南八ヶ岳縦走（美濃戸から舟山十字路）

2015年08月09日(日) 〜 2015年08月10日(月)

• GPS: 31:21
• 距離: 24.5km
• 登り: 2,177m
• 下り: 2,248m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 1:45
• 合計: 7:26

7:35 赤岳山荘
9:13 9:27 赤岳鉱泉
10:31 10:32 赤岩の頭
10:55 11:55 硫黄岳
12:15 12:16 硫黄岳山荘
12:53 13:11 横岳（奥の院）
14:10 14:13 地蔵の頭
14:17 14:18 赤岳天望荘
14:48 14:48 赤岳頂上山荘
14:51 14:58 赤岳
15:01 赤岳頂上山荘

2日目

• 山行: 6:46
• 休憩: 2:01
• 合計: 8:47

6:07 赤岳頂上山荘
6:18 6:25 赤岳
6:32 6:33 真教寺尾根分岐
7:35 7:38 キレット小屋
8:03 8:04 ツルネ
8:25 8:26 旭岳
8:52 9:04 縦走路分岐
9:13 9:17 東ギボシ
9:55 9:59 青年小屋
10:03 10:03 乙女の水
10:08 10:20 青年小屋
10:44 11:39 編笠山
12:01 12:04 青年小屋
12:10 12:13 乙女の水
12:51 12:52 西岳
13:58 14:04 信玄の隠岩
14:30 14:30 広河原
14:40 14:48 舟山十字路 水場
14:54 舟山十字路

天候

1日目：晴れのち曇り
2日目：晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

舟山十字路に駐車し、メンバーの車で美濃戸まで移動

コース状況／危険箇所等

赤岳からキレットへの下りは、急な岩壁・ガレ場です。滑落・落石に注意。

信玄の隠岩への分岐から広河原までの間は、踏み跡薄く、不明瞭。
ヤマレコでダウンロードしたGPSデータを頼りにしましたが、何度か迷いました。
また、立場川の渡渉（大小3か所）は、降雨後の増水時は渡れないかも。
山と高原の地図にはルートの記載はありませんが、信玄の隠岩への分岐からもう少し下った先の林道（国土地理院の地図に切り替えると見られます）を立場川に沿って上流側に向かって歩けば、渡渉箇所も通らず安全・確実と思われます。

赤岳頂上山荘は雨水を煮沸して使用しています。携行用の水は、ペットボトル（400円）を買うか、雨水（無料）をもらって自分で煮沸する必要があります。
また、途中のキレット小屋の水場は枯れていましたし、キレット小屋の管理人さんがいない場合もあります（7時半過ぎに着いたときに、管理人さんがちょうど重い荷物を持って赤岳方向に出発したので、以後しばらく無人のようです）。
縦走される場合には、水の確保にご注意ください。

