北岳〜間ノ岳〜農鳥岳 白根三山テント泊縦走

2023年07月02日(日) 〜 2023年07月03日(月)

• GPS: 16:15
• 距離: 30.7km
• 登り: 3,196m
• 下り: 3,882m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:54
• 休憩: 2:03
• 合計: 8:57

6:34 広河原インフォメーションセンター
6:39 6:39 広河原山荘
6:53 6:53 白根御池分岐
7:16 7:23 第一ベンチ(1880ｍ)
7:41 7:43 第二ベンチ(2059ｍ)
8:17 8:33 白根御池小屋
9:39 9:45 草すべり分岐
9:52 9:59 小太郎尾根分岐
10:22 10:45 北岳肩ノ小屋
10:59 11:00 両俣分岐
11:17 11:26 北岳
11:42 11:42 吊尾根分岐
11:55 11:57 トラバースルート分岐
12:16 12:42 北岳山荘
13:16 13:17 中白根山
14:09 14:32 間ノ岳
15:29 農鳥小屋

2日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:37
• 合計: 6:59

15:29 農鳥小屋
6:04 6:09 西農鳥岳
6:46 6:46 農鳥岳
7:13 7:16 大門沢下降点
9:07 9:36 大門沢小屋
11:09 11:09 早川水系発電所取水口
11:24 11:25 森山橋
11:51 11:51 大門沢ゲート
12:10 12:10 奈良田駐車場
12:24 奈良田バス停

天候

2日　ピーカン晴れ　
3日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き　夜叉神峠からバスで広河原
帰り　奈良田から広河原乗り継いで夜叉神峠
※夜叉神峠からのバス乗車はハイシーズンは芦安で定員オーバーになるらしいので要注意。
芦安に駐車して下さいとのこと。

※広河原から北沢峠のバス路線は今シーズンは崩落で通行止め

コース状況／危険箇所等

大樺沢の通行止め区間除いて、道は明瞭。指標あり。

広河原〜北岳　
以前に比べて草すべりの道幅広くなった印象。
朝露にズボン濡らして登った昔の面影なくメジャーな登山道に昇格した模様。

北岳〜間ノ岳　
登山者が減りますが、とてもわかりやすい道で迷うことは無いと思います。

間ノ岳〜農鳥岳〜奈良田
登山者はめっきり減りますが、マーキング・ピンクテープしっかり付いていて、親切な道でした。

テント泊地・農鳥小屋について
今シーズンは大門沢小屋の管理となります。(素泊まり＆テント泊のみ)
マナーを守って利用しましょう。
素泊まり　5000円
テント泊　1000円
料金箱に入れるか、大門沢小屋に降りたときに支払いをする事。
僕らはお礼を兼ねて大門沢小屋にて支払いました。

その他周辺情報

奈良田の里温泉・女帝の湯　温泉と食事
温泉は内湯のみ　42℃と40℃位のふたつの湯槽あります。700円
食事は山菜そばとヤマメの塩焼き。
どちらも美味しかったです。

白籏史郎記念館。600円(民俗資料館と共通)
山岳写真家の写真が大きなパネルで展示されていて、ゆっくり寛げるソファーもあって意外と穴場。
僕らは温泉と食事後もバスが出るまで余裕があったのでここでマッタリしてましたが他のお客さん居ませんでした。

