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Yamareco

記録ID: 578100
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳(快晴・強風、絶好の縦走日和 硫黄岳〜赤岳)

2015年01月19日(月) 〜 2015年01月20日(火)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
32:39
距離
25.6km
登り
2,219m
下り
2,212m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:26
休憩
0:56
合計
5:22
7:11
48
7:59
7:59
5
8:04
8:16
91
9:47
10:04
77
11:21
11:48
45
12:33
2日目
山行
7:08
休憩
1:12
合計
8:20
7:30
88
8:58
8:58
36
9:34
9:35
14
9:49
9:49
29
10:18
10:18
18
10:36
10:36
14
10:50
10:51
13
11:04
11:04
7
11:11
11:16
8
11:24
11:26
4
11:30
11:39
10
11:49
12:14
3
12:17
12:17
29
12:46
12:47
9
12:56
13:02
36
13:38
13:51
69
15:00
15:01
3
15:04
15:08
1
15:09
15:13
37
15:50
天候 1月19日(月)ガスと雪
1月20日(火)晴れ 午前五時頃は雪が降って居ました
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口(八ヶ岳山荘)駐車場
駐車場までの一般道路も圧雪の雪道です。
コース状況/
危険箇所等
アプローチ
歩き始めから全て積雪路に成って居ます。
林道歩きでも、簡便な滑り止めを用意して行くと便利でしょう。
12本爪アイゼンでも圧雪の林道を歩けますが、足首への負担がかなり大きいと思います、目的の山へのアプローチでくたびれてしまっては残念です。

赤岳鉱泉〜赤岩の頭
地道な樹林帯の急登をジグザグに登ります、踏まれて居ますので潜ってもスネ辺りです。
今回は、稜線に出る一歩手前で、登山道側に雪庇が張りだして居るおかげで、どこから稜線に乗り越すのかルートが見えませんでした、地形を把握しておく必要が有ります。

赤岩の頭〜硫黄岳〜横岳〜地蔵の頭〜赤岳〜分三郎尾根分岐
気持ちの良い稜線が続きますが、アップダウンも結構ありますし、トレースは風で消えている事が多いので、ルートの確認を怠らずに歩いてください。
硫黄岳から地蔵の頭の間は一部岩場も有り、雪の付きかたにより緊張する事もしばしば有りました、私のレベルではまだまだ無理が大きすぎた気がします。

