ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 697883
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳から日本海へ <充実感炸裂の栂海新道>

2015年08月09日(日) 〜 2015年08月12日(水)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
80:01
距離
52.1km
登り
3,790m
下り
4,977m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:20
休憩
0:30
合計
5:50
距離 8.1km 登り 1,588m 下り 116m
7:00
50
7:50
8:10
80
9:30
9:40
180
2日目
山行
7:35
休憩
1:25
合計
9:00
距離 13.2km 登り 768m 下り 1,346m
5:30
5:50
15
6:05
6:35
115
8:30
8:45
45
9:30
9:50
130
12:00
130
14:10
3日目
山行
7:05
休憩
2:00
合計
9:05
距離 13.8km 登り 708m 下り 1,301m
4:50
55
5:45
6:10
20
6:30
6:40
60
7:40
105
9:25
15
9:40
10:05
85
11:30
11:55
35
12:30
13:00
45
13:45
13:50
5
13:55
4日目
山行
7:20
休憩
3:10
合計
10:30
距離 16.9km 登り 756m 下り 2,226m
4:40
40
5:20
5:30
25
5:55
6:25
20
6:45
25
7:10
7:30
70
8:40
10:10
54
11:04
11:24
40
12:04
12:12
37
12:49
13:01
49
13:50
80
天候 8/9(日) 晴れ(無風)
8/10(月) 晴れ(無風)
8/11(火) 薄曇り(無風)
8/12(水) 薄曇り(無風)、昼前に少し小雨
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
【登山口】猿倉
  ・自動車で八方第3無料駐車場まで移動して仮眠
  ・翌朝、八方バスターミナルから猿倉へバス@930円

【下山口】親不知-栂海新道登山口
  ・登山口前の親不知観光ホテルからタクシーを配車依頼、
   親不知駅までタクシー@1570円
  ・親不知駅→糸魚川駅まで電車@240円
  ・糸魚川駅→白馬駅まで電車@840円
  ・白馬駅→八方バスターミナルまでバス@190円
コース状況/
危険箇所等
【猿倉→白馬】
 大雪渓はアイゼン無しでもあるけるでしょうが、軽アイゼンくらいは
 安全で楽だし必携かと思います(装着率98%位かなぁ)
【白馬→朝日平】
 朝日岳直下を2H弱トラバースしますが、名前は”水平道”ですが全く
 水平ではありあせん。。。小刻みなアップダウン多く体力消耗します。
 #ここをある程度余裕持って歩けていないと翌日からの栂海新道は厳しい
 #かと思われます。バロメータにはなろうかと思います。
【朝日岳→黒岩山】
 この上ない景観の快適登山道!
【黒岩山→栂海山荘】
 黒岩山以降のアップダウンにげんなり。。。
【栂海山荘→白鳥山】
 標高上げる登りコースより、標高下げる下りコースのコースタイムの
 方が長い位なので、幾多のアップダウン繰り返し、栂海新道で断トツ
 しんどいエリア。危険個所はほぼ無いですが、体力勝負かしら。
【白鳥山→親不知】
 危険個所特になし。金時山の下りは危険ではないですが、このコース
 で最も急こう配の下り坂。ぷるぷるの足に堪える下り。
 坂田峠以降のアップダウンは道が整備されている事もありかなり楽。

