唐松岳、不帰嶮、白馬鑓、杓子、白馬、小蓮華、乗鞍
- GPS
- 48:00
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,091m
- 下り
- 2,108m
コースタイム
8/10:5:10唐松岳山荘-5:30唐松岳山頂-6:12不帰嶮第二峰南-7:10不帰嶮第一峰頭-10:00天狗山荘-11:56白馬鑓山頂手前-14:10白馬岳山頂宿舎
8/11:5:00白馬岳山頂宿舎-5:30白馬岳山頂-7:00小蓮華山頂-8:10白馬大池-1:00栂池自然園
※それぞれ到着時刻を記載しました。移動時間には休憩時間が含まれます。
天候 | 9日:曇りのち晴れ 10日:曇りのち雨 11日:晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
栂池スキー場山麓→(タクシー)→八方尾根駐車場→(車)→東京 |
コース状況/ 危険箇所等 |
唐松岳は山地図だと水場無しとなってましたが、天場下の残雪で汲むことが出来ました。要煮沸です。 |
写真
感想
夏休み前半を利用して2泊3日の白馬岳縦走に行ってきました。
2日前まで剱・立山にするか迷っていましたが、剱の方は1泊で何とかなりそうと目星が付いたので、折角ですからということで白馬へ。
一般的には栂池→八方がよく登られているようですが、2日目の最後に不帰嶮を行くのは危険かなと思い、逆のルートを辿ることにしました。
たまには自家用車ではなく、夜行も乙でしょうと考えムーンライト信州で白馬駅まで行ってみようと思ったのですが、当日JRに電話をするとすでに満席。結構人気があるもんですね。
高速代を浮かすためにAM3時に自宅を出発し、途中で仮眠をとりつつ9時くらいに八方のゴンドラ前に到着しました。(駐車場代は3日間で1500円)
ゴンドラ入り口のところで雪渓の有無を確認したところ、ルート上には無いとのことでしたが、エスケープとして白馬岳から大雪渓を下る場合を考慮し簡易アイゼンは持っていくことにしました。
【1日目】
ゴンドラからちょっと先はガスの中です。
天気予報によると11日までは何とか天気はもちそう。まぁ、ずーっとガスったままじゃなかろうと希望を持ちつつ八方池山荘までリフトを乗り継ぎました。
今年の4月にリフト開始時間を待てずに、スキー板ブーツを担いで雪のない御嶽のスキー場を直登した自分はなんだったんだろうと思うほどに楽ちんです。
八方池山荘からガスの中を黙々と登って予定通りに唐松岳山荘へ。さっさとテント設営し、生ビール。やっぱり生は旨いです。
若干雨がぱらつきましたが、次第に雲が晴れていき、西方に剱岳が見えてきました。点の記の中では、剱岳は立山曼荼羅で針の山として描かれていると記載されていましたが、傾く日を背に雲間から見えたその姿はお不動さんのように見えました。思わず合掌。
雲が風に流れて、これはいい写真が撮れそうだと思い、空荷で唐松岳に登りました。
期待通り、雲海に沈んで行く雲に巻かれた不帰嶮、白馬岳、小蓮華山までを眺めることができました。俄然、やる気がでます。
【2日目】
午前中は天気が持ちそうだったので、3時半に起床し、5時出発です。
不帰嶮は思っていた程険しくはなかったのですが、やはり岩場は楽しいです。
しかし、クライムダウンするより登る方が楽しかったろうなぁと思い、若干ルート取りを後悔しました。
天狗の大下りを登りつめ、天狗山荘についたころにはすっかりガスの中でした。
山荘前の雪田からの水が冷たくて美味でした。湯を沸かしラーメンで昼食。
ここから白馬岳山頂宿舎まではずっとガスってたので、途中の鑓、杓子には見向きもせず黙々と進みました。
山頂宿舎のちょっと手前で雷が鳴り出し、やや早歩きで山荘へ。
雨が強くなり始めたので、山荘に素泊まりしようかなぁとも思いましたが、すでにテントが濡れていたので、もういいやと思いテント泊続行。
生ビールを飲みつつ雨が止むのを待っていましたが、どうにも止まなそうだったので雨の中テント設営し、ごろ寝です。
【3日目】
昨日と同様に3時半に起床。
台風が近づいてるらしいので、雪渓を下ってさっさと撤収しようかと思いましたが、午前中は何とかなりそうだったため、予定通り栂池方面に出発しました。
7時くらいに白馬岳山頂に着き、唐松岳方面を眺めてだいぶ歩いたなぁとしみじみ。
遠くに怪しい雲もあり、あまり長いはできないなと思ってさっさと下山の途に着きました。
下山後はちょうどいいバスがなかったので、自分と同じように困っているご夫婦とタクシー相乗りして八方に戻ってきました。
【反省】
◆軽量化のために、ゴアテントからフライを抜いて、シュラフも夏の平地用のペラペラのものを持って行ったのですが、夜中にめっちゃ寒かったです。
上半身はダウンジャケットがあったので暖かかったのですが、下半身はまた今年もザックを穿くはめに・・・。もうちょっと学習せねばいかんと思いました。
◆初めて夏山にストックを持ってきました。
凄く楽なんですが、これに慣れちゃうとちょっとやばいなぁと思われました。
はじめまして。10日に会っていると思います。私たちは天狗平のテンバから唐松岳に行く途中でしたから。旦那さんが先頭で私が少し後ろ。2峰あたりだと思います。天気が悪くて残念でした。
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