唐松岳→不帰劍→白馬岳→栂池

2024年07月20日(土) 〜 2024年07月22日(月)

• GPS: 17:09
• 距離: 28.0km
• 登り: 2,720m
• 下り: 2,741m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:53
• 休憩: 2:01
• 合計: 4:54

距離 5.8km 登り 922m 下り 137m

10:41 八方池山荘
10:59 石神井ケルン
11:07 第2ケルン
11:13 11:14 八方ケルン
11:23 第三ケルン
11:28 11:29 八方池
11:43 下の樺
12:17 12:18 扇雪渓
12:32 12:34 丸山
13:10 14:43 唐松岳頂上山荘
14:55 15:18 唐松岳
15:35 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 7:23
• 休憩: 1:58
• 合計: 9:21

距離 11.9km 登り 1,371m 下り 1,290m

6:22 唐松岳頂上山荘
6:36 唐松岳
7:08 7:14 不帰嶮（不帰二峰南峰）
7:25 7:39 不帰嶮（不帰二峰北峰）
8:14 8:15 不帰嶮（不帰一峰）
8:40 8:41 不帰キレット
9:25 天狗ノ大下り
9:55 天狗ノ頭
10:15 10:57 天狗山荘
11:25 11:26 鑓温泉分岐
11:49 鑓ヶ岳
12:40 12:48 杓子岳
13:43 13:44 丸山
13:50 14:32 白馬岳頂上宿舎
14:47 白馬山荘
15:10 15:12 白馬岳
15:26 白馬山荘
15:43 白馬岳頂上宿舎

3日目

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:13
• 合計: 4:54

距離 10.3km 登り 427m 下り 1,314m

5:00 白馬岳頂上宿舎
5:13 5:14 白馬山荘
5:27 5:28 白馬岳
5:49 5:50 三国境
6:24 6:25 小蓮華山
7:00 船越ノ頭
7:30 白馬大池山荘
8:01 8:06 乗鞍岳
8:55 風吹大池方面分岐
9:02 天狗原/白馬岳神社
9:47 9:49 栂池山荘
9:51 9:53 栂池パノラマウェイ 自然園駅
9:54 ゴール地点

天候

霧、雨、爆風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

東京⇔長野：新幹線
行き）長野→八方バスターミナル
帰り）栂池→長野までバス

コース状況／危険箇所等

コースは明瞭ながら、2日目、3日目ともに爆風、時には身の危険を感じるほど。
天狗山荘前(長さ100mぐらい)、白馬乗鞍岳少し下（長さ70mぐらい）に雪渓斜面の横断あり。ともにロープが張ってある、乗鞍岳の方はツボ足で問題ないが、天狗山荘前は一部凍結あり、チェンスパあれば安心。

写真

7/20 10:09

出だし（八方バスターミナル→ゴンドラ）から雨、雨、雨。

7/20 10:30

雨の中、花々に癒される。

7/20 10:49

7/20 10:50

7/20 10:51

7/20 10:56

7/20 10:59

7/20 11:01

7/20 11:14

7/20 11:15

7/20 11:19

7/20 11:37

7/20 11:47

7/20 12:12

7/20 12:25

7/20 14:56

山小屋に到着後、天候改善を待ったが改善無し。唐松岳頂上は、真っ白、展望ゼロ。

7/21 6:23

翌朝、霧の中、天気予報を信じて不帰の嶮に向けて出発。

7/21 6:32

7/21 7:09

天気予報（改善傾向）を信じて、不帰嶮に向かうも、霧と雨。
途中ですれ違った皆さん、天狗山荘で一緒になった皆さん、全員が天気予報を信じていたのにと愚痴っていた。もちろん僕らも。

7/21 8:07

こんなお天気の時だから、雷鳥さんが4組（一組は親子連れ）お出まし。ありがとう！

7/21 9:55

霧・雨と強風で、不帰の嶮は写真を撮る余裕はあまりなかった。天狗山荘でのコーヒーは生き返るほど美味しかった。山荘前でも雷鳥さんが歓迎してくれた。

7/21 10:54

7/21 11:38

白馬槍〜杓子岳の稜線は、ひたすら強風に耐える稜線歩き。時々耐風姿勢が必要な爆風。白馬三山を見ながらの天国の稜線歩きのはずが、地獄歩きとなった。

7/21 11:50

7/21 12:00

7/21 12:08

強風の中でも、白馬のお花畑は凄い！

7/21 12:12

7/21 12:16

時々霧が晴れるけど・・・
写真の上半分、白いのは雲。

7/21 12:53

霧が晴れても、山々の頂は雲に覆われています。

7/21 13:29

やっと、白馬岳山頂がお目見え、すぐに雲に隠れました。

7/21 13:34

お花畑は凄い。

7/21 15:06

頂上宿舎でケーキを食べながら天気回復を待ち、少し良くなった時を狙って頂上へ。

7/22 6:20

22日は更なる強風・爆風に耐風姿勢を取りながら下山。写真を撮る余裕なし。この日の午前中は稜線上は強風・爆風が続く予報でした。

7/22 6:37

少し標高が下がり、風も弱まり、振り返ると白馬岳。写真ではわかりませんが、稜線上の雲はすごい勢いで動いていました。

7/22 7:37

7/22 9:00

大池から天狗原は風もなく暑く、ついさっきまでの強風の世界がうそのようでした。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック ヘルメット

感想

akatonbohiro

1日目。出だしから雨、天気予報通りなので、上向きとの予報を信じ、花々に力づけられながら唐松岳へ。夜は雨の音と不安に感じるほどの強風の音に時々目覚めた。
2日目。天気予報では良くなる見込み、遭対協常駐隊員の方の意見も同じ→ 予定通り不帰嶮に向かった。朝早くは霧が深かったが幸いなことに風はそれほど強くなく、核心部は比較的スムーズに通過。ただ予報に反して8時過ぎあたりから風が強まり、天狗の大下りを超えて稜線に出るあたりから、強風、時々爆風となった。天狗山荘で休憩したがとてもありがたい場所に小屋があると感じ入った。その後も白馬槍・杓子岳と、強風にさらされながら、天国どころか地獄の稜線歩きとなった。途中でお会いした方々、皆さん天気予報を信じたのに・・・と同じ愚痴を言うのが可笑しかった。
3日目。遭対協常駐隊員の方から、稜線上は15m、時には20mぐらいの強風・爆風が予想され午前中は強まる一方なので十分気を付けて、と送り出された。大雪渓が通行止めなので栂池に降りる。白馬岳への登山道からかなりの強風だったが、白馬岳を過ぎて、小蓮華山・船越の頭までの間は、時々耐風姿勢が必要な強風で、途中で待機している方々も見受けられた。大池への下りに入ると一転して風は弱まり日差しも強くなり、つい先ほどまでの世界との違いにびっくり。
お天気に恵まれない、強風と闘った登山だったが、白馬の花々に癒されながら無事終わったためか、たのしかった・面白かったという思いが一番。でも今度は天国の稜線歩きを堪能したい。（H)