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Yamareco

記録ID: 699861
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

3泊4日八ヶ岳南北縦走! 雨の権現岳、風の赤岳、霧の天狗、岩の蓼科山

2015年08月12日(水) 〜 2015年08月15日(土)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
swcork その他1人
GPS
71:50
距離
37.6km
登り
3,358m
下り
3,532m

コースタイム

1日目
山行
2:13
休憩
0:00
合計
2:13
12:00
0
12:00
70
13:10
63
14:13
2日目
山行
8:01
休憩
1:20
合計
9:21
5:30
27
5:57
39
6:36
23
6:59
7:25
43
8:08
17
8:25
129
10:34
11:16
23
11:39
49
12:28
14
12:42
26
13:08
13:20
23
13:43
32
14:15
36
14:51
3日目
山行
6:41
休憩
1:14
合計
7:55
6:00
98
7:38
7:41
49
8:30
80
9:50
10:00
19
10:19
31
10:50
11:19
54
12:13
12:45
56
13:41
14
13:55
4日目
山行
5:16
休憩
1:39
合計
6:55
5:00
30
5:30
17
5:47
9
6:57
7:07
28
7:35
8:54
101
11:55
蓼科温泉共同浴場
天候 曇り〜雨〜霧〜風〜雨〜快晴
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き
新宿から中央道小淵沢まで高速バス2500円
小淵沢から観音平までタクシー3340円

帰り
プール平から茅野駅までバス920円
茅野駅から立川まで特急あずさ約6400円くらい
コース状況/
危険箇所等
1日目:観音平から青年小屋
天候は曇り。危険箇所なし

