北アルプス縦走（室堂in / 新穂高out）

2023年07月15日(土) 〜 2023年07月19日(水)

• GPS: 99:09
• 距離: 59.3km
• 登り: 4,755m
• 下り: 6,084m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:03
• 休憩: 1:12
• 合計: 5:15

8:19 室堂
9:25 9:25 浄土山
9:33 9:33 浄土山南峰
10:07 10:14 鬼岳東面
10:50 11:02 獅子岳
11:50 11:51 ザラ峠
12:32 13:24 五色ヶ原山荘
13:34 五色ヶ原キャンプ場

2日目

• 山行: 9:18
• 休憩: 1:14
• 合計: 10:32

4:27 五色ヶ原キャンプ場
4:38 4:49 五色ヶ原山荘
5:18 5:20 鳶山
6:39 6:46 越中沢岳
8:21 8:22 スゴ乗越
9:03 9:35 スゴ乗越小屋
10:30 10:40 間山
12:00 12:01 北薬師岳
13:12 13:13 薬師岳
13:27 13:27 薬師岳避難小屋跡
13:46 13:55 薬師岳山荘
14:31 14:31 薬師平
14:59 薬師峠

3日目

• 山行: 10:11
• 休憩: 2:18
• 合計: 12:29

4:20 薬師峠
4:56 4:57 太郎平小屋
6:06 6:06 神岡新道分岐
6:13 6:28 北ノ俣岳
6:55 6:56 赤木岳
7:06 7:08 赤木岳南峰
7:34 7:34 中俣乗越
9:09 9:10 黒部五郎の肩
9:26 9:38 黒部五郎岳
9:44 9:45 黒部五郎の肩
11:18 11:53 黒部五郎小舎
13:09 13:09 三俣蓮華岳巻道分岐
13:53 13:55 三俣蓮華岳
14:16 14:17 丸山
14:48 14:48 中道分岐
15:22 15:22 双六岳中道分岐
15:40 16:47 双六小屋
16:49 双六池

4日目

• 山行: 7:28
• 休憩: 1:12
• 合計: 8:40

6:34 双六池
7:12 7:13 くろゆりベンチ
7:29 7:43 花見平
7:54 7:55 弓折乗越
7:59 7:59 弓折岳
8:03 8:05 弓折岳（三角点）
8:30 8:44 大ノマ乗越
9:25 9:25 大ノマ岳
10:24 10:24 秩父平
12:19 12:20 抜戸岳
12:27 12:28 分岐指導標（仮称）
13:22 13:23 抜戸岩
14:09 14:18 笠ヶ岳山荘
14:35 15:03 笠ヶ岳
15:14 笠ヶ岳山荘

5日目

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:07
• 合計: 5:23

5:59 笠ヶ岳山荘
6:36 6:37 抜戸岩
7:31 7:31 笠新道分岐
7:33 7:35 分岐指導標（仮称）
8:15 8:15 杓子平
10:33 10:34 笠新道登山口
10:43 10:43 中崎橋
10:55 10:55 お助け風穴
11:08 11:10 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
11:16 11:17 新穂高温泉駅
11:21 11:21 新穂高温泉バス停
11:22 ゴール地点

天候

Day1：ガスガス&強風（特にザラ峠付近は爆風）
Day2：ガスガス、一時雨のち夕方は晴れ
Day3：どピーカン！暑いっす…
Day4：晴れ、笠の稜線に乗った頃から曇りがち
Day5：ガスガス、下山後に雨

アクセス

利用交通機関：

バス

往路：深夜バス（7,200円）で扇沢へ。その後アルペンルート（6,850円）を乗り継ぎ室堂入り
復路：新穂高からバス等を乗り継ぎ帰宅

コース状況／危険箇所等

【要注意箇所のみ】
Day1
■ 鬼岳東面の下り基調の残雪トラバースは雪切してあり滑り止め不要（私見です）

Day2
■ 越中沢岳〜スゴの頭はちょっとエグい。荒れてるというよりあまり手が入っていないのかも？（良い意味で）
■ 北薬師〜薬師間はガスってた上ぼさっと歩いてたためか2度ほどルートロスト。踏み跡やや不明瞭

