立山三峰（雄山、大汝山、富士ノ折立）から別山へ縦走と東一ノ越を経て黒部平へ

2023年07月22日(土) 〜 2023年07月23日(日)

• GPS: 17:12
• 距離: 20.4km
• 登り: 1,595m
• 下り: 2,201m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:07
• 休憩: 2:44
• 合計: 9:51

7:49 ホテル立山
7:50 7:50 室堂
9:16 9:31 一の越山荘
11:06 11:47 雄山
12:11 12:19 立山
12:21 12:21 大汝休憩所
12:22 12:48 立山
12:49 13:02 大汝休憩所
13:12 13:37 富士ノ折立
14:26 14:28 真砂岳
15:19 15:37 別山南峰
16:04 16:14 剱御前小舎
17:25 17:31 浄土橋
17:40 雷鳥沢ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:43
• 休憩: 0:33
• 合計: 7:16

7:02 雷鳥沢ヒュッテ
7:02 7:02 ロッジ立山連峰
7:12 7:14 雷鳥沢ヒュッテ
7:20 7:20 雷鳥沢キャンプ場
7:26 7:26 浄土橋
9:35 9:50 一の越山荘
10:42 10:58 東一ノ越
14:17 14:17 黒部平駅
14:18 ゴール地点

天候

1日目（スタート晴れ・稜線ときどきパラつきあり）2日目（はれ）
概ね天候良かったが、午後からの山頂付近は両日とも厚い雲のようだった

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

金曜夜発　新宿より室堂行き夜行バス
下山後　黒部平より扇沢へ（ケーブル・電気バス）
　　　　長野駅まで特急バス利用後帰路へ

コース状況／危険箇所等

一ノ越から東一ノ越経由黒部平への下山
コース状況悪く、崩落個所あり、登山道にこの数年きちんと整備の手が入っていないとの事。
数か所、河原を渡る。そのうち2カ所ほど道迷いしやすい。マーク・テープも少ないが、危険ヵ所には×印多数。
後半戦は背丈ほどのささやぶとの戦い。
足元のルートはどうにかわかります。
足元ばかりに気を使っていると木枝・倒木にゴツン( ;∀;)です。
ロープウェイが真上を通るようになってからも、油断禁物。