分三郎尾根分岐〜行者小屋
よく踏まれて居ますのでラッセル不要で「電車道」の様に楽チンです=下り

南沢の滑り台?今回の核心部か??
今回の山行で一番恐かったのが、ここでの尻セードでした。
「止まらネ〜〜!!!!」と、ホント恐かった。
ストックを途中で片方流してしまい、取りに登る事10数メートル・・・疲れたし恐かったし・・・・。
行者小屋から美濃戸の中間点にある斜面です。
その他周辺情報 美濃戸口の八ヶ岳山荘にお風呂有ります。
19日07:09 マイナス8℃程
美濃戸口 二日分の駐車代金を前払いして出発
左の隅の方に見える黄色い箱が登山ポスト=必ず登山届を出しましょう
19日07:09 マイナス8℃程
美濃戸口 二日分の駐車代金を前払いして出発
左の隅の方に見える黄色い箱が登山ポスト=必ず登山届を出しましょう
07:58
林道を一所懸命歩いて50分弱
林道には便利なショートカットと便利じゃないショートカットが有るように感じます。
南八ヶ岳3回目の私にはまだまだ分かりませんが、そのうち覚えるのでしょう。
07:58
林道を一所懸命歩いて50分弱
林道には便利なショートカットと便利じゃないショートカットが有るように感じます。
南八ヶ岳3回目の私にはまだまだ分かりませんが、そのうち覚えるのでしょう。
09:00
車も通れる(一般車通行不可)の林道が終わって、此処からは歩行者のみが通れる「遊歩道」の様な道が始まります。
1
09:00
車も通れる(一般車通行不可)の林道が終わって、此処からは歩行者のみが通れる「遊歩道」の様な道が始まります。
09:15
ここまで上がってきたら、樹氷が見られました
09:15
ここまで上がってきたら、樹氷が見られました
09:44
赤岳鉱泉到着 「アイスキャンディー」でアイスクライミングを練習して居ました
1
09:44
赤岳鉱泉到着 「アイスキャンディー」でアイスクライミングを練習して居ました
09:47 赤岳鉱泉
赤岳鉱泉前でチェーンアイゼンから12本爪アイゼンに履き替え、赤岩の頭に向かって登山開始。
09:47 赤岳鉱泉
赤岳鉱泉前でチェーンアイゼンから12本爪アイゼンに履き替え、赤岩の頭に向かって登山開始。
11:28 マイナス15℃程
稜線に上がった ガスに巻かれて「生命の危険」を感じた
11:28 マイナス15℃程
稜線に上がった ガスに巻かれて「生命の危険」を感じた
11:32 赤岩の頭の道標
「ホワイトアウト」を始めて体験したが、「暗闇でアウト」の間違いじゃないのか?
ガスと吹雪で辺りは暗く、足元の雪の段差さえ見えず、色は白黒の世界でとにかく暗い。
見えるのはこういった濃い色の物だけ、他は地面と空の区別がつかない。
建て増しに建て増しを重ねた、迷路の様なホテルに初めて宿泊して、夜中にその迷路をランプ無しで歩くイメージがぴったりだった。
3
11:32 赤岩の頭の道標
「ホワイトアウト」を始めて体験したが、「暗闇でアウト」の間違いじゃないのか?
ガスと吹雪で辺りは暗く、足元の雪の段差さえ見えず、色は白黒の世界でとにかく暗い。
見えるのはこういった濃い色の物だけ、他は地面と空の区別がつかない。
建て増しに建て増しを重ねた、迷路の様なホテルに初めて宿泊して、夜中にその迷路をランプ無しで歩くイメージがぴったりだった。
12:17
硫黄岳から赤岳へ縦走を考えていたが、ガスに巻かれて撤退。
赤岳鉱泉へ下山するなか、麓の「原村」の家並みが見えた。
一旦赤岳鉱泉まで戻りプランを練り直す。
この日は「赤岳鉱泉」に宿泊する事に変更、もちろん予約した「赤岳展望荘」には断わりの連絡を入れたのは言うまでも無い。
12:17
硫黄岳から赤岳へ縦走を考えていたが、ガスに巻かれて撤退。
赤岳鉱泉へ下山するなか、麓の「原村」の家並みが見えた。
一旦赤岳鉱泉まで戻りプランを練り直す。
この日は「赤岳鉱泉」に宿泊する事に変更、もちろん予約した「赤岳展望荘」には断わりの連絡を入れたのは言うまでも無い。
14:00
赤岳鉱泉の食堂にて
ストーブがこんなに有難いと、改めて体に温かさが染み入った
2
14:00
赤岳鉱泉の食堂にて
ストーブがこんなに有難いと、改めて体に温かさが染み入った
外は吹雪
赤岳鉱泉内部から外を眺めて・・・
明日は「赤岳」に登って帰るか〜と、すっかり心が折れている
1
外は吹雪
赤岳鉱泉内部から外を眺めて・・・
明日は「赤岳」に登って帰るか〜と、すっかり心が折れている
1月20日 07:32 マイナス11℃程
山小屋泊まりなら、食事後すぐに出発できるかと思ったが、トイレに行ったりしてたらこんな時間に成ってしまった。
午前5時頃、空は曇り雪が降っていたが、どんどん回復基調の青空が広がりだして居る。
1月20日 07:32 マイナス11℃程
山小屋泊まりなら、食事後すぐに出発できるかと思ったが、トイレに行ったりしてたらこんな時間に成ってしまった。
午前5時頃、空は曇り雪が降っていたが、どんどん回復基調の青空が広がりだして居る。
08:32 マイナス13℃程
稜線まであと少しの所でこんなに素敵なプレゼントが・・・
17
08:32 マイナス13℃程
稜線まであと少しの所でこんなに素敵なプレゼントが・・・
だから冬の山に病みつきになる、理由はこれですね。
3
だから冬の山に病みつきになる、理由はこれですね。
09:29 赤岩の頭 マイナス13℃程
赤岳を写真に収める登山者
彼は赤岩の頭から終始一緒に歩いた「kさん」だ。
6
09:29 赤岩の頭 マイナス13℃程
赤岳を写真に収める登山者
彼は赤岩の頭から終始一緒に歩いた「kさん」だ。
稜線には雪炎が舞い、飛ばされてくる雪片で顔が痛い
2
稜線には雪炎が舞い、飛ばされてくる雪片で顔が痛い
爆裂火口の景観も、この天気あってこそ
8
爆裂火口の景観も、この天気あってこそ
緊張する岩場も多い。
昨日の積雪でトレースの消えた所も多く、ルートを見極めながら進む。
稜線の上を進むか、尾根の長野側または山梨側、とっても大切な決断を強いられる。
2
緊張する岩場も多い。
昨日の積雪でトレースの消えた所も多く、ルートを見極めながら進む。
稜線の上を進むか、尾根の長野側または山梨側、とっても大切な決断を強いられる。
10:37
横岳
ここまで3滴ほどちびったが、笑顔を忘れるなと子供の頃に教えられたので・・・笑ってるつもり。
8
10:37
横岳
ここまで3滴ほどちびったが、笑顔を忘れるなと子供の頃に教えられたので・・・笑ってるつもり。
赤岳全貌
阿弥陀岳
11:48 地蔵の頭
赤岳展望荘
当初此処へ宿泊予定していた
赤岳展望荘
当初此処へ宿泊予定していた
赤岳頂上山荘
いままさに登頂をはたすkさん
3
いままさに登頂をはたすkさん
これはfさん
12:52 赤岳
kさんに続いて私も登頂、「空を見ろ!空だ!」
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12:52 赤岳
kさんに続いて私も登頂、「空を見ろ!空だ!」
13:11 分三郎尾根の分岐
阿弥陀岳まで行く計画を立てていたが、硫黄岳から赤岳まで予想以上に遠かったので、阿弥陀岳登頂は無理でした
1
13:11 分三郎尾根の分岐
阿弥陀岳まで行く計画を立てていたが、硫黄岳から赤岳まで予想以上に遠かったので、阿弥陀岳登頂は無理でした
13:48 行者小屋
なにを思ったのか、この時15:34分と時計を読み間違え、急いで美濃戸を目指して下った。
回りがこんなに明るいし、太陽の高さを見れば時間ぐらい分かるだろうに。
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13:48 行者小屋
なにを思ったのか、この時15:34分と時計を読み間違え、急いで美濃戸を目指して下った。
回りがこんなに明るいし、太陽の高さを見れば時間ぐらい分かるだろうに。
14:59 美濃戸山荘
行者小屋で休憩してた時間を考えると、行者から美濃戸まで1時間かかって無いぞ?!
14:59 美濃戸山荘
行者小屋で休憩してた時間を考えると、行者から美濃戸まで1時間かかって無いぞ?!
やまのこ村から見えた阿弥陀岳
やまのこ村から見えた阿弥陀岳
15:52 美濃戸口
車を出す前に一枚。
今日は本当に天気に恵まれました、有難うございました。
車を出す前に一枚。
今日は本当に天気に恵まれました、有難うございました。

