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Yamareco

記録ID: 819960
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

二日間に分けての赤岳〜硫黄縦走≪行者小屋テン泊BC≫

2016年02月27日(土) 〜 2016年02月28日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
19:00
距離
26.1km
登り
2,553m
下り
2,532m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:59
休憩
2:22
合計
11:21
4:52
66
5:58
0:00
8
6:06
6:18
122
8:20
9:41
68
10:49
11:01
32
11:33
11:36
9
11:45
0:00
11
11:56
0:00
20
12:16
0:00
20
12:36
12:48
36
13:24
0:00
33
13:57
14:00
15
14:15
0:00
44
14:59
0:00
5
15:08
15:27
46
16:13
2日目
山行
5:39
休憩
1:38
合計
7:17
5:58
88
7:26
0:00
23
7:49
0:00
10
7:59
8:12
28
8:40
0:00
7
8:47
8:50
43
9:33
10:44
95
12:19
0:00
6
12:25
12:36
39
天候 27日:晴れ、のち曇り、強風(20m/s位)、降雪
28日:晴れ、強風
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口にある八ヶ岳山荘駐車場に駐車(500円/日)
コース状況/
危険箇所等
≪美濃戸口〜美濃戸≫
 日陰の箇所は凍結注意。チェーンスパイクや軽アイゼンがおすすめ
≪南沢≫
 カチコチに凍ってますので、アイゼン装着したほうが安心です
≪地蔵尾根≫
 アイゼン・ピッケルを効かせてナイフリッジを通過
≪地蔵の頭〜硫黄岳≫
 日ノ岳のルンゼ、鉾岳のトラバース以外にも、岩が凍っていたり細い尾根、
 はしごの通過がありますので足元に注意してください
≪文三郎〜赤岳山頂〜地蔵の頭≫
 竜頭峰からの岩場、北峰の下りに気を付けてください
その他周辺情報 ・行者小屋幕営料1000円/泊
・下山後はJ&Nにて食事
 ビーフシチュー(ライス付き/1700円)頼みましたが旨かったです。
 カレー(1200円)も旨そうでした。
・J&Nで風呂も入ろうとしましたが空きが無かったので、もみの湯(500円)で身体を温めました。
八ヶ岳山荘に00:30頃に到着、そこから仮眠(2000円)
二段ベッドになってて驚きました。
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八ヶ岳山荘に00:30頃に到着、そこから仮眠(2000円)
二段ベッドになってて驚きました。
出発してすぐ、早くも凍結が!!
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出発してすぐ、早くも凍結が!!
その為だけの4本爪アイゼン装着!滑らず軽くて快適です
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その為だけの4本爪アイゼン装着!滑らず軽くて快適です
美濃戸山荘到着
行者小屋にてテント設営のため、私とrealize君は休憩もほどほどに先に出発です
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行者小屋にてテント設営のため、私とrealize君は休憩もほどほどに先に出発です
14年末の時以来ですが、こんなに氷が見えてなかったはず…
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14年末の時以来ですが、こんなに氷が見えてなかったはず…
カッチンコッチン
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カッチンコッチン
赤岳が見えてきた!テンション上がる!
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赤岳が見えてきた!テンション上がる!
行者小屋に到着。お天気に期待大です
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行者小屋に到着。お天気に期待大です
エスパースソロでの雪上テントは初めて。どんなかな・・・?
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エスパースソロでの雪上テントは初めて。どんなかな・・・?
これ以上ないくらいの晴れ!
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これ以上ないくらいの晴れ!
初日は地蔵尾根から硫黄へ縦走します
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初日は地蔵尾根から硫黄へ縦走します
樹林帯を抜け、
尾根を登ります
振り返って阿弥陀岳。立派な山容
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振り返って阿弥陀岳。立派な山容
前を歩く、siro-kikunさんとrealize君
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前を歩く、siro-kikunさんとrealize君
ナイフリッジの手前
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ナイフリッジの手前
赤岳と天望荘
ナイフリッジにさしかかります
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ナイフリッジにさしかかります
ナイフリッジは慎重に進みましょう
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ナイフリッジは慎重に進みましょう
地蔵の頭に到着
やっぱり赤岳撮っちゃう
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やっぱり赤岳撮っちゃう
初日はこちらを進みます。まずは日ノ岳
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初日はこちらを進みます。まずは日ノ岳
トレースバッチリでした
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トレースバッチリでした
アイゼンの爪をひっかけないよう慎重に
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アイゼンの爪をひっかけないよう慎重に
日ノ岳のルンゼでは滑落注意です
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日ノ岳のルンゼでは滑落注意です
鉾岳の西側から。ちょいちょい凍ってますので注意
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鉾岳の西側から。ちょいちょい凍ってますので注意
トラバース中です
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トラバース中です
トラバース部。ここも滑落要注意
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トラバース部。ここも滑落要注意
少し雲が出てきました
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少し雲が出てきました
ここを東側から巻くと三叉峰に出ます
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ここを東側から巻くと三叉峰に出ます
奥ノ院が見えてきました!
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奥ノ院が見えてきました!
赤岳は次の日に!
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赤岳は次の日に!
良い景色です
細いリッジを下ります
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細いリッジを下ります
はしごは埋まってますね
