記録ID: 5730161
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
北アルプス裏銀座縦走〜烏帽子岳〜野口五郎岳〜水晶岳〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜双六岳 No.1
2023年07月14日(金) 〜
2023年07月18日(火)
富山県
長野県
岐阜県
sakasaikun
その他1人 - GPS
- 80:00
- 距離
- 38.0km
- 登り
- 3,235m
- 下り
- 3,424m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:00
2日目
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:05
3日目
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 8:35
| 天候 | 7/15雨のち曇り 7/16曇り 7/17快晴 7/18快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
帰り→7:55新穂高ロープウェイ→8:35平湯温泉8:55→10:32松本バスタールナル→松本駅11:10→13:45新宿駅13:57→14:18上野駅14:22→14:50柏駅14:58→16:08逆井駅着で自宅へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
石倉山荘からの入口はタクシーの始発が5時からなので、バスで到着後1時間程待つことになります。今回は小雨が降っていて暗い中石倉山荘の軒下に5〜6人程で雨宿りをしながら待ちます。歩いている人もいますが、約2時間弱の工程で暗い長いトンネルを歩いていくには勇気が必要です。 裏銀座は多くの方が行きかうので間違いはありません。ただ、いたるところにアップダウンがあるのと、今回は野口五郎岳近辺は突風が吹いて前に進めないし、稜線では吹き飛ばされそうな風にあおられてました。 それから、水晶小屋の手前は結構な崩落地帯で危険な感じがします。左右が雪崩れて落ちてます。水晶岳も頂上直下は大きな石の岩場で急登です。 鷲羽岳は登り下りはどちらも結構しんどかったです。 |
| その他周辺情報 | 鏡平山荘を4時に出て新穂高に7時着。早すぎて露天風呂もやってなかったのが残念です。バスで平湯温泉経由で松本に行きましたが、どこも汗を流す場所がなくて、ちょっと臭さを持ち越しました。 |
写真
ボケててすいません。ここがゲートインで5時にしか空きません。今日は、小雨降る生憎の天気でのスタートになりそうです。
ここが石倉山荘です。4時に到着した時には真っ暗で小雨が降っていたので、山荘の軒下をお借りして雨宿り、そして朝食を食べて約1時間待ちの状態でした。
7/15 5:24
ここが石倉山荘です。4時に到着した時には真っ暗で小雨が降っていたので、山荘の軒下をお借りして雨宿り、そして朝食を食べて約1時間待ちの状態でした。
いよいよ、スタートです。5時前にタクシー乗り場に集まり始めました。我々は2番目だったのですが、何故かトップに。いよいよスタートです。ちょっと、雨は小降りかな。
7/15 5:24
いよいよ、スタートです。5時前にタクシー乗り場に集まり始めました。我々は2番目だったのですが、何故かトップに。いよいよスタートです。ちょっと、雨は小降りかな。
高瀬ダムまでの所要時間は10分強です。ここを歩いてくるのは少し大変かな。料金は一人\600-とお得です。おっと、強烈な風が吹き抜けてます。早くトンネルに行かないと。
7/15 5:59
高瀬ダムまでの所要時間は10分強です。ここを歩いてくるのは少し大変かな。料金は一人\600-とお得です。おっと、強烈な風が吹き抜けてます。早くトンネルに行かないと。
いや、このグニャグニャを歩くと大変。高度勘が伝わらないけど、歩くとそれなりに体力消耗かな。
トンネルを抜けると長い橋を渡って行きます。ここ数日の大雨で川は増水してものすごい流れです。この先の橋も流されたらしく、渡渉を覚悟で渡ります。
7/15 6:08
トンネルを抜けると長い橋を渡って行きます。ここ数日の大雨で川は増水してものすごい流れです。この先の橋も流されたらしく、渡渉を覚悟で渡ります。
と、丸太が二本川にかかってます。本来は橋が流されて川を渡らないとダメだったらしいのですが、昨日の夜の内にかけてくれたようです。東京電力さん、本当に助かります。
7/15 6:18
と、丸太が二本川にかかってます。本来は橋が流されて川を渡らないとダメだったらしいのですが、昨日の夜の内にかけてくれたようです。東京電力さん、本当に助かります。
そして、いよいよここからスタートです。実は、ここから三大急登にあげられるくらいきつい登りでした。なので、ここからは写真がありません。そして、途中で雨に降られる始末、一時は大雨も覚悟しましたが、カッパを着てすぐに抜くことができました。
7/15 6:24
そして、いよいよここからスタートです。実は、ここから三大急登にあげられるくらいきつい登りでした。なので、ここからは写真がありません。そして、途中で雨に降られる始末、一時は大雨も覚悟しましたが、カッパを着てすぐに抜くことができました。
烏帽子小屋に到着後、少し休憩を挿んで烏帽子岳に向かいます。前烏帽子に到着したら、かなり頂上付近は岩場らしいので、此処までにして戻ります。でも、形の良い山です。
1
7/15 11:21
烏帽子小屋に到着後、少し休憩を挿んで烏帽子岳に向かいます。前烏帽子に到着したら、かなり頂上付近は岩場らしいので、此処までにして戻ります。でも、形の良い山です。
頂上付近は本当に岩場の連続のようになってます。何にもが取りついているのが見えます。
そして、夕焼けを待ちましたが今回は雲が多くて最後まで見えませんでした。中々タイミングが難しいです。
烏帽子小屋の入口です。本当にこじんまりとした小さな山小屋です。お世話になりました。