※栂海新道を歩く際は水の確保場所は十分考えて歩く必要あると思います。
 事前情報やすれ違う方からなど、イメージは作っておく方が良いでしょう。
八方第3無料駐車場よりスタート。やや雲出てますがそこそこいい天気で一安心。
八方第3無料駐車場よりスタート。やや雲出てますがそこそこいい天気で一安心。
駐車場から近くの八方バスターミナルより6:00発猿倉行きのバスに乗車。バス停で待ってた方の9割は猿倉へ。残りは栂池高原へ行かれる感じの方でした。
駐車場から近くの八方バスターミナルより6:00発猿倉行きのバスに乗車。バス停で待ってた方の9割は猿倉へ。残りは栂池高原へ行かれる感じの方でした。
ほぼ満席のバスは6:30頃猿倉に到着。登山届もこちらで提出。貸軽アイゼンのコーナもあったり老若男女色んな人でごった返すざわざわした雰囲気は流石メジャー登山口!
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ほぼ満席のバスは6:30頃猿倉に到着。登山届もこちらで提出。貸軽アイゼンのコーナもあったり老若男女色んな人でごった返すざわざわした雰囲気は流石メジャー登山口!
だんだん天気良くなってきたわね。
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だんだん天気良くなってきたわね。
最初は心地良い林道歩き。
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最初は心地良い林道歩き。
1時間ほどで白馬尻小屋到着。青空にテンション上がる!でも暑い、、で、いきなりノンアルコールビールを頂く。。。
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1時間ほどで白馬尻小屋到着。青空にテンション上がる!でも暑い、、で、いきなりノンアルコールビールを頂く。。。
小屋の少し先が大雪渓の末端、皆さんここでアイゼン装着。
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小屋の少し先が大雪渓の末端、皆さんここでアイゼン装着。
ここから約2時間の雪渓登り!天気も良いし雪渓の上は風か涼しく快適この上なし!! 前を見ると、人人人人人人人、凄い数の人。
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ここから約2時間の雪渓登り!天気も良いし雪渓の上は風か涼しく快適この上なし!! 前を見ると、人人人人人人人、凄い数の人。
雪渓最上部に到着。後振り返っても凄く沢山の人。
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雪渓最上部に到着。後振り返っても凄く沢山の人。
雪渓最上部で軽アイゼン外して2時間程の岩場の登り。
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雪渓最上部で軽アイゼン外して2時間程の岩場の登り。
人が多く見知らぬ方と隊列を成すように登る。避難小屋の少し手前あたり。
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人が多く見知らぬ方と隊列を成すように登る。避難小屋の少し手前あたり。
大雪渓の上にも所々雪残ってますが、その合間に沢山の花が咲き誇っているのです。
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大雪渓の上にも所々雪残ってますが、その合間に沢山の花が咲き誇っているのです。
花を綺麗と感じる感性は持ち合わせてます。ただ、いかんせん、名前が全然わからんのです。これもその時は”オレンジの花”。クルマユリ??
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花を綺麗と感じる感性は持ち合わせてます。ただ、いかんせん、名前が全然わからんのです。これもその時は”オレンジの花”。クルマユリ??
分からん。。。紫の子とオレンジの子。でも綺麗!!
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分からん。。。紫の子とオレンジの子。でも綺麗!!
もはや全くわからん。でも綺麗!! 大雪渓の上から頂上直下にかけては様々な花が咲き誇る、まさにお花畑全開!
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もはや全くわからん。でも綺麗!! 大雪渓の上から頂上直下にかけては様々な花が咲き誇る、まさにお花畑全開!
花を堪能し、写真撮る技術もないので頂上へ向かいます。
花を堪能し、写真撮る技術もないので頂上へ向かいます。
そして、白馬岳頂上宿舎に到着。
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そして、白馬岳頂上宿舎に到着。
テン場でテント張って一休みした後は、、、生ビール!!高いけど辞められん…。この1杯の為なら仕事頑張れる。。。
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テン場でテント張って一休みした後は、、、生ビール!!高いけど辞められん…。この1杯の為なら仕事頑張れる。。。
今日は白馬岳に登りもせず、周囲の徘徊もせず、テン場周辺でひたすらのんびり過ごすだけの贅沢な時間。
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今日は白馬岳に登りもせず、周囲の徘徊もせず、テン場周辺でひたすらのんびり過ごすだけの贅沢な時間。
すぐ近くの小高い丸山の上でひたすらボーっとする。白馬岳と反対方向、杓子岳方面も天気良く雄大な眺め。
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すぐ近くの小高い丸山の上でひたすらボーっとする。白馬岳と反対方向、杓子岳方面も天気良く雄大な眺め。
本日のテン場、ほぼ満杯。因みにヤマレコでネガティブな事書きたくないものの、過去最悪のテント泊1夜でした…。ふつう23時近くまで騒ぐかね!?!? んもぉ・・・・。
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本日のテン場、ほぼ満杯。因みにヤマレコでネガティブな事書きたくないものの、過去最悪のテント泊1夜でした…。ふつう23時近くまで騒ぐかね!?!? んもぉ・・・・。
そんな訳で余り寝られず、、、2日目スタート。やや眠いけど頑張ってこ。今日も良い天気になりそう!
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そんな訳で余り寝られず、、、2日目スタート。やや眠いけど頑張ってこ。今日も良い天気になりそう!
ひとまず一段上の20分ほど先の白馬山荘に向かいます。
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ひとまず一段上の20分ほど先の白馬山荘に向かいます。
売店始め、やはり白馬山荘の方が一回りリッチな山小屋。下で売り切れだったコーラを買って一気飲み!!剣岳も遠望しつついきなり大休止。。。
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売店始め、やはり白馬山荘の方が一回りリッチな山小屋。下で売り切れだったコーラを買って一気飲み!!剣岳も遠望しつついきなり大休止。。。
そしてまた少し上の白馬岳山頂に向かいます。夏らしくていい雰囲気の空です事!
そしてまた少し上の白馬岳山頂に向かいます。夏らしくていい雰囲気の空です事!
白馬岳山頂@2932.2m 過去来た白馬はいつも天気悪かったのですが今回は断トツ天気よく、白馬岳は目的では無かったもののテンション上がる!
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白馬岳山頂@2932.2m 過去来た白馬はいつも天気悪かったのですが今回は断トツ天気よく、白馬岳は目的では無かったもののテンション上がる!
南側遠望。杓子岳、鑓ヶ岳、そして剱岳。白馬岳は切り立ってるぶん、こちらの景色、浮遊感もあって良い感じね♪
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南側遠望。杓子岳、鑓ヶ岳、そして剱岳。白馬岳は切り立ってるぶん、こちらの景色、浮遊感もあって良い感じね♪
北側遠望。その先に、雪倉岳、左奥に本日の目的地、朝日岳。ん〜、、、良い眺めや。。。
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北側遠望。その先に、雪倉岳、左奥に本日の目的地、朝日岳。ん〜、、、良い眺めや。。。
白馬岳山頂を後にし、いったん周りの皆さんと同じ方向、小蓮華山方面に向かいます。
