黒部五郎岳から双六岳、そして笠ヶ岳へ

2025年08月22日(金) 〜 2025年08月25日(月)

• GPS: 34:38
• 距離: 48.2km
• 登り: 3,909m
• 下り: 4,157m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:15

距離 6.4km 登り 997m 下り 29m

11:05 スタート地点
11:09 十三重之塔
11:12 十三重之塔 慰霊碑
12:05 太郎坂
12:07 12:14 アラレちゃん
12:55 三等三角点「青淵」ベンチ
13:15 積雪深計測ポール
13:47 ベンチ
14:30 14:37 五光岩ベンチ
14:55 14:56 太郎兵衛平
15:20 太郎平小屋

2日目

• 山行: 10:07
• 休憩: 1:07
• 合計: 11:14

距離 15.5km 登り 1,294m 下り 1,078m

4:43 太郎平小屋
4:51 太郎山
6:33 神岡新道分岐
6:45 6:55 北ノ俣岳
7:27 赤木岳
7:37 7:43 赤木岳南峰
8:14 8:26 中俣乗越
10:00 10:06 黒部五郎の肩
10:16 10:29 黒部五郎岳
10:40 10:41 黒部五郎の肩
12:55 13:14 黒部五郎小舎
14:44 三俣蓮華岳巻道分岐
15:57 三俣山荘

3日目

• 山行: 9:30
• 休憩: 2:23
• 合計: 11:53

距離 15.0km 登り 1,379m 下り 1,084m

4:30 三俣山荘
5:23 5:24 三俣峠
5:36 5:43 三俣蓮華岳
6:06 丸山
6:30 6:32 中道分岐
6:56 7:14 双六岳
7:46 双六岳中道分岐
7:49 双六岳巻道分岐
8:02 8:26 双六小屋
8:30 8:31 双六池
9:02 9:03 くろゆりベンチ
9:18 9:27 花見平
9:38 弓折乗越
9:44 9:45 弓折岳
9:47 10:02 弓折岳(分岐)
10:20 10:21 大ノマ乗越
11:03 11:17 大ノマ岳
11:23 11:25 大ノマ岳の肩
11:53 11:54 秩父平
12:30 12:37 秩父平下降点
13:24 13:25 抜戸岳分岐
13:25 抜戸岳
13:35 13:36 抜戸岳
13:46 13:48 抜戸岳分岐
13:54 14:03 分岐指導標（仮称）
14:45 抜戸岩
15:16 笠ヶ岳テント場
15:35 15:54 笠ヶ岳山荘
16:07 16:14 笠ヶ岳
16:23 笠ヶ岳山荘

4日目

• 山行: 6:20
• 休憩: 0:57
• 合計: 7:17

距離 11.3km 登り 238m 下り 1,965m

4:57 笠ヶ岳山荘
5:13 5:24 笠ヶ岳
5:44 5:52 笠ヶ岳山荘
6:01 笠ヶ岳テント場
6:19 6:20 抜戸岩
7:02 7:03 笠新道分岐
7:06 笠新道抜戸岳分岐
8:13 8:23 杓子平
9:23 9:24 天然クーラー(岩間)
9:36 9:40 天然クーラー(木の根)
10:00 ブリキベンチ
11:00 11:17 笠新道登山口
11:27 中崎橋
11:40 11:41 お助け風穴
11:57 12:00 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:12 中崎山荘 奥飛騨の湯
12:14 ゴール地点

天候

四日間晴れ、24日の2-30分のみ小雨
直射日光があるところ以外は下界の猛暑とは無縁、時折の涼風が心地良かった

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

◯往路
6:16 東京　かがやき 501号
8:23 富山着
9:00電鉄富山発
9:44有峰口着
10:00有峰口発
10:55折立着
※電鉄富山→有峰口駅から折立へのバス
https://m.chitetsu.co.jp/?page_id=741

◯復路
13:46 新穂高ロープウェイ発
14:28 平湯温泉着　入浴
15:55 平湯温泉発
17:23 松本バスターミナル着
松本→長野　特急
長野→東京　新幹線

