20240101-六甲登山-白石谷-紅葉谷-紅葉谷道-学校林道


- GPS
- 10:22
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 1,830m
- 下り
- 1,870m
コースタイム
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 10:22
天候 | 未明は晴れ、日の出前から六甲山上は曇り、途中で霧雨または小雪、摩耶山からは晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路:JR神戸線三ノ宮駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
蟇滝へのアクセス 有馬側からのアクセス(紅葉谷道から七曲滝に至るルート、下の有馬側と山上側の 2 ルート)のうち、山上側(七曲滝側)からの蟇滝へのアクセスは、たいへん困難になっていました。 下に詳述します。 紅葉谷道から七曲滝の落ち口に降下した先、蜘蛛滝までの従来ルート 2 年前に通過した後、いずれかの時期に崩落が 3 箇所で進み、通行が困難になっていました。 下に詳述します。 以前からある高巻きルートは確認していません。 +++++ 学校林道の下り 学校林道天狗道方向、旧摩耶道摩耶山方向、旧摩耶道雷声寺方向、東山尾根神仙寺方向の 4 ルートが分かれる四叉路の現地の状況は、地理院地図、現地のハイキング地図とは異なっています。 +++++ 記念碑台の西あたりで、羊 2 頭を散歩させているお二方(各々が 1 頭ずつ、紐でつないで大型犬を散歩させるように)とすれ違いました。 |
その他周辺情報 | 神戸クアハウス https://kobe-kua-house.com/ 今年(2024 年)3 月 31 日で休館、クアハウスを含む複合施設ビルに建て替えるそうです。 元日の六甲登山の後、食事ができる貴重な温泉施設です(ほか、からとの湯)。 |
出かける時の仕事場の外の温度計は 8 度。神戸の最低気温は 5.7 度。そんなに寒くないので、シャツ 3 枚(半袖インナー、長袖インナー、長袖秋冬用)の上には上着を羽織っていません。
手は、指がよく冷えるので、バイク用の指先を出せる防風グローブ(ラフ&ロード、ゴアウインドストッパーマルチグローブ)を着けたり外したりして登りました。
ラフ&ロード ゴアウインドストッパーマルチグローブ
https://rough-and-road.co.jp/item/rr8852/
国立天文台さん
今日のほしぞら
https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi
しかし、七曲がり坂を登っている途中から、天気予報に反して、六甲山上は雨雲に包まれました。山上ドライブウェイを車やバイクが走行する音が、例年より多く聞こえましたのは、皆さん、諦めて帰って行ったのでしょう。
第一大阪方向定点観測地点、六甲山最高峰の下の東屋の前から大阪方向。霧雨が降っています。
一昨年も六甲山上は雲の中でした。このときは東おたふく山からご来光。
20220101-六甲登山-東おたふく山-黒岩谷 (11/27)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=3877574&pid=7c227ddebb396fffd174f1f0d23daf21
それでも最高峰の下の坂にはけっこうな数の人々がご来光を待っていて、最高峰と周辺は、いつもの日曜日並みの人出でした。
ママチャリで上がってきている方が 3 人ほど。
最高峰の下の東屋の前の坂道でバーナー炊いて料理しているグループ(迷惑、邪魔、危険)。
毎年のことですが、ハイキングスタイルの人やヒルクライムの人は少数派で、大部分は車かバイクの人でした。
六甲山最高峰北西尾根の降下箇所でヘルメットを装着、手袋を防寒テムレスに換え、レインジャケットを防寒具代わりに羽織り、白石谷に下りました。
写真中央左上の赤いマークがあるのが登ってきた白竜滝の落ち口の上の左岸の巻き道、右上から下ってくるのが大安相滝を巻いてくる巻き道です。
ここでは、防寒テムレスは外しました。
下に詳述しています。
正面が有馬方向でこの先に崩落箇所。
写真右上が紅葉谷道への登り。
写真背後が七曲滝方向。
写真左下が蟇滝の下流の滝川に降下する従来のロープ場で、ロープは残存していました。
この踏み跡を下ったこともあります。
20190203-六甲登山-有馬14滝-落石注意 (79/93)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=1722096&pid=3833ab80049edf3795ffb20e5f4bd3c7
この写真での流れの際の段段の手前の凹角の所にも段があります。そこにロープが張ってあって(ロープを使わずに、というか、ロープが氷に埋もれていて)下ったこともあります。
20210111-六甲登山-蜘蛛滝七曲滝蟇滝-五助山 (24/45)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=2857599&pid=5f982604386aa003080059377a82be16
20180212-六甲登山-蜘蛛滝雌滝雄滝七曲滝蟇滝 (20/28)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=1379966&pid=bcd9fc1e6fb1654e8dfc0c16a62c7d38
20190203-六甲登山-有馬14滝-落石注意 (77/93)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=1722096&pid=a26797456dbf52dec97ba4efed620d24