感想

今回で3回目の南八ヶ岳。
いままで見事なまでの悪天候に、下界からこれまで稜線を見る事も出来なかったが、「3回目の正直」なのか、今回の二日目(20日)は希に見る好天。
計画当初の「中山尾根」ガイド登山は前日のお昼頃にキャンセルに成り、急きょ宿泊予約した「赤岳展望荘に泊まって、御来光を見ようじゃないか!!」のセカンドプランも19日の悪天でキャンセルに成ったが、20日の天気と稜線歩きの楽しさに充実度120%の私です。
小屋泊の楽チンさに、テントを背負う苦行を二度と味わえない体に成ってしまったかもしれない。

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コメント

小屋泊
お久しぶりです
最近はFBのほうにアップばかりしてたらヤマレコから離れてました
まぁ、山もあまり行けてないんですけどね

2日目、めっちゃいい天気じゃないですか
羨ましい

小屋泊、快適ですよね〜
金で解決できちゃうし
2015/1/31 18:47
Re: 小屋泊
cyu-sukeさんお久しぶりです。

ヤマレコ見捨てないでくださいヨ〜<笑
おっしゃる通り小屋泊は本当に楽チンで良いですね、快適すぎます。
「解決する」金が続かないので、たくさんお泊り山行出来ません。

2月も頑張って山に行きます!!
2015/2/2 19:29
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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