2日目:青年小屋から権現岳、赤岳を経て本沢温泉
天候は雨のち霧と強風。権現岳への登り、キレット〜赤岳〜横岳での強風。油断はしていられない天候でした。

3日目:本沢温泉から天狗岳を経て双子池
ある高度からはガスと風。天狗岳の稜線に出るまでに防風の準備を。

4日目:双子池から蓼科山を経てプール平に下山
天候は晴れ。危険箇所はないが、蓼科山はすべて岩なので足首をひねったりしないように注意。岩はよく滑る

すべてテント泊
その他周辺情報 蓼科温泉共同浴場500円
高速バスを中央道小淵沢で下車。数人が下車したが登山者は自分だけ・・・
高速バスを中央道小淵沢で下車。数人が下車したが登山者は自分だけ・・・
これから登る八ヶ岳が見える
これから登る八ヶ岳が見える
駅へ向かう道の正面にはひときわ大きな山が!甲斐駒ケ岳かな。かなり迫力がある
駅へ向かう道の正面にはひときわ大きな山が!甲斐駒ケ岳かな。かなり迫力がある
小淵沢駅に到着。タクシーに乗る。後で聞いたが、小淵沢バス停降りてすぐに電話番号があるのでTELすれば迎えに来てくれる。値段も変わらないので電話すればよかった。
小淵沢駅に到着。タクシーに乗る。後で聞いたが、小淵沢バス停降りてすぐに電話番号があるのでTELすれば迎えに来てくれる。値段も変わらないので電話すればよかった。
観音平から出発。中央道の渋滞ですでに正午になってしまった。この時点で初日のテント場はキレット小屋から青年小屋へ変更した。
観音平から出発。中央道の渋滞ですでに正午になってしまった。この時点で初日のテント場はキレット小屋から青年小屋へ変更した。
最初はこんな笹山。
最初はこんな笹山。
雲海に到着。元気だからかここまではあっという間。
雲海に到着。元気だからかここまではあっという間。
伐採の進んだ手入れの行き届いている森。気分よく登れる。
伐採の進んだ手入れの行き届いている森。気分よく登れる。
押手川に到着。コースタイム1時間50分だが、1時間10分しか経ってない。なんか間違ったかな。
押手川に到着。コースタイム1時間50分だが、1時間10分しか経ってない。なんか間違ったかな。
この先は勾配が急になってくる。
この先は勾配が急になってくる。
花の名前はひとつも知りません。が、この山行でたくさんの花を見ました。
花の名前はひとつも知りません。が、この山行でたくさんの花を見ました。
稜線に近づいてきた予感。あれは明日登る権現岳か?
稜線に近づいてきた予感。あれは明日登る権現岳か?
青年小屋に到着です。2時間13分でした。噂の提灯があり。この小屋の前ではドコモの電波が入りました。
青年小屋に到着です。2時間13分でした。噂の提灯があり。この小屋の前ではドコモの電波が入りました。
テント場。ここで同行者I氏と合流。最終的に10組くらいになった。本日はここでまったり過ごす。
テント場。ここで同行者I氏と合流。最終的に10組くらいになった。本日はここでまったり過ごす。
青年小屋の水場、乙女の水。歩いて5分くらい。思ったより距離があり。美味しいが、少し硬いかな。
青年小屋の水場、乙女の水。歩いて5分くらい。思ったより距離があり。美味しいが、少し硬いかな。
夕食は明太子スパゲッティにオニオングラタンスープ。どちらもうまい。重いスパゲッティは先に消化してしまう。
2
夕食は明太子スパゲッティにオニオングラタンスープ。どちらもうまい。重いスパゲッティは先に消化してしまう。
1日目終了。思えば、こんなによい天気だったんだなぁ。次の日からはうそのように。
1日目終了。思えば、こんなによい天気だったんだなぁ。次の日からはうそのように。
2日目の朝。1日目とは違って夜半から降ってきた雨が続いている。それでも登ります。
2日目の朝。1日目とは違って夜半から降ってきた雨が続いている。それでも登ります。
雨対策を万全にして出発。
雨対策を万全にして出発。
のろし場。このあたりではすでにけっこうな雨になってます。
のろし場。このあたりではすでにけっこうな雨になってます。
東ギボシ。雨で登山道が軽く川の流れのようになってきている。急峻で鎖もあるし慎重に登っていく。
東ギボシ。雨で登山道が軽く川の流れのようになってきている。急峻で鎖もあるし慎重に登っていく。
権現小屋に到着。小屋の方にこの先のキレットの難易度を質問する。ここで雨が弱まり、風が出てきた。
権現小屋に到着。小屋の方にこの先のキレットの難易度を質問する。ここで雨が弱まり、風が出てきた。
61段の噂のハシゴ。雨で手摺りが滑るし、下を見ると怖いしでなかなか迫力!
1
61段の噂のハシゴ。雨で手摺りが滑るし、下を見ると怖いしでなかなか迫力!
権現岳から降りるとチラっと赤岳が見えた!やっと視界が開けた。
権現岳から降りるとチラっと赤岳が見えた!やっと視界が開けた。
ものすごい速さで雲が動いている。かなり気流が荒れている。
ものすごい速さで雲が動いている。かなり気流が荒れている。
あっという間に赤岳が隠れてしまった。
あっという間に赤岳が隠れてしまった。
権現岳も、もうこの後には見えなくなってしまった。
権現岳も、もうこの後には見えなくなってしまった。
キレット小屋へ降りていく。けっこうな落差です。ここで今まで登った分のほとんどを下った気分。
キレット小屋へ降りていく。けっこうな落差です。ここで今まで登った分のほとんどを下った気分。
さて、キレットです。雨は止んでガスと強風に変わりました。慎重に慎重に登りました。ゆっくり登ればそれほど大変じゃないと思います。雨が降っていればまた変わるでしょうけど。
さて、キレットです。雨は止んでガスと強風に変わりました。慎重に慎重に登りました。ゆっくり登ればそれほど大変じゃないと思います。雨が降っていればまた変わるでしょうけど。