その他周辺情報

黒部ダムレストハウスの２Fレストランは15時まで。
１Fの売店は16時まで。黒部カレーまん（？）がスパイシーでおいしかったです。

写真

7/22 7:47

夜行バスにて到着。今日のチャレンジは立山三峰から別山の縦走。このほぼ端から端まで。。

7/22 7:55

みくりが池
コントラストがきれい。この時間はまだ人が少ない。

7/22 8:19

一ノ越までに雪渓が2カ所ほど通過。

7/22 8:56

祓堂まで来ました。室堂平の景色も素晴らしい。一ノ越まではもう少しです。

7/22 9:26

一ノ越から雄山までの急登。登りと下りは色分けされたルートがあります。たくさんの人で渋滞気味。石を落とさないように慎重に。。

7/22 10:58

雄山神社。山頂でご祈祷してもらいます。
山頂は狭いので順番待ち。

7/22 11:06

雄山頂上（神社）（3003m）
ガスがなければ素晴らしい景色なのに。。

7/22 11:31

ご祈祷後少し戻って三角点を確認。

7/22 11:32

下山道に入るところでライチョウさんに遭遇。
皆さん足止めを。

7/22 11:32

夏と冬ではこんなにも違うんですね。ずっと見ていたいけど、神社の方へ戻って三峰方面へ進みます。

7/22 12:13

大汝山（3015m）
ここが立山の最高点。ここまでは足を延ばす人も多いです。山頂は狭いので、下にデポして順番に登ってます。

7/22 12:17

大汝山の休憩所。トイレは建物の中。すごくきれいです。

7/22 12:52

ここは映画「春を背負って」の舞台になった場所。松山ケンイチさんと蒼井優ちゃん、豊川悦司さん♡も出てましたね。
原作は奥秩父が舞台なんだ。

7/22 13:21

険しさが際立つ。

7/22 13:26

富士ノ折立（2999m）
あと一歩で3000m。

7/22 14:00

富士の折立と真砂岳の間にある雪渓。
この下が「内蔵助氷河」かな

7/22 14:19

稜線上はお花畑です。

7/22 14:19

癒されながら楽しく！

7/22 14:28

真砂岳（2861m）
内蔵助山荘は次の機会に。

7/22 15:30

別山（南峰2874m）
北峰から見える剱岳が素晴らしいとのこと。今日は見えそうもないので、足を延ばさず。

7/22 15:33

7/22 15:35

SAで買った「TSURUGI]のお菓子。剱見ながら食べようと思ってました。。

7/22 15:46

別山を下り始めたら、峰の一部が。。。これだけでも感動

7/22 16:03

剱御前小屋がやっと見えた。

7/22 16:28

あとは雷鳥沢へ下るのみ。

7/22 16:28

地獄谷アップ
今日の宿泊地も見えます。

7/22 17:36

キャンプ場まで降りてきました。
チングルマの綿毛がかわいい。

7/23 6:07

おはようございます。
食堂の窓から。

7/23 7:05

雷鳥沢ヒュッテにお世話になりました。
お風呂は良かったです。お部屋がもう少し。。。
しのげるだけでもありがたし。。。

7/23 7:17

癒し。

7/23 7:24

今日はキャンプ場の橋を戻って一ノ越方面へ。

7/23 8:03

ずっとお花畑が続いてます。

7/23 8:10

ここで室堂と一ノ越の分岐。一ノ越方面は「道迷い注意」と。

7/23 8:12

7/23 8:21

雷鳥沢キャンプ場方面を振返って。奥大日岳も次の機会に。

7/23 9:07

7/23 9:18

途中岩場の続くところ。「歩荷さん⤴」とここを通らせない矢印ありました。

7/23 9:23

右方面から登って室堂からのルートに合流。

7/23 9:34

一の越山荘まで到着。
黒部湖までのルート状況お聞きしました。心配もあるが、気をつけながら。。

7/23 9:48

さて、人だかりの一ノ越から東一ノ越へ静かな散策です。
できれば黒部湖までと考えていますが、状況次第で黒部平からケーブル乗ります。

7/23 9:51

薄曇りの中に槍ですね。

7/23 9:56

東一ノ越までたくさん群生していました。
他にもお花がたくさん。

7/23 10:00

しばらくはのんびり静かな散策です。

7/23 10:13

龍王岳・獅子岳方面。
五色ヶ原に行ったときのルートです。

7/23 10:44

黒部湖が見えてきました。

7/23 10:49

東一ノ越。
急にこの先の路が怪しくなって。気をつけていきます。

7/23 11:39

左の鞍部あたりから大分下りてきました。
ここまではどうにか。。

7/23 11:57

この先がいよいよ。。。
草木・枝葉・背丈の笹など結構大変。
足元のルートはどうにかわかる。

7/23 12:00

いくつか河原を通ります。その時下らないように注意の××の印があります。ここは矢印が上に向かっています。ほぼ垂直に木立の中へこの先が大変だった〜。

7/23 13:08

ロープウェイが近づいてきた感じです。
下から眺められるのも感慨深い

7/23 14:01

大幅に時間がかかってしまったので今回は無理せず黒部平へ
ロッジくろよんに行ってみたかったが次回に。

7/23 14:04

黒部平駅が見えてきました。
一安心。。

7/23 14:17

黒部平。
以前はアルペンルートでここに立寄るだけで良かったのにね。

7/23 15:17

ケーブルに乗せてもらって黒部ダムへ。ちょっとだけご褒美の虹が見れました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX500 SONY

感想

kumakuma109

4年前に初めて雄山に登った時は、自分がこんなに山にドはまりするとも思ってなかったし、その体力もないと思っていました。
しかし、その時に思ったこの先も行ってみたいな。。。
が、実現しました。

室堂からスタートしたときは立山の全景が見れたので良かったのですが、どんどんガスがあがってきてしまって、山頂ではあの絶景が見られず。
そのおかげ？か、雄山からの下山ルートの入口でライチョウさんに会えました。
砂かぶり中、皆さん足止めです。

雄山から別山まではアップダウンもあり大変でしたが、足元にお花もたくさん咲いていて楽しんで歩いていました。
時おり見通しもよくなって、先の山や雪渓が見えるたびちょっと嬉しい。
これでガスが完全になく景色が見渡せたらなとは思いましたが、
また来れる理由にもなりますね。

2日目の一ノ越から黒部湖に下りるルートは、ほぼ登山者もなく、先行者が2人と追い越されたファミリーが1組だけという状態でした。
東一ノ越以降は、ルート間違いもしやすく、背丈ほどの笹やぶに覆われているところも。大きな落し物も見かけました。
情報収集しながら、自己責任で、安全に。。。

何度でも訪れたい。。。