その他周辺情報

舟山十字路から車５分ほどの、もみの湯で汗を流しました。

写真

8/9 7:20

赤岳山荘の駐車場に駐車
ほぼ最後の2〜3台
（やまのこ山の駐車場は満車）

8/9 7:41

北沢・南沢の分岐に立つ八ヶ岳の案内板
北沢に向かいます

8/9 8:54

立木の上に稜線が見えてきました

8/9 9:13

赤岳鉱泉に到着
この時は快晴で、まぶしく太陽が輝いていました

8/9 9:14

今日はあのてっぺんまで行きます

8/9 10:56

2時間半ほどで硫黄岳山頂に到着

8/9 10:58

赤岳・阿弥陀岳が間近に見えます

8/9 11:01

硫黄岳の爆裂火口

8/9 11:47

火口に沿って先端まで行ってみました
火口の向こうにヒュッテ夏沢？の青い屋根と、天狗岳

8/9 12:43

横岳（奥の院）の山頂
やせ尾根・くさり場を通って登ります

8/9 13:02

横岳（奥の院）

8/9 13:37

横岳の西面は、屹立した岩壁です
東面をトラバースしながら進みます

8/9 14:25

眼下に行者小屋と赤岳鉱泉

8/9 14:51

赤岳山頂に登頂しました！

8/9 14:58

今日泊まる赤岳頂上山荘は、山頂のすぐ隣

8/9 15:30

たどってきた稜線
赤岳展望荘がすごく下に感じられます

8/10 4:55

二日目
雲海の上から御来光

8/10 4:56

黒いシルエットの富士山

8/10 4:59

阿弥陀岳の頂上部にのみ朝日が当たっています

8/10 5:03

今日向かう権現岳

8/10 5:09

昨日たどってきた稜線

8/10 6:29

キレットに向かって下ります
振り返るとこんなところを、どうやって下ってきたのかと思います
岩壁下部にいる方は、ロッククライミングをしているわけではありません

8/10 7:38

キレット小屋
水場は枯れています

8/10 7:58

キレット小屋の先、最初のピークから旭岳とその向こうに権現岳

8/10 8:35

旭岳から権現岳とギボシ

8/10 8:50

長い梯子を上って、少し行くと

8/10 8:57

権現岳山頂・・・と思ったのですが

8/10 9:04

山頂はやっぱり南側のとがった岩の方なのですね
険しそうだったので寄りませんでした
失敗！

8/10 9:02

眼下に権現小屋
その向こうに編笠山と鞍部には青年小屋

8/10 9:15

ギボシにも寄りました
振り返って権現岳

8/10 9:15

権現岳に向かってたどってきた稜線

8/10 12:02

青年小屋に到着

8/10 10:03

まずは、乙女の水に行って、のどを潤し水を補給

8/10 10:20

大きな岩々の上をたどって編笠山に向かいます

8/10 10:47

編笠山に到着
ガスがかかっていて権現岳しか見えません

8/10 11:34

昼食後。下山開始したのですが、途中で赤岳のガスが取れてきたので、あわてて戻ってパチリ
5分ほどで、またガスに隠れてしまいました

8/10 12:30

青年小屋まで戻って、西岳に向かいます
途中から編笠山

8/10 12:50

西岳

8/10 13:58

気持ちの良い登山道です

8/10 13:59

信玄の隠岩への分岐
ここから先の登山道が不明瞭
所どころ赤テープがありましたが、見失って道なき道をたどったりしました

8/10 14:30

この看板が立つ林道に到着

8/10 14:32

立場川を渡渉（大2、小1）します
増水時は、渡渉困難では

8/10 14:41

広河原先の林道沿いにある水場・八峰阿彌陀聖水
舟山十字路は、ここから300mほどです
（舟山十字路の写真なし）

8/9 8:54

赤岳鉱泉手前にてトリカブト

8/9 11:49

ルート上には、たくさんの種類の花が咲いていました
硫黄岳山頂にてトウヤクリンドウ

8/9 11:51

？

8/9 12:10

硫黄岳山荘付近にてコマクサ

8/9 12:39

台座の頭手前にはコマクサの群落

8/9 12:56

リンドウ

8/9 12:59

？

8/9 12:57

？

8/9 13:44

ナデシコ系？

8/9 13:44

？

8/9 13:44

？

8/9 13:44

？

8/9 13:52

ウスユキソウ系？

8/9 13:53

？

8/10 8:44

ウスユキソウ系？

8/10 12:51

マツムシソウ

8/10 13:48

？

8/10 14:35

？

撮影機器：

LUMIX DMC-G1 パナソニック

感想

pomjun

7月に予定していた八ヶ岳登山が雨のため中止になり、再度日程調整して実行した山行です。
ただ、メンバー一人が夕方までに名古屋に戻る必要があり、私以外の3名は二日目は阿弥陀岳・行者小屋経由で下山。
わたしは、翌日も別の山（瑞牆山・金峰山）に行く予定なので、一日時間があります。
ということで、二日目はキレットを通って権現岳に至る縦走路をたどり、西岳経由で舟山十字路に下山することとしました。

一日目、自分の車で行って舟山十字路に駐車し、メンバーの車に同乗して美濃戸へ移動。
そして、硫黄岳・横岳を経由、赤岳を目指して登山を開始。

これまでこのメンバーでの宿泊登山では天気に恵まれず良好な展望が得られなかったのですが、今回初めて好天に恵まれて八ヶ岳・富士山・南アルプスなどの展望を楽しむことができました。

二日目、キレットへの縦走路と文三郎尾根の分岐でメンバーと別れて、ひとり南側の縦走路をたどりました。
最南端の編笠山は、2年前の8月に登って、初めてヤマレコに投稿した思い出深い山です。
その時は、息絶え絶えに登ったのですが、今回はリベンジを果たすために最後に編笠山まで足を延ばしました。
2年前の編笠山から本格的に山にはまり、このあと投稿予定の瑞牆山・金峰山登山を含めると、この2年間、山で過ごした日数は97日となりました。