キレット上部でのハシゴ。風が強いのでしばし弱くなるのを待つ。
キレット上部でのハシゴ。風が強いのでしばし弱くなるのを待つ。
キレット上部。こんなところでも岩が防いで風がこないので少し安心。奥のハシゴを登るときは風に注意です。
キレット上部。こんなところでも岩が防いで風がこないので少し安心。奥のハシゴを登るときは風に注意です。
視界と風は相変わらず。
視界と風は相変わらず。
本当は赤岳山頂を見ながら楽しい稜線歩きになるんじゃないかなーと想像だけ。
本当は赤岳山頂を見ながら楽しい稜線歩きになるんじゃないかなーと想像だけ。
赤岳山頂です。2回めの赤岳も景色は見れず。。。
赤岳山頂です。2回めの赤岳も景色は見れず。。。
こんな山頂でもしっかり咲いています。
こんな山頂でもしっかり咲いています。
ここから横岳。横岳もなかなかいかつい感じ。しかしキレットを登ってきた自分としては特に危険なところは無かったように感じた。
ここから横岳。横岳もなかなかいかつい感じ。しかしキレットを登ってきた自分としては特に危険なところは無かったように感じた。
横岳山頂。風とガスは相変わらず。
横岳山頂。風とガスは相変わらず。
硫黄岳への気持ちいい稜線もこの通りの視界。残念・・・。この視界のせいもあり、この日の終盤ということもあり、ここを登るのはかなり疲れました。
硫黄岳への気持ちいい稜線もこの通りの視界。残念・・・。この視界のせいもあり、この日の終盤ということもあり、ここを登るのはかなり疲れました。
鹿の食害から守られているお花たち。
鹿の食害から守られているお花たち。
この花が守られてました。
2
この花が守られてました。
硫黄岳登頂。2年前は快晴でここからの赤岳、阿弥陀岳の景色が自分にとっては忘れられない。もう一度見たかった!
硫黄岳登頂。2年前は快晴でここからの赤岳、阿弥陀岳の景色が自分にとっては忘れられない。もう一度見たかった!
少し下ると視界が良くなる。ガスはどうやら山の上部だけらしい。。。もうさっさと本沢温泉でお湯に浸かりたい!
少し下ると視界が良くなる。ガスはどうやら山の上部だけらしい。。。もうさっさと本沢温泉でお湯に浸かりたい!
夏沢峠。ここまでは早いが、ここから本沢温泉が意外と遠い。
夏沢峠。ここまでは早いが、ここから本沢温泉が意外と遠い。
ようやく到着!一番辛い2日目を安全に歩けた。温泉は初めて内湯に入った。泉質は野天風呂と違って温度も高く疲れがとれた気がする。
ようやく到着!一番辛い2日目を安全に歩けた。温泉は初めて内湯に入った。泉質は野天風呂と違って温度も高く疲れがとれた気がする。
3日目出発。天狗岳へ。ここから苔が目立つようになってきた。
3日目出発。天狗岳へ。ここから苔が目立つようになってきた。
苔です。コメツガ?
苔です。コメツガ?
高度を上げてくるとガスってきます。2日目と同じ・・・。下は苔で緑、上はガスと木が白くて良いコントラスト。
1
高度を上げてくるとガスってきます。2日目と同じ・・・。下は苔で緑、上はガスと木が白くて良いコントラスト。
天狗岳の稜線に出た。ものすごい風!
天狗岳の稜線に出た。ものすごい風!
根石岳方面。この稜線も気持ちいいだろうに。
根石岳方面。この稜線も気持ちいいだろうに。
強い風でもきれいな花。
強い風でもきれいな花。
天狗岳山頂!さみー!気温は11℃。真夏とは思えない。
天狗岳山頂!さみー!気温は11℃。真夏とは思えない。
山頂にはけっこうたくさんの人がいました。
山頂にはけっこうたくさんの人がいました。
少し下山して小休止。最近このバランスパワーを行動食としている。この色の味はうまい。しばらくこれでいこう。
少し下山して小休止。最近このバランスパワーを行動食としている。この色の味はうまい。しばらくこれでいこう。
これが北八ヶ岳の苔かぁ。苔もそうだが、地面は全部岩なのね。かなり歩きづらい。ここからこのような岩の道が延々と続く。
これが北八ヶ岳の苔かぁ。苔もそうだが、地面は全部岩なのね。かなり歩きづらい。ここからこのような岩の道が延々と続く。
今回4日分の荷物はこのFreelightのDlight42で。42リットルでもちゃんと収まった。
今回4日分の荷物はこのFreelightのDlight42で。42リットルでもちゃんと収まった。
確かに苔は見事だ。
確かに苔は見事だ。
高見石小屋に到着。ここで同行したI氏と別れる。ここからはソロ。
高見石小屋に到着。ここで同行したI氏と別れる。ここからはソロ。
苔と岩。延々と
丸山。このあたりだとずいぶんと疲れている。
丸山。このあたりだとずいぶんと疲れている。
一眼レフでしっかり苔を撮りたいなぁ。
一眼レフでしっかり苔を撮りたいなぁ。
ずっと苔。美しいね。
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ずっと苔。美しいね。
おや、笹が増えてきた。
おや、笹が増えてきた。
急に景色が変わった。麦草か?
急に景色が変わった。麦草か?
やはり!麦草峠に到着。携帯の電波入るかと思ったけど残念ながら圏外。
やはり!麦草峠に到着。携帯の電波入るかと思ったけど残念ながら圏外。
こういう看板を見て、苔の種類とか覚えようとするけど、全然覚えられない。
こういう看板を見て、苔の種類とか覚えようとするけど、全然覚えられない。
雨池まで進みます。
雨池まで進みます。
雨池までの道は木道が多い。
雨池までの道は木道が多い。
苔に光が当たって緑が光って見える。太陽が出てきました。
苔に光が当たって緑が光って見える。太陽が出てきました。
林道に出て、やっと青空が見えてきた!
