後立山連峰+栂海新道 ソロ

2021年09月13日(月) 〜 2021年09月16日(木)

• GPS: 52:23
• 距離: 78.4km
• 登り: 7,213m
• 下り: 8,592m

コースタイム

1日目

• 山行: 13:08
• 休憩: 2:30
• 合計: 15:38

5:52 扇沢駅
6:04 6:05 柏原新道登山口
6:57 7:02 ケルン（柏原新道）
7:07 7:11 駅見岬
7:51 7:51 水平岬
8:16 8:20 富士見坂
8:41 9:04 種池山荘
9:39 9:44 爺ヶ岳南峰
9:57 10:06 爺ヶ岳中峰
10:21 10:21 爺ヶ岳北峰
10:39 10:39 冷乗越
10:57 11:02 冷池山荘
11:09 11:09 冷池山荘テント場
11:52 12:08 布引山
12:51 13:13 鹿島槍ヶ岳
13:39 13:55 鹿島槍ヶ岳北峰
14:23 14:25 八峰キレット
14:34 14:56 八峰キレット小屋
16:33 16:33 北尾根ノ頭
18:47 18:47 五竜岳
19:29 19:45 五竜山荘
19:50 19:50 遠見尾根分岐
21:30 宿泊地

2日目

• 山行: 9:55
• 休憩: 2:08
• 合計: 12:03

4:45 宿泊地
5:30 5:42 大黒岳
6:33 6:33 牛首
6:38 7:05 唐松岳頂上山荘
7:19 7:20 唐松岳
7:47 7:47 不帰嶮（不帰二峰南峰）
7:57 8:05 不帰嶮（不帰二峰北峰）
8:42 8:42 不帰嶮（不帰一峰）
8:54 8:54 不帰キレット
9:36 9:58 天狗ノ大下り
10:41 10:57 天狗山荘
11:05 11:14 天狗山荘
11:34 11:34 鑓温泉分岐
12:01 12:02 鑓ヶ岳
12:51 12:58 杓子岳
13:48 13:49 丸山
14:11 14:33 白馬山荘
14:51 14:53 白馬岳
15:19 15:19 三国境
15:54 15:54 鉱山道分岐
16:48 雪倉岳避難小屋

3日目

• 山行: 8:19
• 休憩: 1:53
• 合計: 10:12

5:01 雪倉岳避難小屋
5:38 5:45 雪倉岳
7:37 7:37 小桜ヶ原
7:53 8:04 水平道分岐
9:03 9:58 朝日岳
10:26 10:27 吹上のコル
10:42 10:42 照葉ノ池
11:15 11:15 アヤメ平
12:09 12:11 黒岩平
12:26 12:40 黒岩山
13:36 13:56 サワガニ山
14:22 14:24 北又の水場
15:06 15:07 犬ヶ岳
15:13 栂海山荘

4日目

• 山行: 6:05
• 休憩: 0:56
• 合計: 7:01

5:26 栂海山荘
6:05 6:05 黄蓮山
6:34 6:43 黄蓮の水場
6:52 6:53 菊石山
7:16 7:16 下駒ヶ岳
8:19 8:19 白鳥山避難小屋
8:20 9:01 白鳥山
9:17 9:17 山姥平
9:39 9:42 シキワリの水場
9:47 9:47 金時坂ノ頭
10:20 10:21 坂田峠
10:48 10:48 尻高山
11:25 11:26 二本松峠
12:19 12:19 親不知 栂海新道登山口
12:23 12:23 親不知観光ホテル
12:27 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行きは扇沢まで新宿から夜行バス
帰りは親不知駅まで歩き、富山駅まで電車で行き、富山駅から夜行バスで新宿

