白馬大雪渓から不帰キレット縦走

2025年07月18日(金) 〜 2025年07月19日(土)

• GPS: 19:17
• 距離: 24.4km
• 登り: 3,009m
• 下り: 2,321m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:03
• 休憩: 1:03
• 合計: 11:06

距離 14.1km 登り 2,358m 下り 784m

5:33 スタート地点
5:48 5:57 猿倉荘
7:00 白馬尻小屋
9:43 10:02 避難小屋
10:49 10:50 白馬岳頂上宿舎
12:02 12:11 旭岳
13:10 丸山
14:22 14:29 杓子岳
15:35 15:48 鑓ヶ岳
16:08 16:13 鑓温泉分岐
16:39 天狗山荘

2日目

• 山行: 5:43
• 休憩: 1:45
• 合計: 7:28

距離 10.2km 登り 651m 下り 1,537m

4:58 天狗山荘
5:20 5:25 天狗ノ頭
5:55 6:01 天狗ノ大下り
6:39 6:45 不帰キレット
7:05 7:10 不帰嶮（不帰一峰）
7:50 8:13 不帰嶮（不帰二峰北峰）
8:32 8:33 不帰嶮（不帰二峰南峰）
9:14 9:26 唐松岳
9:39 10:11 唐松岳頂上山荘
11:01 11:10 扇雪渓
11:41 11:47 八方池
12:26 八方池山荘