6 年前に七曲滝落ち口側から通過した時は、たいへんな困難を伴う悪路でした。各所にマーキングはされていたので。ルートを追うことはできました。
20180212-六甲登山-蜘蛛滝雌滝雄滝七曲滝蟇滝
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1379966.html
写真中央上に踏み跡の続きを見つけ、そこをめがけて、斜面を慎重に渡りました。
下に詳述しています。
この写真はほかの一つの面。???滝其他之でしょうか。
2 年前に七曲滝落ち口から蜘蛛滝に向かった時は、前の写真の石標にたどり着く前にルートを見失って、七曲滝の下流の紅葉谷に降下しました。
20211226-六甲登山-白石谷-裏紅葉谷-七曲滝落ち口-紅葉谷道 (56/58)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=3863389&pid=db2bbe0396ca2f35d7556c77d03f754b
https://gopro.com/ja/jp/shop/mounts-accessories/volta/APHGM-001-master.html
ここで靴を La Sportiva Trango Tech Leather からトレランシューズの asics GEL-VENTURE 8 に履き替えて足元を身軽にし、防寒着代わりのレインジャケットも脱ぎ、手袋はバイク用の指先を出せる防風グローブ(ラフ&ロード、ゴアウインドストッパーマルチグローブ)に換え、ヘルメットをザックにしまい、パッキングし直して、縦走スタイルになって登りの続き。
外国の女性の方が下ってこられました。六甲山最高峰を後にしてから初めて出会った人間でした。といってもその間は 3 時間半ですが。
昨年の暖かい極楽茶屋跡
20230101-六甲登山-東おたふく山-黒岩谷-白石谷-裏紅葉谷-紅葉谷道-新神戸 (52/65)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=5048752&pid=015da3ae2719fdcbd47cb8435c665f17
20200524-人が少ない市街地散歩-魔法の黄色い靴-西国街道-徳川道
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2359786.html
20170813-六甲摩耶散歩-シェール槍-新穂高-布引下山 (13/103)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=1224608&pid=6563791555dae1b971fa5dfec1bebe55
探索済み:摩耶別山 2017年09月12日 00:23
https://www.yamareco.com/modules/diary/121565-detail-150286.html
20171126-六甲登山-西おたふく山-摩耶別山-摩耶山-地蔵谷-修法ケ原-再度山-大師道
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1322550.html
いつもの日曜日の半分くらいでしょうが、けっこうな人が行き交っていました。ハイキングスタイルの人はわずかでした。
Tokiwa の山歩紀 さんのページで摩耶山掬星台の勉強
六甲山の地理・歴史(奥摩耶遊園)
https://tokiwatrekking.web.fc2.com/page_arekore/a_chiri_rekishi_05.htm
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.facebook.rethinkvision.Bimostitch&hl=en
私のように 45L アルパインザックのような人は、いませんでした。一人、浮いていたようです。
20171126-六甲登山-西おたふく山-摩耶別山-摩耶山-地蔵谷-修法ケ原-再度山-大師道 (8/17)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=1322550&pid=82af645c3ed97019370b3422c4a17b82
天狗道では、数人の人が登って来られるのとすれ違い、ここで六甲ガーデンテラスから私の後方を歩いていた若い方が天狗道を下って行かれました。
いつも、天狗道、稲妻坂で、飽きもありますので、左折して学校林道から新神戸に下ってみました。
ここの登山道は、灘区と葺合区(現、中央区)との境界になっているようです。
神戸市 山麓リボンの道
https://www.city.kobe.lg.jp/a30028/shise/kekaku/jutakutoshikyoku/scene/99_others/01_ribbon.html
20200719-人が少ない市街地散歩-西国街道-夙川-山陽新幹線六甲トンネル作業抗 (56/75)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=2441975&pid=c21e9b1a6c6ec8bdfe87abe08929ecc1
この後、神戸クアハウスまで記録をつけましたが、、、
装備
個人装備 |
ランニングマスク(ERGOSTAR グレー 携行)
不織布マスク(携行)
ネックゲイター(Buffフェイスマスク二つ折り ブルー 装用)
長袖シャツ(Foxfire TSプレイドシャツ秋冬用緑赤格子柄)
長袖インナーTシャツ(ミズノブレスサーモ 黒)
半袖インナーTシャツ(ミズノブレスサーモ 黒)
ズボン(ホシ服装 IDIES 撥水カーゴパンツ 991 LL チャコール)
足首丈インナー(ミズノブレスサーモ 黒)
レインジャケット(SOUTHFIELD 青+黒)
靴(asics GEL-VENTURE 8 黒)
靴(La Sportiva Trango Tech Leather 黒)