Day3
■ 全ルートに渡り良く整備されている

Day4
■ 賑やかな双六周辺を離れ弓折乗越から先は一気にハイカーが少なくなりその分道もワイルドに。
■ 大ノマ岳〜秩父平間はハイマツがやや煩い

Day5
■ 笠新道恐るるに足らず

その他周辺情報

中崎山荘で5日ぶりに入浴800円（新穂高センターで割引券入手）
https://shinhotaka.com/place/482/

写真

7/14 21:15

水、その他を積む前で18.8kg。都合22kgくらいとなる。
果たして総距離60km超の山行を完遂出来るのか？

7/15 7:53

まずは景気づけに室堂で立山そばを食らう

7/15 8:28

この日標高の高いエリアはガスの中だがスタート

7/15 9:09

透明感の不思議

7/15 9:29

7/15 9:32

浄土山南峰2840m
富山大学立山研究所も霞んで見える

7/15 10:13

鬼岳東面の雪渓は雪切りしてあるので問題なし

7/15 10:26

7/15 10:50

獅子岳2714m
雨は降っていないが霧で濡れるためザックカバー装着

7/15 11:09

晴れてればパラダイスなんだろなぁ

7/15 11:45

7/15 11:47

この辺は爆風が吹き荒れてて歴史に思いを馳せてる場合ではない

7/15 12:29

とりあえず五色ヶ原小屋に逃げ込んで

7/15 12:41

風の様子を見るため小屋にしばし停滞。テントから小屋泊に切り替えるハイカーもちらほら

7/15 13:17

仏旗。立山信仰のシンボルらしい

7/15 13:35

テン場を覗くと連休初日なのに一張りのみ笑

7/15 15:01

しゃーないから張ってみた。結果的にまぁなんとかなった。最終的には10張りくらい（TJAR関係者が複数いたようだ）

7/15 14:48

五色テン場の水場。水源は雪渓

7/16 4:25

Day2スタート

7/16 4:38

小屋を通過して

7/16 5:19

まずは鳶山2616m

7/16 5:43

7/16 5:51

この日は終始黒部川を眼下に眺めながら

7/16 6:46

越中沢岳2591m
この日ニ座目

7/16 6:49

7/16 7:01

この辺りの道は

7/16 7:11

なかなかエグいぜべいびー

7/16 8:21

アップダウンを繰り返しスゴ乗越を過ぎしばし歩くと

7/16 9:28

チェックポイントのスゴ乗越小屋が現れる

7/16 9:28

腹減ったけどランチタイムには1時間早かった。残念っ！

7/16 9:28

小屋の真正面には赤牛岳。こっちから見てもなかなかカッコいい

7/16 9:38

7/16 9:48

7/16 10:28

7/16 10:30

間山2585m
この辺りから薬師に向けてこの日最後の登り

7/16 12:02

北薬師岳2900mを過ぎて

7/16 13:12

薬師岳2926m
これで五色ヶ原〜薬師岳が繋がった。
※ 北薬師と薬師岳間は踏み跡不明瞭なので特にガスの日は要注意

7/16 13:14

ピカピカの薬師如来さま。
ここまでの無事を感謝し、引き続きの安全ハイクをお詣り

7/16 13:24

薬師のカールを覗き込む。いつか滑ってみたい

7/16 14:36

沢筋に道がつけられた薬師峠への下りはデカい石がゴロゴロ

7/16 18:25

そんなこんなで今宵のお宿、薬師峠テン場にとーちゃこ。少々の土木工事を行いなんとか平な場所を確保。
連休中日のこの日は100張超だったそう

7/16 19:16

薬師も雲がとれてカールがキレイに見える

メシを食い終わった頃にいいカンジに焼けてきたので太郎平までお散歩

7/16 19:27

テン場で友達になった地元富山のTさんと名古屋のビギナーK君。おかげで楽しいディナータイムとなった(^^)

Tさんの高級カメラの写真を拝借

7/16 19:13

明日はサイコーのお天気になりそうだ(^^)

