ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8036577
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

大天井岳

2025年04月17日(木) 〜 2025年04月20日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
35:37
距離
47.4km
登り
3,536m
下り
3,518m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:56
休憩
0:57
合計
8:53
距離 13.8km 登り 1,244m 下り 91m
7:45
7:46
8
7:54
32
8:26
8:32
4
8:36
48
9:24
9:31
3
9:34
9:40
11
9:51
48
10:39
10:48
1
10:49
10:50
52
11:42
12:04
50
12:54
12:59
168
16:32
2
2日目
山行
10:21
休憩
0:48
合計
11:09
距離 10.8km 登り 1,197m 下り 973m
4:54
4
4:58
5:02
3
5:05
4
5:09
5:10
22
5:42
5:43
7
5:50
5:56
75
7:11
7:22
37
7:59
153
10:32
10:39
6
10:45
36
11:21
11:38
165
14:23
100
16:03
3日目
山行
10:14
休憩
0:21
合計
10:35
距離 11.1km 登り 1,002m 下り 1,215m
5:18
10
5:28
5:29
7
5:36
5:37
61
6:38
118
8:36
8:43
93
10:16
10:24
8
10:32
10:33
87
12:00
12:01
69
13:10
112
15:02
15:03
7
15:10
6
15:16
15:17
32
15:49
4
4日目
山行
4:20
休憩
0:38
合計
4:58
距離 11.7km 登り 93m 下り 1,238m
5:36
5:37
3
5:40
5:41
18
5:59
26
6:25
6:26
9
6:35
6:38
70
7:48
7:55
48
8:43
9:07
2
9:45
4
9:49
30
10:19
10:20
6
10:26
6
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沢渡第3駐車場、800円/日、電子決済可。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
今年の上高地オープン日に沢渡バスターミナル始発便で上高地入り。
沢渡地区の駐車場は700円/日→800円/日に値上がりしていました
1
今年の上高地オープン日に沢渡バスターミナル始発便で上高地入り。
沢渡地区の駐車場は700円/日→800円/日に値上がりしていました
明神岳、今年は東稜に行ってみたい。
明神岳、今年は東稜に行ってみたい。
明神と前穂東面。
明神と前穂東面。
徳沢に新設された公衆トイレの開設のお祓いをやっていて、初ご利用者にどうぞどうぞと勧められるので恐縮しながら利用しました。とても綺麗です。チップ制(現金&PayPay)
1
徳沢に新設された公衆トイレの開設のお祓いをやっていて、初ご利用者にどうぞどうぞと勧められるので恐縮しながら利用しました。とても綺麗です。チップ制(現金&PayPay)
前穂と北尾根。前穂の左側の白い雪渓がA沢か。
前穂と北尾根。前穂の左側の白い雪渓がA沢か。
蝶ヶ岳には徳沢から長塀尾根を登ってもよかったのですが、水を汲みたくて横尾の冬期小屋に寄って横尾からのルートで登りました。
水を汲むぼくの姿を見て小屋開け準備中の横尾山荘のスタッフの方が「蝶ヶ岳ですか?さっきちょっと先まで見に行ったけどトレースありませんでした。あとこの辺りいつもは携帯の電波あるんですけど通信回線が故障中で携帯つながりません」と声をかけてくださいました。横尾山荘大好きです。
4
蝶ヶ岳には徳沢から長塀尾根を登ってもよかったのですが、水を汲みたくて横尾の冬期小屋に寄って横尾からのルートで登りました。
水を汲むぼくの姿を見て小屋開け準備中の横尾山荘のスタッフの方が「蝶ヶ岳ですか?さっきちょっと先まで見に行ったけどトレースありませんでした。あとこの辺りいつもは携帯の電波あるんですけど通信回線が故障中で携帯つながりません」と声をかけてくださいました。横尾山荘大好きです。