朝食です。おにぎりか。やはり手間をかけたくないと思うとこれか。昨日のカレーもおいしかったけど、ご飯だけお代り自由っておかしくない。ふりかけもっていってて良かった。
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7/16 6:15
朝食です。おにぎりか。やはり手間をかけたくないと思うとこれか。昨日のカレーもおいしかったけど、ご飯だけお代り自由っておかしくない。ふりかけもっていってて良かった。
烏帽子小屋前で相棒と一緒の写真を山小屋の女性スタッフが気を利かして撮ってくださいました。ありがとうございます。
野口五郎岳に向かう山の稜線です。曇っているので助かります。でも、かなりの強風が吹いてます。向かい風はきついな。
コマクサがかなり咲いてます。少し時期が過ぎているかも知れませんが、強風にあおられながらしっかりと根を下ろして育っています。
ちょつと遅れた相棒君が登ってきます。この辺りは左程の登りではないです。
この先のアップダウンです。雲が流れてますが、雨にはならないようです。とにかく強風がすごいです。
名前わすれちゅゃった。でも、夏の盛りでお花畑があちこちで多くの花を咲かせてます。
野口五郎岳なのかな。ガスで良く見えません。まだまだありそうだな。
あの先の先かな。少し青空がのぞいてきました。今度は暑さとの戦いになるな。でも、青空だと気持ちが良いな。山の稜線歩きには最高です。
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7/16 8:46
あの先の先かな。少し青空がのぞいてきました。今度は暑さとの戦いになるな。でも、青空だと気持ちが良いな。山の稜線歩きには最高です。
野口五郎小屋に到着です。なんと風に飛ばされないようにたくさんの石を屋根にのっけて対策してます。ここは物すごい強風の通り道です。
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7/16 9:23
野口五郎小屋に到着です。なんと風に飛ばされないようにたくさんの石を屋根にのっけて対策してます。ここは物すごい強風の通り道です。
小屋を振り返ります。小さい小屋だけどここにある意味もあるのかな。こじんまりとしています。
野口五郎岳に到着。天気回復傾向、雲が稜線を覆って視界は今一つですが、これも山らしくて素敵です。
山には残雪もあって下界との違いを感じます。でも、気分よくパシャリです。気持ち良いぜー。
これから向かう水晶小屋方面です。なんだか遠そうだな。山の上はガスってて取れそうにないな。
東沢乗越です。水晶小屋の気配する感じない。後で気づくのですが、まだまだ先でした。
振り返ります。良く歩いた来たな。少し強風は収まった感じがします。にしても先が見えないな。
うわーっ、まだまだ登るな。それになんだこの崩落は。あの尾根を歩いてる。このてっぺんに小屋があるようです。
何となく水晶小屋が見えてきました。まだまだ最後の登りがきつそうです。とにかく最後の登りに向けて頑張ります。
こんな岩場に梯子を超えていきます。この辺りも慎重に歩みを進めて行きますが、結構歩き続けてきました。
まだまだ登ります。そして、ついにこの先の水晶小屋に到着です。良く歩きました。
荷物を小屋において水晶岳に登ります。ガスってて何も見えません。残念ですが、ここでパシャリ。頂上は狭くて長いができません。
こんな感じの山を登ってきました。伝わらないかな。でも、迫力あるよな。
山のてっぺんに立てられています。風がすごいので、後ろの山を背にして風よけで建てられている感じです。
今日歩いてきたルートを振り返ります。天気が悪かったけど、日が照ると暑いしな、まぁ、良かったということか。
雲ノ平をアップで、いつかお邪魔したいな。でも、まだまだ奥は深いな。
黒部五郎岳のカールです。何年前かな、あのカールを見に下ったのは。
鷲羽岳に朝日が当たります。奥に槍ヶ岳と穂高をバックにして、見事なロケーションです。
朝日が顔を出しました。やっぱりこれを見に来たって感じです。にしても、昨日は寝付けなかったかな。眠いや。
朝食です。ふりかけもっていって正解です。朝はしっかりと食べて鋭気を養います。
感想
今回は、初めて3泊4日という長丁場な山旅の縦走を試みました。奥銀座を制覇するには、これくらいの日数を必要とすると思ってましたが、意外と1日の行動時間が短くお昼過ぎには小屋に入ってのんびりと時間を過ごしました。ただ、きつめなルートにすると身体が持たなかったのかも知れませんが、最終日は双六小屋に宿泊予定でしたが、一つ先の鏡平山荘迄進みました。おかげで翌日は早く帰ることとなりました。
裏銀座を初めて歩きましたが、初日の急登はきつく、途中で雨に見舞われ降り続いたらしんどかったのでしょうが途中から曇りになったので良かったです。でも、この登りはさすがに三大急登の一つに挙げられるだけあってしんどい思いをしました。
2日目は、とにかく強風で稜線では、前には進めないし、背中を押されたら飛んで行ってしまいそうになるくらい酷い強風でした。突風20�辰辰討いκ�がおられましたが、確かに山の稜線であおられたら滑落する危険は十分にあります。
3日目は、ここまでの苦労が全て報われた雲一つない青空の下で、朝日も拝められました。360°のパノラマはこんな天気でないとみられないでしょう。水晶小屋〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜双六岳での眺望はこのために来たと言っても間違いは絶対にないでしょう。
今回は、連休を使ってきましたが、此処数日ずれていたら雨、それもかなりの強い雨だったことを思えば、本当にラッキーな天気に恵まれて最高な裏銀座縦走旅となりました。
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利用交通機関：
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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