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はしごは埋まってますね
硫黄岳山荘も埋まってます
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硫黄岳山荘も埋まってます
強風で身体がふらつく〜!
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強風で身体がふらつく〜!
強風と雪が吹き飛んだゴーロで歩き難い
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強風と雪が吹き飛んだゴーロで歩き難い
天気予報通りになってます
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天気予報通りになってます
硫黄岳到着。siro-kikunさん
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硫黄岳到着。siro-kikunさん
realize君とgomat
赤岩の頭から見る赤岳も好きです
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赤岩の頭から見る赤岳も好きです
樹林帯まで降りてきました
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樹林帯まで降りてきました
キャンディカップ中の鉱泉まで降りてきました
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キャンディカップ中の鉱泉まで降りてきました
楽しそうです!
鉱泉から中山峠までの登り返しがキツかった…
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鉱泉から中山峠までの登り返しがキツかった…
行者小屋まで戻りました。ヘロヘロ…
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行者小屋まで戻りました。ヘロヘロ…
行者では20張りほどのテント
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行者では20張りほどのテント
テント戻ってから夕寝してしまい、そこから慌てて晩飯。
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テント戻ってから夕寝してしまい、そこから慌てて晩飯。
〆の雑炊でお腹一杯〜
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〆の雑炊でお腹一杯〜
夜が明けると同時に雲も取れてきました
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夜が明けると同時に雲も取れてきました
二日目出発です
月と阿弥陀
二日目もこれほど晴れるとは嬉しいですね〜!!
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二日目もこれほど晴れるとは嬉しいですね〜!!
モルゲンロートの硫黄岳
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モルゲンロートの硫黄岳
何組かのパーティが主稜をやってます
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何組かのパーティが主稜をやってます
昨夜の雪でまた白くなりましたかね
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昨夜の雪でまた白くなりましたかね
主稜取付きまでトラバースされてます
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主稜取付きまでトラバースされてます
主稜組を横目で見ながら登ります
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主稜組を横目で見ながら登ります
日が当たってきた阿弥陀
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日が当たってきた阿弥陀
取付き点
2P目(かな?)
中岳分岐まで登ってきました
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中岳分岐まで登ってきました
キレット分岐
いつかこの時期に権現も歩きたい
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いつかこの時期に権現も歩きたい
富士の頂きが少し見えます
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富士の頂きが少し見えます
アップ!
赤岳山頂に到着です
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赤岳山頂に到着です
三人で記念撮影
分かりにくいけど結構風が吹いてます
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分かりにくいけど結構風が吹いてます
北峰です
振り返って赤岳南峰
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振り返って赤岳南峰
名残惜しいですが下山する事とします
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名残惜しいですが下山する事とします
振り返って山頂小屋
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振り返って山頂小屋
なかなかの高度感です
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なかなかの高度感です
先週日曜で小屋閉め
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先週日曜で小屋閉め
地蔵の頭に戻ってきました
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地蔵の頭に戻ってきました
ナイフリッジを下ります。大勢の登ってくる方達とのすれ違いには気を使います
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ナイフリッジを下ります。大勢の登ってくる方達とのすれ違いには気を使います
阿弥陀をバックに
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阿弥陀をバックに
霧氷と青空
行者小屋まで戻ってきました
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行者小屋まで戻ってきました
ミッション終了!満足です
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ミッション終了!満足です
目標としていた冬季縦走を無事に終えることとなりました
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目標としていた冬季縦走を無事に終えることとなりました
北沢から帰ります
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北沢から帰ります
アイゼンで木の根を踏まないように気をつけます。…雪が無い
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アイゼンで木の根を踏まないように気をつけます。…雪が無い
八ヶ岳山荘に戻ってきました
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八ヶ岳山荘に戻ってきました
話題のJ&Nです。ここで食事
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話題のJ&Nです。ここで食事
私は季節限定メニューのビーフシチューをオーダー。アツアツでお腹一杯
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私は季節限定メニューのビーフシチューをオーダー。アツアツでお腹一杯
お二人はカレーをオーダー。こっちも旨そう!!
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お二人はカレーをオーダー。こっちも旨そう!!

