南岳（久々に北アでハード山行。ご来光は見られず山頂もガスガスでしたが、下山中に絶景を見ることができました！）
長野県
岐阜県
MonsieurKudo
体力度について
- GPS
- 16:42
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 2,251m
- 下り
- 2,252m
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- 山行
- 1:38
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 1:48
- 山行
- 13:09
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 14:39
| 天候 | 晴れ→ガス→晴れ時々ガス |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
215台駐車可能な無料の駐車場です。 スノーシェッド内に駐車場への入口があります。 入口は2つあり、奥（新穂高登山指導センターに近いほう）は出口用なので、そこから入ってはいけません。（進入禁止の看板が設置されています。） 手前は深山荘の駐車場で、登山者用駐車場は奥にあります。 新穂高登山指導センターまで行けば綺麗な水洗トイレがあります。 駐車場の奥から、新穂高登山指導センターへの近道が通じています。 以下、登山口ナビさんのページ（ https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-9139 ）からの引用です。 緯度経度：36.278344 137.572362 北アルプス南部の登山拠点の一つとなる新穂高の深山荘前にある登山者用の市営無料駐車場（標高1,040m）。 アクセスは長野道の松本ICを下りて国道158号線（野麦街道）の上高地・高山方面へ向かい、上高地入口を過ぎて安房峠道路（中部縦貫道）の料金所を出たら国道471号線の神岡・新穂高方面へ直進、蒲田川を渡った先で県道475号槍ヶ岳公園線の新穂高方面へ右折、スノーシェッドの途中で案内板に従い左折する。 入口付近にある駐車場は深山荘専用で路上は駐車禁止。 夏/秋のみ仮設トイレが設置される。 新穂高第1ロープウェイの新穂高温泉駅前までは15分ほどで、シーズン中は満車になることも多い。 新穂高ロープウェイは通年営業しており、第1と第2を乗り継いで西穂高口（標高2,140m）まで25分ほどで結び運賃は1,900円（往復3,300円、荷物が6�圓魃曚┐訃豺腓亙姪喨卞�300円）。 第1ロープウェイの始発は季節によって8時00分〜9時00分から30分間隔で16時00分まで（冬季は15時30分まで）運行している。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
先日の大雨で流出した滝谷出合の丸太橋は復旧してました。 なので、渡渉は問題なかったです。 槍平小屋からの南岳新道は基本的にずっと急登です。 上部はガレ場になるので、落石に注意が必要です。 |
| その他周辺情報 | ＜ひらゆの森＞ 内湯、露天風呂、サウナを備える温泉施設です。 内湯や露天風呂はかなり広く、全部で16ヶ所もあります。（男湯７、女湯９） なので、駐車場が満車なくらいに混雑していても、温泉中ではのびのびと湯に浸かることができます。 ■営業時間 10:00〜21:00（最終受付20:30） ※休館日：不定期 ■入浴料金 700円 URL https://www.hirayunomori.co.jp/onsen ＜深山荘（しんざんそう）＞ 登山者用無料駐車場から、吊り橋（かじかばし）を渡った先にある、温泉旅館です。 日帰り入浴ができます。 ※日帰り入浴は露天風呂のみです。 ■営業時間 8:00〜17:00 / 18:00〜22:00 ※不定休 ■入浴料金 500円 URL http://shinzansou.com/ofuro.html 下段の露天風呂は混浴で、対岸の駐車場やかじか橋（吊り橋）の上からまる見えです（笑）。 夜は暗いので気になりませんが、明るいうちに入る場合は注意したほうがいいかもしれません。 男性専用露天風呂には明かりがない（脱衣所内にはあります）ので、風呂内の段差や石の椅子が見えにくく、結構危ないです。 脱衣所手前の石も、ツルツルで滑りやすいので注意が必要です。 ・・・とはいえ、駐車場のすぐ近くにあり、22時まで入れるのはありがたいです。 |
