八ヶ岳周回(赤岳、横岳、硫黄岳周回と阿弥陀撤退)
- GPS
- 17:58
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 2,421m
- 下り
- 2,404m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 6:32
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 10:34
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車:朝に美濃口の八ヶ岳山荘駐車場に止める (1日800円, 1泊すると2日なので 1600円)。先の美濃戸山荘近くも止めるところあるが、自車は車高低く、道路のわだちで底を擦りそうなので美濃戸口までに(美濃戸山荘近くだと一日1000円 なお美濃戸口〜美濃戸山荘間、SUVでも前輪駆動だとタイヤが空回りするなどして苦労するところあるので要注意) 復路:諏訪SAで食事。駒ヶ岳SA、恵那峡SA、養老 SA、黒丸 PA で休憩・仮眠。6:30頃家に帰着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
阿弥陀はザレザレで足場が不安定。自分も不安定だし、落石を下の人に当てかねない。赤岳直下も、手で持った岩、足で踏んだ岩がうごくので神経使う。ただ、阿弥陀ほどざれてないので少し安心。横岳に近づくと、岩の亀裂は少なくなり、鎖・梯子などあるものの、安心してあるけるようになる。 |
その他周辺情報 | ♨:八ヶ岳山荘の風呂(500円也)。男性用(大浴場)は洗い場3つ。誰もいなかったので、のんびりと入った(お湯の温度を一定にする設備はないので、都度熱湯と水を調整して出す必要あり)。他に、八ヶ岳山荘の道路を挟んで斜め向いのレストランでも入浴可(確か700円位)。ただし食事をすると 500円(セレブな雰囲気の方が多く、場違いな感じだったので遠慮した) |
写真
装備
MYアイテム |
ジュピタ
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
装備重量:13Kg (水 1.5L 込み)
2日目赤岳はアタックザックで登る。水(ポカリスエット) 1.0 L をもっていってほぼ使いきる。食べ物は行動食 (芋ケンピ2袋+柿の種1袋)
2日間の食料:MUJI のごはんにかけるシリーズ(サムゲダンとルーロー飯) +アルファ米 100g x 2 + インスタントそばと同にゅうめん +行者小屋にてカップヌードル + 鉱泉小屋でラーメン
耐寒装備:NANGA 350SPDX + 厚手のメリノウール長袖 + 前ボタンシャツ + 化繊中綿防寒着(ドラウトポリゴン3 フード) + ダウンパンツ+100均の毛手袋)
行動着:半袖Tシャツ + アームカバー + CW-X + 長ズボン
安全装備:ヘルメット
もっていったが使わずに済んだもの:シュラフカバー 胃腸薬 絆創膏 テープ カッパ 腹巻帽子 など
|
感想
南八ヶ岳(赤岳他)に行くのは初めてです。9/24 から天候が晴れる予報ということで、テント泊装備を用意し、赤岳〜硫黄岳まで縦走をしようと計画。
[一日目]
八ヶ岳山荘の駐車場に車を置き、行者小屋までテント装備で歩きます。ここで、テントを設営。時間があったので、阿弥陀に行ってみようと思い、歩きだす。
取りつきまで行きました。が、久しぶりのテント装備で足はすでにヘトヘト。ここ、すごい高度感&ザレザレの岩場で足元も不安定。とても登って安全に降りてこれると思えず、撤退を決めて引き返す。
[一日目夜]
その日の夜。ヤマテンの予報では5℃。おそらく0℃以下に下がった模様。夜間星空撮影会でもしようかと夜中起きたものの、外に出て写真を撮ろうとしている間に歯がガチガチ言い出す。シュラフは暖かいのを持っていったものの、外に出たときの防寒までは十分用意できておらず一枚で終了。朝になると、テントの内側は氷が張っていた。
[二日目稜線歩き]
化繊中綿の防寒着を着て登山開始(ログ再開忘れ)。指先もかじかんでいたが、日中は20℃位まで上がってくるので、そのうち半袖Tシャツで歩く。
さて、赤岳が近づいてくるが、昨日の阿弥陀と違い、それほど怖いという感じはない(ただし、つかんだ岩がグラグラするのには閉口した)。慎重に登って頂上に。
頂上山荘でバッチを買ってお兄さんにこれからの道について聞く。「横岳までが岩場・鎖場・梯子が続く」ということで、気を引き締めて足を進める。途中、反対方向に10名程度のパーティと擦れ違うときに、これからどうか?と聞くと、あと3つ位、梯子・鎖場が出てくるとのこと。実際その通りだった。
地蔵の頭から、行者小屋に降りるコースもあったが、ここも結構ざれていてかつ急ということを二日で登り・下りともやった人に聞き、ここから降りるよりも、鉱泉経由で十分時間の余裕もあるため、硫黄岳経由で周回することに決める。
なお、赤岳・横岳からは360℃の絶景が見られる。天候がよかったこともあり、素晴らしい景色だった。
横岳を過ぎると、硫黄岳山荘への下り。下り切って一服しようとしたものの、山荘の方がおられないため残念ながら通過。
[稜線を下りてテント撤収、北沢でのルート]
硫黄岳を経て、赤岳鉱泉まで到着したところで、ラーメンを食べる。その後、行者小屋に戻りテントを撤収。北沢から帰る予定だったので、もう一度赤岳鉱泉まで戻り、登山口まで帰ってきました。赤岳鉱泉から行者小屋に行くルートは基本登り。一か所、最後の方に下りがあります。
北沢のコースは南沢に比べ、アップダウンが緩やかに思えます。沢にでることもありません。気持ちの良い道を歩き、最後、砂防ダムを越え、左岸から右岸に渡ると、林道に入ります(つまり穏やかな下り)。
[美濃戸山荘と美濃戸口の間の登山道]
帰り、美濃戸山荘と八ヶ岳山荘の間、できるだけ車道を避けて歩ける山道があることがわかり、そこを通りました。分岐の目印も写真に入れましたので参考に(1か所通ったか通ってないか覚えてない写真があります。もし行ってみて難しそうならば引き返してください)。
[計画を立てるときに気を付けたこと]
この時期、日が暮れると気温が一気に下がります。必要なウエアは持っていきましたが万一の時に、行動着で一晩じっと同じところでは過ごせない。なので、稜線での行動は、午前中に終わらせようと計画しています。
[その他]
擦れ違うときのマナーとしては、基本上り優先のマナーがあると理解していています。必ずしも確定ではないようですが、基本そのようです。(梯子・鎖場では逆で、今回、10人のパーティが来た時は、私が待ちでした)
で、実際にどうかというと、私の個人的な感想ではあるんですが、確率高く守ってくれるのが40代を中心とした方々。体力あり山も十分登ってましたという感じです。(あくまで年齢は見た目なので、実際はもっと上だったりするかもしれません)。一方、若者(20代)・年配者は確率低い。若者はスピードを緩めずそのまま降りてくるので、登る方が止まる。年配の方は足元みて、精いっぱい気を張って歩いているので気が回らないよね、と思うこともあります。
いつだったか、近場のすれ違うのが難しい道で、登りの私を、降りてくる人が待ってくれていたら、その人の後ろからきた人が、これ幸いと、待ってる人を追い抜かして、私のまん前に来た。左右によけるのも大変な場所。あの人は何を考えていたんだろう?逆に、私が登っている時に、下って来る人が上で待ってくれていたり、さらには休憩しているふりをしてる姿見ると「こうありたいものだ」と思います。
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