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白馬岳山頂を後にし、いったん周りの皆さんと同じ方向、小蓮華山方面に向かいます。
で三国境の雪倉岳方面の分岐。流れからそれて左折、雪倉方面に向かいます。
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で三国境の雪倉岳方面の分岐。流れからそれて左折、雪倉方面に向かいます。
まずは砂礫の下りですがその途中、元気ないですがコマクサが数株だけ咲いてました。こんな私でもこの子の名前くらいは分かるのです。。。
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まずは砂礫の下りですがその途中、元気ないですがコマクサが数株だけ咲いてました。こんな私でもこの子の名前くらいは分かるのです。。。
いったん砂礫の下りをくだり切って平になったあたり。伸びやかなこの展望、本当に大好きな構図、興奮しまくり感動しまくりなひと時でした。
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いったん砂礫の下りをくだり切って平になったあたり。伸びやかなこの展望、本当に大好きな構図、興奮しまくり感動しまくりなひと時でした。
で、ここら辺、紫の花が咲いてました。見た事ない。たぶん。フワフワでとても可愛らしく群生しているのですが、名前、分からん、、、
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で、ここら辺、紫の花が咲いてました。見た事ない。たぶん。フワフワでとても可愛らしく群生しているのですが、名前、分からん、、、
さて、山ですが、手前が鉢ヶ岳、奥が雪倉岳。手前の鉢ヶ岳は登らずトラバースします。
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さて、山ですが、手前が鉢ヶ岳、奥が雪倉岳。手前の鉢ヶ岳は登らずトラバースします。
その鉢ヶ岳の斜面にも黄色&白色の小さなお花畑が全開!!
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その鉢ヶ岳の斜面にも黄色&白色の小さなお花畑が全開!!
雪倉岳の手前の鞍部に向かっていったん下ります。
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雪倉岳の手前の鞍部に向かっていったん下ります。
その鞍部にはしっかりした雪倉岳避難小屋があります。こちらで小休止。
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その鞍部にはしっかりした雪倉岳避難小屋があります。こちらで小休止。
雪倉岳の登りはCT50分程度ですが道がフラットなので疲労感の少ない快適な登り。脇には紫色のゲジゲジの花。綺麗…な気がする。可愛くはないがキモくはない。
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雪倉岳の登りはCT50分程度ですが道がフラットなので疲労感の少ない快適な登り。脇には紫色のゲジゲジの花。綺麗…な気がする。可愛くはないがキモくはない。
下から見上げると雪倉岳頂上は見えず、広〜い山頂のその先に、最高点と標識があります。
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下から見上げると雪倉岳頂上は見えず、広〜い山頂のその先に、最高点と標識があります。
頂上へ向かって歩く途中、左方向には山頂に雲がかかろうとしている朝日岳と、その一段左下に朝日平の朝日小屋が見えます。
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頂上へ向かって歩く途中、左方向には山頂に雲がかかろうとしている朝日岳と、その一段左下に朝日平の朝日小屋が見えます。
雪倉岳山頂@2610.9m
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雪倉岳山頂@2610.9m
南側遠望、本日歩いて来た白馬岳を振り返る。高低差余り無い事もあって一気に来た感じがする。
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南側遠望、本日歩いて来た白馬岳を振り返る。高低差余り無い事もあって一気に来た感じがする。
だんだんガスが湧き出すなか、雪倉岳を後にして朝日岳に向かいます。ひたすら下る。
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だんだんガスが湧き出すなか、雪倉岳を後にして朝日岳に向かいます。ひたすら下る。
下り切った先の写真中央あたりが、燕岩手前(南側)の水場があります。ただし水が細く、飲用も厳しい感じがしたのでスルー。
下り切った先の写真中央あたりが、燕岩手前(南側)の水場があります。ただし水が細く、飲用も厳しい感じがしたのでスルー。
燕岩。 ここの前後に水場があります。
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燕岩。 ここの前後に水場があります。
燕岩北側の水場。小さな沢を登山道が横切ってて、そこが水場になります。
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燕岩北側の水場。小さな沢を登山道が横切ってて、そこが水場になります。
沢の水ですがとても綺麗でそこそこ水量もあり、野獣の様にがぶ飲み状態。。。
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沢の水ですがとても綺麗でそこそこ水量もあり、野獣の様にがぶ飲み状態。。。
この水場から先は木道が付けられており、ほっこりした雰囲気に変わる ”小桜ヶ原” 一帯はこんな雰囲気。
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この水場から先は木道が付けられており、ほっこりした雰囲気に変わる ”小桜ヶ原” 一帯はこんな雰囲気。
燕岩、小桜ヶ原の少し先が、直進”水平道”、右折"直登"の分岐点。朝日小屋へは”水平道”を直進します。
燕岩、小桜ヶ原の少し先が、直進”水平道”、右折"直登"の分岐点。朝日小屋へは”水平道”を直進します。
その水平道、、、むっちゃしんどいトラバース道。名前は水平なクセに水平な箇所全くなく、5,6分くらい周期の小刻みなアップダウンが続きマジでしんどい。。。
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その水平道、、、むっちゃしんどいトラバース道。名前は水平なクセに水平な箇所全くなく、5,6分くらい周期の小刻みなアップダウンが続きマジでしんどい。。。
花は疲れを癒してくれる、、、はず。 花より葉っぱが綺麗で感心したお花。キヌガサソウ っていうの?
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花は疲れを癒してくれる、、、はず。 花より葉っぱが綺麗で感心したお花。キヌガサソウ っていうの?
花は疲れを癒してくれる、、、はず。めっちゃ黄色!シナノキンバイ っていうの?ネットで調べまくり勉強中。
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花は疲れを癒してくれる、、、はず。めっちゃ黄色!シナノキンバイ っていうの?ネットで調べまくり勉強中。
花は疲れを癒してくれる、、、はず。可愛い。。。
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花は疲れを癒してくれる、、、はず。可愛い。。。
花は疲れを癒してくれる、、、はず。でも登りはしんどい。
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花は疲れを癒してくれる、、、はず。でも登りはしんどい。
比較的”水平”な部類の登山道
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比較的”水平”な部類の登山道
花を眺めつつ、アップダウンに文句言いつつ進む事1時間少々、沢に群がる先行者。朝日小屋手前の最後の水場。
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花を眺めつつ、アップダウンに文句言いつつ進む事1時間少々、沢に群がる先行者。朝日小屋手前の最後の水場。
小屋はすぐなので飲まなかったですが、水量豊富だったので顔と髪の毛を冷水で洗い流す。居合わせたご夫婦の奥様も髪からザバーっとやられてた。
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小屋はすぐなので飲まなかったですが、水量豊富だったので顔と髪の毛を冷水で洗い流す。居合わせたご夫婦の奥様も髪からザバーっとやられてた。
