丹沢山地横断【平野-甲相国境尾根-主稜-主脈-表尾根-大山-日向薬師】
- GPS
- 20:20
- 距離
- 60.0km
- 登り
- 4,737m
- 下り
- 5,561m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:10
- 山行
- 12:03
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 13:38
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
日向薬師から神奈中バスで伊勢原駅に |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
その他周辺情報 | クアハウス山小屋で入浴(800円) |
写真
装備
個人装備 |
MARMOLADA(SCARPA)
|
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感想
丹沢山地を山中湖から大山まで横断を考えたのは去年の今頃でした。奥秩父の縦走の次にと計画していました。
予約が必要な新宿発のバスではなく、御殿場からの路線バスで山中湖旭日丘、そこでバスを乗り換え平野に到着しました。
平野からしばらく車道を歩き、別荘地を抜けると登山道の入口があります。
まずは高指山のピークに立ち、富士山と山中湖を眺め、また歩き出します。
山伏峠分岐を過ぎると左手に大きな御正体山が樹間から望むことができます。
小さなピークをいくつか過ぎると道標に菰釣山が表れてきます。進行歩行にひときわ大きな山体が現れると、菰釣山への登りが始まります。偽ピークをいくつか越えると頂上に到着です。
菰釣山を過ぎても、いくつものアップダウンを繰り返し、御正体山の姿もこんもりした東丹沢からよく眺めていた姿になっていき、進行方向右手には周りよりも一段高い畦ヶ丸が見えてきます。
モロクボ沢ノ頭では、畦ヶ丸には寄らず、加入道山へと向かうことにしました。
この地点でも、加入道山はまだまだ遠くに見えていて、疲労も出てきたので、一番つらい歩きでした。
加入道山に到着したとき頂上にはトレランの女性グループしかいなく、その方々が下山すると、少々さみしくなりました。
避難小屋に入り、寝床の準備をして、食事を作って食べる間、他の登山者が来る様子もなったので、やや広めの避難小屋を贅沢に使わせていただきました。
夜が更けて、ガサガサと外で足音がするのが恐かった以外は、きれいで快適な小屋でした。
2日目は、3時過ぎに起床し、簡単な朝食を食べて、暗い中を歩き出しました。
大室山の西ノ肩に到着したときに、ちょうど日の出を迎えるところだったので、西ノ肩にザックをデポして急いで頂上に向かいました。
大室山の頂上でちょうどご来光を拝むことができました。
大室山から約400メートルの高低差を一気に犬越路まで下りました。犬越路避難小屋には1グループがいて、複数グループが宿泊していたようで、少々ビビりながらも独りで過ごした加入道山避難小屋でよかったと思いました。
犬越路からは約400メートルの登り返しが始まります。今回の山行のなかで厳しい部分のひとつです。ここで脚力を使いすぎてしまうと、長い行程に支障をきたすので、ペースは上げすぎずに、一定のペースで登っていきました。
いくつかのピークを越えても小笄になかなかたどり着かず辛い登りでしたが、焦らずにペースを保ち続けました。
連続する小さなピークの一番最後が小笄 で、そのあとはすぐに大笄を通過し、熊笹ノ峰を越えて、檜洞丸に取り付きます。ここで見上げる檜洞丸はとても大きく感じました。
檜洞丸の頂上には誰もおらず静かでした。すぐに青ヶ岳山荘に向かいました。コーラを飲みたくて、購入に向かったのですが、残念ながら売り切れでした。
小屋の方と会話をしながら休憩して、神ノ川乗越に向けて下って行きます。臼ヶ岳には今回初めて最高点の近くまで行きましたが、防獣柵のおかげで最高点にはたどり着けませんでした。
臼ヶ岳からはまたいったん下って、蛭ヶ岳に登り返します。300メートル超のまっすぐな急登を一気に登っていきます。
ここもあまりペースを変えずに淡々と頂上まで登り詰め、先々週に登頂した蛭ヶ岳の頂上に到着しました。先々週とは1時間くらい早いのでまだ人がまばらでした。
蛭ヶ岳山荘でコーラを購入し、喉を潤すことができました。
蛭ヶ岳からは丹沢山、塔ノ岳を通過し、表尾根をヤビツ峠まで下り、そこからは最後であり、かつ今回の山行の最大となる標高差約500メートルのイタツミ尾根を登り返します。
約1時間で登り切り、陽の暮れかけた大山の山頂は風もあり、汗をかいた身体を冷やさないように早々に切り上げ、日向薬師に向けて下山を開始しました。
日向川のほとりに下山し、クアハウス山小屋で風呂に入り、二日間の汗を流し、冷え切った身体を温め、日向薬師のバス停からバスに乗りました。
二日間とも天候には恵まれ、景色を楽しみながら歩くことができました。
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