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Yamareco

記録ID: 8451936
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳・唐松岳 ~ 梅雨明けて夏到来、大雪渓から不帰ノ嶮へ縦走

2025年07月19日(土) 〜 2025年07月21日(月)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
21:24
距離
23.5km
登り
2,805m
下り
2,221m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:38
休憩
2:01
合計
7:39
距離 7.4km 登り 1,696m 下り 110m
6:42
8
6:50
6:51
44
7:35
7:41
148
10:09
10:16
32
10:48
10:57
18
11:15
11:22
28
11:50
11:53
28
12:21
13:10
18
13:28
14:07
14
14:21
2日目
山行
6:41
休憩
1:46
合計
8:27
距離 10.1km 登り 974m 下り 1,186m
4:16
17
4:33
4:34
97
6:11
6:24
22
6:46
30
7:16
7:33
24
7:57
7:58
31
8:29
8:38
40
9:18
9:33
17
9:50
10:04
36
12:23
12:24
19
3日目
山行
2:55
休憩
1:57
合計
4:52
距離 6.0km 登り 135m 下り 925m
4:22
5:04
15
5:19
5:54
42
6:36
6:41
14
6:55
6:56
27
7:23
7:24
13
7:37
8:09
8
8:17
8
8:25
8:26
29
天候 3日間、ずっと晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場:5時到着で八方バスターミナル前の駐車場に向かうも満車。ローソンのある交差点の隣に臨時の無料駐車場があり、そこの駐車。猿倉には自家用車で入れない旨の看板があったので、期間限定なのかも?