| 予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
新穂高第3駐車場に22時ちょっと前に到着。さすが争奪戦トップレベルを誇る駐車場、この時間でも8割は埋まってました。
寝てる時間は無いので、準備してすぐに出発します。
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さすが争奪戦トップレベルを誇る駐車場、この時間でも8割は埋まってました。
寝てる時間は無いので、準備してすぐに出発します。
・・・自分もまさに24時間寝てません（笑）。
今回はできるだけ足を使いたくなかったのでショートカットルートは使わず、林道を歩きました。
奥穂へ登る際は、ここから白出沢ルートを使うと決めています。
・・・まだ実行できてませんけど（笑）。
蛾って顔が可愛いと思うのですけど、どうですかね？（笑）
ほぼ標準CT通りの時間（3.5h）で滝谷出合に到着。滝谷避難小屋は基礎が一部見えるくらいに下が抉れてしまってます。
こりゃ酷いな・・・。
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滝谷避難小屋は基礎が一部見えるくらいに下が抉れてしまってます。
こりゃ酷いな・・・。
渡渉はどうかな？
昨晩の雨が影響していないといいけど・・・。
整備してくださった方々、ありがとうございます！
滝谷出合でちょっと休憩。行動食を食べました。
にしても、真夜中にいるような場所じゃないですねw。
今にもあの扉が「ギギィ・・・」と開いて、中から得体の知れない何かが出てきそうです（笑）。
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行動食を食べました。
にしても、真夜中にいるような場所じゃないですねw。
今にもあの扉が「ギギィ・・・」と開いて、中から得体の知れない何かが出てきそうです（笑）。
ちょっとマナー違反が過ぎるのでは？
この時は「イイ感じ！」って思ってたのにな〜。
・・・長かったな〜。
標準CT通り、新穂高温泉を出発してから4時間半で槍平小屋に着きました。・・・おかしいな〜、そんなにのんびり歩いたつもりはないんだけど。
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・・・おかしいな〜、そんなにのんびり歩いたつもりはないんだけど。
標高2,500mを越えた辺りで日の出の時間になっちゃいました。左に中岳が大きいですが、山頂部はガスってます。
東側の稜線もガスガスで、ご来光は見られなそうです。
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左に中岳が大きいですが、山頂部はガスってます。
東側の稜線もガスガスで、ご来光は見られなそうです。
ここに来るまで眠くてペースが上がらず、座り込んで何度か仮眠（といっても数分くらい）しました。昨日から寝ないで登ってたら、そらそうなりますわなw。
今は目が覚めましたけど。
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昨日から寝ないで登ってたら、そらそうなりますわなw。
今は目が覚めましたけど。
もしかしたら稜線の向こうに朝陽が見えるかもと飛ばしてみましたが・・・。
う〜む、微妙w。
周りはどうしようもないくらい真っ白です（笑）。
標高は3,033m、日本で17番目に高い山です。
爆風の中、何とか三脚を立てて撮影しましたw。
なんと、山頂にスタッフバッグを落としていることが判明。再度山頂に舞い戻りました（笑）。
よかった〜、飛ばされずにまだありました。
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再度山頂に舞い戻りました（笑）。
よかった〜、飛ばされずにまだありました。
入口から入るとこんな感じのスペースがあって、右にテーブルとイスがあります。30分ほど休憩しましたが、ガスが晴れないので下山することにしました。
今思うと、あと30分待てばよかったな・・・。