林道に出て、やっと青空が見えてきた!
双子池までは迂回路を進む。
双子池までは迂回路を進む。
尾瀬で木道は歩いたばかりですけど。地面が岩じゃ無ければどんどん歩けます。
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尾瀬で木道は歩いたばかりですけど。地面が岩じゃ無ければどんどん歩けます。
雨池に到着。水が全然無いんですけど。こんなもんなのか?
雨池に到着。水が全然無いんですけど。こんなもんなのか?
ここでお昼。
子供が楽しそうにしてました。
子供が楽しそうにしてました。
双子池へ進みます。
双子池へ進みます。
迂回路で林道に出る。
迂回路で林道に出る。
林道に出てすぐに湧き水が。氷水のように冷たい水でしかもかなり柔らかくて美味しい!
林道に出てすぐに湧き水が。氷水のように冷たい水でしかもかなり柔らかくて美味しい!
ここら一帯から水がかなり湧き出している。かなりの量です。
ここら一帯から水がかなり湧き出している。かなりの量です。
ここで我慢ならず、この湧き出ている水をボトルですくって首からかけました。体中が冷えて元気が回復した!
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ここで我慢ならず、この湧き出ている水をボトルですくって首からかけました。体中が冷えて元気が回復した!
双子池到着!水場である雄池。池全体が湧き水で水場として維持しているのは純粋にすごいと思う。
双子池到着!水場である雄池。池全体が湧き水で水場として維持しているのは純粋にすごいと思う。
折りたためるタンクだと全然掬えないので、ペットボトルか何かで掬ってから入れたほうがいいです。
折りたためるタンクだと全然掬えないので、ペットボトルか何かで掬ってから入れたほうがいいです。
テント場である隣の雌池。ここで雨が。
テント場である隣の雌池。ここで雨が。
突然の雨で3分でテントを設営。少し斜めで寝るのに苦労した。
突然の雨で3分でテントを設営。少し斜めで寝るのに苦労した。
夕食は五目ご飯に味噌汁。大量のコーヒーも。
夕食は五目ご飯に味噌汁。大量のコーヒーも。
湖畔のテント場もかなり混雑している様子。林間のサイトもすべて埋まったようです。
湖畔のテント場もかなり混雑している様子。林間のサイトもすべて埋まったようです。
4日目、最終日の朝。ようやく天気は良くなってきてくれた。
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4日目、最終日の朝。ようやく天気は良くなってきてくれた。
4日目は5時に出発。双子池から亀甲池へ向かう道は、朝イチで薄暗いのと独りなので少し寂しい。熊鈴をたくさん鳴らして進む。
4日目は5時に出発。双子池から亀甲池へ向かう道は、朝イチで薄暗いのと独りなので少し寂しい。熊鈴をたくさん鳴らして進む。
亀甲池。小さくてちょっと寂しい。
亀甲池。小さくてちょっと寂しい。
亀甲池を過ぎるとこんな笹の山間の道。朝露で濡れる。
亀甲池を過ぎるとこんな笹の山間の道。朝露で濡れる。
まだ山の上の方には軽くガスがあるな〜
まだ山の上の方には軽くガスがあるな〜
天祥寺平の道は平坦で苔が道端にありきれい。
天祥寺平の道は平坦で苔が道端にありきれい。
ここからいよいよ蓼科山に入ります。
ここからいよいよ蓼科山に入ります。
思わず「マジか!」と口に出してしまった。ここを登っていく。もう正直、岩を歩くのは疲れたんです・・・
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思わず「マジか!」と口に出してしまった。ここを登っていく。もう正直、岩を歩くのは疲れたんです・・・
でも情け容赦なく、登山道は岩の道。
でも情け容赦なく、登山道は岩の道。
鳥が。疲れた身体を少し癒してくれました。
鳥が。疲れた身体を少し癒してくれました。
将軍平に到着。あと少し・・・
将軍平に到着。あと少し・・・
最後の登り。この日一番の急登ですね。
最後の登り。この日一番の急登ですね。
頂上付近では視界が開けて雲海の先に山が。浅間山!!!
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頂上付近では視界が開けて雲海の先に山が。浅間山!!!
蓼科山2530m登頂!4日間の集大成。かなり達成感あり!
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蓼科山2530m登頂!4日間の集大成。かなり達成感あり!
見事な雲海!
南八ヶ岳を一望。見えるところほぼ全部歩きました〜
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南八ヶ岳を一望。見えるところほぼ全部歩きました〜
山頂はこんなに広い。最後まで本当に岩だらけだった。
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山頂はこんなに広い。最後まで本当に岩だらけだった。
帰りの信玄棒道からは蓼科山が見えた。信玄棒道は緑がきれいで良い道でした。
帰りの信玄棒道からは蓼科山が見えた。信玄棒道は緑がきれいで良い道でした。
この蓼科温泉共同浴場が終点です。
この蓼科温泉共同浴場が終点です。
4日間よく歩いた!
4日間よく歩いた!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ストック カメラ テント テントマット シェラフ
備考 4日だったので着替え、寝間着を持って行って良かった