この水場から少し見上げた先に赤い三角屋根の朝日小屋が見える。
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この水場から少し見上げた先に赤い三角屋根の朝日小屋が見える。
とても雰囲気いい立地。可愛らしくもある朝日小屋。
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とても雰囲気いい立地。可愛らしくもある朝日小屋。
テン場は広く、今日は15張しかない事もあり、非常にゆったりした雰囲気。
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テン場は広く、今日は15張しかない事もあり、非常にゆったりした雰囲気。
小屋側からテン場の全景。こちらの小屋は料理が評判なのでいつかは小屋泊してみたいものです。(※完全予約制との事)
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小屋側からテン場の全景。こちらの小屋は料理が評判なのでいつかは小屋泊してみたいものです。(※完全予約制との事)
テン場の水場もしっかりしています。
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テン場の水場もしっかりしています。
良き一日の最後に良き出会い。途中知り合った6人さんと、水場で一緒に髪を洗ったご夫婦2と、私、9人でお酒のみつつ談笑♪ 先に皆さん飲まれてたのですが、小屋にビール買に行く所を声かけられ『ここに座りなさいよ〜』とおば様軍団の中央に席を準備して頂く…。ほんと、非常に楽しかったです!ありがとうございました!ちゃんと日本海行きましたよ!(笑)
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良き一日の最後に良き出会い。途中知り合った6人さんと、水場で一緒に髪を洗ったご夫婦2と、私、9人でお酒のみつつ談笑♪ 先に皆さん飲まれてたのですが、小屋にビール買に行く所を声かけられ『ここに座りなさいよ〜』とおば様軍団の中央に席を準備して頂く…。ほんと、非常に楽しかったです!ありがとうございました!ちゃんと日本海行きましたよ!(笑)
さて、今日から2日間が今回の山行の目的!栂海新道に突入します。9時間ほどの長い一日なので5時には出立です。
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さて、今日から2日間が今回の山行の目的!栂海新道に突入します。9時間ほどの長い一日なので5時には出立です。
まずは向かいの朝日岳へ。
ただ、、、この時点でかなり体調悪く、栂海新道やめて蓮華温泉に下ろうか 50:50位でほんと迷ってました。。。
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まずは向かいの朝日岳へ。
ただ、、、この時点でかなり体調悪く、栂海新道やめて蓮華温泉に下ろうか 50:50位でほんと迷ってました。。。
ハエが異常に多く付きまとわれつつ約1hの登り。しんどいけど頭の中は、日本海に進むか蓮華に下るか。。。
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ハエが異常に多く付きまとわれつつ約1hの登り。しんどいけど頭の中は、日本海に進むか蓮華に下るか。。。
荒涼としたような、ほっこりしたような、とても雰囲気のいい朝日岳山頂に日の出と共に到着。
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荒涼としたような、ほっこりしたような、とても雰囲気のいい朝日岳山頂に日の出と共に到着。
南側にはお花畑、その向こうには白馬岳、剣岳。ほんと、綺麗な朝でした。
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南側にはお花畑、その向こうには白馬岳、剣岳。ほんと、綺麗な朝でした。
朝日岳山頂はこの界隈では珍しく、新設したてのベンチも数台あり、360度の大展望、素晴らしい山頂です。
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朝日岳山頂はこの界隈では珍しく、新設したてのベンチも数台あり、360度の大展望、素晴らしい山頂です。
山頂を満喫して30分少々下れば、栂海新道と蓮華方面の分岐点に下ります。目の前の雲海眺めつつ、まだ結論は出ません。。。
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山頂を満喫して30分少々下れば、栂海新道と蓮華方面の分岐点に下ります。目の前の雲海眺めつつ、まだ結論は出ません。。。
分岐点、”吹上のコル” 到着。で10分ほど色々考えて栂海新道に決めたのでした。同じように悩まれてる方複数居られ、行く方、行かれない方、色々お話しさせて頂きました。結論、行けるうちに、行けるときに行った方がいい、シンプルにそうなりました。
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分岐点、”吹上のコル” 到着。で10分ほど色々考えて栂海新道に決めたのでした。同じように悩まれてる方複数居られ、行く方、行かれない方、色々お話しさせて頂きました。結論、行けるうちに、行けるときに行った方がいい、シンプルにそうなりました。
行くとなったらただひたすら歩くのみ。栂海新道の前半の黒岩山あたりまでは、草原風の景色が多く、雲ノ平を彷彿させる、時にはそれ以上の景観を見せてくれます。
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行くとなったらただひたすら歩くのみ。栂海新道の前半の黒岩山あたりまでは、草原風の景色が多く、雲ノ平を彷彿させる、時にはそれ以上の景観を見せてくれます。
のびやかな稜線。
のびやかな稜線。
そう、流石に2000m切っての長丁場なので、これ位の薄曇りの方が歩くにはちょうどいい感じです。
そう、流石に2000m切っての長丁場なので、これ位の薄曇りの方が歩くにはちょうどいい感じです。
砂礫の丘を越えてから、眼下に見える草原風の平地、”アヤメ平”に向けてひたすら下ります。
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砂礫の丘を越えてから、眼下に見える草原風の平地、”アヤメ平”に向けてひたすら下ります。
途中見かけた花。むちゃくちゃ可愛かった。ってか可愛いすぎ!! (名前わからんけど…)
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途中見かけた花。むちゃくちゃ可愛かった。ってか可愛いすぎ!! (名前わからんけど…)
アヤメ平一帯の草原は雰囲気素晴らしく、栂海新道のイメージと違って少々びっくりするのでした。
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アヤメ平一帯の草原は雰囲気素晴らしく、栂海新道のイメージと違って少々びっくりするのでした。
池塘も点在
お花畑の群生も全開!!
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お花畑の群生も全開!!
アヤメ平の一帯を過ぎてまた暫く下ると、今度は水場のある黒岩平に近付く。
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アヤメ平の一帯を過ぎてまた暫く下ると、今度は水場のある黒岩平に近付く。
水辺に咲くお花。リュウキンカ?写真下手で伝わりづらいですが、今回の山行でダントツ綺麗なエリアでした。
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水辺に咲くお花。リュウキンカ?写真下手で伝わりづらいですが、今回の山行でダントツ綺麗なエリアでした。
その少し上が、黒岩平の水場。普通の沢だから水量多いけど、雨降ると厳しですな。。。でも、暫く晴れ続きで綺麗”そう”だったので当然がぶ飲みです。。。
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その少し上が、黒岩平の水場。普通の沢だから水量多いけど、雨降ると厳しですな。。。でも、暫く晴れ続きで綺麗”そう”だったので当然がぶ飲みです。。。
何やこの、ふっさふっさの、稲のような草原。。。
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何やこの、ふっさふっさの、稲のような草原。。。
そうこうすると悪夢の始まり、、、(半分嘘) アップダウンのオンパレードの開始です。正面が黒岩山。