入山(猿倉):バスにて移動。今年から予約制。

下山(八方尾根):リフト、ゴンドラ利用。
コース状況/
危険箇所等
大雪渓:今年は雪がたっぷり。前爪付きアイゼン推奨。

不帰ノ嶮:言わずもがなの難所。天狗の大下りはガレている箇所が多く、浮石注意。核心部の不帰1峰から2峰・北峰は鎖場、岩場の連続。足場はしっかりしており、危険を感じる箇所はほとんどなかった。個人的には体力勝負の印象。
八方バスターミナルより白馬三山。期待感しかない。
2
八方バスターミナルより白馬三山。期待感しかない。
バスに乗って猿倉へ。路肩崩落で1km手前で通行止めになっていたはずが、気づいたら猿倉荘に着いていました。ちょうど通れるようになったようでラッキー。
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バスに乗って猿倉へ。路肩崩落で1km手前で通行止めになっていたはずが、気づいたら猿倉荘に着いていました。ちょうど通れるようになったようでラッキー。
猿倉はたくさんの登山者でごった返してしたけど、歩き始めたら思ったよりも静か。早速、正面に白馬岳。
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猿倉はたくさんの登山者でごった返してしたけど、歩き始めたら思ったよりも静か。早速、正面に白馬岳。
林道から登山道に入り、白馬尻を目指します。
2
林道から登山道に入り、白馬尻を目指します。
猿倉から1時間掛からずに白馬尻に到着。いよいよ大雪渓へ。
2
猿倉から1時間掛からずに白馬尻に到着。いよいよ大雪渓へ。
大雪渓の末端が見えて来ました。
2
大雪渓の末端が見えて来ました。
キヌガサソウ
アイゼンを付けて大雪渓に突入します。
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アイゼンを付けて大雪渓に突入します。
ずっと見たかった風景が目の前に。普通に大きな落石が転がっているので、なるべく上を見ながら登ります。
2
ずっと見たかった風景が目の前に。普通に大きな落石が転がっているので、なるべく上を見ながら登ります。
杓子岳が見えて来ました。
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杓子岳が見えて来ました。
急登で息が上がりますが、大雪渓を降りて来る風は寒いぐらいで気持ちいいです。
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急登で息が上がりますが、大雪渓を降りて来る風は寒いぐらいで気持ちいいです。
奥に続く登山者の列が画になりますね。
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奥に続く登山者の列が画になりますね。
最高の時間。
大雪渓の上部は杓子岳からの落石がすごい…。この日は雪渓上を転がって来る岩はなかったけど、やっぱり最新の注意が必要ですね。
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大雪渓の上部は杓子岳からの落石がすごい…。この日は雪渓上を転がって来る岩はなかったけど、やっぱり最新の注意が必要ですね。
2時間で大雪渓を登り切りました。
2
2時間で大雪渓を登り切りました。
大雪渓を振り返って。
2
大雪渓を振り返って。
アイゼンを外して再スタート。ここからが更に急できつかった…
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アイゼンを外して再スタート。ここからが更に急できつかった…
ただ、道脇には花がたくさん。ミヤマキンポウゲ。
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ただ、道脇には花がたくさん。ミヤマキンポウゲ。
シナノキンバイ
見上げると小雪渓を良く登山者。
2
見上げると小雪渓を良く登山者。
小雪渓はしっかり道が切られていて、アイゼンなしでも安心して歩けました。
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小雪渓はしっかり道が切られていて、アイゼンなしでも安心して歩けました。
その後もところどころで残雪が出て来ましたが、いずれも問題なし。
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その後もところどころで残雪が出て来ましたが、いずれも問題なし。
お花畑に癒されます。
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お花畑に癒されます。
村営頂上宿舎に向けて最後の登り。
2
村営頂上宿舎に向けて最後の登り。
ハクサンフウロ
クルマユリ
オオカサモチ?
シンドイけど、花に励まされながら。
3
シンドイけど、花に励まされながら。
斜面一面に咲き乱れる花たち。
1
斜面一面に咲き乱れる花たち。
振り返って杓子岳。
3
振り返って杓子岳。
ブーケみたいにいっぱいのハクサンフウロ。
2
ブーケみたいにいっぱいのハクサンフウロ。
ハクサンイチゲ
頂上宿舎に到着。きつかった。
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頂上宿舎に到着。きつかった。
もう少し登って、後立山の稜線に出ました。
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もう少し登って、後立山の稜線に出ました。
稜線の向こうには剱岳。今年も会えました。
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稜線の向こうには剱岳。今年も会えました。
無条件に格好いい。
2
無条件に格好いい。
正面に見えるのは旭岳。余裕があれば登ろうと思っていたけど、普通に無理でした…
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正面に見えるのは旭岳。余裕があれば登ろうと思っていたけど、普通に無理でした…
白馬岳と白馬山荘。最後の力を振り絞って。
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白馬岳と白馬山荘。最後の力を振り絞って。
イワツメクサ
本日の宿、白馬山荘に到着。猿倉から5時間40分でした。
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本日の宿、白馬山荘に到着。猿倉から5時間40分でした。