※kazは実家金沢から有峰口で合流、平湯温泉で散会

コース状況／危険箇所等

折立から新穂高の間で危険と思われたのは下記2箇所

◯大ノマ岳と抜戸岳の間
　土のトラバース道で崖側に傾いており気を抜くと滑落して下まで落ちる。

◯笠新道の下山
疲れか溜まっているところに長い降りで岩場やザレた所もあり、休憩を入れながら焦らず気をつけて降りた方が良い。

黒部五郎岳から黒部五郎小屋が天気がいいと小屋が見渡せるので近いのでは？と思いがちですが、ダラダラと長くなかなかたどり着かないのて地味に疲れます。


4日間の縦走ルートでの急登ガンバリどころは
黒部五郎岳への急登、黒部五郎小屋裏からの急登、大ノマ岳への急登、秩父平からの急登、の4箇所でしょうか。

その他周辺情報

◯下山後の温泉

・新奥飛騨の湯　1,000円
　バス停の新穂高ロープウェイや新穂高に近く、シャンプーやリンスもあり温泉も程良い温度でゆっくり出来る。お風呂上がりには食堂で食事も可能。

・ホテル穂高　1,000円
入ってはいないが、新穂高ロープウェイに１番近く料金は新奥飛騨の湯と同じ。

写真

8/22 9:42

富山電鉄有峰口駅に到着

8/22 9:50

バスに乗り換えて折立に向かいます。このバスは予約必要。

8/22 10:51

折立に到着。3日前に太郎平キャンプ場で熊にテントや食料が荒らされて太郎平キャンプ場(旧薬師峠キャンプ場)が閉鎖されるという不安の中でのスタートです。

8/22 12:07

20年くらい前からあったとの休憩スペースのアラレちゃん看板。これは何代目？

8/22 12:31

しばらくはこんな感じで樹林帯を歩きます。標高が高いせいかそれほど暑くない。

8/22 12:55

途中の休憩所。直射日光がもろ当たりでいられないので先を急ぐ。

8/22 13:36

2,000キロも旅すると言われるアサギマダラ

8/22 14:26

薬師岳には雲が掛かっている。

8/22 14:30

薬師岳が見えて来た。この手前右側の牧歌的な雰囲気が好きです。

8/22 14:54

イワショウブ

8/22 15:20

太郎平小屋に到着。太郎平キャンプ場は閉鎖されたけど急遽太郎平小屋の前をキャンプ場にしていました。太郎平キャンプ場が閉鎖されたのを知らずに来た方が多かったのかな？初めて見る光景です。

8/22 17:40

Kさんは勘違いして素泊まりのつもりで夕飯も朝食も持参したため、素泊まりにして貰って自炊。
料理の苦手な私には参考になる事が色々あって勉強になった。

8/22 17:47

太郎平小屋の夕飯。十分美味しかった。

8/22 18:32

太郎平で見る日没

8/23 3:42

こちらは朝食を弁当にして貰ったもの。

8/23 3:43

寿司飯に入り卵とシャケなど乗せたもので量は多かったけど美味しかった。ただ、この時間だと胃袋に押し込むだけになるのが辛い。

8/23 5:06

黒部五郎岳への途中。池塘越しの朝焼けが綺麗だった。

8/23 5:29

日が昇る。

8/23 6:03

遠く槍ヶ岳。手前の雲海が滝雲になっている。

8/23 6:04

肉眼だとこのくらいの遠景。

8/23 6:08

中央に見えるのが黒部五郎岳か。

8/23 6:42

余り知られていない山だけど展望は素晴らしい！
剣岳、立山、白山、御嶽山、乗鞍岳、後立山、穂高連峰、勿論雲の平とそれを取り囲む山々も全部見えて圧巻でした。

8/23 6:43

かずかに加賀の名峰・白山が

8/23 6:44

左から黒部五郎岳、笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山の揃い踏み

8/23 7:03

黒部五郎は遠い‥。

8/23 7:34

赤木岳への登り

8/23 7:41

まだまだ先は長い。

8/23 7:43

晴れてるのに雷鳥が出てました。このあと山行中にあちこちで見ることが出来ました。

8/23 7:50

キベリタテハ

8/23 8:58

黒部五郎岳が射程距離に入ってきた。この後山頂で登山者の方から我々が通り過ぎた後で熊が登山道を横切ったと教えて頂き驚いた。赤木沢の方に向かったというので中俣乗越辺りかと。

