後立山連峰縦走：八方尾根から五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳を越えて扇沢へ。

2015年09月21日(月) 〜 2015年09月23日(水)

• GPS: 49:09
• 距離: 35.3km
• 登り: 4,111m
• 下り: 3,464m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:24
• 休憩: 1:04
• 合計: 7:28

7:41 スタート地点
8:17 8:21 八方池山荘
8:48 8:48 八方山
9:05 9:19 八方池
10:18 10:22 扇雪渓
10:43 11:00 丸山
11:40 11:45 唐松岳頂上山荘
12:00 12:05 唐松岳
12:19 12:30 唐松岳頂上山荘
13:45 13:47 大黒岳
15:02 15:03 遠見尾根分岐
15:04 15:05 白岳
15:09 五竜山荘

2日目

• 山行: 7:51
• 休憩: 2:29
• 合計: 10:20

4:09 五竜山荘
5:16 5:40 五竜岳
8:57 9:22 八峰キレット小屋
9:28 9:44 八峰キレット
10:50 11:26 鹿島槍ヶ岳北峰
12:01 12:26 鹿島槍ヶ岳
13:10 13:20 布引山
14:02 14:04 冷池山荘テント場
14:10 14:21 冷池山荘
14:29 冷池山荘テント場

3日目

• 山行: 3:46
• 休憩: 1:08
• 合計: 4:54

3:56 冷池山荘テント場
4:03 4:05 冷池山荘
4:22 4:22 冷乗越
4:53 4:56 爺ヶ岳北峰
5:11 5:36 爺ヶ岳中峰
5:46 6:01 爺ヶ岳南峰
6:28 6:37 種池山荘
6:51 6:54 富士見坂
7:11 7:11 水平岬
7:39 7:42 駅見岬
7:46 7:46 ケルン（柏原新道）
8:23 8:28 柏原新道登山口
8:42 8:45 扇沢駅
8:50 ゴール地点

天候

21日：午後からガス景色
22日：秋晴れ
23日：秋晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

信濃大町駅駐車場を利用（上限1500円なので数日停めるならお得）
電車：信濃大町駅→白馬駅：500円
八方アルペンライン片道券：1550円＋440円（15kg以上の荷物の場合）
バス：扇沢駅→信濃大町駅：1360円