コース状況／危険箇所等

後立山の稜線は岩稜歩きがあるので滑落注意
栂海新道は整備が入っていてほぼ快適に歩けるが、道が一部崩れて迂回路があったりする
ヘビが多い
熊も見かけた

写真

9/13 6:06

Day1
柏原新道からスタート

9/13 6:09

コロナだからね〜

9/13 7:18

種池山荘が遠くに見える

9/13 7:50

よく整備されていて歩きやすい

9/13 7:51

ゴゼンタチバナの赤い実がいくつも目に止まる

9/13 7:55

針ノ木雪渓はほとんどない

9/13 8:06

紅葉が始まっていた

9/13 8:20

うどの花かな？
線香花火みたい

9/13 8:39

種池山荘に到着

9/13 9:08

種池山荘でゆっくりと朝食をとり爺ヶ岳に向けて歩き出す

9/13 9:10

今年の紅葉は早い気がする

9/13 9:10

種池山荘と劔岳

9/13 9:13

鹿島槍ケ岳

9/13 9:14

爺ヶ岳南峰への登り道

9/13 9:38

日暈
ずーっと高曇りだった

9/13 9:38

振り返って種池山荘と立山と劔岳

9/13 9:57

爺ヶ岳中峰から南峰を振り返る

9/13 9:57

南峰の左に見える針ノ木岳と蓮華岳

9/13 10:00

富士山の頭も見えた

9/13 10:02

爺ヶ岳中峰

9/13 10:20

草紅葉が鮮やか

9/13 10:20

鹿島槍ケ岳

9/13 10:37

冷池山荘
結構な崖の上に建ってる

9/13 10:41

冷乗越
バックに劔岳
後立山の稜線からはずっと劔岳が眺められて気持ちがいい

9/13 11:08

冷池山荘から少し歩いて振り向く
爺ヶ岳北峰、中峰、南峰を眺める

9/13 12:32

布引山を越えると鹿島槍ケ岳南峰が見えてくる

9/13 12:56

鹿島槍ケ岳南峰
バックはまたもや劔岳

9/13 13:17

鹿島槍ケ岳南峰から北峰を眺める

9/13 13:17

遠くにちょこんと白馬岳の頭が見える

9/13 13:39

鹿島槍ケ岳北峰から南峰を振り返る

9/13 13:58

鹿島槍ケ岳北峰から五竜岳までの稜線
すごく下の方にキレット小屋が見える

9/13 14:23

八峰キレット
名前がついてはいるがこの前後の方が厳しいところがある気がする

9/13 14:24

八峰キレット

9/13 14:25

八峰キレット

9/13 14:31

キレット小屋到着

9/13 14:59

通りすぎる場合は水の補給や購入はできない
その代わり水以外のペットボトルの飲料は買うことができる

9/13 15:49

コルから五竜岳を見上げる

9/13 16:24

五竜岳への登りの途中から振り返って鹿島槍ケ岳

9/13 17:56

そろそろ日が暮れる
劔岳方面に日が落ちるが雲が出ていて夕日を拝むのは難しそう

9/13 18:35

日が落ちた後だけど真っ赤

9/13 18:43

写真では明るく見えるが五竜岳につく頃には辺りはもう真っ暗
ヘッドライトの光を頼りに歩き続ける

9/13 19:30

五竜小屋は19時で売店が閉まってしまって補給できず
ここら辺から疲れが出始め、ペースが上がらず日本海まで行くのがしんどく感じてきて、達成できなかった言い訳を考え出す

9/13 20:18

本来の計画では夜通し歩いて2泊3日で行く予定だったが、この辺りから眠くて集中力が切れ始めていた

眠気が限界に達したのでハイマツの隙間に身を寄せて仮眠することに

9/14 5:05

Day2
結局寝すぎて朝(笑)

