️硫黄岳山荘からツクモグサが咲く横岳まで1時間程
▪️「どうするツクモグサ」
▪️赤岳鉱泉か行者小屋でテン泊して 周回してもいいが 2日目の行程がキツくなる
▪️今回は余裕の行程で設備の整った硫黄岳山荘で泊まることにした
▪️ご来光を拝み 空気の澄んだ早朝に富士山を望みながらの稜線歩きを堪能できた
▪️目的のツクモグサも十分に開花していなかったがいくつか見ることができたし ホテイランもじっくり見ることができた
▪️梅雨入り前の南八ヶ岳を堪能できた
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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