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

白馬第5Pよりタクシーで猿倉3600円/車、帰りはリフトゴンドラ2000円/人

コース状況／危険箇所等

不帰キレットは難路ですが、しっかり鎖があります。アップダウンが続くので体力、集中力が必要。

その他周辺情報

下山後の温泉は道の駅併設のぽかぽかランド美麻を利用。混んでなくてよかったけど道の駅は改装中。

写真

7/18 5:34

猿倉P閉鎖＆道路通行止でここまでタクシー移動。

7/18 5:55

猿倉荘で登山届提出、1240m

7/18 6:47

谷沿いの登山道を進み

7/18 6:53

大雪渓の入口、白馬尻小屋跡。1550m

7/18 6:54

雪渓沿いに夏道を少し登って

7/18 7:17

いよいよ雪渓を登ります。スパイク装着。1650m

7/18 7:28

赤いラインに沿って歩けばチェーンスパイクでOK。

7/18 7:45

振り返って

7/18 7:54

まだまだ。雪渓の途中は休む場所がない。

7/18 8:19

土の露出部でようやく休憩、2030m

7/18 8:48

その上は雪上にも落石多数、左上から石が飛んでくると直撃されそう。

7/18 9:09

シナノキンバイのお花畑

7/18 9:12

振り返って。すごい列になっています。2270m

7/18 9:15

ハクサンイチゲ？

7/18 9:23

脇の雪渓沿いに上がって

7/18 9:41

急斜面のトラバ部はステップが切ってある。念のためにスパイク使用。2400m

7/18 10:05

さらに上にも雪渓部分。ここもスパイク装着した。2480m

7/18 10:13

上に小屋が見えてきたけどなかなか着かない。

7/18 10:19

ハクサンフウロ

7/18 10:29

南側には杓子岳がそびえる

7/18 10:42

あと少し、2680m

7/18 10:49

村営宿舎前通過し、稜線に上がる

7/18 11:00

稜線の分岐2750m、今日は白馬岳に向かわず、西にある旭岳（百高山）を目指す

7/18 11:09

何の花かな？

7/18 11:12

手前の雪渓はほぼ平坦だけど踏み跡なし、向こうに見える旭岳南面のトラバ径路を目指す

7/18 11:31

雪渓の先で荷物をデポし、空身で進む。斜面いっぱいにお花畑。

7/18 11:35

旭岳の南西側からアタック。この上は正規登山道でないので踏み跡を探しながら。

7/18 11:49

最初迷って岩場も越えたけど、よく見たら踏み跡多少あります。

7/18 12:01

山頂付近はほぼ平坦

7/18 12:03

旭岳山頂標　2867m標高点

7/18 12:03

しかも雷鳥がお出迎え、ヒナもたくさん居ました

7/18 12:08

黒部川河口と向こうに能登半島全部。

7/18 12:04

糸魚川方面、向こうに佐渡島。

7/18 12:12

白馬山荘と白馬岳

7/18 12:23

では下ります。正面は剣岳〜立山。

7/18 12:42

再び雪渓を渡って

7/18 13:12

なだらかな稜線を進み、丸山、2768m。正面左が杓子岳、右が白馬槍。

7/18 13:13

稜線沿いあちこちにコマクサ

7/18 13:28

素敵な稜線歩き

7/18 13:52

杓子岳、右はトラバ径路、頂上へは直登、2680m

7/18 14:16

直登はガレガレ

7/18 14:24

杓子岳山頂、2812m、正面右が白馬岳、左が旭岳

7/18 14:34

杓子岳南側の稜線を進む。左側スッパリ、強風だと怖そう

7/18 14:44

緩やかに下って次は今日のラスボス白馬鑓

7/18 14:56

7/18 15:17

急坂を半分登り返した、思ったほど険しくはなかった。2820m

7/18 15:32

歩いてきた稜線を振り返る。

7/18 15:36

白馬鑓山頂、2903m。

7/18 15:39

向こうに宿泊する天狗山荘が見えてきた

7/18 15:39

一番向こうは鹿島槍、手前に重なって五龍、唐松が見える

7/18 15:44

黒部ダム望遠

7/18 16:01

ガレを下って2770m付近

7/18 16:09

白馬鑓温泉分岐、正面の天狗山荘が近づいてきた、2740m

7/18 16:11

堂々とした白馬鑓を振り返って。

7/18 16:38

小屋の前は雪渓を横断（スパイク不要）

7/18 16:41

天狗山荘、お世話になります。2720m

7/18 16:49

平日なので空いていました。2人で1スペース使用。

日の出

7/19 4:45

小屋前のモルゲン。では出発します。

7/19 5:02

白馬鑓と小屋を振り返る

7/19 5:23

天狗ノ頭、2812mから。南ア、中央ア、槍穂、全部見えます。

7/19 5:21

槍穂の望遠

7/19 5:47

真ん中に富士山、その左は八ヶ岳。なだらかな稜線を下って行く。

7/19 5:57

いよいよ天狗の大下りの始まり、2700m。

7/19 6:07

覚悟してガレた登山道を下って行く

7/19 6:12

長い鎖場もあるけど大危険はない。2580m付近

7/19 6:39

下りきって最低鞍部、2411m

7/19 6:41

不帰ノ険、一峰への登り。普通の岩場。

7/19 6:59

1峰まではあっけなく登れる。（1峰山頂は2520くらい）

7/19 7:08

正面に二峰

7/19 7:09

80mほど下ります（鞍部は約2440）

7/19 7:27

二峰の登りは完全に岩場

7/19 7:29

核心部の始まり、2470m

7/19 7:31

岩場のトラバース、足場は十分。

7/19 7:36

鉄橋を渡る。鎖が無かったら恐怖だが鎖を掴んでいれば大丈夫。

完全にヘッピリ腰なのバレバレorz、2500m

7/19 7:39

東面のトラバース

7/19 7:41

再び岩場

7/19 7:44

鎖に沿って登る

7/19 7:47

振り返って

7/19 7:58

岩場のトラバース

7/19 7:59

ガシガシ登って

7/19 8:03

最後の岩を越えると

7/19 8:04

不帰2峰北峰。ここで核心部終わり。約2580m

7/19 8:15

右上が2峰南峰、向こうは唐松岳

7/19 8:14

唐松岳山頂を望遠、まだ遠いです

7/19 8:20

稜線から八方池がはっきり見えました（これも望遠）

7/19 8:26

ガレガレを登って

7/19 8:28

2峰南峰は広場、2610m

白馬三山をバックに

7/19 8:30

左の高い所は唐松岳、その右が3峰？

7/19 8:40

3峰直前、この岩場は登らなくて右へ巻きます

7/19 8:47

巻きながら登って行く、3峰の頂上は踏みません（だよね？）

7/19 8:57

いよいよ正面に唐松岳、2630m

7/19 9:02

山頂直前がガレガレ

7/19 9:14

唐松山頂に到着、2695.9m三角点

これからキレット行かれる方に撮って頂きました。空がVサインになっている！

7/19 9:16

では唐松頂上山荘へ下ります

zはキンキンの燃料補給、たまらん。コンプライアンス違反？

7/19 10:49

八方尾根の下り、少しだけ雪渓歩きもあります。それにしてもすごい人！

7/19 11:11

扇雪渓で少し休憩、2320m

7/19 11:37

八方池が見えてきました

7/19 11:43

定番写真、2070m

天狗の稜線バックに撮って頂きました、ありがとうございます。

7/19 11:44

池から見る不帰

7/19 12:39

今日はリフトで横着（黒菱Pもいっぱい停まっています）

7/19 12:51

ゴンドラ、あっという間に下山

7/19 13:21

第五Pまで下界はあっちっちで熱中症危険。即、温泉に向かいました。

撮影機器：

DSC-WX500 SONY

装備

個人装備

ヘルメット チェーンスパイク

感想

ずっぴー

念願の不帰キレットに挑戦、今年は残雪が多いそうで雪渓も長い距離歩けました。今回は雪渓やキレットを歩くので天狗山荘は小屋泊としましたが、久々の小屋泊は快適でした。
百高山の旭岳は正規登山道はなく、直近レコで南西尾根からのレコがあったので南西側から往復しました。山頂に雷鳥さんが居てラッキーでした。南東尾根は雪も付いていたので確認していません。
不帰ノ嶮は覚悟していましたが、岩のホールドや鎖はしっかりあるので特段の危険はありませんでした。
唐松岳に到着すると、すごい人。下りではすれ違い渋滞も発生、最後はゴンドラで楽々下山しました。
絶景を見ながら百高山3座ゲットもできて最高の縦走でした。（編集中）