時間的に当初の計画通りは行かないことが確定

予備日をとっていたので無理せず4日で歩ききることを決める

寝過ぎたことで疲れと眠気からは完全に回復
結果的にこの睡眠はよかったと思う

9/14 5:17

これから向かう唐松岳方面

9/14 5:21

後ろを振り返って五竜岳

9/14 5:43

大黒岳の山頂には行けない

9/14 6:06

まだまだ岩稜帯は続く

9/14 6:22

人のすれ違いが多くなってきた

9/14 6:34

唐松山荘に到着

9/14 7:06

唐松岳

9/14 7:12

振り返って唐松山荘

9/14 7:23

唐松岳から不帰キレットを眺める

9/14 7:52

不帰

9/14 8:06

9/14 8:22

不帰

9/14 9:29

振り返ると今まで歩いてきた唐松岳、五竜岳、鹿島槍ケ岳が連なっているのが見える

9/14 9:56

不帰を越えると山容はガラッと変わりたおやかな感じに

9/14 9:57

振り返ると荒々しい岩稜帯

9/14 10:21

たおやかな手前の尾根道とバックに岩稜帯

9/14 10:24

白馬鑓を目指して歩く

9/14 10:28

草紅葉が目を楽しませてくれる

9/14 10:39

天狗山荘

9/14 11:47

劔岳をバックに歩くトレッカー

9/14 12:01

白馬鑓ヶ岳から見る杓子岳と白馬岳

ちなみに左のピークは旭岳

9/14 12:01

白馬鑓ヶ岳

9/14 13:51

なんだか要塞みたいな白馬山荘

9/14 14:04

白馬山荘から振り返ると劔岳が小さくなっていた

9/14 14:06

白馬山荘から見た杓子岳と白馬鑓ヶ岳

9/14 15:04

白馬岳から見た小蓮華山方面

9/14 15:17

白馬岳から見た雪倉岳と朝日岳

9/14 15:58

ビビッドなオレンジに染まる草紅葉

9/14 16:14

雪倉岳

9/14 16:32

雪倉に向かう途中から振り帰ると白馬岳から小蓮華山への稜線が眺められる

9/14 16:35

チングルマの草原

9/14 16:41

雪倉岳と雪倉避難小屋

9/14 16:47

雪倉避難小屋
ここが二日目の宿泊他

9/15 5:03

Day3
日の出前に避難小屋を出発

9/15 5:25

太陽と反対側は淡い空色で美しい

9/15 5:31

振り返って昨日歩いてきた山を眺める
左の高いのが白馬岳
右は旭岳

9/15 5:38

日の出の時間だがちょうど雲があって太陽が見えない

9/15 5:41

雪倉岳山頂

9/15 5:44

振り返って白馬岳方面

9/15 5:54

次のピークの朝日岳

9/15 6:08

雲海が見事

9/15 7:02

これキレイでよく見るけど何だろう？

9/15 7:40

リンドウ

9/15 7:42

木道と朝日岳

9/15 8:59

そろそろ山頂

9/15 9:03

朝日岳山頂

9/15 9:04

白馬岳方面

9/15 10:25

吹上のコル

9/15 10:27

蓮華温泉への登山道

9/15 10:28

吹上のコル

9/15 10:38

ここまでは青空が気持ちよかった

9/15 10:45

上から雲海に見えていた雲の中に入っていく

9/15 10:50

青空だったらもっときれいなんだろうな〜

9/15 10:55

ちょっとだけ青空
この後はずっとガスガス

9/15 11:10

ずっと続く道

9/15 11:52

ガスガスの池塘に映る草紅葉

9/15 11:54

イワショウブかな？

9/15 12:17

ガスガスでなんも見えない

9/15 12:50

道は笹が刈られてたりして整備がちゃんとされている

9/15 14:06

ミヤマクワガタ

9/15 14:10

一ヶ所、道が崩れていて迂回路が作られていました

9/15 15:14

栂海山荘に到着

9/16 5:23

Day4
この日も日の出直前に出発

9/16 5:24

前日はガスガスだったがこの日は晴れた

9/16 5:44

この日の行程の大半は樹林帯

9/16 5:46

日の出

9/16 6:33

ここで最後の補給

9/16 6:44

朝日が差し込む森

9/16 7:21

かなり高い場所に白鳥避難小屋
登り返しがキツイ

9/16 7:54

途中チラッと見える海

9/16 8:21

白鳥避難小屋到着

9/16 8:25

白鳥避難小屋から見える糸魚川の海

9/16 9:39

持っている水には余裕があったので、ここでは水を組んで一杯だけ頂いた

9/16 10:08

数年前ここに来たときにはここでタクシーを呼んでしまったのでこの先に行けるのが嬉しい

9/16 12:21

最後の海へでる階段の前にはこんな道標
80m登り返すのかと思うとちょっと躊躇する

9/16 12:25

でも、やっぱり行かずにはいられない

9/16 12:28

親不知の海岸
これ以上進む道がないので完全なゴール

この後階段を登り返して親不知駅まで歩きました

撮影機器：

EOS 7D CANON

LG V60 ThinQ 5G L-51A docomo LGエレクトロニクス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ シェラフ ヘルメット

感想

yoshikitokio

後立山と栂海新道を通して2泊3日で計画するも、初日で断念。
予備日を一日とってあったので3泊4日の計画へシフト。
結果的にほとんどの時間を明るい時間帯に歩けたので景色も楽しめたし、余裕をもって歩けたのでかえってよかった。

後立山は名だたる山々をいくつも越え、以前各山々を登ったときの事を思いだしながら歩けた。
草紅葉が色づき、左には立山と劔岳がずっと眺められる贅沢な稜線歩きは、本当に気持ちがよかった。

後立山では何人もの人とすれ違ったりしたが、栂海新道では数人しか人に会わなかった。
ヘビを何十回も見かけて、暗い時に歩かなくてよかったと本気で感じた。

徐々に標高を下げて行くと、紅葉していた山から花が咲き誇る草原になっていく感じが、なんだか秋から夏に季節が遡っていくような不思議な感覚ど楽しかった。