☆☆快晴:鹿島槍ヶ岳ー五竜岳ー白馬岳


- GPS
- 31:45
- 距離
- 38.5km
- 登り
- 4,382m
- 下り
- 3,929m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:40
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:50
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:20
天候 | 4日間晴天、午後からは雲が上がるが、夕方には再び晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場多いので、いつも以上に腕が疲れる。 鹿島槍ヶ岳から五竜、唐松から天狗までは、この時期かなりの渋滞で待ち時間が多い。 |
その他周辺情報 | テント場は、冷池、五竜は激混(13:00位でいっぱい)、天狗は混んでいる他16:00位でも可。 |
写真
14:00を回ったところでしたが、これ以降はもっと場所が悪くなり、小屋泊まりとなる方もいました。
一人用テントですと、隙間に張れるので結構なんとかなるものです。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
シェラフ
ヘルメット
電気シェーバー
歯ブラシ
ランタン
|
---|---|
備考 | 今回はヘルメットを冷池でレンタル。 持ったほうがベター。 晴天だったので、日焼け止めは塗るべきでした。(持参はしていたが) |
感想
9月に入って例年に比べて雨空が続いていたので、この連休のころには晴れ間が広がるのではと期待していたところ、絶好の好天に恵まれた5連休となりました。今回縦走したこのルートは、私にとって北アルプスの中でいまだ登った事がない残された部分(あと残りは、西穂からキレット超)だったので、期待感も高くそれだけにこの好天は何より有難いものでした。
松本で前泊していたので、松本始発の普通電車で信濃大町へ、ここから扇沢へバスで向かいましたが、さすがに5連休とあって扇沢駐車場はすでにかなりの車であふれかえっていました。本当なら種池への登山道入り口でバスを降車させてもらえば扇沢から戻る必要がないのですが、途中下車はできずに扇沢まで一旦向かい引き返す事となっています。
登山道入り口にて登山カードを提出した際に、ヘルメットを冷池で借りるように指導され、昔と違い最近は岩稜帯のルートでは必須なのだと知らされました。(会社のヘルメットでもいいのですが、ちょっと恥ずかしいので下山後登山用ヘルメットを購入しました。)
種池まで高度を上げるにつれ、眼下の扇沢が次第に小さくそして、向いの針ノ木雪渓が良く見えるようになってきます。駅見岬、水平岬、富士見先と名付けられた看板を通り過ぎるとダケカンバ、這松帯となりやがて多くの登山者で賑わう種池山荘に到着します。北アルプスは、稜線そして、森林限界が近いので他の山に比べて断然人気が高いのでしょう。
朝方の晴天も、最初のピーク爺ヶ岳に上るころには少しだけに雲が上がりだしてきたものの、冷池まではお日様が適度に降り注ぐ気持ちの良い稜線歩きとなりました。そして、写真にもあるように冷池のちょっと手前で久しぶりにきれいなブロッケン現象を見ることができました。
さて、今回の縦走で一番懸念していたことが、テント場の確保でした。13時到着が時間的なリミットだと思っていたのですが、時間を気にして登るのも嫌でしたので、なるべく5時出発を目途に出発しましたが、最初の日だけは出発が8:00と遅くかなりギリギリでしが、どうにかスペースを確保しました。2,3日目もなんとかテントを張る事が出来助かりましたが、登山客が多いこの時期のテント場確保は大変な事を実感しました。
2日、3日目が今回の縦走での核心部となる、鹿島槍、五竜間のキレッと超え、そして不帰の剣のキレッと超えと、いずれも鎖場、梯子が連続する岩稜帯で結構高度感そしてアップダウンもきつく距離の割には時間のかかる場所で、一般縦走路と言えども気が抜けない箇所が連続しました。
確かに、これほど足ではなく腕が疲れるコースも一般路としは珍しいでしょう。グローブの選択も間違え、歩き終わりのころには先端に穴が開いてしまいました。
コースはところどころ渋滞する場所が多いためか、他の登山者とは抜きつ抜かれつしている間に次第に顔見知りとなり、特にキレット小屋から唐松岳まで一緒だった方、そして下山口の栂池までほとんど同行程だった方(この方は私の隣町(茨城町)の電気屋さんで65歳とは見えないタフでした)との出会いは新鮮で楽しかったです。
特に電気やさんと天狗山荘で生ビールを飲みながら、他の登山客も交えての談笑は傑作でした。
最終日、鑓ヶ岳への途中から、望む日の出に眼下に広がる暁の雲海は久々の感動もので、されに明るく広々とした白馬大池のまったり感からも惜別の思いで下山の途へ向かいました。
白馬大池のテント場はここに来るだけでも価値があるすばらしい場所だと思います。
今回の山行は体力的には結構厳しかった箇所もありましたが(ここ数週間のトレーニング不足)、それを忘れる晴天に恵まれ感謝です。
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