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そうこうすると悪夢の始まり、、、(半分嘘) アップダウンのオンパレードの開始です。正面が黒岩山。
左上が黒岩山、右がヒスイ峡(中俣新道)方面の分岐点。
左上が黒岩山、右がヒスイ峡(中俣新道)方面の分岐点。
ここを登りつめて、黒岩山山頂@1623.6m
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ここを登りつめて、黒岩山山頂@1623.6m
山頂より振り返る。朝日岳から広い濃い緑の中をどーんと下ってきたのよね。そして、
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山頂より振り返る。朝日岳から広い濃い緑の中をどーんと下ってきたのよね。そして、
これから進む先。細かなアップダウンの始まり。
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これから進む先。細かなアップダウンの始まり。
”文子の池” 脇通過。ガスった雰囲気も良い感じ。
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”文子の池” 脇通過。ガスった雰囲気も良い感じ。
もー、ずーーーっとアップダウン繰り返すけど、これくらは水平と言うのでしょう。
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もー、ずーーーっとアップダウン繰り返すけど、これくらは水平と言うのでしょう。
少しして気が付いたらサワガニ山@1612.3m。 山頂というか感覚的には登山道上のこんもりした丘。
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少しして気が付いたらサワガニ山@1612.3m。 山頂というか感覚的には登山道上のこんもりした丘。
サワガニ山から先は、少々痩せた尾根を歩く。
サワガニ山から先は、少々痩せた尾根を歩く。
そして栂海山荘手前の最後の水場、”北俣ノ水場” 地図では往復10分とあるけど下り3分,登り4分位。
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そして栂海山荘手前の最後の水場、”北俣ノ水場” 地図では往復10分とあるけど下り3分,登り4分位。
ここの水場、岩の間からの湧水を引き出されており、キンキンに冷たく味もまろやかで非常に美味しい。このエリアでは断トツ美味しい水!!
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ここの水場、岩の間からの湧水を引き出されており、キンキンに冷たく味もまろやかで非常に美味しい。このエリアでは断トツ美味しい水!!
合計4L汲んで、未開封ペットボトル1Lと合わせ計5Lで栂海山荘に向かう。多すぎるの分かってたけど美味しかったから…。そしていきなり背後の急坂を登る。
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合計4L汲んで、未開封ペットボトル1Lと合わせ計5Lで栂海山荘に向かう。多すぎるの分かってたけど美味しかったから…。そしていきなり背後の急坂を登る。
一気に約3kg増は登りには堪えるが、いったん登り切った先の景色、アップダウンの3つ山越えの景色には絶句。。。
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一気に約3kg増は登りには堪えるが、いったん登り切った先の景色、アップダウンの3つ山越えの景色には絶句。。。
特に最後の3つ目の"犬ヶ岳"!距離は少な目だけど急登すぎ!涙出るよ。。。
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特に最後の3つ目の"犬ヶ岳"!距離は少な目だけど急登すぎ!涙出るよ。。。
登り切った犬ヶ岳山頂はガスの中。。。でも嬉しい。今日はこれで終わりや。。。
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登り切った犬ヶ岳山頂はガスの中。。。でも嬉しい。今日はこれで終わりや。。。
犬ヶ岳山頂@1593.0m
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犬ヶ岳山頂@1593.0m
栂海山荘はそのすぐ先10分ほどの距離。
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栂海山荘はそのすぐ先10分ほどの距離。
本日お世話になる栂海山荘(無人避難小屋)。綺麗で大きくしっかりしてて非常にありがたいです。感謝。
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本日お世話になる栂海山荘(無人避難小屋)。綺麗で大きくしっかりしてて非常にありがたいです。感謝。
テント、テント、と来て今日は小屋泊なので楽ちん!テーブルの上で食事の準備すればいいだけだもの!最後の夜は、大好きな"マルタイ"の"棒ラーメン(醤油)"を好きなだけ焼き海苔入れて食す♪♪(安い味覚や。。。)
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テント、テント、と来て今日は小屋泊なので楽ちん!テーブルの上で食事の準備すればいいだけだもの!最後の夜は、大好きな"マルタイ"の"棒ラーメン(醤油)"を好きなだけ焼き海苔入れて食す♪♪(安い味覚や。。。)
この日の小屋泊計5人(単独の方2名、ご夫婦2名、私) の皆でワイワイしながらの食事。道中も所々で一緒になったり、既に顔見知り感覚のみんなで食事。
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この日の小屋泊計5人(単独の方2名、ご夫婦2名、私) の皆でワイワイしながらの食事。道中も所々で一緒になったり、既に顔見知り感覚のみんなで食事。
本日のゲストさん。食事中に走って来たTさん(自分より6歳下のアラフォーさん)。唐松岳から走ってきてこのまま親不知まで1日で行くとの事…。変態や。 ベタな所で何か楽しいの?に始まり、みんな興味津々で質問攻め。嫌な顔一つせずユーモア交え答えてくれるナイスガイ!! 良い出会いをありがとう!!
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本日のゲストさん。食事中に走って来たTさん(自分より6歳下のアラフォーさん)。唐松岳から走ってきてこのまま親不知まで1日で行くとの事…。変態や。 ベタな所で何か楽しいの?に始まり、みんな興味津々で質問攻め。嫌な顔一つせずユーモア交え答えてくれるナイスガイ!! 良い出会いをありがとう!!
最終日。今日も9時間越えの予定なので昨日より早めの4:30出発。少しして明るくなっての1枚。右手奥に糸魚川の街がおぼろげに見えるけど、夜は街の灯と海上の漁火が見えました。
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最終日。今日も9時間越えの予定なので昨日より早めの4:30出発。少しして明るくなっての1枚。右手奥に糸魚川の街がおぼろげに見えるけど、夜は街の灯と海上の漁火が見えました。
特に楽しい景色やイベントなどあるはずもなく、、、この日はただひたすら歩くだけ。そしていきなり出発1時間後、黄連山到着。と言ってもここもルート上の小高い丘の感覚。
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特に楽しい景色やイベントなどあるはずもなく、、、この日はただひたすら歩くだけ。そしていきなり出発1時間後、黄連山到着。と言ってもここもルート上の小高い丘の感覚。
黄連山から振り返ると、犬ヶ岳と、少し左下の肩にある栂海山荘が既に遠くに見える。
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黄連山から振り返ると、犬ヶ岳と、少し左下の肩にある栂海山荘が既に遠くに見える。
黄連山の少し先を下ると、”黄連の水場”。登りで栂海山荘を利用する場合はここが最後の水場。手持ちの水はあるけど寄り道してどんな水場か観察しに行ってみる(往復約5分)
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黄連山の少し先を下ると、”黄連の水場”。登りで栂海山荘を利用する場合はここが最後の水場。手持ちの水はあるけど寄り道してどんな水場か観察しに行ってみる(往復約5分)
ちょっとやんちゃな感じの沢の水場。溜り水もあって、生で飲むには私はちょっと気になるかなぁ、といった雰囲気。水量は十分にありました。顔を洗ったり一休み。
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ちょっとやんちゃな感じの沢の水場。溜り水もあって、生で飲むには私はちょっと気になるかなぁ、といった雰囲気。水量は十分にありました。顔を洗ったり一休み。
