1Day裏銀座(双六・三俣蓮華・鷲羽・水晶)
- GPS
- 16:02
- 距離
- 48.9km
- 登り
- 3,571m
- 下り
- 3,560m
コースタイム
- 山行
- 14:02
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 15:59
新穂高 2:00 2:13 +13
わさび平小屋 2:50 2:59 +9
鏡平小屋 5:27 5:11 -16
双六小屋 6:49 6:28 -21
双六岳7:33 7:14 -19
三俣蓮華岳 8:14 8:02 -12
三俣山荘8:43 8:39 -4
鷲羽岳 9:39 9:26 -13
水晶小屋 10:49 10:30 -19
水晶岳 11:14 11:01 -13
水晶小屋 11:33 11:33 0
鷲羽岳 12:42 12:34 -9
三俣山荘 13:20 13:32 +12
双六小屋 14:48 15:18 +30
鏡平小屋 15:51 16:30 +39
わさび平小屋 17:32 17:33 +1
新穂高 18:13 18:00 -13
行動時間 14時間
総CT 26時間50分(含む弓折岳往復)
短縮率 52%
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
合計2000円でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山ポスト★ 「登山指導センター」と「左股林道」ゲートの2カ所にあります。 長野県及び岐阜県では一部の山域で登山届の提出が条例によって義務化されています。 下山届はカード式になっていて氏名と登山日、下山日を記入して同じポストに入れるだけです。ぜひ提出を習慣化したいものです。 http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/tozanjorei/tozanjorei.html http://www.pref.gifu.lg.jp/kurashi/bosai/sangaku/11115/jourei.html ★コース状況★ 特に危険と感じる箇所はありませんでした。 ★山小屋での水★ どこの小屋でも水不足で大変なようでした。特に標高の高い小屋ほど深刻なようです。渇水で蛇口から水が出ませんの表示を見かけました。 |
その他周辺情報 | ★温泉・食事★ ロープウェイから2kmほど下にある「ひがくの湯」(入浴料700円) 併設の食堂で地元の飛騨牛を生かしたメニューが充実してます。 ★ドコモ携帯の利用可能状況★ 鷲羽岳山頂、三俣蓮華岳山頂、双六岳南側斜面で利用可能 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ 1
半袖ベースレイヤー 1 着用
ハードシェル 1
ハーフパンツ 1 着用
靴下/ゲーター 1 着用
グローブ 1
雨具上下 1
サンバイザー 1
トレランシューズ 1 着用
ザック 1 5L(本体)+4L(フロントパック)
朝食、昼食 2
行動食 1 ジェル
非常食 1 ナッツ・飴
飲料 3 500mlx2+250mlx1
地図(地形図) 1
コンパス 1
笛 1 ザック付属
計画書 1
ヘッドランプ 2
予備電池 2
GPS 1
ファーストエイドキット 1
保険証 1
携帯 1
時計 1
サングラス 1 着用
タオル 1
ツェルト 1
カメラ 1
携帯予備電源 1
現金 1
バフ 2
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感想
★本日のコース★
一度は行ってみたかった裏銀座。車を使ってその日のうちに戻って来られるピストンか周回コースとなると限られてくる。今回は東京からのアクセスの良い新穂高スタートでどこまで行けるかチャレンジしてみました。
★行動の記録★
計画通り2:00に出発。「左俣林道」のゲートで登山届を出してふとザックを触ると水を入れたフラスクがない。あわてて車に取りに帰ります。15分のロス。気を取り直して月明かりの夜道を進みます。「鏡平小屋」からは槍が良く見えます。少し登ると朝日が槍の左手から顔を出しました。素晴らしいモーゲンロート。これで快晴だったら言うことなしですが今日は上の方はガスってます。「双六小屋」でトイレを済ませ水を補給し先を急ぎます。行きは「双六岳」と「三俣蓮華岳」のピークを踏むことにしました。なので稜線ルートを選択。「双六小屋」が高い位置にあるので双六の山頂はアッと言う間です。ここでオニギリで朝食。先を急ぎます。
