念願の白根三山縦走

2023年07月15日(土) 〜 2023年07月16日(日)

• GPS: 14:32
• 距離: 31.7km
• 登り: 3,201m
• 下り: 3,897m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 1:06
• 合計: 5:06

6:37 広河原インフォメーションセンター
6:42 6:43 広河原山荘
6:55 7:03 白根御池分岐
7:22 7:22 第一ベンチ(1880ｍ)
7:42 7:46 第二ベンチ(2059ｍ)
8:17 8:23 白根御池小屋
9:20 9:40 草すべり分岐
9:43 9:51 小太郎尾根分岐
10:16 10:16 北岳肩ノ小屋
10:23 10:30 両俣分岐
10:47 10:51 北岳
11:03 11:08 吊尾根分岐
11:19 11:22 トラバースルート分岐
11:43 北岳山荘

2日目

• 山行: 7:55
• 休憩: 1:21
• 合計: 9:16

6:35 北岳山荘
6:58 7:02 中白根山
7:43 7:45 間ノ岳
8:32 9:03 農鳥小屋
9:40 9:42 西農鳥岳
10:09 10:17 農鳥岳
10:45 10:51 大門沢下降点
12:44 13:03 大門沢小屋
14:27 14:31 早川水系発電所取水口
14:46 14:48 森山橋
15:14 15:14 大門沢ゲート
15:35 15:35 奈良田駐車場
15:45 15:48 奈良田バス停
15:51 ゴール地点

天候

1日目：曇り時々小雨、稜線上は霧＋爆風/2日目：霧+強風後晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

◆車移動
・甲府〜奈良田駐車場　1時間37分
　3:00　甲府
　4:15　奈良田第2駐車場
到着時点で駐車場は満車。路肩でスペースがあるところに路駐しました。
（下山後、路駐は白線を少し超えるくらいならまだしも、片側車線真ん中に停めている車もありました。）
◆バス　（片道1,330円）
・行き　→　5:30　奈良田〜　6:15　広河原
4時半前から並び始めていたようです。4時50分頃にはバスが4台やって来ていました。当日は連休初日ということもあってかものすごい人の数で、4台とも立ち乗りあり、の状態でした。他の方のレコをみたら、第1便では全員乗り切れなかったようです。
http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/
◆宿泊
・北岳山荘
　1泊9,000円　夜ご飯2,000円　朝ごはん1,300円
※南プスリザーブで予約します。
https://www.minamialps-yoyaku.jp/

コース状況／危険箇所等

・広河原〜白根御池小屋
特に危険な箇所もなく、コース明瞭です。
この区間は渋滞していました。自分のペースで歩けなかったのがオーバーペースならずに良かったのか・・・・。
・白根御池小屋〜小太郎尾根分岐
草すべりは急登です。この区間も危険な箇所無し、コース明瞭です。
・小太郎尾根分岐〜北岳山荘
稜線に出ます。天気が良ければ周りの山々の最高の景色が見れます。
道は肩の小屋からは岩岩なところを歩きますが、岩が濡れていて気を使いました。
この日は肩の小屋あたりからところどころ爆風のところあり、北岳を過ぎて北岳山荘まで行く途中は歩けなくなるくらいの風を受けた場所もありました。
コースはわかり易いですが、コンディションが悪い時の下りは気を使いました。
ちなみに、ザックカバーが飛ばされてしまっていました。
・北岳山荘〜大門沢下降点
2日目になり霧+爆風から霧+強風になりました。
通常ならこのルートは特に危険ではないと思いますが、霧のため視界が3~40mくらいしかなく、かつ岩が濡れていて滑りやすいところがあり、慎重に歩きました。
間ノ岳から先は、岩にたくさんのマーカーがしてあり、初めてこのルートを霧の中歩くのには助かりました。ほんと、有難いです。
・大門沢下降点〜奈良田
特に危険な箇所は無いですが、ところどころ段差のある下り、ザレ場があって気を使います。また距離がものすごく長いので、膝が痛くなってしまいました。
下る標高差もあるので、体力が無いのに一気に下るような無理は禁物だなと感じた次第です。