ここから先は標高もどんどん低くなるのでどっしりした森が広がり始める。
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ここから先は標高もどんどん低くなるのでどっしりした森が広がり始める。
アップダウンの途中、次の丘の上かぁ、と思ったらここも山頂らしい。菊石山@1209.8m。
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アップダウンの途中、次の丘の上かぁ、と思ったらここも山頂らしい。菊石山@1209.8m。
この菊石山の少し先に開けた展望に絶句。。。小高い山(下駒岳)とその手前の深い谷、、今度は結構下ってからの登り返しになりそう…。
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この菊石山の少し先に開けた展望に絶句。。。小高い山(下駒岳)とその手前の深い谷、、今度は結構下ってからの登り返しになりそう…。
気合いで登る。
気合いで登った。写真ではたった2枚で通過ですが、この時間帯、めっちゃしんどい時間帯だった…。
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気合いで登った。写真ではたった2枚で通過ですが、この時間帯、めっちゃしんどい時間帯だった…。
わーい!三角点もある、下駒岳@1241m到着!!(涙)
ってかもぉ、、アップダウン、嫌っ!
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わーい!三角点もある、下駒岳@1241m到着!!(涙)
ってかもぉ、、アップダウン、嫌っ!
今日を振り返る(南側)。一番高く見えるのが犬ヶ岳(栂海山荘)、そこから今いる左手前までアップダウンを繰り返して来たのですね。
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今日を振り返る(南側)。一番高く見えるのが犬ヶ岳(栂海山荘)、そこから今いる左手前までアップダウンを繰り返して来たのですね。
気を取り直し、下駒岳を後にして下りはじめる。そして次なるピーク、避難小屋のある白鳥山を望む。これまたガッツリ下ってからの登りですね。。。ハイハイ。。。
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気を取り直し、下駒岳を後にして下りはじめる。そして次なるピーク、避難小屋のある白鳥山を望む。これまたガッツリ下ってからの登りですね。。。ハイハイ。。。
右奥の糸魚川方面、、、余り近づいていない気もする。。。ただし、肉眼ではモヤの先に海が視認出来るようになる!
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右奥の糸魚川方面、、、余り近づいていない気もする。。。ただし、肉眼ではモヤの先に海が視認出来るようになる!
下駒岳をどんどん下り中。そして正面の白鳥山はどんどん高くなっていく。。。<疲労とアブ撃退と格闘してここから暫く写真無し>
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下駒岳をどんどん下り中。そして正面の白鳥山はどんどん高くなっていく。。。<疲労とアブ撃退と格闘してここから暫く写真無し>
で、白鳥山登り返して頂上寸前より振り返る。写真中央が今日の出発点の犬ヶ岳。
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で、白鳥山登り返して頂上寸前より振り返る。写真中央が今日の出発点の犬ヶ岳。
白鳥小屋到着。犬ヶ岳からのCT4時間ですが、ほぼ予定通り8:40頃に到着。因みにこの区間、標高300m下げる下りがCT4時間に対し、登りはCT3:30と逆転しているのです。これこそ栂海新道のアップダウンがハードたる所以でしょう。。。
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白鳥小屋到着。犬ヶ岳からのCT4時間ですが、ほぼ予定通り8:40頃に到着。因みにこの区間、標高300m下げる下りがCT4時間に対し、登りはCT3:30と逆転しているのです。これこそ栂海新道のアップダウンがハードたる所以でしょう。。。
小屋のあるここは山頂でもあり、白鳥山@1286.9m。
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小屋のあるここは山頂でもあり、白鳥山@1286.9m。
で何故か、、、ここで1時間半も大休憩。食事したり、ザックの中片付けたり、寝そべって休憩したりもあったのですが、登りでやってきた若いお兄さんと話し込んでたら楽しくてついつい。。。優しい笑顔のワイルドなお兄さん。夜中親不知出て、こなな早く9時前にはここ白鳥小屋に到着されたらしい。
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で何故か、、、ここで1時間半も大休憩。食事したり、ザックの中片付けたり、寝そべって休憩したりもあったのですが、登りでやってきた若いお兄さんと話し込んでたら楽しくてついつい。。。優しい笑顔のワイルドなお兄さん。夜中親不知出て、こなな早く9時前にはここ白鳥小屋に到着されたらしい。
食事作ってると、『あ、お箸忘れたんで取ってきます』と言って小屋を出て行き、、、小枝を2本拾って戻って来た…。箸ってそれかいっ!!と激しく突っ込み、今日で最後なので余った割りばし10本上げると恐縮して喜んで下さった。どーも。食後にはペットボトルに武骨に入れたバーボンを勧めらるし…。いろんな人がいるもんや。。。
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食事作ってると、『あ、お箸忘れたんで取ってきます』と言って小屋を出て行き、、、小枝を2本拾って戻って来た…。箸ってそれかいっ!!と激しく突っ込み、今日で最後なので余った割りばし10本上げると恐縮して喜んで下さった。どーも。食後にはペットボトルに武骨に入れたバーボンを勧めらるし…。いろんな人がいるもんや。。。
とても楽しいひと時だった。その後から下りでやって来た単独のオッチャンも面白かったし、疲労感の中にも楽しさ炸裂してたなぁ、あの時は。。。 で10:15出発。ここからのCTは5:10なのでもはや明るい内に着けばイイや位の感覚でした。
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とても楽しいひと時だった。その後から下りでやって来た単独のオッチャンも面白かったし、疲労感の中にも楽しさ炸裂してたなぁ、あの時は。。。 で10:15出発。ここからのCTは5:10なのでもはや明るい内に着けばイイや位の感覚でした。
が!!ここからが想定外で急な下り区間で足を痛めてしまい、大幅にCTをオーバーしてしまったのでした…。まじ、辿り付けないか焦った…。
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が!!ここからが想定外で急な下り区間で足を痛めてしまい、大幅にCTをオーバーしてしまったのでした…。まじ、辿り付けないか焦った…。
傾斜が緩まると一応普通に歩けます。そんな中、傾斜も緩くなり、何かジメジメしてきたなぁ、と思ったたら、
傾斜が緩まると一応普通に歩けます。そんな中、傾斜も緩くなり、何かジメジメしてきたなぁ、と思ったたら、
北アルプス最北の水場、”シキ割の水場” に到着。水は細いがちゃんと出てる。地図には飲用注意とある。何の注意やろ。取り敢えず大量には怖いので少し飲んでみる。中々に旨し!が、水の出口見ると、どうもナメクジさんらしい方がへばり付いているじゃないの!! 真偽のほどを確かめるの怖かったので敢えて小枝では突きませんでした…。嫌、あれは模様だったに違いない...。絶対に。※写真も拡大してみてません!
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北アルプス最北の水場、”シキ割の水場” に到着。水は細いがちゃんと出てる。地図には飲用注意とある。何の注意やろ。取り敢えず大量には怖いので少し飲んでみる。中々に旨し!が、水の出口見ると、どうもナメクジさんらしい方がへばり付いているじゃないの!! 真偽のほどを確かめるの怖かったので敢えて小枝では突きませんでした…。嫌、あれは模様だったに違いない...。絶対に。※写真も拡大してみてません!
シキ割りの水場から少し先が金時坂で、このルート最大傾斜の急下り区間になります。
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シキ割りの水場から少し先が金時坂で、このルート最大傾斜の急下り区間になります。
もー、足痛、限界に近かった。。。