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30分ほど休憩しましたが、ガスが晴れないので下山することにしました。
今思うと、あと30分待てばよかったな・・・。
・・・こりゃ、晴れるなw。
でも今から登る返す気にはなれず、下山を継続することにしました。
・・・この後、すぐにまたガスりましたけどw。
ここまで来て槍が見えないなんて最悪なので、何とか見れてよかったです。
この景色を見ながら登れたら最高でしょうね〜。
あの人たちは、たぶん槍から南岳方面に縦走する感じですかね。
ちょうど良い岩場があったので、飛ばしてみました。
中岳をバックに。
＜ドローン空撮＞天を衝く槍。
左後ろは野口五郎と立山、
右後ろは針ノ木と蓮華、白馬などですね。
見えている小屋は、槍ヶ岳山荘と殺生ヒュッテですね。
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天を衝く槍。
左後ろは野口五郎と立山、
右後ろは針ノ木と蓮華、白馬などですね。
見えている小屋は、槍ヶ岳山荘と殺生ヒュッテですね。
え〜っと、左から水晶、赤牛、立山かな？
左奥の薬師と鷲羽は雲に隠れて良く見えませんね。
南岳小屋周辺はすっかりガスが晴れました。
前穂も綺麗に見えています。
南岳〜槍への稜線。
今のタイミングなら、歩いたらさぞかし気持ちが良いでしょうね〜。
その後、ヘリは飛び去ってしまいました。
あの男性の目的は一体？
小屋前のテーブルベンチには中国人登山者がワイワイやってました。
お値段600円也。
旨すぎて、じっくり味わいながら食べました（笑）。
＜ドローン空撮＞滝谷出合まで戻ってきました。
せっかくなので、滝谷にある滝を撮影しました。
これは雄滝ですね。
落差20mの段瀑です。
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滝谷出合まで戻ってきました。
せっかくなので、滝谷にある滝を撮影しました。
これは雄滝ですね。
落差20mの段瀑です。
こっちは雌滝ですね。
落差は雄滝と同じく20mです。
こんな場所があったんですね。
知らなかったです。
ですが、往路よりは長く感じませんでした。
ここでもかき氷を食べちゃいました。
こっちはイチゴミルクです。
お値段400円也。
駐車場は相変わらずの混雑状態。
車の台数は出発時とあまり変わらない気がします。
今回は「中崎山荘 奥飛騨の湯」に入ろうかと思いましたが、入浴料金が1,000円と高いので、いつもどおり（？）深山荘にしました。ここは500円で広い露天風呂に入れるし、こっちのほうが良いですよね。
温泉内で仲良くなった男性と、山談義しながら楽しい時間を過ごすことができました。
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ここは500円で広い露天風呂に入れるし、こっちのほうが良いですよね。
温泉内で仲良くなった男性と、山談義しながら楽しい時間を過ごすことができました。
かじか橋から蒲田川の下流を眺めています。あんな巨岩、あったっけ？
白山の市ノ瀬へ向かう途中にある「百万貫の岩」と同じくらい大きいかも。
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あんな巨岩、あったっけ？
白山の市ノ瀬へ向かう途中にある「百万貫の岩」と同じくらい大きいかも。
感想
自分の誕生日である今日、歳を取るのは嬉しくないですが、まあ特別な日であることに変わりはないので、ちょっとベビーな山行をしようと思い、北アの南岳を登ることにしました。
南岳というと穂高⇔槍の縦走路にある山なので、それ自体を目的地にする人はほとんどいないかと思いますが、自分は月曜仕事なので日曜日中に下山しないといけないし、天気予報も微妙だったので南岳ピストンに決めました。
せっかくなら上でご来光を見てやろうと思い、8/16の22時過ぎに新穂高温泉をブラックスタート。
前日、御嶽から移動する際に立ち寄った2つの滝（新滝＆清滝）の撮影でかなり時間を使ったため寝る時間が無くなってしまい、不眠です（笑）。
右俣林道はいつ歩いても長いですw。（夜間の真っ暗な中歩くと、余計に長く感じます）
心配だった滝谷出合の渡渉（先日の大雨で丸太橋が流出）は、丸太橋が復旧していて難なく渡ることができてよかったです。
槍平小屋からの南岳新道は、登っている途中で眠くなってペースが落ちまくり。