7/17 4:20

そしてDay3スタート

7/17 4:26

この日の天気は間違いないっ！

7/17 4:47

まずは太郎平を通過

7/17 5:00

右手には白山が近い

7/17 5:06

7/17 5:11

7/17 6:14

まずは北ノ俣岳2662m

7/17 6:58

この一帯、ハクサンイチゲの群生地がいくつも！

7/17 7:23

振り返って。しかし薬師岳はデカいなぁ

7/17 8:04

暑くなる前に黒部五郎には登っておきたい

7/17 8:28

7/17 9:19

作戦通りバテる前に黒部五郎岳2839m

7/17 9:31

ため息しか出ねぇなぁ

山頂で富山のTさんと再会！
高級カメラのはずなのに飛んじゃってますな笑

それでは進みますっ！
まーたねー

7/17 9:31

それにしても全部見えてる！

7/17 10:08

一度は稜線ルートも歩いてみたいが、

7/17 10:15

大圏谷を下から眺めたくていつものカールルートを選択

7/17 10:26

あちょー

7/17 10:32

わたたたたたたた

7/17 11:13

そんなこんなで楽園、黒部吾郎小舎へ

7/17 11:26

エネルギー補給したらこの日の後半戦がスタート

7/17 12:14

いきなり黒部乗越への急登。ここで懸念していた足攣り発生…
もはや68番を連投しても焼け石に水ってカンジ

7/17 12:37

三俣蓮華に双六も見えてきた

7/17 13:12

振り返って、黒部五郎さん

7/17 13:53

三俣蓮華岳2841m

7/17 13:55

北鎌も西鎌もかっちょいい

7/17 14:48

足攣りのため、双六は迷わず巻くことに

7/17 15:18

だそうです

7/17 15:28

やっとこさ双六小屋が見えてきた

7/17 16:49

今宵のお宿は池の畔りのナイスなテン場。
予定通り双六小屋でジジババパーティと合流

7/18 6:37

それではDay3スタート！
この日から2日間はジジババパーティに同行する。右奥が目的地の笠ヶ岳。ちょっと遠くない？

7/18 6:38

7/18 6:47

7/18 6:53

7/18 6:54

どこから見てもフォトジェニックですな

7/18 6:57

7/18 7:02

7/18 7:05

振り返って。双六小屋が見える

7/18 7:09

7/18 7:46

7/18 8:05

弓折岳2592m
この辺りから極端にハイカーの数が少なくなる

7/18 8:08

わっせわっせ

7/18 10:03

笠のド迫力に腰が引けがちなジジババパーティ。ガンバです！

7/18 10:15

秩父平手前のハイマツ帯はやや被さり気味

7/18 11:07

ここも楽園！秩父平

7/18 11:40

漸く笠本峰をロックオン！

7/18 13:34

小屋が見えてきたら

7/18 13:44

もうちょいです

7/18 13:47

小屋下のテン場の雪渓が水源の水場は既に枯れてた。今シーズンは復活しないそう。寡雪の影響

7/18 14:33

祠と

7/18 14:40

笠ヶ岳2898m

7/18 14:37

山頂でのんびり。楽しげなジジ&ババ達(^^)

7/18 14:40

クリヤ谷ルート方面。今度歩いてみよう

7/18 16:20

夕方にかけてガスが抜けて空も見えてきた

7/18 17:02

最後の夜は自分を甘やかして小屋泊に。久々の一汁三菜が嬉しい！

7/18 18:09

メシの後、ガスったり晴れたりで一喜一憂してると

7/18 19:09

西の空には小松のF15の飛行機雲「S」。さながら日本版Top Gun

7/18 19:10

最後の夜が徐々に暮れてゆく

7/19 5:58

そして最終日スタート！
集合写真を撮ってもらったら

7/19 6:02

笠ヶ岳小屋を後に下山開始

7/19 6:13

またねー

7/19 6:54

お花はガスってた方が映えて見えるのは自分だけ？

7/19 6:39

抜戸岩を通過し

7/19 7:32

分岐へ上がり

7/19 7:36

ここでジジババとはお別れ

7/19 7:38

一刻も早く風呂に入りたい一心で一気に下る

7/19 8:15

そして杓子平から

7/19 8:18

いよいよ笠新道へ

7/19 8:21

7/19 8:32

7/19 9:11

7/19 9:48

お向かいにはかっちょいい焼岳が。
どうやら降る前に下りられるそうだ

7/19 10:33

そんなこんなで林道へ

7/19 10:51

クリヤ谷ルートを歩いてみたいなんて考えてたら

7/19 11:10

新穂高のゲートが見えた。
双六はカットしたものの、ほぼ計画通りコンプリート！

7/19 11:42

5日ぶりに風呂に入ったら3回目の洗髪で漸く泡が立ったのは内緒です笑

7/19 12:51

そしてまずは現地でおつかれちゃん

7/19 20:23

シメはばーちーでおつかれちゃん！

202307150900

202307160900

202307170900
この山行一番の好天に恵まれた

202307180900

202307190900
前線が南下しPMから雨

感想

juncy55

【山行の目的】
■ 北海道ジジババ8名パーティの北ア縦走山行（なんと山中7泊！）を勝手に応援しよう
■ せっかくなので未踏の五色ヶ原〜北薬師岳を繋げよう

【総評】
■ 天候不順によりジジババの入山が2日遅れたためこちらも計画変更（当初はブナ立尾根から入山し2泊する計画）。期せずして室堂から笠ヶ岳まで縦走する長大なプランになってしまったが、充実の山行となり結果オーライ。
■ 2・3日目がロングだったが、オーバーヒートしないようコントロールできたことがコンプリート出来た主因だったと考えられる。

【Good Point】
■ 真夏のロングだったが、熱中症&足攣り対策として水分、塩分摂取を積極的に心掛け概ね上手くいった。（特に各日スタート前に1L程度摂取するというFA講習内容が功を奏した）

【Bad Point】
反省点は特に見当たらないが、強いて言えば行動用靴下の予備を持ってこなかった（休息用は有り）ため、3日目くらいからパンチの効いた納豆臭がハンパねぇ笑
次回は替えの靴下も忘れずに！