「三俣蓮華岳」まではそれほどアップダウンもなくアッサリと着きました。大きなザックを背負った学生達が山頂で休憩してました。合宿でしょうか。「三俣山荘」までは急な下り。登ってくる人達は皆苦しそうです。山荘のテン場で出発前に記念撮影をしていた若いトレラン3人組に声をかけられ写真を撮りました。体引き締まって早そうです。三俣山荘ではポカリを補給。山荘のお嬢ちゃん、フラスクが気にいったらしく「プニュプニュしていい?」。しばし遊んでもらった?後で「鷲羽岳」の登りに取り付きます。途中で後ろから来た若いトレイルランナーに追いつかれました。「赤牛岳」までピストンとのこと。荷物も軽そうだし体幹が全くブレずにさっさと登っていきます。しばらく並んでおしゃべりしながら登りましたがペースがあまりに違うので先に行ってもらいました。
「鷲羽岳」山頂にはご夫婦が1組。1つのボトルから熱い飲み物を分け合ってました。いいなぁこういうの。反対から登ってくる人は皆しんどそう。譲ろうと思ってよけても「どうぞ」と言われることが多い。帰りの登り返しはしんどそうだ。「水晶岳」までの間に「ワリモ岳」の登り下りもあり手強い。「水晶小屋」まで来れば標高差少ないので「水晶岳」まではあと一息。山頂に着きましたがガスで展望期待できないので写真を撮っていただき即下山。やはり帰りの登り返しはきつかったです。鷲羽の下りから少し晴れ間が見えて展望出てきました。行きには判らなかったけど「鷲羽岳」ってこんな形しているのですね。名前の由来よく理解できました。
「三俣山荘」に着いて2階の展望食堂でカレーを注文。昼食に用意したアンパンは腹に入らなかったけど酸味の利いたカレーはドンドン入ってきます。朝のお嬢さんが遊んでました。私の顔見るなり「あ、さっきの人だ!」。覚えててくれたのだね。食後階下でポカリを購入。朝遊んでいた小学生の息子さんが夏休みの宿題やりながら店番してました。そこへテン場申し込みの女性が入ってきました。その女性一瞬大人を呼んでもらうか躊躇したあと「テント申し込みお願いします。」と彼に言いました。完璧な対応でした。敬語の使い方、よどみない丁寧な説明、大学生でもあんなにしっかりした話し方できる人少ないと思います。ビールを購入したオジさんにも同様の対応。おつりの計算もしっかりできて、でも夏休みの宿題の算数には手こずっていたみたいです。7問あるうち1問しかできてないよって言ってました。彼3代目だそうですね。
帰りは巻き道を選択して時間を短縮しました。午後から天気が崩れる予報でできるだけ早く安全圏に戻りたかったのですが時間は計画より押しています。「双六小屋」で水を補給し「鏡平小屋」を目指します。小屋を出てしばらくすると空模様が怪しくなってきてついに雨がふりだしました。雨具を着たり脱いだり時間を食いました。「鏡平小屋」では計画対比30分の遅れ。ここで朝追い抜いていった若者トレイルランナーに追いつかれました。なんとなく話をしているうちに同時にスタート。彼についていく感じでノンストップで「わさび平小屋」まで行きました。私はそこでトイレに寄り彼とは離れました。別れ際彼は「ボチボチ行ってます。」再び走りだすと彼は先の方でジョグで待っていてくれました。そこからは私が前へ出てペースアップ。結局当初の計画より10分巻いてゴール。
★感想★
裏銀座は長かったの一言。途中で追い抜いて行った若手ランナーはUTMFで50番台、今年はサブ30を狙うそうです。そりゃ速いわ。時間内に完走できれば良いという自分とでは大違いです。後ろにつかせてもらい下りのステップの踏み方や転倒しそうになったときのリカバリーの仕方が参考になりました。「三俣山荘」の3代目の活躍ぶりにもビックリ。家庭的な雰囲気の良い小屋ですね。ゆっくりと時間のあるときに滞在したいものです。ここをベースキャンプにして周囲の山へ出かけるのも良いかも。今回も色々な出会いがありましたが道を譲ってくれた方や写真を撮影してくれた方々、そして何よりも遅いペースのおっさんランナーに最後まで付き合ってくれたNさん、ありがとうございました。UTMFでお目にかかりましょう!
kennoguさん、お疲れ様です。北アルプス大ピストン紀行、楽しませてもらいました。CT比52%はお見事。自分はもっぱら70%での計画です。UTMF頑張ってください。
mnakanoさん、コメントありがとうございます。私の場合登山口までの往復は車使うのでmnakanoさんとは距離が全く違います。今度は駅からのロングランにチャレンジしてみます。
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