8/23 10:00

黒部五郎の肩。荷物をデポして山頂へ。

8/23 10:18

山頂到着！

8/23 10:31

黒部五郎カールを見下ろします。遠く左に水晶、正面が鷲羽岳、手前には雲の平。右には三俣蓮華岳と双六岳か。

8/23 10:37

晴れて良かったー。

8/23 10:44

左から水晶、鷲羽岳、三俣蓮華岳が見えています。

8/23 11:02

タテヤマリンドウ。もう花のベストシーズンは終わってましたが、あちこちに花が見られました。

8/23 11:14

黒部五郎カール。写真では伝わらないけど他では見た事の無い景色。花の時期なら素晴らいに違いない。

8/23 11:18

こちらは黒部五郎カールに流れていた沢。

8/23 11:31

今回の連れ2人。

8/23 11:42

黒部五郎小屋が遠い。手前の樹林帯がジャングルみたいでした。

8/23 12:23

やっと見えた黒部五郎小舎。ここでお昼を食べる予定だったのでカレーを頂きました。中には入れなかったので日傘を差しての食事。

8/23 14:39

8/23 14:45

お花畑

8/23 14:47

クジャクチョウ。色んな種類の蝶が舞っていた。

8/23 15:24

この登山中、こんな風にハイマツが登山道に掛かっている所が沢山あった。

8/23 15:27

鷲羽岳と右下に三俣山荘。

8/23 15:49

三俣蓮華山荘のテント場。結構距離があり、樹々に覆われているため湿気が多く、朝になると雨でもないのにフライの内側はビチョビチョだったとか。

8/24 3:39

三俣蓮華山荘のジビエ弁当。味が濃くて食べやすいんだろうけど私にはちょっと‥。ちなみに夕飯はジビエシチューでした。

8/24 4:31

朝、出発する時には穂高連峰が見えてテンション上がる。

8/24 5:10

近づいて行くと樅沢岳の奥に雲海に浮かぶ穂高連峰が。何年か前にこれを間近に見たくて樅沢岳に登ったがガスの中だった。

8/24 5:15

三俣蓮華への登り途中でご来光

8/24 5:18

三俣蓮華岳に登る途中で日の出。

8/24 5:37

三俣蓮華岳はガスの中。

8/24 6:04

ガスの向こうに槍ヶ岳

8/24 6:15

最終日に登るの笠ヶ岳に海老の尻尾みたいな雲

8/24 6:15

こちら側にかかった滝雲のモヤモヤ越しの黒部五郎岳

8/24 6:25

双六岳が見えて来た。

8/24 6:53

とうちゃこー。遠く剣岳や立山、白山も薄っすら見えて大満足。

8/24 6:53

お決まりの天空の滑走路。前に来た時はシンドくて双六岳を巻いたのでこれが見られなかった。

8/24 6:56

一番奥に剱岳と立山も見えている。

8/24 6:57

右にはこれから向かう笠ヶ岳。遠いなぁ‥。

8/24 6:57

穂高連峰が一望。

8/24 7:18

お決まりの天空の滑走路。見られて良かった！

8/24 7:24

道の先に登山者を入れると絵になりますね

山の扉メンバー2人で撮って貰いました。

8/24 7:28

天空の滑走路越しの槍に喜ぶ山の扉メンバー2人

8/24 7:37

双六岳からの下りはこんな感じで岩場

8/24 7:48

8/24 7:52

双六小屋が見えた。自販機で冷たいジュース買って生き返った。

8/24 8:26

まだまだ先は長い(汗)

8/24 8:28

双六小屋のテン場。トイレも近いし水もジャバジャバ出てるし良いテン場です。
右奥に見えるのが笠ヶ岳。今日中に着けるのか‥。

8/24 9:05

笠ヶ岳に向かう途中、大ノマ岳から抜戸岳までの間はこんな感じで土の斜めってる狭いトラバースが多く、ちょっと気を抜いて滑落したら100mくらいは滑落しそうで怖い。

8/24 9:10

下には鏡平小屋が見えている。笠新道を避けてここから笠ヶ岳に登る人も多そうでした。

8/24 9:18

槍ヶ岳が真っ正面に見えて景色の良い休憩所。

8/24 9:21

こんな感じ

8/24 9:37

ここは鏡平小屋への分岐の休憩所。

8/24 9:49

せっかくなので縦走路からすぐの弓折岳へ寄り道

8/24 10:05

コゴメグサがたくさん群生してた。

8/24 10:30

まだ可愛いハクサンフウロが咲いていた。

8/24 11:34

ヤマハハコ

8/24 11:39

ミヤマコウゾリナの果実。初めて見た気がする。

8/24 11:45

ここは下りが🤢だなぁと思った所、だった気が。

8/24 11:51

笠ヶ岳がようやく射程距離に。

8/24 13:20

百高山制覇を目指してるkazさんは以前同じルートを辿った時にここをスルーしたためにここまでの長大なルートを歩いて来た。

8/24 13:25

ルートが判然としないけどまぁ上に登れば行ける。

8/24 13:30

kaz 日本百高山95座目をゲット！
ガスガスで何も見えんが、なんか忘れ物をようやく回収したような安堵感でした

8/24 13:33

百高山なのに文字も見えない‥。

8/24 13:57

ここで小雨が降って来たので暑いけどレインウェアを着用。20-30分で笠ヶ岳山荘に着く前にはやみました。

8/24 14:42

突然不思議な岩の割れ目を通過。

8/24 15:00

近くなってもアップダウンが多い。

8/24 16:08

宿にチェックインしてとりあえず百名山97座目ゲット！周りは真っ白f^^;

8/24 16:12

祠でお祈りもして来ました。

8/24 16:23

気を取り直して笠ヶ岳山荘の写真撮影。水不足で洗面所はバケツに汲んであった水のみ使用可。飲み水も宿泊者は500ml/人を200円のみ。ペットボトルの水は500ml一本のみ。我々は明日下山だったので何とかなったが、これから縦走の方は大変だったと思います。

8/24 17:29

夕飯はハンバーグカレー。美味しかったです。

8/24 21:18

満点の星空に流れ星が見えてたけど腕が悪過ぎた。

8/25 4:22

朝食のお弁当。ちらし寿司に唐揚げ、卵焼き、ベーコン、漬け物。こちらも美味しかった。

8/25 4:26

kazのテントから
朝の薄暮な雲海に浮いてる槍穂

8/25 4:27

さあ、準備して山頂で朝焼けを見よう。

8/25 4:43

槍ヶ岳のアップ。

8/25 4:56

kazは山頂に行かずテントからご来光を
真ん中に抜戸岳、右に槍穂、左に双六

8/25 4:57

笠ヶ岳山頂から見える山々。

8/25 5:09

雲海に浮かぶ朝焼けの穂高連峰。

8/25 5:11

夜が明けていく。

8/25 5:14

笠ヶ岳山頂から。

8/25 5:16

滝雲と槍ヶ岳

8/25 5:21

kazはテント場横のハイマツ帯から

8/25 5:22

槍から焼岳まで

8/25 5:24

日が昇る

8/25 6:00

さぁ帰りましょう。

8/25 8:14

笠新道の下りは長かった‥。

8/25 8:14

笠新道の核心部手前の杓子平から
ガスが無ければカッコイイ笠ヶ岳がここで見送ってくれます

8/25 11:04

笠新道の入り口に到着。

8/25 11:04

この水を楽しみに頑張って降りて来た。気持ちいいー！

8/25 12:00

裏銀座地図

8/25 12:04

沢に入りたかった。日傘が役に立ちました。

8/25 12:07

こんな所にネット予約の駐車場が出来てたんですね。この後は新奥飛騨の湯でさっぱりしました。

撮影機器：

iPhone 15 Apple

iPhone 16 Apple

装備

個人装備

通常の山小屋装備。ヘルメットは持参しなかったが有っても良いと思う。（kazは幕営装備）

共同装備

特に無し

感想

kaz

ようやく　“17年前の忘れ物・抜戸岳のピーク”　を踏んで百高山95座目としてゲット

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kintaさんから今回の縦走計画について、アドバイスを求められたところから、せっかくなので2008年に同じルートを歩いた時に寄らなかった百高山・抜戸岳を踏みたいなと、ヤマトビの山行にお邪魔して歩いてきました。

同じルートを歩いたのは2008年、なんと17年も昔になっていることに今更ながらビックリでしたが、当時は登山を始めて2年目＆初めてのテント縦走、北アルプスの絶景とテント縦走の醍醐味、そしてシャリバテの苦い記憶を懐かしく思い出しつつ、4日間を堪能してきました。

※2008年のヤマレコ記録（ヤマレコ以前の山行のため、後付けのメモとして登録したもの）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-28468.html
（まだまだ初級だったのに今よりも早く歩けてる…　やはりジジイになってるんだなあ）

kintaさん達は小屋泊計画ですが、やはり当時と同じスタイルで楽しみたいとkazはソロテントを背負っての参加（山行直前に薬師峠テント場が熊騒動で閉鎖となり、あわてて初日のみ小屋素泊に変更でしたが）、衰えを自覚しつつある脚力と気力を加味して、最低限装備にて水を含めてもザック重量15キロ未満に抑え、当時のシャリバテヘロヘロになることなく、恵まれたお天気もあって3人で楽しく4日間を歩くことが出来ました。

↓黒部五郎岳の肩からの360°↓




やっぱりテント縦走は楽しいし、やり切った感があるから止められないですね。
さて来週から1か月間、冷池山荘で山小屋スタッフしてきます。

kinta6066

3日前には太郎平キャンプ場で熊にテントと食糧が荒らされ太郎平キャンプ場は閉鎖。3日目と4日目は午後から天気が崩れるという不安の中、西銀座ダイヤモンドコースに笠ヶ岳を加えた縦走に行って来ました。

今回のミッションは３つ。天候に恵まれて全てコンプリート出来ました。
今回ご一緒頂いた山の扉のメンバー、神田山の会のメンバーのおかげです。ありがとうございました。

①百名山２座ゲット(黒部五郎:96座目、笠ヶ岳:97座目)
②天空の滑走路からの槍ヶ岳
③雲海に浮かぶ穂高岳連峰(笠ヶ岳山頂から)

裏銀座は2回目、1回目は同じく折立から入って薬師岳→雲の平→水晶岳→鷲羽岳→三俣蓮華岳と辿り、念願の雲の平に行けて満足でした。

今回、裏銀座はやっぱり良いなぁとつくづく実感しました。雲の平を囲む山々は勿論、遠く剱岳、立山、白山、御嶽山、乗鞍岳他たくさんのスーパースターが出迎えてくれます。長く厳しいルートではありますがおすすめ出来るルートの１つである事は間違いありません。

kimak

北アルプスの長い縦走は初めてでしたが、黒部の山賊の中の北アルプス地図が立体的に広がってイメージできる眺望が随所で臨めました。北アルプスのオールスター達の表情の変化を充分に堪能できました。黒部五郎岳のカール、双六岳の「天空の滑走路」、笠ヶ岳からの槍ヶ岳をバックにした滝雲や雲海に浮かぶ巨大な戦艦のような壮大な景色と見どころ満載で感動します！
天気にも恵まれ、おふたりと縦走できた事感謝します。ありがとうございました。