荒川三山〜赤石岳 椹島より反時計回り
長野県
静岡県
nurupo
体力度について
- GPS
- 49:13
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 3,172m
- 下り
- 3,157m
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- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 6:28
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:20
| 天候 | 7月28日 晴れ後曇り 7月29日 ガス！！ 7月30日 晴れ！！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
椹島への送迎バス時刻表↓ http://www.t-forest.com/alps/bus_sawara.html 臨時便があり7時発 ＊東海フォレスト送迎バスの特殊なルール ◎テント泊のみの方は送迎バス利用できません ◎畑薙〜椹島間の送迎バス乗車は、素泊まり以上、いずれか1ヶ所泊まる必要あり。 対象施設：椹島ロッジ、椹島登山小屋、二軒小屋登山小屋、千枚小屋、荒川小屋、赤石小屋、百間洞山の家、熊の平小屋、中岳避難小屋、赤石岳避難小屋、小河内岳避難小屋、高山裏避難小屋 ◎椹島〜二軒小屋間は、二軒小屋ロッジ（1泊2食付、叉はドミトリルーム）に宿泊される方に限って送迎 ◎バス券を対象施設での宿泊受付精算時に宿泊代金の一部として利用できる（3000円分） ◎下山の送迎バスに乗車するためには、宿泊された施設の領収書を椹島レストハウスに提示し乗車整理券を受け取る |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 畑薙ダム第一臨時駐車場に有り（下山時下山届必要） 千枚岳登山口に有り 赤石岳登山口に有り <椹島〜千枚小屋> 椹島から鳥居を潜り、いったん車道に出て、滝見橋横に千枚岳登山口がある。 吊り橋を渡り、鉄塔までは岩場の急登となる。 石頭見晴まで少し下り、あとはダラダラと長い登りが永遠と続くかのような道。 ミズナラの樹林帯の中、林道を2度ほど横断し、沢の水がある清水平へと出る。 唯一の見晴らしがきく箇所からは赤石岳が良く見えた。 真っ直ぐな広い木馬道を登りきると駒鳥池が見える。 樹林帯の隙間から、わずかだが千枚小屋のオレンジの屋根が見える。 <千枚小屋〜荒川東岳> 千枚小屋のお花畑の中を過ぎるとダケカンバが良く見られる。 マンノー沢頭への分岐を過ぎるとスグに森林限界を越える。 千枚岳から下り、1ヶ所クライムダウンを強いられた箇所があった。 登山道脇には高山植物が咲き乱れ、丸山に登る頃にはすっかり岩場が多くなる。 丸山からは赤ペンキマークを良く見ながら岩場を通過する。 赤石岳の名の由来となった赤い石が目立ってくると、山頂は近くだ！！ <荒川東岳〜荒川小屋> 荒川東岳（悪沢岳）から鞍部（コル）まで急坂となる。 鞍部から緩やかに登り返し、段々と急になってくると中岳避難小屋へ着く。 荒川小屋への分岐に荷物をデポし、荒川前岳へと登る方が多く見られた。 分岐から、トラバース気味に下り始めるとスグに、一面お花畑の斜面が見られる。 鹿柵に囲まれ、主にシナノキンバイ、ハクサンイチゲ他多数…。 鹿柵の扉を2度ほど開けてお花畑を通過し、あとは荒川小屋まで緩やかに下る。 <荒川小屋〜赤石岳> 荒川小屋から樹林帯の中、いきなり急登か！！と思いきや、スグにトラバース気味に緩やかな斜面が大聖寺平まで続く。 大聖寺平から、小赤石岳の肩まで急登となる。 小赤石岳の肩かたアップダウンを繰り返し、小赤石岳へ。 小赤石岳から目の前にデーンと赤石岳が目の前に立ちはだかるかのように立っている。 分岐まで下り、最後の急登を登ると山頂へと至る。 スグ下に赤石岳避難小屋が見える。 <赤石岳〜椹島> 砲台型休憩場まで急で所々ガレている。沢の水で濡れている箇所があるのでスリップ注意。 富士見平までダケカンバの中数メートルのアップダウンを繰り返しながらトラバースする。桟道多数有り、通貨には要注意。 冬季への入り口の道標を過ぎ、少し登り返すと展望の良い富士見平へ着く。 富士見平からは樹林帯の中へ突入し、赤石小屋の最後の展望を楽しみ、あとはひたすら急坂を下る。 |