写真

9/21 7:39

八方アルペンラインのゴンドラに乗っていきます。

9/21 7:40

片道切符を購入。15kg以上の荷物は追加料金が掛かります。

9/21 7:50

ゴンドラ『アダム』に乗って、それ行けーっ。

9/21 8:05

ガスにまみれて後立山の白き峰々が現れます。

9/21 7:55

次はリフト。

9/21 8:13

それ行けーっ。

9/21 8:19

リフトを下りればもう標高2000m付近です。

9/21 8:31

本日の宿泊地となる五竜山荘のテン場へ出発。

9/21 8:37

チェックポイントとなる立派なケルン。

9/21 8:42

湧いては消えゆくガス景色。

9/21 8:46

息（やすむ）ケルン。遭難された息子さんの供養のため御家族が建てられたそうです。

9/21 8:59

雄大な景色が広がっています。

9/21 9:05

ガスの中で登る人々。

9/21 9:07

八方池に到着。

9/21 9:11

快晴なら最高のロケーションです。

9/21 9:14

八方池に映り込む人々。

9/21 9:16

飯森神社奥社の祠に参拝。

9/21 9:24

そのすぐそばにはタカネマツムシソウ。

9/21 9:30

秋らしく色付いてきました。

9/21 9:31

爽やかな高原の樹林帯歩き。

9/21 9:39

トウウチソウ。

9/21 10:27

辛うじて残っている扇雪渓。

9/21 11:33

山道が狭い箇所もあるので油断しないように。

9/21 11:42

唐松岳頂上山荘に到着。

9/21 11:43

ガスっているけど唐松岳へ寄ってみます。

9/21 12:00

ああ、やっぱりガスですか。

9/21 12:11

トボトボと唐松岳頂上山荘に引き返します。

9/21 12:37

改めて五竜山荘へ。

9/21 12:50

岩場、クサリ場があるので集中して歩きます。

9/21 13:03

岩場を越えてゆきます。

9/21 13:20

ガスの中から現れる縦走路。

9/21 13:21

道中のちょっとした憩い。

9/21 13:44

切りたった崖もあるのでフラフラしないように。

9/21 13:59

高山にもオタマジャクシ。

9/21 14:06

長野県側は真っ白です。

9/21 15:03

身の回りも真っ白に。

9/21 14:56

足元には身近な『赤』。

9/21 15:15

五竜山荘に到着。テン場は一杯で泣く泣く素泊まりに・・・。

9/22 4:08

翌朝4時。五竜岳へ出発。

9/22 4:48

足元を照らして確実に登ります。

9/22 4:48

クサリ場も少々。

9/22 4:56

夜明け前の五竜岳。

9/22 5:07

夜空の深い蒼との境目がクッキリ。

9/22 5:15

五竜岳山頂付近の分岐点に到着。

9/22 5:11

朝焼けが始まりました。

9/22 5:17

山頂には御来光待ちの人々が集まっています。

9/22 5:23

立山連峰を背景に五竜岳山頂。

9/22 5:24

夜明け前の剱岳。

9/22 5:26

八峰キレットと双耳峰の鹿島槍ヶ岳。本日の越えるべきルートです。

9/22 5:26

遠くには富士山も。

9/22 5:30

静かに御来光が訪れます。

9/22 5:33

五竜岳からおはようございます。

9/22 5:37

立山連峰にも朝日が当たり、五竜岳の影（？）も延びます。

9/22 5:39

今日も一日よろしくお願いします。

9/22 5:38

では鹿島槍に向かって出発。

9/22 5:45

まずはザレ場を一気に下降。

9/22 6:15

縦走路はほぼ富山側なので日陰です。

9/22 6:18

アップダウンを繰り返して最低鞍部を目指します。

9/22 6:19

爽快な景色を見ながら休憩中。

9/22 6:24

はあはあ、アップダウンで心肺機能が弱ってきた・・・。

9/22 6:24

とは言え、足元の注意を怠ってはいけません。

9/22 6:29

一輪だけ見かけたチシマギキョウに励まされ、

9/22 7:00

イワヒバリ（？）のさえずりにも励まされて進みます。

9/22 7:12

ハシゴを登って岩場を越えます。

9/22 7:21

黙々と鹿島槍槍ヶ岳へ向かいます。

9/22 7:22

剱岳をバックに北尾根ノ頭。

9/22 7:24

鹿島槍に近づいた・・・気がしない。

9/22 7:45

最低鞍部の口ノ沢のコルまで来ました。

9/22 7:48

落石に注意して登ります。

9/22 8:03

頭上も注意。

9/22 8:14

振り返れば重量感のある五竜岳。

9/22 8:25

やはり落石に注意して登ります。

9/22 8:27

八峰キレット小屋まであと25分ッ！

9/22 8:36

鹿島槍に近づいた・・・気が少しする。

9/22 8:40

ザレ場を下ってあと15分ッ！

9/22 8:49

ハシゴを登ってあと10分ッ！

9/22 8:54

ようやく見えた八峰キレット小屋。

9/22 8:57

ひとまず本日の行程の中間地点に到着しました。

9/22 9:16

休憩できたので改めて鹿島槍ヶ岳へ向けて出発。

9/22 9:19

早くも写真撮影と言う名の休憩。呼吸を整えます。

9/22 9:28

八峰キレットの核心部へ。