受付の後、昼食代わりにスカイプラザでアップルパイ。なかなか本格的で美味しかった。
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受付の後、昼食代わりにスカイプラザでアップルパイ。なかなか本格的で美味しかった。
そろそろガスが上がって来そうなので、その前に山頂に向かいます。
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そろそろガスが上がって来そうなので、その前に山頂に向かいます。
10年ぶりの白馬岳山頂!
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10年ぶりの白馬岳山頂!
タイミング的にはちょうどガスが来てしまいました。少し待つと、ガスが切れて小蓮華岳に続く稜線が姿を現しました。これはこれでいい風景。
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タイミング的にはちょうどガスが来てしまいました。少し待つと、ガスが切れて小蓮華岳に続く稜線が姿を現しました。これはこれでいい風景。
岩陰にイワギキョウ。
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岩陰にイワギキョウ。
夕飯は17時から。僕は初回でしたが、全部で5回戦まであったみたい。
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夕飯は17時から。僕は初回でしたが、全部で5回戦まであったみたい。
夕飯の頃は真っ白でしたが、18時半を過ぎるとガスが抜けて来たので外へ。
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夕飯の頃は真っ白でしたが、18時半を過ぎるとガスが抜けて来たので外へ。
山荘の裏手の丘に登るとブロッケン。
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山荘の裏手の丘に登るとブロッケン。
ガスが夕陽で滲んで幻想的。
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ガスが夕陽で滲んで幻想的。
ガスが抜けると旭岳の向こうに波打つ雲海。最高の瞬間。
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ガスが抜けると旭岳の向こうに波打つ雲海。最高の瞬間。
雲に沈み行く夕陽。
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雲に沈み行く夕陽。
山荘前に戻ると、小屋の窓も夕焼け色に染まっていました。
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山荘前に戻ると、小屋の窓も夕焼け色に染まっていました。
今日の日が終わって行く色。
2
今日の日が終わって行く色。
2日目。今日は白馬三山、不帰ノ嶮を越えて唐松岳に向かいます。
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2日目。今日は白馬三山、不帰ノ嶮を越えて唐松岳に向かいます。
夜明け前、4:15に出発。薄明の空に浮かぶ立山、剱岳を眺めながらスタート。
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夜明け前、4:15に出発。薄明の空に浮かぶ立山、剱岳を眺めながらスタート。
まず目指すのは杓子岳、白馬鑓ヶ岳。
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まず目指すのは杓子岳、白馬鑓ヶ岳。
まずは丸山の小ピークを越えて行きます。
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まずは丸山の小ピークを越えて行きます。
振り返って白馬岳の上に朝焼け雲。
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振り返って白馬岳の上に朝焼け雲。
今日はずっと剱岳が寄り添ってくれます。
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今日はずっと剱岳が寄り添ってくれます。
ご来光。今日のいい一日になりそうです。
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ご来光。今日のいい一日になりそうです。
山々が朝日に染まります。
2
山々が朝日に染まります。
立山、剱岳もまあまあモルゲンロート。
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立山、剱岳もまあまあモルゲンロート。
杓子岳は10年前にも登っているので、ここは体力温存で巻き道へ…
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杓子岳は10年前にも登っているので、ここは体力温存で巻き道へ…
近づいて来た白馬鑓ヶ岳。
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近づいて来た白馬鑓ヶ岳。
立派な山容です。そして、そこそこ登ります。
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立派な山容です。そして、そこそこ登ります。
不帰ノ嶮に備えて、意識的にゆっくり目で。
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不帰ノ嶮に備えて、意識的にゆっくり目で。
ミヤマオダマキ
少しずつ遠くなって行く白馬岳。
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少しずつ遠くなって行く白馬岳。
旭岳、清水岳の斜面に広がる残雪がいい感じ。
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旭岳、清水岳の斜面に広がる残雪がいい感じ。
白馬鑓への登りはきついけど、開放的で気持ちいい。
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白馬鑓への登りはきついけど、開放的で気持ちいい。
最後はザレザレの斜面を登ります。
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最後はザレザレの斜面を登ります。
