二度と嫌だ!!! イケメン台湾ボーイと地獄を味わった♪ 中央アルプス全山ヤブ漕ぎ大縦走
体力度について
- GPS
- 24:12
- 距離
- 56.6km
- 登り
- 4,479m
- 下り
- 4,946m
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04:30 福島Bコース登山口・出発
05:36 力水(4合目半)
06:37 7合目避難小屋
07:45 玉ノ窪小屋
08:10 木曽駒ケ岳
08:41 宝剣岳
10:41 檜尾岳
12:55 木曽殿越
13:48 空木岳
14:57 摺鉢窪避難小屋泊
10月14日(日)
05:26 摺鉢窪避難小屋・出発
06:10 南駒ケ岳
07:34 越百山
07:58 南越百山
09:21 奥念丈岳
10:58 松川乗越
11:29 浦川岳
12:30 安平路山
14:42 摺古木山
15:01 摺古木自然園休憩舎泊
10月15日(月)
02:52 自然園休憩舎・出発
04:26 大平宿
05:26 大平峠
06:44 幸助バス停・下山
| 天候 | 10/13(土) 快晴 10/14(日) 晴れ後曇りガス 10/15(月) 曇り後雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
木曽駒高原スキー場 無料大駐車場あり 「帰り」交通機関 おんたけ交通「幸助バス停ー南木曽駅バス停」\300円 1日5便(07:21・08:51・11:31・13:46・15:41) 駅から時刻表(南木曽駅発塩尻行き) \570円 http://ekikara.jp/newdata/ekijikoku/2301021/down1_20423021.htm おんたけ交通「木曽福島駅バス停ー大原上バス停」\200円 平日10便(06:41・07:11・08:00・09:08・10:38・12:40・14:59・16:04・17:00・18:10) 土日・祝日4便(09:08・12:40・16:04・18:10) ☆大原バス停から木曽駒高原スキー場まで徒歩1時間 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
☆中央アルプス! 木曽駒ケ岳から安平路山を繋ぐロング縦走! 天国(一般ルート)と地獄(破線の激藪ルート)の両方を味わえる。 ☆木曽駒から越百までは、一般ルートなので省略します。 1日目は福島Bコースより木曽駒ケ岳・空木岳を経て摺鉢窪避難小屋まで歩きました。 一日で行くのはかなりハードなので、1日目は七合目避難小屋泊まりか山頂の営業小屋で泊まるのが良いだろう。 それとも檜尾避難小屋まで行く手もある。 摺鉢窪避難小屋は快適で使用可能(水場なし・トイレあり) ☆それ以南の南越百山から安平路山までは地図でも破線ルート。 猛烈な笹薮が繁茂し通行困難を極め、踏み跡も薄く迷いやすい。 越百山から藪が濃くなりつつある。 シオジ平自然園の分岐点を確認できたが、現在通行止めの看板があった。 南越百はダダっ広くて展望が良い。 山頂から少し下るとハイマツの中に踏み跡が続いてるが、この周辺でガスられると方向が解らず迷い易い。 奥念丈岳まで踏み跡があったが背丈ほどの笹薮が繁茂し、潅木などでザックに引っかかり歩行困難。 笹薮の中に倒木も隠れてるので足元に注意。 奥念丈岳より念丈岳へ向かう踏み跡も確認できた。 ここでキャンプしたという台湾人男性がいた。 奥念丈より松川乗越を経て安平路山まで、猛烈すぎる激藪漕ぎで踏み跡が定まらない。 特に乗越から浦川岳は激藪のトンネルを漕ぎながらの激急登!!! 安平路山直下に少しだけ藪が無い場所があり一服できる。 地図では山頂まで巻いて登っているが、実際は直登だったし猛烈な藪漕ぎだった。 *この区間は体力勝負!!! 真夏の時期は避けて涼しい秋がベストだろう。 水場は一切無ので多めに持っていきましょう! とにかく迷いやすい稜線なので、地図とコンパスは必要。