雲ノ平(薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳 周回)


- GPS
- 30:56
- 距離
- 60.0km
- 登り
- 4,696m
- 下り
- 4,721m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 8:37
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 9:14
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 3:07
- 合計
- 9:49
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 6:14
天候 | 4日間とも晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
通行料2,000円 20時-6時は通行不可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◾️折立~太郎平小屋~薬師岳~薬師峠キャンプ場: ・三角点まではやや急坂の樹林帯。 ・三角点から先は勾配の緩い整備された道&木道。 ・太郎平小屋からキャンプ場までは15分程。※この区間で熊を見たという人がいました。 ・薬師岳までは急勾配の岩場あり。 ・薬師岳山荘で昼食(牛丼) ◾️薬師峠キャンプ場~黒部五郎岳~三俣蓮華岳~三俣山荘 ・しばらくは木道。北ノ俣岳までは展望の開けた稜線歩き。 ・黒部五郎岳までは絶景の稜線歩き。左手に槍ヶ岳、振り返れば前日に歩いた薬師岳。黒部五郎岳の肩に荷物をデポして山頂へ。黒部五郎の下りは急勾配のガレ・ザレ場あり。 ・黒部五郎小屋で昼食(親子丼) ・三俣蓮華岳までは視界の開けた絶景稜線歩き。振り返ればこれまで歩いてきた黒部五郎岳と薬師岳、雲ノ平、前方には槍ヶ岳。巻道もありますが、山頂からの絶景を見たいなら三俣蓮華岳を経由するのがおすすめです! ・三俣蓮華岳の下山は、鷲羽岳と三俣山荘を眺めながらの稜線歩き。 ■鷲羽岳~ワリモ岳~水晶岳~祖父岳~雲ノ平キャンプ場 ・鷲羽岳までは急勾配のガレ・ザレ場を九十九折で進む。右手に朝日に照らされた槍ヶ岳。振り返れば、三俣蓮華岳と三俣山荘、そして遠くに笠ヶ岳。 ・鷲羽岳山頂からは、鷲羽池越しの槍ヶ岳。 ・鷲羽岳からワリモ岳まではやや急な登りもあり。 ・水晶小屋にザックをデポさせていただき、水晶岳山頂へ。※ワリモ分岐にザックをデポしている人もいました(山頂までは少し遠い) ・水晶小屋から水晶岳までは、天空の稜線歩き。山頂付近は荒々しい岩場。 ・祖父岳山頂は、雲ノ平を囲む山々を見渡せる絶景スポット。 ・祖父岳から雲ノ平山荘までは草原の中、幸福感に包まれながらの木道歩き。 ・キャンプ場にテントを張ってから雲ノ平山荘で受付。キャンプ場から雲ノ平山荘までは20分。 ・キャンプ場のトイレは少し厳し目。 ■雲ノ平キャンプ場~薬師沢小屋~太郎平小屋~折立 ・キャンプ場からアラスカ庭園の先までは、朝日の中を幸せな木道歩き。 ・木道が終わると滑りやすい急勾配の岩場で600m以上下る。慎重に。 |
その他周辺情報 | ▼折立キャンプ場(無料) ・キャンプ場の水場は使用不可。 ・登山口に自動販売機あり。 ・キャンプしている人はゼロ。有峰林道の料金所で「熊が出るからテントは張らずに車中泊してください」と言われました。 ▼太郎平小屋 ・テント泊2,000円 予約不要 ▼薬師岳山荘 ・フルーツポンチ1,000円 ・牛丼1,500円 ▼黒部五郎小屋 ・親子丼1,500円 ▼三俣山荘 ・テント泊2,500円 予約不要※予約対象日あり ▼雲ノ平キャンプ場 ・テント泊2,500円 予約不要※予約対象日あり |
写真
感想