白馬鑓ヶ岳に到着。
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白馬鑓ヶ岳に到着。
ここは最高の眺望です。南側には五竜岳と鹿島槍ヶ岳が重なるように。その後ろには立山、剱岳。さらには穂高も。
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ここは最高の眺望です。南側には五竜岳と鹿島槍ヶ岳が重なるように。その後ろには立山、剱岳。さらには穂高も。
五竜岳と鹿島槍。
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五竜岳と鹿島槍。
穂高岳と槍ヶ岳。
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穂高岳と槍ヶ岳。
立山と剱岳。
剱岳の背後には白山も。
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剱岳の背後には白山も。
遠くには南アルプス、八ヶ岳、富士山。
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遠くには南アルプス、八ヶ岳、富士山。
頸城山塊。火打山や妙高山など。
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頸城山塊。火打山や妙高山など。
そして、白馬岳から歩いて来た稜線。
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そして、白馬岳から歩いて来た稜線。
眺望を存分に楽しんだら、ザレ斜面を下って、天狗山荘を目指します。
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眺望を存分に楽しんだら、ザレ斜面を下って、天狗山荘を目指します。
振り返って、白い白馬鑓ヶ岳。
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振り返って、白い白馬鑓ヶ岳。
砂礫地にコマクサの群生。
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砂礫地にコマクサの群生。
鑓温泉の分岐を通過。
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鑓温泉の分岐を通過。
この先も最高の稜線が続きます。
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この先も最高の稜線が続きます。
遠ざかる白馬鑓が格好いいです。
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遠ざかる白馬鑓が格好いいです。
天狗山荘の手前に大好きなチングルマの群生。
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天狗山荘の手前に大好きなチングルマの群生。
斜面にたくさん咲いていました。
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斜面にたくさん咲いていました。
フレッシュなウルップソウも。
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フレッシュなウルップソウも。
小さな雪渓を越えて天狗山荘。
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小さな雪渓を越えて天狗山荘。
ここまでちょうど3時間。順調です。いよいよ不帰ノ嶮。「帰宅厳守」を肝に銘じて。
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ここまでちょうど3時間。順調です。いよいよ不帰ノ嶮。「帰宅厳守」を肝に銘じて。
元気なウサギギクに見送られて再スタート。
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元気なウサギギクに見送られて再スタート。
といっても、しばらくは穏やかな道が続きます。まずは天狗の頭へ。
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といっても、しばらくは穏やかな道が続きます。まずは天狗の頭へ。
ミヤマダイコンソウ
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ミヤマダイコンソウ
天狗の頭に到着。
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天狗の頭に到着。
来た道を振り返って。天国のような稜線です。
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来た道を振り返って。天国のような稜線です。
そして、この先も本当に険しい不帰ノ嶮の待っているのか疑ってしまうような穏やかな道が続いています。
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そして、この先も本当に険しい不帰ノ嶮の待っているのか疑ってしまうような穏やかな道が続いています。
五竜、鹿島槍に伸びる登山道。道の先はすっぱり切れていますが…
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五竜、鹿島槍に伸びる登山道。道の先はすっぱり切れていますが…
こんなにいいトレイルだけど、さすがに人は少なく静かです。それが最高。
2
こんなにいいトレイルだけど、さすがに人は少なく静かです。それが最高。
チシマギキョウ
いつも隣に剱岳。
2
いつも隣に剱岳。
天狗の大下りが始まるまでには、思ったよりも距離がありました。
2
天狗の大下りが始まるまでには、思ったよりも距離がありました。
このままずっと穏やかな道が続いてもいいんだよ、とか思ったり。
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このままずっと穏やかな道が続いてもいいんだよ、とか思ったり。
そして、とうとう不帰ノ嶮が始まります。ここより天狗の大下り。
1
そして、とうとう不帰ノ嶮が始まります。ここより天狗の大下り。
露わになる不帰ノ嶮の全容。緊張感が高まります。
1
露わになる不帰ノ嶮の全容。緊張感が高まります。
300mを一気に下ります。浮石がたっぷりなので慎重に。