GPSがあるとさらに安心。 木の枝にリボンやテープなどか多く取り付けてあった。 丈夫な服装が必要で作業着がベスト! 笹藪とか木の枝に引っ掛けて破いてしまう。 目を保護するためのゴーグルがあると良いが、サングラスなんかでもいけた。 マダニもいるのでスパッツがあると便利(今回はついてなかった) エスケープルートは奥念丈から烏帽子ヶ岳を経て松川町へ下山できる一本のみ。 ☆安平路山から摺古木山を経て登山口まで、笹薮も刈ってる良い登山道でした。 山頂から下り、安平路避難小屋手前に豊富に流れる水場を確認できた。 安平路避難小屋は快適で使用可能(トイレ無し・水場は安平路側へ少し) 摺古木山より登山口の摺古木自然園休憩舎まで整備された下り坂。 途中水場もあり。 登山口の摺古木自然園休憩舎は快適な避難小屋で使用可能でした(トイレと水場は東川林道を100mほど下った場所にある) 東川林道を約2時間ほど歩くと大平高原に出れる(公衆電話がありタクシーを呼べる) 大平街道を西側へ峠を越えて、約3時間車道を下ると国道256号に飛び出しスグ近くの民家前に幸助バス停がある(バスの本数は1日5便) コンビニ・スーパー 木曽福島駅周辺にスーパーイオン・コンビニあり。 日帰り温泉 木曽福島周辺に「せせらぎの四季」HPはこちら http://www.kiso-spa.com/ |
写真
に到着しました。
北アルプスが初冠雪してましたよ(^^)
3時間半で着いてもた!!!
木曽駒ケ岳は山ガールの宝庫だぜぇーい♪
ホンマ今日はすばらしいほどの天気だぜ♪
ザイルを使用し登る団体さん!
混んでました。
内心は「あーしんどぉー♪」
快適な避難小屋でしたが、連休なので暗くなる18:00まで宿泊者が訪れた。結局、最盛期を迎える営業小屋のように、互い違いに寝る羽目になってもた!!!
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結局、最盛期を迎える営業小屋のように、互い違いに寝る羽目になってもた!!!
イビキもうるさかった!
白根三山の間ノ岳から昇る太陽♪
この先、地獄が待ってるとも知らず(笑)
ワイルドだぜ! 越百山ちゃん(^^)ここで登山者2名と出合い少しだけお話した。
聞くところによると、越百小屋は満員になったみたいで、予約無しで着いた人は皆追い返されたようだ。
なるほど! 避難小屋が混んだ原因がそれでわかったぞ!!!
それにしても暗くなるのを承知で無理して避難小屋まで来たもんだ!!!
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ここで登山者2名と出合い少しだけお話した。
聞くところによると、越百小屋は満員になったみたいで、予約無しで着いた人は皆追い返されたようだ。
なるほど! 避難小屋が混んだ原因がそれでわかったぞ!!!
それにしても暗くなるのを承知で無理して避難小屋まで来たもんだ!!!
目指すは安平路山だぜぇーい!!!
脚のすねにゴツーン!!!!!
痛かった(--;)
奥念丈岳に到着でぇーす♪
ここから念丈岳へ続く踏み跡が確認できた。
前ばっかり見てると、ドロドロの泥濘にはまってまうどぉ!!!
誰か、もうはまってる登山者の足跡があった(笑)
イケメン? 台湾ボーイ!さっきまでの激藪漕ぎのことを、身振り手振りで示すとお互い笑ってしまいましたぁ♪
言葉は通じなくても、お互い登山者同士気持が伝わります!!!
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さっきまでの激藪漕ぎのことを、身振り手振りで示すとお互い笑ってしまいましたぁ♪
言葉は通じなくても、お互い登山者同士気持が伝わります!!!
イケメン?台湾ボーイと「どんなもんじゃーい!!! 摺古木山ちゃーん!!!」木曽駒から出発して今日が3日目で、大平宿に下山したらタクシーで飯田まで行くようだ!