写真

7/2 6:33

夜叉神峠からバスに乗り、やってきました広河原。

7/2 6:33

お久しぶりの大樺沢からスタート。

7/2 6:35

目指す北岳がいきなり見えてテンション上がります。

7/2 6:36

アップで。
バットレスもよく見えます。

7/2 6:37

吊り橋を渡って。
善き旅となりますよーに！

7/2 6:37

13年前にテント泊した河原。

7/2 7:22

たくさんのハイカーで賑わう登り。

7/2 8:17

白根御池小屋。

7/2 8:18

出来たばかりの頃にテント泊したことあります。

7/2 8:31

御池も明るい。
良い天気。

7/2 9:10

こんな感じで北岳が顔を出して、まだまだ遠いことを教えてくれる

7/2 9:40

お花畑満開の草すべり。

7/2 9:40

7/2 9:41

7/2 9:49

久しぶりに来てみたら道幅が広がったのか？草が後退したのか？
歩きやすくメジャールートに昇格した印象。

7/2 9:54

稜線に出るとこの景色！
甲斐駒

7/2 9:54

富士山

7/2 9:55

地蔵のオベリスク

7/2 9:55

甲斐駒
アップで

7/2 9:55

肩までひと登り。

7/2 9:59

千丈

7/2 9:59

千丈ヶ岳
アップで

7/2 9:59

甲斐駒
白い！

7/2 10:01

青空に続く稜線

7/2 10:25

肩に着きました

7/2 10:25

富士山

7/2 10:25

アップで🗻

7/2 10:27

お久しぶりです、肩の小屋。

7/2 10:28

鳳凰三山。

取りあえず撮っとく

7/2 10:28

寛ぎのベンチ

7/2 11:18

頂上手前にて
たまに雲が湧いても絵になる

7/2 11:20

北岳　登頂〜
ハイカー多めなのでアップで

7/2 11:20

頂上は賑やかでした。

7/2 11:20

休憩は小屋でする事にして先へ

7/2 11:31

少し降って振り返る

7/2 11:31

目指すは間ノ岳

7/2 11:35

3000m超の稜線
カッコいい！

7/2 11:38

激下りを振り返る

7/2 12:38

北岳山荘。
手ぬぐい購入。

7/2 12:38

ここでお昼ごはん。

7/2 12:47

間ノ岳へ

テン泊装備を背負っての縦走。
背負う荷物と踏みしめる重さが、この景色を更に雄大なものにしてくれる。

7/2 12:48

振り返って

7/2 12:48

富士山

7/2 12:48

千丈ヶ岳

7/2 12:49

鋸岳

7/2 12:51

素晴らしいトレイル。

7/2 13:09

また振り返って。

7/2 13:12

ずいぶん高度上げました。

7/2 13:16

中白根山

7/2 13:16

間ノ岳
稜線は続く

7/2 13:17

今日はずっと顔を出してくれている

7/2 13:32

風も吹いて爽やかな稜線歩き

7/2 13:32

最後の登り

7/2 14:10

着きました！
間ノ岳　登頂〜

7/2 14:10

来た道振り返る。
長かった､､､感無量

7/2 14:10

北岳

7/2 14:10

甲斐駒

7/2 14:10

千丈

7/2 14:10

富士

7/2 14:11

鳳凰三山

7/2 14:12

農鳥岳
ここから降って小屋を目指します。

7/2 15:06

小さなアップダウンを越えて行きます。

いつまでも眺めていられる

7/2 15:30

名物オヤジが不在の農鳥小屋に着きました。(怒られずに済んだ〜笑)

7/2 15:35

重い荷物からようやく解放される〜

7/2 15:54

風除けありませんが、ロケーションの良さにここにテントを張ってしまう。笑

テント場から

夕暮れ

朝焼け
雲多め

7/3 5:20

曙やおぼろに浮かぶ山並みの
奥にそびえる不二は尊き。
トム

7/3 5:20

朝ごはん食べてパッキングが済んだら出発します。

7/3 6:00

良き眺め

7/3 6:01

少し雲が多めで涼しい朝
高度を上げて

7/3 6:03

西農鳥岳

7/3 6:04

次のピークを目指します。

7/3 6:36

農鳥岳。

7/3 6:37

7/3 6:37

ここから望む北岳がもの凄くカッコいい！
バットレスの壁が迫力満点。

7/3 6:52

高度を下げて分岐を目指します。

7/3 6:52

富士は今日もよく見える

7/3 7:06

空の蒼も垣間見え

景色眺めながら給水中。
ハイドレーションの水は7割方減っていました。

7/3 7:14

立派な分岐
遠くから下からでもよく見えました。

7/3 7:32

唯一の小雪渓

7/3 8:58

大門沢に出ました

7/3 9:19

ほどなく大門沢小屋。
こちらでお礼とテント代を支払いました

7/3 9:23

ドリップコーヒー
美味しい

7/3 9:37

幾多の渡渉も橋が掛かっていて、渡りやすい。

7/3 9:46

整備に感謝。

7/3 9:47

沢の水音に癒やされながら

7/3 9:52

道もそのまま水の流れの中だったりして

7/3 9:54

木漏れ日も眩しい

7/3 9:57

沢と青空。

7/3 10:05

苔生す森。

7/3 10:54

日がな一日、良い天気。

7/3 11:05

吊り橋が出てくると文明の匂い

7/3 11:07

ビビって渡る人。笑

7/3 11:36

林道に出ました

7/3 11:54

ゲート前に着いたら充実の旅も終わりの合図。
あとは温泉までひと歩き。
お疲れさまでした。

撮影機器：

arrows We F-51B docomo FCNT

感想

トム

7/1から今シーズン農鳥小屋の管理を大門沢小屋にて行われるとの事で、農鳥小屋にてテント泊。
日本で一番長い3000m超の稜線歩き、梅雨の晴れ間を狙って行ってきました。

大樺沢のルートは一部通行止めになり、草すべりが現在の一般ルート。
大勢のハイカーが梅雨の晴れ間の登山日和に訪れて、とても賑やかな北岳の山頂。

そこからの縦走路は徐々に静かな山行に。
間ノ岳を越えるとすれ違う人も殆どなく、農鳥小屋に泊まる人は小屋泊二組。テント泊二組のみ。
雄大な南アルプスの山並みを眺めながらの２日間、好天に恵まれて遠くの山まで良く見通せて、涼しい風に吹かれながら稜線歩きを堪能することが出来ました。