写真

7/15 4:22

車を停め、バス乗り場に向かいます。

7/15 4:28

4時半前なのに、こんなに並んでいる。

7/15 4:49

バスが4台やってきました。
私は4時半に並んだところ、3台目のバスに座ることが出来ました。

7/15 6:31

広河原着。

7/15 6:31

こちらは新しい建屋。
登山前にトイレ（大）を思い、どうせなら新しい方に、と思っていきましたが、こちらの男子便所の大は1カ所のみ。
渋滞していました。

7/15 6:33

さあ登るぞ。

7/15 6:43

いきなりの渋滞。

7/15 7:44

ギョリンソウ。
ところどころに咲いていました。

7/15 7:46

1時間以上歩いてもまだ渋滞。
さすが3連休初日。天気は悪いけど・・・・。

7/15 8:11

白根御池小屋。
この辺から雨がちょっと強くなったような。

7/15 8:24

草すべりをたくさんの人が登っていきます。

7/15 9:02

ひたすら登りが続きバテてます。

7/15 9:50

小太郎山分岐。
この辺は御覧の通り霧。プラスところにより爆風。

7/15 10:15

北岳肩の小屋。
戻ろうかな、という気持ちがちょっと出てくる。

7/15 10:48

北岳到着。

7/15 11:26

北岳から北岳山荘のルートのところどころがものすごい爆風でした。
もうどこをどう歩いたのか覚えていません。

7/15 11:45

風力を見るヤツ。
振り切ってる。

7/15 11:54

部屋の中です。
仕切りがあります。

7/15 11:54

こちらは大部屋。

7/15 12:16

お腹が減ったので、ご飯前にカップラーメン（600円）を購入。

7/15 17:00

山荘の夜ごはん。
美味しかったのですが、薄味な感じ。
ご飯と味噌汁はお代わりできます。

7/15 17:16

売店ではこんなものが売っています。

7/15 17:21

テント泊の皆さん、強風の中頑張っています。
私には出来ない。

7/15 17:34

レインウェアを乾燥室に置いていたが、他の方の分がたくさんあり過ぎて乾く気がしなかったので、部屋に吊るす。

7/15 18:05

その後、景色が気になったので外に出ると、富士山がちょっとだけ見えた。
今回の富士山はこれのみ。

7/15 18:06

この日は満員御礼+オーバーしていたようで、玄関に布団が敷かれていました。

7/15 18:06

靴置き場。
いろんな種類があってついつい見入ってしまう。

7/16 4:33

山荘の朝ごはん。
ご飯と味噌汁はお代わりできます。

7/16 6:33

お世話になりました。

7/16 6:58

中白根。

7/16 7:26

どこ？

7/16 7:43

間ノ岳。

7/16 7:48

間ノ岳からはペイントの印がたくさんありました。
初めて歩くルートで霧+強風のなかなので有難かったです。

7/16 8:09

ほとんどこんな感じ。
南アルプスの雄大な景色が見れなかったのは残念。

7/16 8:16

ちらと霧が取れた。
青空のもとだったら最高だったんだろうな。

7/16 8:32

農鳥小屋着。
ここで腹ごしらえをしました。
農鳥オヤジさんは不在でした。

7/16 9:01

7/16 9:27

農鳥岳へは急登。
先が見えないので目の前の坂をひたすら登るのみ。

7/16 9:38

まずは西農鳥岳。

7/16 10:09

農鳥岳。

7/16 10:43

大門沢下降点まできました。
これも視界が悪い時には助かると思う。

7/16 10:45

下降点から先は霧も風も無くなりました。
その代わり暑い。

7/16 10:53

ザレ、ガレで歩き難いところが多かったです。
そのせいか、早い段階で膝がプルプル。

7/16 12:23

たまにある平和な道。
有難い。

7/16 12:50

大門小屋着。
ここで缶コーラ1本（400円）を購入。
その後、水をからペットボトルに詰めて出発。

7/16 13:08

ところどころ木の橋を渡る。
足が疲れているのでちょっと緊張する。

7/16 14:04

まあ、下りは長かった。

7/16 14:24

最後の吊り橋。
揺れます。

7/16 15:08

登山口の門が見えた。

7/16 15:43

路駐がいっぱいでした。
中には白線完全無視の方車線の真ん中に停めている車も・・・。
車で帰る時に渋滞しているものと勘違いして2〜3分後ろでまってしまった。

撮影機器：

α5100 ILCE-5100 SONY

AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー シャープ

感想

Dkoba

白根三山縦走は6〜7年前からやりたいと思っていたのですが、天気が悪かったり、都合が悪くなったりとで延び延びになっていました。
まだ体力があるうち、と思って今年こそ絶対に行くと決め、山荘のキ予約も取り、天気も2〜3日前の予報はバッチリと準備万端でした。
。
朝4:50に奈良田に着くと、駐車場はこれ以上もうどうにも停められない感じで満車。
少し北に行くと、スペースがあったのでそこに無事停めることが出来ました。
（他の方のレコを見ると、前日から入っていた人が多かったようです）
バスも4台やってきましたが、立ち乗りが出るほどの混雑ぶり。駐車場の様子を見ると納得です。

広河原に着くとここも人がいっぱい。いざ歩き始めても、渋滞している状況でした。
雨は小雨でしたが降り始め予報通りの天気。さらに小太郎分岐の稜線に出ると強風とこちらも予報通り。そこからはずっと霧+強風との闘いで、どこをどう歩いたのかをよく覚えていません。特に凄かったのは、北岳を過ぎてからところどころで冬山でも経験したことが無いくらいの爆風でした。無事、北岳山荘に着いた時の安堵感はなんとも言えません。外は霧+強風のため、他にすることもなく早速寝る、その後夜ご飯を食べて寝る、と小屋迫を満喫しました。
次の日も風は少し弱まったのですが、相変わらずの霧+強風。これなら行ける、と判断して念願の縦走を決行しましたが、稜線の景色は皆無（3~40m先しか見えません）の苦行のような山行となりました。

こんな感じなのでリベンジ、と言いたいところですが、大門沢下降点からの地獄のような激下りで脚がプルプルで大変な思いをしたので、現時点では無しです。