靴下(ノースフェース ウール中厚 ベージュ)
手袋(防寒テムレスLL 青)
手袋(ラフ&ロード ゴアウインドストッパーマルチグローブ Lサイズ 黒)
ザック(Blue Ice Warthog 45L M Turkish Blue=青)
ファーストエイドキット(赤)
タープポンチョ(MG TRAIL 橙色+銀シート)
コンパス+笛+ヘッドライト+予備靴紐2本
ハンドライト+アームホルダー+予備乾電池
ストック(折畳式 携行のみ)
ヘルメット(Mammut Skywalker 3.0 橙色)
チェーンスパイク(CAMP ICE MASTER EVO 青 携行のみ)
携帯型情報通信端末(スマホ Xperia XZ2+ELECOM ZEROSHOCKケース)
モバイルバッテリー(Anker PowerCore 10000)
Garmin eTrex 32x
GoPro HERO9 Black+Volta/スリーブ青
地図(山と高原地図アプリ)
地図(国土地理院地図アプリ)
タオル
ハンドタオル
着替え一式
行動食
非常食
飲料1.7L
水分以外8.8kg+健康保険証+山岳保険会員証
使い捨てカイロ4ケ(貼らないタイプ 携行のみ)
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感想
蟇滝へのアクセス
1. 従来のロープ場
紅葉谷道から七曲滝に至るルートの上下 2 ルート(有馬側、山上側)のうち、有馬側からアクセスするルートの崩落箇所を、下流側で蟇谷の下流の滝川に降下してから、上流側で登り返す斜面の従来のロープ場の滝川側の登り口は、繁茂(蔓性植物やイバラ)で囲われていて、河原側から繁茂を突破して近づくことができませんでした。
このロープ場の登り着きは、紅葉谷道から七曲滝に至るルートの上下 2 ルートが合流して七曲滝に向かう十字路(四叉路、下からの 1 ルートがこのロープ場)で、道端に石積みがあるところです。
十字路側からは、ロープの残存と、下った先の河原の繁茂が見えましたので、いつか下って確認してみようと思います。
20210111-六甲登山-蜘蛛滝七曲滝蟇滝-五助山 (27/45)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=2857599&pid=9225cbdde44b938a0a55b4879df6102c
2. 有馬側からアクセスするルートのロープ場
有馬側からアクセスするルートは、以前どおり、崩落箇所の手前のロープ場を滝川に下って、蟇滝に行けます。
3. 蟇滝の手前から七曲滝へのルートに登る新しいロープ場
3 年前に来た時にはありませんでした。
上記の以前からのロープ場を登ることができず、こちらを使いました。
斜面の下半分は、体重をかけるとすぐに崩れる、もろく軟らかい土で、木の根や岩の角といったホールドが少なく、上半分は、もろく崩れやすく、滑る岩場でした。
右手でロープを持って、左手で何かのホールドを探してつかみ、かろうじて這い上がることができました。
ロープの上端からルートまで、さらに数 m あり、何かにつかまりながら這い上がりました。
今日一番の危険箇所でした。
+++++
蜘蛛滝側から七曲滝落ち口に向かう従来ルート
1. 蜘蛛滝と下流七曲滝其他道の石標との間
従来ルートに 2 箇所、通行が少々困難なところがあってロープを張ってくださっていました。2 年前にはそれを確認することができました。
本日通りかかったところ、その 2 箇所とも、崩落が進み、ロープが 1 つは流され、もう 1 箇所のものは失われていました。
崩落をはさんだ向かい側にかろうじて残って見える踏み跡を探し、崩落斜面を、最大限注意して、横切りました。
2. 下流七曲滝其他道の石標と七曲滝落ち口との間
下流七曲滝其他道の石標から続く踏み跡の先は崩落があり途絶えていました。
石標からルートは登り方向に続いています。
3 年前、七曲滝落ち口から蜘蛛滝に従来ルートで向かった際、下流七曲滝其他道の石標にたどり着けずに、ルートを見失い、斜面を七曲滝の下の紅葉谷へ下りました。
20211226-六甲登山-白石谷-裏紅葉谷-七曲滝落ち口-紅葉谷道 (56/58)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=3863389&pid=db2bbe0396ca2f35d7556c77d03f754b
このルートを最も最近通過した方の山行記録を拝見。
hetaregonta さん
雪の裏六甲 凍結した七曲滝
日程 2023年01月30日(月) [日帰り]
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5135892.html
++++++++++
今日の神戸の最高気温は 11.5 度。六甲山最高峰から下って紅葉谷道の休憩の丸太ベンチまでの間は、レインジャケットを防寒具代わりに羽織っていましたが、それ以外は、シャツ 3 枚重ね(半袖インナー、長袖インナー、長袖秋冬用シャツ)でした。
水分 1.7L を含む約 10.5kg の荷物で、水 550ml を消費し、もみじまんじゅう 2 ケ、スティック羊羹 1 ケ、塩あずきアメ 2 ケを摂りました。
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座っての休憩は、紅葉谷道の丸太ベンチだけでした。
その他の休憩
掬星台の下のトイレの水道が使えましたので、タオルを濡らして、汚れたズボンの裾を拭きました。街中歩きに備えてです。ゲイターは使っていませんでした。
摩耶山三等三角点で、スマホにモバイルバッテリーを繋ぎました。
行者尾根下山点を、少し確認のために、覗いてみました。
新神戸駅前のバス停のベンチで、不織布マスクを装用し、再度ズボンの裾を拭き、GoProのカメラをザックにしまいました。
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