北岳〜間ノ岳〜塩見岳
kengamine
- GPS
- 49:30
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 3,199m
- 下り
- 2,945m
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広河原6:35-白根御池分岐6:55-8:25二俣8:40-10:05小太郎尾根分岐10:10-10:45北岳肩ノ小屋11:05-11:45北岳11:55-吊尾根分岐12:15-12:40北岳山荘12:50-中白根山13:30-14:35間ノ岳15:00-15:35三峰岳15:45-三国平16:15-16:40熊の平小屋
7月18日
熊の平小屋6:35-安部荒倉岳7:05-7:35竜尾見晴7:45-8:50北荒川岳9:00-10:30北俣岳分岐10:35-11:10塩見岳(東峰・西峰)11:35-12:10塩見小屋12:15-13:35本谷山13:45-三伏山14:30-14:40三伏峠小屋
7月19日
三伏峠小屋6:20-豊口山分岐6:40-水場7:00-7:25豊口山間のコル7:30-8:05鳥倉登山口
| 天候 | 7月17日 晴れのち曇り一時雨 7月18日 快晴のち時々曇り 7月19日 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
シーズン中の始発はAM4時、バス停にてバス会社の人が案内してくれる。 周辺にコンビニ、トイレあり。 鳥倉登山口発のバス… 夏期のみ運行で1日2便の小型マイクロバス、事前に要確認。 登山口バス停にトイレあり。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
広河原から二俣へは大樺沢に沿って歩くため増水時には注意。 北俣岳分岐への登りはガレ場の急登で落石、滑落しないように。 塩見岳からの下りもまた同様です。 トイレ… 各小屋、登山口にあり。 水場… 広河原…林道ゲート手前右側にあり。 北岳肩ノ小屋…有料であり。 北岳山荘…有料であり。 熊の平小屋…沢からの引き水で豊富、無料。 三伏峠小屋…往復20分で沢からの引き水。 豊口山分岐先の水場…登山道脇にあり、水量豊富。 他の水場は未確認。 テン場… 熊の平小屋…600円。小屋下から間ノ岳方面への登山道沿いに点在しているが、西斜面から流れ出た水で湿った場所が多い。 三伏峠小屋…700円(うちトイレ代100円)。何段かに区画整備されていて、石なども少なく快適。 |
写真
拍手バス停にも横になって寝てる人たちが普通にいます(笑)
感想
海の日の3連休は毎年、梅雨明け直前で計画が遂行できないことが多かった。
今年も期待していなかったが、日が近付くにつれて予報が良くなってきたため、去年も同時期に計画して中止となった白峰三山に行くことにした。
ただ白峰三山は頑張れば2日で歩けそうなので、北岳山荘に着いた時点で体力、天候、時間等によって�）務抻柿馭顱疎臾臑�小屋泊〜奈良田の2泊プラン、�⊇蘰�農鳥泊〜奈良田の1泊プラン、�７Г諒疹�屋泊〜三伏峠泊で塩見までの縦走プランと3通りのプランで出発した。
(7月17日)
前夜新宿からムーンライトに乗り甲府で下車、まだ夜中だというのにコンコースやバス停周辺には始発バスまで横になって仮眠をしている人たちがゴロゴロといて不思議な光景。
AM4時発のバスで広河原へ着くと、もの凄い人でこの先の渋滞が心配になってきました。
それでも歩いていくうちに適当にばらけていき、大樺沢からのマイナスイオンを浴びながら足が止まるような渋滞もなく二俣へ。
ホントはここから八本歯コースを予定していましたが誰も行く人がおらず、不安になり断念、右俣コースを登る。
登り始めてガスってくるも、小太郎尾根分岐でガスは切れて大展望。
肩ノ小屋着くとたて続けに荷揚げのヘリが来るとのことで、小屋内でパンをかじりながら暫し待機。
北岳へは登るにつれてガスが出てきて、山頂到着時には眺望ゼロ…
その北岳山頂には15人ほどの先客、広河原の混雑ぶりを考えればかなりマシでしょうか。
北岳山荘に着いて体力的、時間的にはまだ歩くことはOK、ただ天候はガスっていて悩む。
小屋の方に話を聞くと「雷雨の心配はない、熊の平に2人向かって行った」とのことで、私も熊の平行きを決定。
なお途中で追い着いたこの2人は小屋素泊まりで、翌日4時に出発して14時20分のバスに乗るとのこと!
ちなみにこの日の北岳山荘は定員150人の対して300人の客だそうで、小屋の人も異常だと言っていました。
中白根山の手前から雨が降り始め、間ノ岳まで降ったり止んだりの繰り返し。
間ノ岳で農鳥小屋泊だという人に話を聞くと、奈良田から身延のバスは道路通行止めのため運行していないと聞き、もう熊の平に行くしかなくなりました。
熊の平小屋はさすがに宿泊客は多くなく、20人ぐらいでしょうか。
テン泊者は計5張りと静か、おまけに水が凄く美味しかったです。
(7月18日)
朝から快晴!
熊の平から北荒川岳までは樹林帯中心の歩きで、何度か眺望抜群の稜線に出るといった感じ。
途中倒木箇所もありますが、北荒川岳の登り以外はアップダウンも小さく歩き易い。
北荒川岳は西側の崩壊斜面が圧巻だ。
ここからは開放的な稜線漫歩が続くが、その先に地獄が待っていた…
北俣岳分岐への登りは浮石の多いガレ場で、おまけにかなりの急登で完全に顎が上がってしまいました…
やっとこさ辿り着いた塩見岳山頂は360度の大展望で、疲れも一気に吹き飛ぶほど!
しかし遠くに三伏峠小屋も見えて、あそこまで歩くかと思うとゲンナリもする。
塩見岳からの下りは急な岩場で要注意、塩見小屋から三伏峠小屋までは小ピークを幾つか越えて行きますが、ピークに着く度にまだ本谷山じゃないことにガッカリして、この日の行程終盤でもあり、疲れた足には堪えます。
三伏峠小屋に着くとテン場は15時前でほぼ一杯、ただ塩見岳から下山後に撤収していった人たちも何人かいました。
水場は行きは下り、帰りは登りで往復20分とチョット遠いですね。
(7月19日)
この日は鳥倉登山口まで約2時間の下るだけですが、帰りのバスで1時間45分立ちっ放しはイヤなので、1時間前着を目標に出発。
大抵の山でそうだが、下るにつれて展望のない樹林帯に入って行くため、そこからは黙々と下ることが多い。
この日もそんな具合に下って行き、8時過ぎに下山するとすでに15人ほど先客がいてビックリ、誰でも座って帰りたいでしょうから、考えることは同じなんですね。
結局30人ほどになり、やって来たバスはマイクロバスのような小さいヤツ、補助席入れても28席で立ち客もあるなか出発しだしたら、手を振って慌てて下山してくる中年夫婦。
しかしもう定員オーバーなので乗せられないと告げられるが、次のバスまで5時間待ちなので直ぐには引き下がらない。
まぁ最終的には、前の人たちが詰めに詰めて何とか乗ることが出来ましたが…
1,2日目の長時間の歩き、3日目の長時間のバス&列車移動で疲れましたが、天気も良く充実した3日間でした!
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