もー、足痛、限界に近かった。。。
たぶん、ここの1区間だけでCT1時間はオーバーしたと思う。何とか下り切って車道と交わる坂田峠到着。
たぶん、ここの1区間だけでCT1時間はオーバーしたと思う。何とか下り切って車道と交わる坂田峠到着。
坂田峠から再び登山道へ突入。(ここから親不知までのCT3:40ですがこの時点で12:20、夕方4時越えを覚悟しましたが、結果的には3時過ぎには到着できました)
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坂田峠から再び登山道へ突入。(ここから親不知までのCT3:40ですがこの時点で12:20、夕方4時越えを覚悟しましたが、結果的には3時過ぎには到着できました)
坂田峠以北は、アップダウンあるものの道が非常に整備されててフラットに近く、足痛も減り普通に歩けたからペースアップ出来たとは思います(元々コースタイム甘目ですが…)。
坂田峠以北は、アップダウンあるものの道が非常に整備されててフラットに近く、足痛も減り普通に歩けたからペースアップ出来たとは思います(元々コースタイム甘目ですが…)。
流石に海近くなってきた。
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流石に海近くなってきた。
しばらく登って、尻高山@677.4m 標高低いですが三角点もある立派な山頂です。
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しばらく登って、尻高山@677.4m 標高低いですが三角点もある立派な山頂です。
尻高山を少し下るとまたも車道に出る。
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尻高山を少し下るとまたも車道に出る。
この車道の先、さらに下った所が二本松峠。
この車道の先、さらに下った所が二本松峠。
この二本松峠、その昔(江戸とか)、海岸線を歩けなかった時のエスケープルート(東西の移動)だったらしいです。
この二本松峠、その昔(江戸とか)、海岸線を歩けなかった時のエスケープルート(東西の移動)だったらしいです。
二本松峠からはやはり登り返し。この栂海新道、最後までアップダウン続きます。登った先が、入道山。ここで余分な水2Lを捨てて身軽になる。
二本松峠からはやはり登り返し。この栂海新道、最後までアップダウン続きます。登った先が、入道山。ここで余分な水2Lを捨てて身軽になる。
ようやくこの旅もラスト1時間切ってきた。最後、うっそうした樹林帯のピークを抜け、下りに入り、
ようやくこの旅もラスト1時間切ってきた。最後、うっそうした樹林帯のピークを抜け、下りに入り、
人造物の大きな鉄塔をくぐるとゴールも間近。
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人造物の大きな鉄塔をくぐるとゴールも間近。
因みにここらへん、派生のルートも有るので標識要注意です。この1個目の鉄塔の下も、左折ではなく、右奥に直進です。
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因みにここらへん、派生のルートも有るので標識要注意です。この1個目の鉄塔の下も、左折ではなく、右奥に直進です。
最後、工事中のアスファルトの車道を横切って、
最後、工事中のアスファルトの車道を横切って、
数分下ると国道8号線の騒音がはっきり聞こえ、車道もついに視認できるようになる。
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数分下ると国道8号線の騒音がはっきり聞こえ、車道もついに視認できるようになる。
そして国道8号のガード脇についに到着。
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そして国道8号のガード脇についに到着。
出口は少し歩いた先にあります。向かいに見えるのが、親不知観光ホテル。
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出口は少し歩いた先にあります。向かいに見えるのが、親不知観光ホテル。
何とも武骨と言うか、味のない登山口の看板と道標。
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何とも武骨と言うか、味のない登山口の看板と道標。
国道を渡った先は、ちょっとした観光スポットになっており、その一つ、栂海新道の『起点』の案内板が立ってます。
国道を渡った先は、ちょっとした観光スポットになっており、その一つ、栂海新道の『起点』の案内板が立ってます。
普通の観光地風の海岸へ伸びる階段を5分ほど下ると、
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普通の観光地風の海岸へ伸びる階段を5分ほど下ると、
ついに!日本海!!
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ついに!日本海!!
海までダーーーッシュ!! そしてタッチ!! しょっぱい! これが海かぁ!!!
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海までダーーーッシュ!! そしてタッチ!! しょっぱい! これが海かぁ!!!
おもむろに小石を拾う。そしてザックに忍ばせてこの旅の記念にするのでした。【おしまい!】
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おもむろに小石を拾う。そしてザックに忍ばせてこの旅の記念にするのでした。【おしまい!】
<おまけ>
タクシーを配車待ち。その間、コーラ2本連続一気飲み!少しやり過ぎた。。。
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<おまけ>
タクシーを配車待ち。その間、コーラ2本連続一気飲み!少しやり過ぎた。。。
<おまけ>
親不知駅。カンカン照りで激暑…。これが山歩き中だと思うとぞっとする。。。 可愛らしい無人駅。
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<おまけ>
親不知駅。カンカン照りで激暑…。これが山歩き中だと思うとぞっとする。。。 可愛らしい無人駅。
<おまけ>
下山後の初食事は、糸魚川のヒスイの湯(日記に書いたお風呂)上がりに、チャーハンと唐揚げと生ビール!! こんな食生活、駄目やな…。
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<おまけ>
下山後の初食事は、糸魚川のヒスイの湯(日記に書いたお風呂)上がりに、チャーハンと唐揚げと生ビール!! こんな食生活、駄目やな…。
<おまけ>
このヒスイの湯、2500円で朝まで大広間で仮眠できます。そしてザックの中身の整理もね。我が家の様。。。
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<おまけ>
このヒスイの湯、2500円で朝まで大広間で仮眠できます。そしてザックの中身の整理もね。我が家の様。。。
<おまけ>
毛布と枕もあります。十分十分!!
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<おまけ>
毛布と枕もあります。十分十分!!
<おまけ>
この日は、約70畳の大広間で私一人。
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<おまけ>
この日は、約70畳の大広間で私一人。
<おまけ>
翌朝、糸魚川から白馬まで電車で戻る@840円。約1時間のローカル電車旅も楽しい♪
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<おまけ>
翌朝、糸魚川から白馬まで電車で戻る@840円。約1時間のローカル電車旅も楽しい♪
<おまけ>
そして振り出しに戻った八方の無料第3駐車場
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<おまけ>
そして振り出しに戻った八方の無料第3駐車場
<おまけ>
下山翌日。大阪へ戻る途中に塩尻でふとビックボーイに立ち寄る。野菜と肉を死ぬほど食べたい衝動が出て、サラダバーをしこたま食べたあと、サーロインステーキ300gを一気食い!!旨し!! (お米無しで野菜とお肉だけってのも良いものですな)
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<おまけ>
下山翌日。大阪へ戻る途中に塩尻でふとビックボーイに立ち寄る。野菜と肉を死ぬほど食べたい衝動が出て、サラダバーをしこたま食べたあと、サーロインステーキ300gを一気食い!!旨し!! (お米無しで野菜とお肉だけってのも良いものですな)