| その他周辺情報 | 【温泉】 赤石温泉 白樺荘 営業時間10:00〜18:00 入浴料金510円 道の駅 川根温泉 営業時間09:00〜21:00 入浴料金510円 |
写真
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装備
| 備考 | 水分使用量：3.5L＋α |
|---|
感想
始めに。写真の中にnurupo分身が3ヶ所隠されてます。探してね→（#゜Д゜）
こんんちは(・∀・)ノ
山行記録ではお久しぶりです！！
色々ありましたが…梅雨も明け、梅雨明け十日までは好天が続くと言われますね。
そんなわけで、この好天のチャンスを狙って、今まで温めていた荒川〜赤石の周回ルートを選びました。
【1日目】
前日夜初、途中の道の駅で車中泊。
翌日送迎バスの時間まで到着し、7時に臨時便が出て次の8時の便までゆっくりと過ごしました。
バスに乗車したのは自分を含め4名。少なくて快適です！！
しかし、椹島までの道のりは険しく、一種のアトラクションに乗ってるかのようにバスが弾み、乗り物酔いの弱い人には耐えがたい苦痛でしょうね…。
椹島へ到着し、日差しも強く、標高1100mとはいえ、暑いです…。
汗が噴き出る中、これから永遠に続くような樹林帯の中を黙々と登らなくてはならないと思うと、気持ちが萎えてきます。
お正月以来の久しぶりのテント泊登山…。果たして体はもつのか…。
色々と不安もありながら、黙々と登って行くnurupo…。
途中、キノコが立派に生えてたので、姿勢を低くしてパシャリ＆ガサガサガサッ…。
なんと、サイドポケットの行動食入りのカキピーペットボトル落下！！(゜Д゜)
慌てて、急斜面に引っかかったペットボトルを取りに行くが、弾みで下まで落下！！
林道にまで落ちて無事回収するも、落ちた分登り返しタイムロス…。
なだらかでダラダラと登る道は堪えました…。
清水平へ着くころにはバテバテになってしまいました。体が重い…。
せっかく好天の日を見極めて来たのですが、どうも熱帯低気圧になった台風の影響で、不安定な天候になり雲が立ち込めていました。
展望も無く、やっとこさ千枚小屋まで到着しテントを張り、自分を含めて2張でした。
小虫が多かったですが、今日の夜は静かに寝れそうです…。
普段眠りの浅いnurupoですが、やはり静かな夜とはいえ、時々目を覚ましました。
恐い夢を見て、「あ〜あああ〜あ」と寝言でうなされて起きてしまいました！！
隣のテントの方に申し訳ない…。おぞましい声を聴かせてしまいました…(‘_`)
【2日目】
御来光！！
天気も良い！？いや…あまり良くないようだ…。
ガスが立ち込める中の登山となりまし…。雨が降らないだけましか…。
ペースがほぼ同じだけに、2団体に挟まれる中、nurupoは肩身狭い思いしながら登りました。
ガスガスの中、ついにやってきた悪沢岳！！どんだけココまで着くに悪いことしたのかを思い出させる道でしたε-(｀ω´)
荒川小屋へと下る斜面にお花がびっしりと詰め込まれていて感動しました！！
天気が良かったら、尚映えるでしょうねぇ。
荒川小屋で昼食をとり、ココでも2団体さんと一緒となりました。
このコースはどうも同じ方にしばし出会いますね。悪沢岳で一緒になった女性2人方とも工程は一緒みたいで、赤石岳まで一緒になりました。