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300mを一気に下ります。浮石がたっぷりなので慎重に。
とにかくガレていて嫌らしい。でも、風景は最高です。
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とにかくガレていて嫌らしい。でも、風景は最高です。
長めの鎖場も。
天狗の大下りを終えて。これ、逆ルートだったら心折れると思います…
2
天狗の大下りを終えて。これ、逆ルートだったら心折れると思います…
不帰キレットを過ぎて不帰1峰に登っているところ。
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不帰キレットを過ぎて不帰1峰に登っているところ。
不帰1峰から眺める核心部。左の岩峰が不帰2峰・北峰。どこを登って行くのよって感じ。
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不帰1峰から眺める核心部。左の岩峰が不帰2峰・北峰。どこを登って行くのよって感じ。
振り返って、天狗の大下り。
2
振り返って、天狗の大下り。
核心部に入る前に、剱岳にエールをもらいます。
2
核心部に入る前に、剱岳にエールをもらいます。
やっぱり格好いいわ。
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やっぱり格好いいわ。
不帰1峰から少し下って、鞍部から見上げる核心部。これは気合を入れねば。
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不帰1峰から少し下って、鞍部から見上げる核心部。これは気合を入れねば。
よく見ると岩壁に張り付く先行者の姿が。この先は余裕がなくて、核心部の写真はほとんどありません…
2
よく見ると岩壁に張り付く先行者の姿が。この先は余裕がなくて、核心部の写真はほとんどありません…
有名な空中ハシゴだけは撮りました。ここはそんなに怖くありませんでした。
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有名な空中ハシゴだけは撮りました。ここはそんなに怖くありませんでした。
もうどのへんか覚えていません。必死に登りましたが、岩場、鎖場はスタンス豊富で、嫌だなって感じるところは2,3箇所だった記憶。
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もうどのへんか覚えていません。必死に登りましたが、岩場、鎖場はスタンス豊富で、嫌だなって感じるところは2,3箇所だった記憶。
直登でなく、巻くような箇所も結構ありました。その途中にあった「不帰嶮」の道標。
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直登でなく、巻くような箇所も結構ありました。その途中にあった「不帰嶮」の道標。
もうひと登りにところから、越えて来たルートを振り返って。
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もうひと登りにところから、越えて来たルートを振り返って。
最後は鎖をエイっと登って、不帰2峰・北峰に到着。終えてみるとすごい難しいという感じでなかったけど、緊張から解放されて安堵の気持ちになりました。
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最後は鎖をエイっと登って、不帰2峰・北峰に到着。終えてみるとすごい難しいという感じでなかったけど、緊張から解放されて安堵の気持ちになりました。
ゴールの唐松岳を視認。ここから先は難しいところはありません。
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ゴールの唐松岳を視認。ここから先は難しいところはありません。
天狗の大下りにはガスが掛かり始めました。これも格好いい。
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天狗の大下りにはガスが掛かり始めました。これも格好いい。
不帰2峰・南峰を越えて、正面には不帰3峰。ここは黒部側に巻くようにルートが付けられています。
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不帰2峰・南峰を越えて、正面には不帰3峰。ここは黒部側に巻くようにルートが付けられています。
まだ岩場はありますが、核心部を越えて来た今となっては楽勝。
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まだ岩場はありますが、核心部を越えて来た今となっては楽勝。
ただ、疲労感はたっぷりで、唐松岳への最後の登りは息も絶え絶え…。ピークにはたくさんの登山者が見えます。
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ただ、疲労感はたっぷりで、唐松岳への最後の登りは息も絶え絶え…。ピークにはたくさんの登山者が見えます。
そして、不帰ノ嶮をクリアして唐松岳に到着。達成感はありますが、人が多すぎて感慨に浸る雰囲気ではないので、さっと通りすぎます(苦笑。山頂の看板は写真待ちで長蛇の列でした。五竜岳はガスに飲まれそう。
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そして、不帰ノ嶮をクリアして唐松岳に到着。達成感はありますが、人が多すぎて感慨に浸る雰囲気ではないので、さっと通りすぎます(苦笑。山頂の看板は写真待ちで長蛇の列でした。五竜岳はガスに飲まれそう。
ずっと寄り添ってくれた剱岳にお礼を言って。
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ずっと寄り添ってくれた剱岳にお礼を言って。
今夜の宿、唐松岳頂上山荘へ下ります。白馬山荘の出発から8時間半でした。結構、膝痛い…。
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今夜の宿、唐松岳頂上山荘へ下ります。白馬山荘の出発から8時間半でした。結構、膝痛い…。
山荘の前から唐松岳。やっぱり格好のいい山ですね。
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山荘の前から唐松岳。やっぱり格好のいい山ですね。
今まで食べたカップヌードルで一番美味しかったかも。