日本に11日間滞在で、次は八ヶ岳縦走の予定だ。
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木曽駒から出発して今日が3日目で、大平宿に下山したらタクシーで飯田まで行くようだ!
日本に11日間滞在で、次は八ヶ岳縦走の予定だ。
台湾山岳会マークのついたTシャツ!日本の山に来てくれてなにか嬉しいな!
去年の中央アルプス縦走は雨の為に途中敗退して、今年リベンジして達成したと話してた。
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日本の山に来てくれてなにか嬉しいな!
去年の中央アルプス縦走は雨の為に途中敗退して、今年リベンジして達成したと話してた。
そんなザックを背負い軽々とワイルドに歩いてたぜ!!!
スーパー台湾ボーイと名づけよう(笑)
ヤマレコのことを知らせようと思っていたが、だめだろうな!
アザと擦り傷だらけだぜぇーい!!!
痛いかった(--;)
始発の07:20に着きたいので、午前2:50に小屋を出発したぜ!
登山口までの5kmは林道を歩かないと!
4時間の車道歩きはホンマしんどかったぁ♪
始発の40分前に到着できた。
最悪です! 雨が降ってきたぜ! 急げ!!!
感想
ゲスト
大縦走ばかりをやった2013年!
桜の咲く時期、大峯奥駈道から始まり五月の連休には、関西でも厳しいと言われる台高山脈大縦走を達成した。
そして雪残る信州へ行くと、八ヶ岳連峰全山縦走を日帰りでやっつけた。
梅雨明け後の7月初旬には自身初の南アルプス全山大縦走を成し遂げ、8月になるとお花が咲き乱れる白山連峰日帰り大縦走を達成。
涼しくなった9月の秋には憧れの北アルプス槍から日本海大縦走も成し遂げた。
今年はもうしなくていいだろう!っと思っていたが、まだやり残してた大縦走があった。
それは! 中央アルプス!!!
いつでも行けるわ!!!っと思っててずっとほったらかし。
ようやく、その日がやって来た。
秋晴れが続く3日間と決めた。
登山初日は秋の連休!!!
木曽駒高原の駐車場はいっぱい。
今日は連休の二日目とあって、登山者は昨日のうちに登ってるのでとても静か。
空を見上げると雲一つ無い快晴♪
小屋泊まりのザックは10�堋�度だが、結構重く感じた。
だが、体調も脚力も快調で福島Bコースも楽勝で登ってしまったぜ!!!
こっちのコースはほとんど人に会わなかったな!
木曽駒に着くと千畳敷から来るハイカーで大混雑!!!
山ガールの宝庫でもあった♪
早々に記念写真を撮ってから逃げるように縦走開始!!!
ホンマ大名行列だぜぇーい!
そんな混雑で嫌になる中、宝剣岳も人気があって危険箇所では大渋滞。
どんなもんじゃいポーズは諦め、適当に山頂の風景を撮ってから極楽平へ。
極楽平も千畳敷から登って来たハイカーで賑やか!
さあ! 空木岳へ突撃や!
さっきまでの混雑とは打って変わり、縦走路はとても快適に歩けました。
しかし良い道とはいえ岩稜が続いたりするので脚がダルくなってきた。
檜尾岳を越えて東川岳まで結構時間がかかったな!
木曽乗越までドカーンと標高を落としてから、再び空木岳の激急登が待ち構えてる。
この登り! 天気は良いがホンマしんどかったで!!!
途中、身軽なトレラン風の人をぶち抜くき、強風吹き荒れる空木岳に到着した。
時間は14:00!
楽勝で摺鉢窪避難小屋まで行けることがわかった。
15:00に小屋に着いたら、もう先客さんが寛いでいました。
隅が一箇所だけ空いてたので陣取り、ストレッチと夕食の準備がなんと両足が攣ってしまったぜ! ぎゃあああー!!!!!!!!!
ふぅー!! 痛かった!
