3泊4日八ヶ岳南北縦走! 雨の権現岳、風の赤岳、霧の天狗、岩の蓼科山


- GPS
- 71:50
- 距離
- 37.6km
- 登り
- 3,358m
- 下り
- 3,532m
コースタイム
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:21
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:55
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 6:55
天候 | 曇り〜雨〜霧〜風〜雨〜快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
新宿から中央道小淵沢まで高速バス2500円 小淵沢から観音平までタクシー3340円 帰り プール平から茅野駅までバス920円 茅野駅から立川まで特急あずさ約6400円くらい |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目:観音平から青年小屋 天候は曇り。危険箇所なし 2日目:青年小屋から権現岳、赤岳を経て本沢温泉 天候は雨のち霧と強風。権現岳への登り、キレット〜赤岳〜横岳での強風。油断はしていられない天候でした。 3日目:本沢温泉から天狗岳を経て双子池 ある高度からはガスと風。天狗岳の稜線に出るまでに防風の準備を。 4日目:双子池から蓼科山を経てプール平に下山 天候は晴れ。危険箇所はないが、蓼科山はすべて岩なので足首をひねったりしないように注意。岩はよく滑る すべてテント泊 |
その他周辺情報 | 蓼科温泉共同浴場500円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 4日だったので着替え、寝間着を持って行って良かった |
感想
夏休みの連休を生かして八ヶ岳のテント泊縦走をしたいと考えていた。どうせならと、南北を全部歩きたいと考え、あれこれプランを練って行程を検討した。
まず八ヶ岳を北から行くのか南から行くのかでずいぶん違うので地図とにらめっこしたが、危険箇所だというキレットを通るのは疲れがあまりない最初がいいだろうと言うことで南からの南北縦走コースとした。
結果的にこれは間違ってなかったと思う。
問題は出発地である観音平までどう行くかだが、やはり皆さんと同じ様にタクシーしかなかった。中央道の渋滞でバスが一時間半も遅れたので仕方なかった。相乗りもできなかったので3340円は高かったなあ。
また、行きのバスの時点で帰りのバスの予約をキャンセルした。お盆渋滞での上りではどれくらい混雑するかわからないので。
時間に遅れたので一泊目はキレット小屋から青年小屋に変更。それらの変更意外は当初立てた予定の通りに行動できた。
三泊四日という長さは自分には初めてで、どれくらい歩けるのか不安ではあったが、クタクタになりながらも最後まできっちり歩けたのは自分にとっては収穫だった。
2日目の権現岳へは雨の中、登山道が少し川になりながらも慎重に行けたし、キレットでは風が強く油断できない状況だったが、問題なかった。雨が降ってなくて良かったと思う。
この状況は動画も撮影したので以下を参照してください。
本沢温泉からのいわゆる北八ヶ岳からは岩と苔の道。
苔が有名だけど、岩もものすごい量だった。土の登山道の倍くらい疲れる。
しかし苔の景色は絵になるくらい美しい。
結局この苔と岩は雨池〜双子池〜天祥寺平を除いて最終日の蓼科山まで続くのだ。これだけ岩の上を、しかも雨がちな滑る岩の上を歩いたらなんだか岩を歩く技術が向上したようにも思った。疲れはするけど、蓼科山からの最後の800mほどの下りでもへこたれずに歩けたのは良かった。
【荷物と食事】
3泊4日分の食料と着替えを持っていくのは不安だったが、42リットルのDlight42で問題なかった。燃料はアルコール。250mlほど持っていったが100mlほど残った。行動中の水は1リットル以下にしてザックの中には入れないでいけたせいもあるかもしれないが、今の自分の装備なら夏山限定でもこのバックパックで良さそうだ。
長丁場ということもあり、ウルトラライトなクローズドセルマットだけでは不安だったので、荷物は増えるがクライミットのo-zonというエアマットで就寝時の身体の負担を減らすことができた。
【水場】
全工程での水場は以下
青年小屋:乙女の水(美味しいが少し硬い)
本沢温泉:小屋前の水(普通にうまい)、テント場の水は飲んでません
雨池〜双子池までの迂回路:大量の伏流水(最高!)
双子池:雄池(雑味なし)
女神茶屋の下:信玄棒道沿いの水
美味しかったのはダントツで迂回路の伏流水である。氷水のような冷たさにかなりの軟水。この水を飲むためにまたここまに来たいくらい。
事前の調査でも地図でも水場の表記はなかったので、期待してなかったぶん本当に美味しく感動した。
【経験】
3泊4日はサラリーマンの自分にとってはほとんど出来ることは無いだろう。食べる量や水の量、アルコール、身体の疲れ具合など連日歩かないとわからないことがたくさんあり、良い経験になった。
また、雨やガスや風の中、そこそこ危険な箇所でも慎重に行くことで無理ではないこともわかった。ただし、撤退する限界の天気というのはもうちょっと慎重に考えないといけないが、少しイメージは出来たように思う。
天気は良くなかったが最終日は絶景だったし、総じて楽しく歩くことが出来た。
また行きたいっ
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