装備

備考 虫取り感電ラケット? 

感想

 
何となぁ〜くいつか行ってみたかった栂海新道。
色々タイミングも良く、それが今回となりました。
総じて自分にとってとても有意義な山行となった気がする。

色々な出来事や感じるもの沢山ありましたが、感想云々さておきまず、
疲労感が半端ない!!(自身の準備不足差し引いてもしんどかった)
ハードなコースとは聞いてましたが想像通り!ハードでした。。。
#まずは不摂生続きでココ数年で最も落ちている体力を回復させんと

で、感想。

そもそもこのコース、特に目立ったピークや景観ある訳では無いので、
自分もそうですが多くの人も、アルプスと日本海と繋ぐ、その『繋ぐ』
行為に興味を覚えるのだと思います。(少なくとも自分は…)

ただ実際歩いてみると、んーー、達成感とかとは違う感覚でした。
『繋がったぁ』みたいな感覚が特に湧き上がる訳でもなく、普通に、
いい山歩きコースだなぁ、とごくごく普通の感覚でした。

特に今回は、自分の漠然と繋げたいなぁ、と言う思い以上に、沢山
の方と色々話できたし、綺麗な花も沢山見られたし、景色もよく、
栂海新道の序盤の景観美にもただただ感激したし、当初のぼやけた
目的を完全に上回ったので変な感覚になっているのかも知れません。

歩く前は正直、このコースは一回歩けばいっかなぁ、とも思って
ましたが、歩き終えた今は季節変えてまた行ってみたいなぁと。
#それまでにやはり体力付けないといかんな。。。


※帰宅したてでまだ実感ないままの感想でして、、、
 ごじつ感想含めレコupdateしたいと思います。



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