憧れの雲ノ平に行ってきました。折立から周回で、薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳の百名山4座を3泊4日の行程で歩きました。このエリアの山行は、どこを歩いてもすぐに足が止まってしまう絶景の連続。秘境と言われる雲ノ平ですが、山小屋がたくさんあって補給ができるし、水場も豊富だし、安心して山旅を楽しむことができました。心から山での生活を楽しむことができる夢のような4日間でした。
[Day0]都内~折立
前日正午に都内を車で出発。7時間かけて折立へ。無料の駐車場はほぼ満車で路駐あり。かろうじて2、3台開いていたスペースに駐車。臨時駐車場もあり。有峰林道の料金所で、「熊が出るからテントを張らないように」と忠告を受け、車中泊。無料のキャンプ場の利用者はゼロ。
[Day1]折立~太郎平小屋~薬師岳~薬師峠キャンプ場
車中泊で熟睡。4時出発予定が5時に。太郎平小屋までの展望の開けた木道と稜線歩きで既に素晴らしい山行になることを確信。太郎平小屋で受付、テントを張り荷物を軽くして薬師岳へ。下山時に薬師岳小屋で昼食。牛丼とフルーツポンチ。道端に咲くチングルマは多くが既に綿毛に。14時前にテント場に帰宅。水場から出る大量の水で体全体を清潔にして、就寝着に着替えて食事。細々済ませて19時に就寝。
[Day2]薬師峠キャンプ場~黒部五郎岳~黒部五郎小屋~三俣蓮華岳~三俣山荘
予定通り4時出発。今回の山行の一番の長丁場。朝日を浴びながら、絶景の稜線歩き。稜線上からは、行く先にずっと槍ヶ岳を眺望できる。黒部五郎岳の麓から眺めるカールが美しい。遠くに小屋が見えるが、着くまでがなかなかに長い。黒部五郎小屋で昼食。親子丼。小屋での休憩中に、道中歩いてきたハイカーさんから三俣蓮華岳の巻き道はアップダウンがあり大変だったと聞く。予定通り三俣蓮華岳経由で三俣山荘まで行くことに。山頂からの景色が素晴らしかったし、下山してから振り返って見る山容も素晴らしい。あそこを歩いてきたのだという達成感もあるため、登頂するのがおすすめ。13時過ぎ、三俣山荘に到着。小屋とテント場が近い。ここの水場も水量が豊富。ネットが繋がった。疲れていたので18時には就寝。
[Day3]三俣山荘~鷲羽岳~ワリモ岳~水晶岳~雲ノ平キャンプ場
4時30分出発。いよいよ、鷲羽岳、水晶岳の縦走。朝焼けの槍ヶ岳が美しい。スタートから急勾配のガレ・ザレ場の九十九折。山頂からは鷲羽池越しの槍ヶ岳。水晶岳だと思っていたのがワリモ岳。水晶岳までは思っていた以上に距離がある。水晶小屋でザックをデポして山頂へ。しばらくは、なだらかな稜線のビクトリーロード。山頂付近は荒々しい岩場。水晶小屋で野口五郎岳を眺めながらコーヒータイム。水晶岳から野口五郎岳までの稜線も歩き甲斐がありそう。休憩後、祖父岳へ。祖父岳山頂からは、これまで歩いてきた薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳が全て見渡せる。山頂で景色を眺めながらしばらく休憩。雲ノ平山荘までは、草原の中の幸福な木道歩き。テントを設営してから山荘で受付。キャンプ場から小屋までは20分となかなか遠い。テント場からは鷲羽岳が大迫力で眺められる。トイレは少し厳し目。ここも、水場の水は豊富。
[Day4]雲ノ平キャンプ場~薬師沢小屋~太郎平小屋~折立
最終日。シュラフからなかなか出られず5時出発。予定より出発が1時間遅れたことが吉と出て、朝日に照らされた美しい平原の木道を歩くことができた。アラスカ庭園から先は木道が終了。ここから先は、薬師沢小屋まで滑りやすい急な下りの岩場が続く。薬師沢から太郎平までは400mアップ。最後は木道歩きから太郎平小屋が見えてほっと一息。帰り道、折立までの木道や整備された登山道歩きも改めて素晴らしいと思いました。
4日間、山の中で安心安全に過ごすことができ、最高の山旅になりました。
素晴らしい4日間でした✨
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