安全な場所で座り込んでちょっとだけ仮眠すると、少なくとも眠気は感じなくなりました。
結局ペースは上がらず、標高2,600m付近で日の出の時間になってしまいました。
ですが、上はガスってしまっていて、ご来光を見るどころではありませんでした（涙）。
一応、ドローンを飛ばして上空から確認してみましたが、ガスの向こうにある朝陽しか見ることができませんでした。
南岳山頂に着いたのは新穂高温泉を出発してから9時間後の7時過ぎ。
ほぼ標準CT通りでした。
まあ、眠てなくてペースが上がらなかった割にはよくやった方だと思うことにします（笑）。
山頂付近は晴れていれば絶景のはずですが、辺り一面真っ白＆爆風の最悪なコンディション。
横からガスが吹き付けてきて、何度拭いても眼鏡に水滴が付きまくり。
山頂で何とか自撮りをした後、早々に南岳小屋へ退避。
小屋でバッジ等を購入しようと思ったら、お金を入れていたスタッフバッグが見当たりません。
ザックの雨蓋のファスナーが空いていたため、背負った拍子に地面に落ちてしまったようです。
・・・まったく、自分のアホさ加減に呆れます。
ついこの前、カメラを小屋に置き忘れるという大ポカをやらかし、昨日も三脚を忘れるという失態をしたばっかりだっていうのに。
まあ、今回は距離が短いので自分で取りに行きましたけど。
今後はザックを下ろした場合、その場所を離れる際は指差し確認で忘れ物が無いか確認しないとイカンですな。
空身で山頂へ向かい無事スタッフバッグを回収し、今度こそ小屋の中で大休憩。
穂高山荘まで行く予定という3人グループの方々と山談義しながら朝食を食べました。
小屋に30分ほど滞在しましたが、晴れる気配がないので下山することにしました。
そしたら、下山途中で登山あるあるが発動してガスがほぼ晴れました。
・・・もうちょっと小屋で待てばよかったな〜。
登り返す気も起きなかったので、そのまま下山しました。
真っ暗→ガスガスだった往路とは違い、復路は景色や花を楽しむことができたので、それほど退屈せずに済みました。
いくら標高が高めとはいえ下界は暑く、槍平小屋と穂高平小屋でかき氷を食べちゃいました。
どちらもめっちゃ美味しかったです。
右俣林道は、往路ほど長くは感じませんでした。
一人でひたすら真っ暗な中を黙々と歩くのと違い、明るい中を歩くので景色が見られるし、前を歩く人たちを追い抜く際に、軽く会話を楽しんだりできたのが要因でしょう。
新穂高の駐車場に着いた後、いつものように深山荘で温泉に入りました。
そこで槍に日帰りで登ったという、御年67歳の男性と山談義で盛り上がりました。
・
・
・
復路もガスガスだったらただの修行になるところでしたが、一応絶景も見られたし、良かったんじゃないでしょうか。
ただ、南岳小屋であと30分待てば晴れた山頂に立てたと思うと、ちょっと悔しいです。
まあ、結果論ですけどね（笑）。
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先ずは無事帰還出来て何よりです。
今回も大作ですね。開くのに時間が掛かりますぅ〜 (^^)ｖ
コメントありがとうございます。
やっぱ睡眠は大事です。
足はそれほど疲れなかったんですけど、登りで眠気がｗ。
一旦目が覚めると、後は下山するまで元気でした。
それにしても、もうちょっと小屋で粘れば良かった〜。
No.41と67って、ひょっとして同じ場所ですか？
No.88、ジャン、見えてる気がします
因みにNo.126は何度やっても「拍手に失敗しました。と出ます
よって拍手出来ませんでした
いつもコメントありがとうございます。
No.41と67は同じ場所ですよん。
＞No.88、ジャン、見えてる気がします
ほんとですか！
奥穂の右後ろ辺りですかね？
No.126はちゃんと鷲尾健さんの拍手が付いてるみたいですよ。
いつも各写真への拍手、ありがとうございます！
１週間遅れですがお誕生日おめでとうございます。お誕生日にハードな山行するとは流石ですね。私は誕生日はごちそうを食べてケーキを食べて、ゆっくりしたいです。お疲れ様でした。
誕生日おめでとうございます✨
誕生日に特別な山行を！という企画はいいですね。
仕事なんか休んで、山に行きたいです！
南岳はまだ登ったことがなく、同じく南岳新道から行きたいと思っています。急登覚悟で😂
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