感想

 冬季目標の赤岳〜硫黄岳縦走を二日がかりですがやっと達成することができました。何度かこの企画が流れており、このままだと来季かな〜?と半ば諦めたような気持ちもあったのですが、同行してくれた仲間と天候にも恵まれ、今回も最高の山行となりました。

 当初の予定では、初日に行者〜文三郎〜赤岳〜地蔵尾根〜行者テン泊、二日目に地蔵尾根を登り返し〜横岳〜硫黄〜鉱泉〜行者のルートを考えていましたが、天気予報ではどちらかと言うと二日目の方が朝から悪そうでしたので、本来の目的であった地蔵〜硫黄縦走を天候の良さそうな初日にやるルートに変更しました。
個人的には地蔵〜硫黄間を歩くのは2012年夏以来なのであまり記憶になく、また当然冬季ですので状況も違う事から事前に調べられる事は調べました。日ノ岳ルンゼや鉾岳トラバースだけでなく実際には他にもいくつかの注意点がありましたが、大きな問題となるような事はありませんでした。しかし、横岳を過ぎ硫黄に向かう辺りから横殴りの風に振られ、また雪が吹き飛んだ足元はゴーロとなっており歩き難い事から、途中に小休止を挟んだこともありますが予定時間より1時間遅れでの硫黄岳着となってしまいました。そこで思いのほか体力を消耗してたのか赤岳鉱泉から行者への中山乗越ではヘロヘロでした…。
 二日目、陽が出る前の赤岳と阿弥陀の山頂にはガスがかかっていましたが次第に風に流され雲はどこかへ行き、いい方向に予報ははずれ二日目も天候に恵まれました。主稜に取付いているパーティを横目に、アイゼンのよく効く文三郎道を登ります。赤岳山頂ではまさに八ヶ岳ブルー。先回2014年末の赤岳と同じように青空をバックに記念撮影を撮り、地蔵尾根から下山します。途中のナイフリッジではざっと20人以上の登りの登山者とすれ違う事となりましたが、登りの列の隙間を見越して少しずつ下りました。時間には余裕があったし、すれ違う登山者の中には明らかに経験の少ないような方も見えたのでもう少しこちらが待ってても良かったのかなと反省しています。その後は無事に行者小屋まで戻りテントを片付け、美濃戸口まで戻りました。美濃戸口に戻ってからはJ&Nで食事を済ませ、その後はもみの湯に寄り無事帰宅となりました。
 今回タイミングが合い冬期の目標の一つをとりあえずやっとクリアできましたが、家事都合など調整するとこの続きはまた来季になりそうです。

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コメント

本当に2月?
 皆さん、お疲れ様でした。
 天気も良く、縦走するには最高のコンディションだったようで。
それにしても、本当に2月の八ヶ岳?って思うくらい、雪がありませんね。
地蔵のナイフリッジも、ただのヤセ尾根になてるし。

 この天気にこのメンバーだったら、絶対にバリルートを楽しむべきでしたね。
八ツのバリルートを一番良く歩いて知っているsiro-kikunさんと一緒だったのに、
もったいないね〜
2016/3/2 17:27
Re: 本当に2月?
初日の昼以降は風が強く夜には雪も降ってきてしまったのですが、二日目の朝には雲が取れて結果的に行動中の天候は全て恵まれましたので良かったです
まぁ、雪は仕方ないですよね。今年はどこもこんな感じですよね。

kameさん、この前話したバリルート行きましょう!!
2016/3/2 23:31
天気最高やね!
皆さん、お疲れ!!
雪山に青い空、やっぱり天気がいいと行きたくなりますね。
遅いコメントでごめんなさい。ようやく今日、ゆっくり見させてもらいました。
2016/3/6 21:28
Re: 天気最高やね!
morgenrotさん、コメントありがとうございます。こちらこそ遅くなりまして…
最近の平日はゆっくりする時間がなかなかありませ〜ん!(泣

期待以上の青空でしたので余計に充実感はありますね。
次の目標(元々の目標?)は既にあるんですが、タイミング的に少し一呼吸入れてからになりそうです
とりあえず、今週末はアイス楽しんできます!!(と言っても人工氷瀑ですけど…)
2016/3/11 0:40
プロフィール画像
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権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
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