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今まで食べたカップヌードルで一番美味しかったかも。
昼過ぎからはガスってしまったので、夕飯まで部屋でまったり。美味しいハンバーグでした。
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昼過ぎからはガスってしまったので、夕飯まで部屋でまったり。美味しいハンバーグでした。
夕飯を終えると、ガスが晴れていたので、夕暮れの風景を楽しみに外へ。小屋裏の丘に登ります。少し厚い雲を通り抜けて、太陽が出てきそう。
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夕飯を終えると、ガスが晴れていたので、夕暮れの風景を楽しみに外へ。小屋裏の丘に登ります。少し厚い雲を通り抜けて、太陽が出てきそう。
剱岳に斜光が入って来ます。ちょっと神々しい。
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剱岳に斜光が入って来ます。ちょっと神々しい。
反対側には「影唐松岳」。湧雲と合わさって画になります。
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反対側には「影唐松岳」。湧雲と合わさって画になります。
山頂には日の入りを待つ登山者。
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山頂には日の入りを待つ登山者。
五竜岳がほのかに茜色に染まります。
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五竜岳がほのかに茜色に染まります。
夕陽を浴びて輝くコマクサ。
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夕陽を浴びて輝くコマクサ。
唐松岳の上の雲もいい加減に色付いて行きます。
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唐松岳の上の雲もいい加減に色付いて行きます。
少しずつ移ろって行く夕暮れの風景、幸せな時間がゆっくり進んで行きます。
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少しずつ移ろって行く夕暮れの風景、幸せな時間がゆっくり進んで行きます。
唐松岳の肩に夕陽が溶けるように沈んで行く。
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唐松岳の肩に夕陽が溶けるように沈んで行く。
心震える。ちょっと涙出そう。
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心震える。ちょっと涙出そう。
ブルーモーメントの空。
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ブルーモーメントの空。
いっそう染まる茜雲。
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いっそう染まる茜雲。
言葉にならない。
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言葉にならない。
空が藍色になって、今日の日の終わり。
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空が藍色になって、今日の日の終わり。
3日目の朝。多少、膝の痛みが残っているのと、昼あたりからは雨が来そうな予報なので、五竜岳は止めておくことに。代わりに唐松岳に登って、日の出を待ちます。
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3日目の朝。多少、膝の痛みが残っているのと、昼あたりからは雨が来そうな予報なので、五竜岳は止めておくことに。代わりに唐松岳に登って、日の出を待ちます。
黎明の空。今回の山行は本当に天気に恵まれました。
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黎明の空。今回の山行は本当に天気に恵まれました。
山頂にはそこそこの登山者。少し下の岩場で太陽待ち。陽が出るところには、何故か雲が多めにある登山あるある。でも綺麗。
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山頂にはそこそこの登山者。少し下の岩場で太陽待ち。陽が出るところには、何故か雲が多めにある登山あるある。でも綺麗。
白馬岳方面の空も徐々に朝焼け色に。
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白馬岳方面の空も徐々に朝焼け色に。
眼下には凪いだような雲海が広がっています。
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眼下には凪いだような雲海が広がっています。
八ヶ岳と富士山。
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八ヶ岳と富士山。
ゆったり朝に向かっていく時間が好き。
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ゆったり朝に向かっていく時間が好き。
雲間から差し込む朝日。
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雲間から差し込む朝日。
今日も素晴らしい日です。
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今日も素晴らしい日です。
立山、剱岳のモルゲンロート。
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立山、剱岳のモルゲンロート。
前日に越えて来た不帰ノ嶮も染まります。
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前日に越えて来た不帰ノ嶮も染まります。
白馬岳方面も柔らかな朝の光で包まれます。
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白馬岳方面も柔らかな朝の光で包まれます。
五竜岳もしっかり茜色に。
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五竜岳もしっかり茜色に。