自分はバテていたし、展望も無い中このまま赤石小屋まで下り、何も得ないまま下山するのはとても残念な気持ちになってしまうので、明日の好天に掛け、赤石岳避難小屋に泊まることにしました。
赤石岳避難小屋へ着くと、なんとも気さくに話しかけてくる小屋主人。
ちょっと応答に困りましたが、こんな気さくな方は初めてでした。
【3日目】
やはり、眠れなかった雑魚寝…。
神経質なnurupoです…。
気になっていた天気ですが、雲が多少ありますが晴れそうです！！
風が吹くと少し寒かったですが、御来光を堪能しました！！ありがとう！！
皆出発した中、準備を済ませ、御主人に挨拶をして「ありがとう！！いってきます！！」
再び赤石岳の山頂に着くと、ゆっくりと出てきたのが幸いでした！！
ガスが稜線を駆け抜ける絶景を目の当たりにして感動しました！！
自然の造形美はこんなにも素晴らしいのか！！夢中でシャッターを切るnrupo。
ブロッケン現象見られ、ほんの数分の絶景を見せたあと、ガスの中へ…。
この数分の為に自分は登ってきたんだなぁ〜とそのとき思いました。
帰りのバス時間に間に合うように、下山には強いnurupoでもさすがに標高差2000mを一気に駆け下るのは堪えました…。
10時半初の送迎バスに間に合うように飛ばしていきますが、なんとも到着したのは…10時35分！！5分遅れでバスは行ってしまいました…。
なんともやるせないnurupo…(‘`；)
そんなガッカリするなか、悪沢岳〜赤石岳で一緒になった女性2人方に励ましてもらいました。どうもありがとうございました。
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mammupon さん
はじめましてnurupoさん
椹島のバスは全国的にも特殊ですよね
ただ北沢峠まで往復４０００円近いことを考えたらそんなに高くもない
悪路を除けば……
とはいえ、テント泊には障害になるのが…
畑薙に駐車して、椹→荒川→赤石→聖→茶臼→畑薙とやりたいのですが、時間がありません😃💦
これなら全部幕営できるんすけど⛺
テントでも食事ができる小屋が多いのがいいです
赤石避難の管理人さんは山男って風貌ですよね😃
tarutaruyamaさん、初めまして(・ω・)ノ
テント泊を好む自分にとって悩むエリアでした。
テントのみで行く場合は、上記に書いたルートが良いのですが、自分の体力と相談すると3、4日目はたぶん登りが登れない体になっています。
この周回ルートでテント泊のみで行く場合は、帰りは歩いて帰るか、連泊された方に領収書譲ってもらうとか(´Д` )
どこか泊まらなければってことで、皆山小屋泊のみで、テント泊避けるのが普通みたいですね。
でも、そこでテントを選ぶのがnurupoです(・ω・)
こんにちはnurupoさん、そして初めまして４代目さん。
いや〜やっぱり赤石は良いですね
北岳や甲斐駒みたいに気軽には登れませんが、さすがに赤石山脈と言われるだけに南アルプスの盟主はやっぱり赤石岳だと思いますね。
久々の復帰戦でサックッと行ってしまうところが凄いですね
最終日読みが当たって最高の景色、こちらも楽しませて頂きました。
ところで４代目さん、初めまして。
やはり分身さんが登場しないと寂しいですから、これから激務となりますがくれぐれも遭難で殉職などされないよう頑張って下さい
次のレコも楽しみにしています。
どうも、どうもどうも(・ω・)ノ
盟主、赤石岳！！
名に恥じない立派な山でした！！
アプローチが悪いってのもあり、なかなか手がつけれないエリアですね。
赤石小屋に泊まらず、頂上に留まったのは正解でした！
何処を見渡しても山、山！！
久しぶりのテント泊で鈍った体にムチうって登ったかいがあった山旅でした！！
1代目…滑落
2代目…道迷い
3代目…転倒
4代目nurupo…ガンバります！！(♯ ﾟдﾟ)
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