感想

夏休みの連休を生かして八ヶ岳のテント泊縦走をしたいと考えていた。どうせならと、南北を全部歩きたいと考え、あれこれプランを練って行程を検討した。
まず八ヶ岳を北から行くのか南から行くのかでずいぶん違うので地図とにらめっこしたが、危険箇所だというキレットを通るのは疲れがあまりない最初がいいだろうと言うことで南からの南北縦走コースとした。
結果的にこれは間違ってなかったと思う。

問題は出発地である観音平までどう行くかだが、やはり皆さんと同じ様にタクシーしかなかった。中央道の渋滞でバスが一時間半も遅れたので仕方なかった。相乗りもできなかったので3340円は高かったなあ。
また、行きのバスの時点で帰りのバスの予約をキャンセルした。お盆渋滞での上りではどれくらい混雑するかわからないので。

時間に遅れたので一泊目はキレット小屋から青年小屋に変更。それらの変更意外は当初立てた予定の通りに行動できた。
三泊四日という長さは自分には初めてで、どれくらい歩けるのか不安ではあったが、クタクタになりながらも最後まできっちり歩けたのは自分にとっては収穫だった。

2日目の権現岳へは雨の中、登山道が少し川になりながらも慎重に行けたし、キレットでは風が強く油断できない状況だったが、問題なかった。雨が降ってなくて良かったと思う。
この状況は動画も撮影したので以下を参照してください。





本沢温泉からのいわゆる北八ヶ岳からは岩と苔の道。
苔が有名だけど、岩もものすごい量だった。土の登山道の倍くらい疲れる。
しかし苔の景色は絵になるくらい美しい。
結局この苔と岩は雨池〜双子池〜天祥寺平を除いて最終日の蓼科山まで続くのだ。これだけ岩の上を、しかも雨がちな滑る岩の上を歩いたらなんだか岩を歩く技術が向上したようにも思った。疲れはするけど、蓼科山からの最後の800mほどの下りでもへこたれずに歩けたのは良かった。

【荷物と食事】
3泊4日分の食料と着替えを持っていくのは不安だったが、42リットルのDlight42で問題なかった。燃料はアルコール。250mlほど持っていったが100mlほど残った。行動中の水は1リットル以下にしてザックの中には入れないでいけたせいもあるかもしれないが、今の自分の装備なら夏山限定でもこのバックパックで良さそうだ。
長丁場ということもあり、ウルトラライトなクローズドセルマットだけでは不安だったので、荷物は増えるがクライミットのo-zonというエアマットで就寝時の身体の負担を減らすことができた。

【水場】
全工程での水場は以下
青年小屋:乙女の水(美味しいが少し硬い)
本沢温泉:小屋前の水(普通にうまい)、テント場の水は飲んでません
雨池〜双子池までの迂回路:大量の伏流水(最高!)
双子池:雄池(雑味なし)
女神茶屋の下:信玄棒道沿いの水

美味しかったのはダントツで迂回路の伏流水である。氷水のような冷たさにかなりの軟水。この水を飲むためにまたここまに来たいくらい。
事前の調査でも地図でも水場の表記はなかったので、期待してなかったぶん本当に美味しく感動した。

【経験】
3泊4日はサラリーマンの自分にとってはほとんど出来ることは無いだろう。食べる量や水の量、アルコール、身体の疲れ具合など連日歩かないとわからないことがたくさんあり、良い経験になった。
また、雨やガスや風の中、そこそこ危険な箇所でも慎重に行くことで無理ではないこともわかった。ただし、撤退する限界の天気というのはもうちょっと慎重に考えないといけないが、少しイメージは出来たように思う。

天気は良くなかったが最終日は絶景だったし、総じて楽しく歩くことが出来た。
また行きたいっ

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