9/22 9:29

狭い岩場を渡ります。

9/22 9:31

整備されているため比較的安心感があります。

9/22 9:32

頭上は岩壁。

9/22 10:32

ようやく鹿島槍ヶ岳への登りです。

9/22 11:02

八峰キレットを越えて吊尾根に乗りました。

9/22 11:06

さあ、快晴の鹿島槍ヶ岳（北峰）山頂へ。

9/22 11:16

鹿島槍ヶ岳北峰に到着。

9/22 11:13

本日越えてきた後立山縦走路をしみじみと眺めます。

9/22 11:12

そして雪渓の残る深い谷を悠々と見下ろします。

9/22 11:22

南側には槍・穂高連峰、そして明日に登る爺ヶ岳が望めます。

9/22 11:22

続いて鹿島槍ヶ岳南峰へ向かいます。

9/22 11:47

本日の険しい登りはこれで最後。

9/22 12:04

呼吸が乱れながらも登ります。

9/22 12:15

来たぞ、鹿島槍ヶ岳（南峰）山頂っ！

9/22 12:06

後立山縦走路の富山側。

9/22 12:14

そして長野側。

9/22 12:27

ここからはこれまでの険しさとは変わってなだらかになります。

9/22 12:50

疲れてますがこの天気のように心穏やか。

9/22 12:50

立山連峰を見ながら歩きます。

9/22 12:55

本日最後のピークとなる布引岳。

9/22 13:09

到着。

9/22 13:32

あとは爺ヶ岳を正面に見ながら冷池山荘のテン場まで歩きます。

9/22 13:37

秋色へ染まり始め。

9/22 13:56

こちらはすっかり秋色。

9/22 14:00

冷池山荘のテン場に到着しました。

9/22 14:09

テン場から冷池山荘まで地味に遠い・・・。

9/22 14:16

給水所はこちら。

9/22 15:01

テントに戻って靴脱ぎの儀式。

9/22 15:02

解放っ！

9/22 16:17

山々を眺めながらテントで昼寝の図。

9/22 16:49

明日は爺ヶ岳を登って扇沢へ下山します。

9/22 17:07

おや？槍の先っちょかね。

9/22 17:26

立山連峰に夕暮れが訪れます。

9/22 17:31

爺ヶ岳の上にはお月さま。

9/22 17:36

落日。

9/22 17:43

東の空には本日最後の光が射し込みます。

9/23 3:53

後立山連峰縦走も最終日。今日もはよから出発です。

9/23 4:04

冷池山荘の隣に冷池。

9/23 4:10

なだらかな山道をゆっくりと登ります。

9/23 5:13

爺ヶ岳中央峰に到着。

9/23 5:32

雲の切れ目から御来光。

9/23 5:33

朝焼けは見れませんでしたが富士山まで見える見通しの良さです。

9/23 5:35

爺ヶ岳中央峰から南峰へ。

9/23 5:40

こちらもゆったり登ります。

9/23 5:49

鹿島槍ヶ岳をバックに爺ヶ岳南峰です。

9/23 5:49

うっすら朝焼ける常念山脈と槍・穂高連峰。

9/23 5:51

山頂からの景色に何を想う。

9/23 6:01

爺ヶ岳を後にします。

9/23 6:14

立山連峰を正面に種池山荘へ向かいます。

9/23 6:25

種池山荘に到着。

9/23 6:39

扇沢に向けて柏原新道を下山します。

9/23 6:41

鉄砲坂や、

9/23 6:45

富士見坂など、あちこちに名称が付けられているのは人気ルートの証。

9/23 6:46

秋晴れの朝は気持ちがいい。

9/23 6:50

こんな箇所もあるので要注意。

9/23 6:52

頭上と足元に注意して通過。

9/23 6:57

黄金になりかけ岬。

9/23 6:57

正面には蓮華岳の東尾根。

9/23 6:58

アザミ沢を通過。

9/23 7:00

紅葉シーズンに向けて準備中。

9/23 7:01

そうだね、としか言いようが・・・。

9/23 7:10

石畳を進みます。

9/23 7:16

見上げると秋色の斜面に種池山荘が見えます。

9/23 7:34

眼下に扇沢駅が見えてきました。

9/23 7:45

そうだね、ケルンだね。

9/23 7:49

奇抜なうねり具合。

9/23 8:36

扇沢まで下山しました。

9/23 8:39

扇沢駅のバス停に到着。

9/23 10:27

お疲れ様でした。（左から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳）

撮影機器：

PowerShot G15 CANON

感想

perumimi

【1日目】
五竜山荘：山小屋大混雑でテント装備が苦行に。
http://www.yama-aruki.com/2015/09/21/
http://www.yama-aruki.com/2015/09/21/slide/

【2日目】
五竜岳、鹿島槍ヶ岳：ビスターライ精神で得た景色。
http://www.yama-aruki.com/2015/09/22/
http://www.yama-aruki.com/2015/09/22/slide/

【3日目】
爺ヶ岳：お爺さん、お婆さんからのメッセージ。
http://www.yama-aruki.com/2015/09/23/
http://www.yama-aruki.com/2015/09/23/slide/