帰りにお世話になるかもしれないので冬期小屋内を偵察。窓もあってとても快適そう。
1
帰りにお世話になるかもしれないので冬期小屋内を偵察。窓もあってとても快適そう。
ベンチのある広場で。目指す東鎌尾根がよく見えるけど、ここまでの急登で既にバテバテ。
ここまでスノーシュー→アイゼンで、この先で再度スノーシューに履き替えて蝶ヶ岳ヒュッテまで。
2
ベンチのある広場で。目指す東鎌尾根がよく見えるけど、ここまでの急登で既にバテバテ。
ここまでスノーシュー→アイゼンで、この先で再度スノーシューに履き替えて蝶ヶ岳ヒュッテまで。
やっと稜線に到達。もう何度も見ている光景だけど何度見てもたまらない。
3
やっと稜線に到達。もう何度も見ている光景だけど何度見てもたまらない。
明日行く常念、大天井方面。写真では全く伝わらないけど、かなりの強風で煽られて何度か地面に転がってます。
2
明日行く常念、大天井方面。写真では全く伝わらないけど、かなりの強風で煽られて何度か地面に転がってます。
よろめきながらなんとか蝶ヶ岳ヒュッテ到着。
1
よろめきながらなんとか蝶ヶ岳ヒュッテ到着。
今日は冬期小屋にお世話になります。出入り口の雪かきをしていたら、小屋開け準備中のスタッフの方が「もうこっちから入れますよ」と右隣の扉を開けてくださいました。
3
今日は冬期小屋にお世話になります。出入り口の雪かきをしていたら、小屋開け準備中のスタッフの方が「もうこっちから入れますよ」と右隣の扉を開けてくださいました。
冬期小屋内部。奥にトイレもあってありがたいことです。今夜はぼく一人。というか今日はひとりも登山者と会っていませんでした。
2
冬期小屋内部。奥にトイレもあってありがたいことです。今夜はぼく一人。というか今日はひとりも登山者と会っていませんでした。
二日目。蝶ヶ岳山頂。パスしてもいいかと思いましたが縦走の起点として。
3
二日目。蝶ヶ岳山頂。パスしてもいいかと思いましたが縦走の起点として。
お世話になりました。この扉から出入りできました。
2
お世話になりました。この扉から出入りできました。
大天井遠いね。
常念への登り。白黒写真じゃないんですが。。
3
常念への登り。白黒写真じゃないんですが。。
こんな日は雷鳥をよく見かけます。
3
こんな日は雷鳥をよく見かけます。
常念岳山頂。無人。
2
常念岳山頂。無人。
大天井岳までまだまだ遠い。
3
大天井岳までまだまだ遠い。
明日行くつもりの大天井岳〜西岳〜槍ヶ岳。
1
明日行くつもりの大天井岳〜西岳〜槍ヶ岳。
常念乗越に降ります。
常念乗越に降ります。
1月にYAMAPのマコトさんが執念で掘り起こした冬期小屋入口はこの通り。。
右側の窓の雪をかいたら出入りできそうでしたが内側からしっかり鍵がかかっていました。
1
1月にYAMAPのマコトさんが執念で掘り起こした冬期小屋入口はこの通り。。
右側の窓の雪をかいたら出入りできそうでしたが内側からしっかり鍵がかかっていました。
だいぶ近づいてきたけど、大天井はあのピークの500m先。
1
だいぶ近づいてきたけど、大天井はあのピークの500m先。
いいところに立つ。
2
いいところに立つ。
やっと見えてきました。
やっと見えてきました。
燕とその向こうに北ア北部。
燕とその向こうに北ア北部。
今日は大天荘の冬期小屋にお世話になります、と入口を開けようとしたら開かない!
入口の上から吹き込んだ雪が溶けて凍って引っかかっているような感じです。
5年くらい前の初冬に泊まったことがあるので油断していましたが、学生の頃に来た時に同じように戸が開かない経験をしていたのでした。
今日は大天荘の冬期小屋にお世話になります、と入口を開けようとしたら開かない!
入口の上から吹き込んだ雪が溶けて凍って引っかかっているような感じです。
5年くらい前の初冬に泊まったことがあるので油断していましたが、学生の頃に来た時に同じように戸が開かない経験をしていたのでした。
冬期小屋をあてにしていてはいけないのでテントを張ります。テン場は一部露出していたので、今夜の荒天に備えてがっちり岩で張り綱を張りました。
1
冬期小屋をあてにしていてはいけないのでテントを張ります。テン場は一部露出していたので、今夜の荒天に備えてがっちり岩で張り綱を張りました。
夜、予報通り風が強まり、夜中には強雨混じり。
この夜長野県北部で震度5弱の地震があった時、フワッと地面が浮いたような気がしましたが、テントが風で浮き上がったと勘違いしていました。
結局一晩中眠れず、地震があったことも知り、ここから東鎌に進んでしまうとエスケープもできなくなるので引き返すことにしました。
2
夜、予報通り風が強まり、夜中には強雨混じり。
