上高地から大キレット縦走と紅葉の槍沢涸沢
- GPS
- 34:43
- 距離
- 40.0km
- 登り
- 2,202m
- 下り
- 2,198m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 8:52
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 10:06
天候 | 10/3快晴 10/4稜線ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
一日600円だった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大キレットは落ちたら死んじゃう所ばっかりだけど 鎖ボルトはしっかり打ってあるので慎重に三点支持していれば ホールドはある。 一番怖かったのは長谷川ピーク越えたあとの登り始めの鎖。 |
その他周辺情報 | 登山後の温泉は竜島温泉せせらぎの湯510円 |
写真
感想
去年に八ツ峰キレットに行き、今年の盆休みに不帰キレットを越えて栂海新道を歩き、三大キレットを残すところ大キレットとなったので、
山岳会の人と乗り合わせで涸沢〜北穂パーティと別れ大キレットに行ってきた。
前夜発の足湯駐車場はそこまで混んでいなかったので就寝の前に、
足湯でちょっと寝酒。夏用の化繊のシュラフではそろそろ寒かった。
準備をしてタクシー乗り場にいくと30人ぐらいが並んでる。
流石に紅葉の時期は人が多いもんだ。
上高地についてノンビリ歩き出すが日陰は寒い。
新村橋で涸沢〜北穂パーティと分離。サクサク槍沢大曲に到着視界が開けてきて
とても気分がいい。紅葉も綺麗でおのずとテンションも上がる。
天狗原の分岐からちょっといくと
テレビの撮影クルーが休憩していて、NHKBSの日本百名山のクルーで、
ガイドの方は木風舎代表 橋谷 晃さんでした。
天狗池に着くと風が少しあり波が立っているが
池は小さいので風が止んでしばらくすると槍のシルエットが池に映し出される。
コーヒーブレイク。
ここから稜線に上がるんだが、結構コシのある登り。
Dが疲れだした。
なんとか頑張って稜線に上がると風がそれなりにある。
止まっていると汗冷えするのでささっと南岳山頂に。
風が強いが360度のパノラマでとてもいい場所だ。
小屋に到着一息ついてお疲れ様のビール。
つまみも何故かイッパイ持ってきた。
小屋の水道は凍結防止のため洗面台は使えなかった。
500mlのミネラルウォータを支給してもらえた。
ほろ酔いになって疲れたというDが昼寝。
夕焼けの撮影スポットさがしを兼ねてブラブラ。
17時に夜ご飯の時間になり夕食。割と質素だった。
17:30が日の入りなので完全防備で夕焼け撮影。
大キレットと北穂が赤く染まり笠岳に夕日が沈んだ。
小屋のストーブで温まり日本酒で温まる。
Dがはみがきがてら外に出ると星空が綺麗だというので
また完全防備になり写真撮影。
強風のためブレてしまうがなんとか数枚写真に収め
身体を温め就寝。
翌朝食事前に朝焼けを撮りに出かけ、
雷鳥と遭遇。相変わらず人を怖がらず飛んで来る。
そんなことだから猿の餌食になってしまうんだぞと叱責する。
肝心の朝焼けはガスが飛騨側からキレットを超えて上がってくるが何とか成功。
ガスに光が当って赤く染まった。
朝食も質素。担ぎ上げた方がいいかも知れない。
7時前から出発しテクテク歩く。
始めは下りでそこまででもないが、
鞍部から徐々に難易度が増し、
強風なのがいやらしいがちゃんとホールドもあるし
鎖もボルトもあるので大丈夫。
ガスのおかげで高度感も無いので足もすくまず順調に進む。
ハセガワピーク付近が一番危なっかしいところだった。
あとは登るだけーとあるがガレてたりするので落石しないように気を使う。
ガスの湿気と強風で岩に霜が下りてたりするので滑らないよう注意が必要だった。
北穂の小屋が見えてきて安心した。
小屋でコーヒーブレイクして青空も見えるが
Dがお疲れ気味なので涸沢に下りることにした。
眼下に見える涸沢に期待を寄せながら下る。
ガスが纏っていた稜線も少しずつ顔をのぞかせる。
涸沢に付く頃には稜線はしっかり見えていた。
でも日差しをガスが遮り、風もあり寒かった。
涸沢ヒュッテで涸沢〜北穂パーティと合流。
7時に北穂に到着したらしいがガスで何も見えなかったらしい。
労をねぎらいながら休憩し、下山開始。
日曜にもかかわらず結構な人が登ってくる。
快速の別パーティに先に行ってもらいあとを追う。
下りは早い。
徳沢園でソフトを食べて、
明神から河童橋までジョギングしてみた。20分歩きの倍速なのでまぁよかろう。
タクシーで沢渡に着きせせらぎの湯で汗を流し岐路に着いた。
大キレットの間はガスと強風で行くか悩ましかったが
そこまで風の影響も無く、無事に通過できた。
晴れてた方が時間がかかったかもしれないが楽しく歩くことができた。
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