少し陽が昇ると雲海が動き出し、これまた神々しい。
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少し陽が昇ると雲海が動き出し、これまた神々しい。
そういえば、前日、山頂標識の写真を撮ってなかったので、しっかり収めてから山荘に戻ります。
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そういえば、前日、山頂標識の写真を撮ってなかったので、しっかり収めてから山荘に戻ります。
パンで軽く朝食を取り、身支度を整えて下山します。出発する頃にはすっかり昼間の色に。
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パンで軽く朝食を取り、身支度を整えて下山します。出発する頃にはすっかり昼間の色に。
剱岳にもお別れの挨拶を。
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剱岳にもお別れの挨拶を。
五竜岳はまたの機会に。紅葉の時期がいいかな。
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五竜岳はまたの機会に。紅葉の時期がいいかな。
八方尾根を下り始めます。不帰ノ嶮の横目に眺めながら。
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八方尾根を下り始めます。不帰ノ嶮の横目に眺めながら。
今日はやはりガスが上がって来るのが早いです。
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今日はやはりガスが上がって来るのが早いです。
五竜岳にも雲が迫っています。
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五竜岳にも雲が迫っています。
今日のチングルマ。
1
今日のチングルマ。
穂が開く前のチングルマ。
1
穂が開く前のチングルマ。
あそこを越えて来たかと思うと感慨深いものがあります。
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あそこを越えて来たかと思うと感慨深いものがあります。
八方尾根は本当に眺めがいいですね。
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八方尾根は本当に眺めがいいですね。
北アルプスの夏を存分に楽しめました。
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北アルプスの夏を存分に楽しめました。
丸山のケルンを通過。
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丸山のケルンを通過。
白馬三山も雲が上がって来ました。
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白馬三山も雲が上がって来ました。
イワカガミ
ちょっとした雪渓ありました。
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ちょっとした雪渓ありました。
シモツケソウ
ニッコウキスゲ
イワシモツケ?
あー、八方池に着く前に、白馬三山はガスに隠れちゃいそう。
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あー、八方池に着く前に、白馬三山はガスに隠れちゃいそう。
下の樺の樹林帯を通過。
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下の樺の樹林帯を通過。
タカネマツムシソウ
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タカネマツムシソウ
八方池が見えましたが、ちょっと遅かったようです…
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八方池が見えましたが、ちょっと遅かったようです…
でも、まあまあ見えるタイミングも。十分に綺麗なので良し。30分ぐらい待ったけど、これ以上はダメでした。
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でも、まあまあ見えるタイミングも。十分に綺麗なので良し。30分ぐらい待ったけど、これ以上はダメでした。
遠くなる不帰ノ嶮。これで見納め。
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遠くなる不帰ノ嶮。これで見納め。
木道コースでまったり下ります。
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木道コースでまったり下ります。
白いユキワリソウ?
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白いユキワリソウ?
アズマギク
ハクサンチドリ
3時間で八方池山荘に下山。
1
3時間で八方池山荘に下山。
リフト、ゴンドラに乗ってお終い。
1
リフト、ゴンドラに乗ってお終い。

感想

ずっと行きたかった白馬大雪渓。ここ最近は雪不足でコースがクローズされることもあったけど、今年は今のところばっちり。当初計画では白馬岳、雪倉岳、朝日岳、蓮華温泉と縦走したかったけど、残念ながら朝日小屋を予約できず。代案を探していたところ、2週間ほど前に唐松岳山荘に空きが出たので、不帰ノ嶮に挑戦してみることにしました。余裕があれば未踏の五竜岳も目指したいところ。

ちょうど正式な?梅雨明けのタイミングとなり、最高の3日間となりました。結局、五竜には行かなかったけど、北アルプスの夏を存分に味わえた、忘れられない山行となりました。

大雪渓を渡る涼しい風。
夏を彩るたくさんの花たち。
やっぱり惚れ惚れする剱岳やアルプスの名峰たち。
幻想的、そして神々しい夕焼け、朝焼け。
険しくも美しい岩稜。

そのどれもが鮮明な記憶に。
詳しくは写真で。(写真多すぎてすいません)

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コメント

はじめまして。

白馬はやはり雪渓と花畑が美しくて
名前通りの最高の山だと思います。
私は百名山の中で一番好きです😊
2025/7/22 21:05
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