この夜長野県北部で震度5弱の地震があった時、フワッと地面が浮いたような気がしましたが、テントが風で浮き上がったと勘違いしていました。
結局一晩中眠れず、地震があったことも知り、ここから東鎌に進んでしまうとエスケープもできなくなるので引き返すことにしました。
三日目。晴れると期待して大天井岳山頂に来てみましたが。。
1
三日目。晴れると期待して大天井岳山頂に来てみましたが。。
雷鳥のオス達は縄張り争い中。
4
雷鳥のオス達は縄張り争い中。
さて引き返します。上高地に降りるにはまた蝶ヶ岳まで戻らなければ。
2
さて引き返します。上高地に降りるにはまた蝶ヶ岳まで戻らなければ。
下山路として東天井岳の肩から中山乗越へのこの尾根もとても魅力的なのですが、リサーチ不足。
1
下山路として東天井岳の肩から中山乗越へのこの尾根もとても魅力的なのですが、リサーチ不足。
涸沢ヒュッテも小屋開け準備中でしょうか。
涸沢ヒュッテも小屋開け準備中でしょうか。
常念岳、できれば登りたくない。
1
常念岳、できれば登りたくない。
常念岳山頂手前に今回初めて見る登山者の姿。
今週末開通した三脵からでしょうか。
1
常念岳山頂手前に今回初めて見る登山者の姿。
今週末開通した三脵からでしょうか。
常念岳山頂。昨日も来たけど。。
常念岳山頂。昨日も来たけど。。
前常念から登ってくる登山者多数。
前常念から登ってくる登山者多数。
蝶ヶ岳、すぐそこに見えて大変なのは昨日歩いたばかりだから知ってます。
1
蝶ヶ岳、すぐそこに見えて大変なのは昨日歩いたばかりだから知ってます。
蝶ヶ岳ヒュッテ到着。冬期小屋は三脵から来たという女子二人組パーティとぼくの3人でしたが、テント泊も何人かいるようでした。
2
蝶ヶ岳ヒュッテ到着。冬期小屋は三脵から来たという女子二人組パーティとぼくの3人でしたが、テント泊も何人かいるようでした。
四日目。昨夜は雨は降らなかったようですが、朝になってもずっと強風が吹き荒れていました。テントが数張りありましたが、生き残っていたのはオレンジのひと張りだけだったようです(ファイントラック製?)
2
四日目。昨夜は雨は降らなかったようですが、朝になってもずっと強風が吹き荒れていました。テントが数張りありましたが、生き残っていたのはオレンジのひと張りだけだったようです(ファイントラック製?)
長塀尾根から下山します。
長塀尾根から下山します。
ツボ足の先行者がいるようですが、すぐにスノーシュー履きました。
2
ツボ足の先行者がいるようですが、すぐにスノーシュー履きました。
長塀山の直下で先行者さんに追いつく。85リットルのデカザックを担ぎ、昨夜の嵐をフライを引き剥がされたテントで凌いだツワ者さんでした。
4
長塀山の直下で先行者さんに追いつく。85リットルのデカザックを担ぎ、昨夜の嵐をフライを引き剥がされたテントで凌いだツワ者さんでした。
やっと徳沢まで降りてきて大休止していると、すぐに先ほどのツワ者さんも降りてきて合流。お喋りしながら明神まであっという間でした。
4
やっと徳沢まで降りてきて大休止していると、すぐに先ほどのツワ者さんも降りてきて合流。お喋りしながら明神まであっという間でした。

感想

上高地から蝶ヶ岳、常念岳を経て大天井岳を往復してきました。
本当は大天井岳から東鎌尾根経由で槍ヶ岳に行く予定で準備して行ったのですが、大天井岳で引き返してきました。

注)
4/19朝の時点で大天荘の冬期小屋の扉が開かず、中に入ることはできませんでした。
内側で凍結してできた氷等が引っかかっているように思ったので、今後溶ければ入れるようになる可能性はありますが、入れなくても支障のないように計画・準備する必要があります。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:412人

コメント

こんにちは。
今週末、一ノ沢から大天井岳までを計画しているのですが、常念小屋から横通岳への樹林帯ほか、通行に難儀した場所ってありました?
2025/4/21 6:32
ebigogogoさん、こんにちは

今回特に難儀したところはありませんでしたよ。
常念乗越から横通岳への樹林帯もほぼ雪で埋まっていて、尾根通しに歩けました。
2025/4/21 7:07
いいねいいね
1
早速コメントありがとうございます。
けど慢心せず山行に臨もうと思います。
2025/4/21 7:16
いいねいいね
1
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地〜横尾〜徳沢
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら