記録ID: 934822
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
白峰三山3泊4日(小屋泊)
2016年08月04日(木) 〜
2016年08月07日(日)
okp80
その他1人
- GPS
- 80:00
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,378m
- 下り
- 3,075m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:55
8:10
8:15
50分
一本適地
9:05
9:15
25分
一本適地
10:40
10:50
50分
一本適地
11:40
11:50
25分
一本適地
12:50
北岳肩ノ小屋
2日目
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:40
3日目
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:15
6:10
6:20
50分
西農鳥岳
7:10
7:20
40分
農鳥岳
8:00
8:10
50分
大門沢下降点
9:00
9:10
50分
一本適地
10:00
10:10
30分
一本適地
10:40
10:45
50分
一本適地(沢に出る)
11:35
5:20
分
大門沢小屋
4日目
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:30
一般的には2泊3日のところを3泊4日で計画。それでも僕の体はボロボロになった。欲張ってテント泊2泊3日なんて計画にしなくてよかった。
天候 | 晴れ ・稜線上ではどの日も10時位には雲が上がってきて、12時位から雨が降ったりやんだり。雷の音も遠くから響いてきていた。夏のアルプスは午前中に行動を終えることが望ましい(学生の頃そう教えられた)。 ・大門沢小屋では雲が出ても雨がふることはなかった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・奈良田温泉の駐車場は、下流側から第一駐車場(30台程度)、外良寺駐車場(奈良田の里温泉駐車場を兼ねる。夜はチェーンで封鎖してあった。)、第二駐車場(350台程度)が数百メートル間隔で並んでいる。8/3(水)22:30に到着した時点で、第一駐車場は満車(バス案内所の屋根の下で寝ているパーティーあり)、第2駐車場は5台程度。今回は第二駐車場を利用した。8/4(木)は朝4時頃から第二駐車場に車が到着し始め、5時過ぎには20台近くになっていた。 ・下山時の8/7(日)9:30時点では、第一駐車場はほぼ満車、第二駐車場は6割程度の駐車率。 ・第一駐車場には身延駅からのバス停と広河原方面のバス停があり、第二駐車場にも広河原行のバス停がある。8/4(木)、第一駐車場の前(奈良田バス停)5:30始発のバスが、5:40(時刻表では5:32)頃、第二駐車場(奈良田駐車場(丸山林道入口)バス停)に入ってきた。僕は5時からバス停前で並んでいたが、この日はバス2台で、おそらく全員座れた様子。乗り合いタクシーのようなものは見なかった。 ・入山時のバス混雑のリスクを考えると第一駐車場からバスに乗りたいが、下山時には第二駐車場の方が歩く距離が短くなる利点がある。 ・各駐車場、バス停にはトイレあり。バスが到着する南アルプス野呂川広河原インフォメーションセンターでは、トイレが混んでいた。他に、外の乗り合いタクシー降り場に並んでいる簡易トイレや広河原山荘のトイレも利用できる。 【リンク】 平成28年度南アルプスマイカー規制 平成28年6月25日(土)〜平成28年11月9日(水) https://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/50915161945.html (奈良田地区駐車場案内図PDFあり) 山梨交通 奈良田〜広河原線 http://yamanashikotsu.co.jp/index.html 身延駅〜奈良田温泉間「早川町乗合バス」 http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/people/taffic.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
【広河原から北岳肩の小屋】 最もコースタイムが短くなる、広河原-二俣-右俣コースを利用。分岐がわかりにくいとの情報があった二俣では、登って行くとチップ制のトイレが見えるのでトイレの前まで行くと分岐サインが立っているので、そこでコースを確認すると確実。トイレ前まで上がらずにまっすぐ登山道を登って行くと左俣コースに入っていってしまう。 高度が増すに連れ勾配がきつくなり、酸素濃度も下がって、かなりしんどかった。稜線に出てからも幾つかのコブを超えてやっと小屋に辿り着く。途中、花畑が素晴らしかった。 非常に歩きやすい斜面中心のコースで危険箇所なし。 【北岳肩の小屋から農鳥小屋】 稜線歩きとはいえ、アップダウンが苦しい。中白根山の手前で雷鳥の子どもに出会う。間ノ岳からの下りは九十九折の急斜面が続き、辟易とする。危険箇所無し。 【農鳥小屋から大門沢小屋】 農鳥岳付近も清々しい稜線歩きやナイフリッジが楽しめる。ところどころ3点支持を意識する岩場あり。大門沢下降点からは一気に高度を下げる。整備が行き届かない崩れた急斜面があり、注意と覚悟が必要。沢では手すりのない丸太橋をいくつか渡るのでバランス感覚が求められる。 【大門沢小屋から奈良田駐車場】 小屋裏手のテン場に少し戻って、河原に降りる道が登山道。沢沿いに下る途中、幾つかの丸太橋でスリルを味わう。また、整備が不十分な崩れた箇所があるので注意が必要。吊橋を渡ると砂防ダムや発電施設など人工物が多数出てきて、下山したことを実感できるが、駐車場までは1時間以上。 【北岳肩の小屋】 トイレは洋式ボットン。紙あり。使用済みの紙はゴミ箱へ。水は募金箱型の料金箱に\100/L。食事時間以外は、食堂が談話室に。 【農鳥小屋】 トイレは床板に穴。紙なし。使用済みの紙は吊るされたビニール袋へ。水場は往復30分だが、お願いすれば小屋で消毒済みの天水を分けてくれる。タダでした。談話室なし。 【大門沢小屋】 トイレは床板に穴。紙なし。使用済みの紙はそのまま穴へ。水は豊富。談話室なし? |
その他周辺情報 | ・下山後は、第二駐車場から車を外良寺駐車場に移して、日帰り入浴施設・奈良田の里温泉(女帝の湯)にて入浴(9:00-、¥550)、下界めし。第一駐車場(身延方面バス停)からは徒歩で利用できる。内湯のみで男湯にはドライヤーもないシンプル設備の施設だが、ヌルヌルでぬるめのお湯が素晴らしかった。 町営奈良田の里温泉 女帝の湯 http://hayakawa-zaidan.com/?pid=34634695 ・「七不思議の湯 白根館」は日帰り入浴は13時から、¥1000なので、利用しなかったが露天風呂がある様子。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
|
感想
長年の夢だった白峰三山にやっとの思いで行ってきました。一般的な計画よりも一泊多くし、小屋泊まりにすることで負担を大きく減らしての挑戦でしたが、歩き始めて1時間で膝痛が始まるし、ザックで鎖骨のあたりの皮がめくれてヒリヒリするし、床に穴が空いただけのトイレのせいでお腹は重いし、ヘッドランプは破損するしで、辛い思い出もたくさんあります。でも、夏のアルプス稜線歩きで3000m峰を満喫できたことは、一生の思い出と自信になりました。感謝です。
初日、歩き始めて1時間ほどで左膝に痛みが。登る時も、下りる際の後ろ足の時も、足に力を込めたまま膝を曲げると痛みが走る。耐えながら4日間歩き続けられる程度だったが、ストレッチと筋力アップが必要だと感じた。
【参考】
http://sanposanpo.naturum.ne.jp/e1767553.html
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