八ヶ岳 燃える様な赤岳と雲海に浮かぶ富士
山梨県
長野県
kimhnr
体力度について
- GPS
- 27:02
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,487m
- 下り
- 1,475m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 4:20
| 天候 | [1日目]豪雨のち快晴 [2日目]快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
改札出て下のバスロータリー 喫煙所を渡り4番乗り場だったかな |
| コース状況／ 危険箇所等 |
南沢入り口から行者小屋までは渡渉を何度か繰り返しますが、リボンやケルンがある 一部、不明瞭ではあるが、非常に親切な山道 |
写真
拍手
登山届けを提出する所や山荘内でバス（茅野駅 片道 930円）が売っております。
赤岳山荘で休憩優しくて素朴なおかみさんでした。
最近は、赤岳登ってないとの事と、昔は地蔵尾根もちゃんと土があったそうな。近年の豪雨で流されてしまうらしい。
増水を心配していたけど、南沢は問題ないよとの事。
優しくて素朴なおかみさんでした。
最近は、赤岳登ってないとの事と、昔は地蔵尾根もちゃんと土があったそうな。近年の豪雨で流されてしまうらしい。
増水を心配していたけど、南沢は問題ないよとの事。
日差しが避けられて良かった。
因みに、アンダーウェア＋Tシャツでした
回りもみんなキツイと申しておりました
結局、マムート階段までずっと日陰で寒かった
ここは3点支持で簡単にいけました
楽しい時間
もうちょっとあってもいい位
鎖もあるので、慣れない人はありがたいでしょう
ストーブが暖かかった
よくもこんな場所に建てたものです
登山道は、これから登る人が多く賑やかでした
みなさん挨拶があって気持ちがいいです
上の方に行くと、岩を伝って行く感じです
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|
感想
10／1〜3日で赤岳〜硫黄岳、本沢温泉と考えていたのですが、爆弾低気圧のせいで1泊2日の赤岳ピストンへ。
新宿から特急にのり茅野からはバスにて美濃戸口へ
特急に乗車する頃は雨が酷かったけど、到着する頃にはピーカンでした！
バス停から目の前が登山道入り口で、非常に分かりやすかったです。
丁度お昼に、赤岳山荘へ
山仕事のおじさんなのか先客は1人
山荘は、おかみさんだけで、暫し談笑を。
遥か昔の幼少時代、田舎のばあちゃん家に来た感覚でした。
（車で来る人がローギアで登らなくてふかしてしまうものだから、轍掘れが酷いと。今年はもう3回も道を直したそうです。）
心配した南沢の増水もなく、沢沿いの道を静かに行きます。
途中、岐阜からいらしたという3人の方と学生4人組以外、登ってくる人は居りませんでした。
沢沿いを進むので涼しく、色付き始めた森を見ながら進みます。
序盤の渡渉は、丁寧に橋が掛けてあり、高度を上げると丸太橋に、そして簡単な岩を飛び越えていく程度の水流になり・・・と、増水していなければ全く苦労しないでしょう。但し、渡渉箇所は、若干分かりにくさもあります。赤テープやケルンを目印に・・・道迷いが発生しているというのも何となくわかります。
行者小屋が近くなると、苔生すなだらかな樹林を歩きます。
そして、枯れた沢へ出ると、上空が開け、一気に横岳・赤岳が現れます。
平日だったので、静かな行者小屋は突然現れました。
小屋は、大きくてしっかりとしています。
小さな小川を渡った先がテン場です。
こんな山深い所で、生ビールとおでんが頂けるなんてありがたいことです。
テントを建て、飯の準備をしていると、見事なアーベントロートが・・・
登らずして満足してしまいます。
こんな景色を見れるとは。。。
日本じゃないようでした。
暫くご飯を作る手を止めて、眺めていました。
携帯ラジオを点けヤクルト戦の中継を聞きながらシュラフに潜り込みます
寒くて中々眠れず、トイレに立つと、今度は見事な星空が・・・
どれがどの星座なのか分からない位、無数の星が輝いておりました。
遠くで鹿の鳴き声がしていました。
フリースにダウンを着込み、なんとか寒さを凌ぎ、朝を迎えます。
寒さで殆ど眠れず、シュラフから出るのを躊躇していました。
稜線は風が強いとの情報もあり（20m/s程度との事）このまま下山するかとも思いましたが、ご飯を食べると不思議と闘志が沸きます。
体調を考えて縦走の計画を止めて、テントをデポして必要最低限の荷物を持ち赤岳ピストンに出かけます。
テントの脇から続く登山道は、霜柱がびっしりと
氷点下だったのですね。どうりで寒いわけです。
すぐに階段とザレた登りが始まります。暫くこんな道が続くのでキツいです。
森林限界を突破してからは風が強く太陽は山に隠れているために、8時でもまだ日陰が続く登山道でした。（夏場は、樹木がないと炎天下では辛いでしょうね）
見上げていた阿弥陀岳がいつのまにか同じくらいの高さとなりいつにか見下ろすようになり、先ほどまで居た行者小屋もあっという間に小さくなります。右手には、緑と色付き始めた阿弥陀岳が左手には赤岳の荒々しい岩肌があり、なかなか飽きない景色です。マムート印の階段が来ると直に稜線の分岐箇所へ。
ここからは、鎖場の連続しますが、手がかりも比較的しっかりとあり、鎖もずーーとあるために、全く苦労をせずに登れます。（慣れた人ならば）楽しみながら、あっという間に核心を抜けます。「頂上まであと少し頑張れ」とのレリーフを過ぎると本当にあっという間。鞍部まで登り、見上げる岩場に2つほど梯子が掛かっていますが2つ目の梯子を登りきるとそこはもう山頂でした。
遮るものがない分、風は本当に強かったです。
しかし、360度の眺望は登頂した者だけのご褒美です。
9時時点で見事な雲海から富士山が顔を覗かせて居りました。
頂上での写真渋滞も無く、3，4人だけの静かな山頂でした。
頂上山荘でバッジを購入し、踵を返すように下山を開始。途中、すれ違う人が増えましたが、ご挨拶を交わしながらあっという間に下山完了。11時過ぎにはテントを撤収し昼食を頂き、下山を開始しました。
土曜日なので昨日とはうって変わって賑やかな登山道でした。美濃戸山荘あたりで30人程のツアーに遭遇。こんな団体と鎖場で遭遇したら1時間は掛かるんじゃないかと思いました。
14：45発のバスに間に合い無事帰宅。
天候が心配されましたが、本当に天気に恵まれた2日間でした。
夕焼けに染まる八ヶ岳の峰々、静かなテン場、満天の星空、楽しい鎖場、頂上からの眺望、雲海越しの富士山、苔生す樹林帯の歩き、色付く山肌・・・
最高の2日間でした。
今度は、硫黄岳方面の周回に挑戦したいと思います。
PS
鎖場の下あたりで、皆さんご飯はどうしているのですか？山小屋で食べれるのですか？と聞いてきた人、ジャージにスニーカー，ジーパンとスニーカーの人（←明らかに道を間違えていた）・・・
日帰りでもツェルト（小屋が豊富にあるので必要ないかもしれませんが）やこの時期ならば防寒着、雨具、ちゃんとした靴、ちゃんとした計画と下調べ・準備、行動食など・・・
山に向かうのであれば、最低限の準備と心構えはして欲しいと思いました。あまりにも軽装・無計画に見えて心配になりました。。。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する