飯を食べて17:00、もうたどり着く人は居ないだろう!っと思っていたが、暗くなるまでにどんどん来るではないか!!!
最終組が18:00をすぎて暗くなっていた。
結局、混んでる営業小屋のように互い違いに寝ることになってもた。
ホンマ! がぁがぁー!!!っと久しぶりに他人のイビキを聞いてもたわ(笑)
もう! こんなの嫌じゃあー!!!!!
まあ! 俺も連休に来たことが間違っていたし、混むことも想定してたので致し方ない。
さあ! 二日目も良いお天気だぞ!
南駒ケ岳ですばらしい御来光を拝めて、南へ向けて縦走開始です。
仙涯嶺を難なく突破して、たおやかな稜線を行くと越百山に到着です。
ここで二名の登山者と少しだけ立ち話!
聞くところ、昨日の越百小屋は予約をした人で満員になり、後から予約無しで泊まりに来た登山者は追い返されたとな!
昨日あれだけ混んだ避難小屋の訳がこれでわかったぜ!
下山する者、無理してでも避難小屋まで来る者!
やっぱ山小屋に泊まるときは、早めの到着＆小屋に確認するとかが大事ですな!
さあ! ここから地獄の行脚じゃ!!!!!
ドMによるドMの為の藪漕ぎスタイルだぜぇーい!!!
いざ! 出陣!!!
ぎゃあああー!!!
いきなりハイマツの激藪!
踏み跡はあるがずっと漕いで行く。
こりゃ! 体力勝負や!
潅木も多く背の高いザックは枝に引っかかり歩行が困難だ!
次第に笹薮の海に変貌!
ひたすら泳ぐ(^0^)/
一箇所だけテントを張れる快適なザレ地があっただけで、ずっと藪漕ぎが続く。
嫌になってきたころ、奥念丈岳に着きました。
念丈岳への分岐にもなっており、踏み跡が続いてるのを確認できた。
いつかは念丈岳方面へ道を繋げてみたい。
ここから笹薮の密度がさらに濃くなってくる。
ずっと笹藪漕ぎ状態。
笹に隠れた倒木とかでコケそうにもなるし、脚の脛もうってしまい痛い。
松川乗越は標高2100mの最低鞍部で笹の海が広がっていた。
浦川岳まで笹薮の中に踏み跡があるトンネル状態で、凄すぎる激藪漕ぎ急登が続きました。
ここが一番しんどかったな♪
小さなアップダウンを越えて行くと、ようやく安平路山直下の一息つける場所に着いた。
地図ではここから西側へ巻いてから山頂に至っているが、踏み跡はそのまま直登してた。
だが不明瞭になり猛烈な笹薮を漕いで、ようやく天国の安平路山に到着しました。
ヘロヘロになったけど感激いっぱいだ!
もうこれで地獄はおしまいやからな!!!!
樹林帯やガスに覆われた山頂からは、当然何も見えません。
写真を撮ったら移動開始。
ほどなく下りますと水場の案内板があり、10mほど下ると沢の源流部の水場だった。
ここでイケメン?台湾ボーイと出合った。
日本の山がお好きな台湾人さんとお話し後、お先に行くことに。
避難小屋を確認し摺古木山に到着。
ここで台湾ボーイも追いついてきた。
24�圓僚鼎ぅ競奪�を背負ってる彼は凄いぜぇーい!!!
ここからご一緒に下山することにした。
お先に歩いてもらい、後からついていくが結構ワイルドに歩いていましたよ!
お互い、あの地獄の苦しみを味わったんだからな!
登山口に下山後避難小屋で少しだけお話してお別れした。
お次は八ヶ岳縦走するようだ。
台風が心配だがホンマがんばれよ!!!
俺はここの避難小屋でもう一泊じゃ!
もう脚も限界やから(笑)
避難小屋、もう誰も来ることなく貸切になりました。
三日目の朝!
ここ南信州は台風が接近するので、昼前から雨の予報だった。
さらに始発バスに乗らないと、次の発車まで時間がかなり空く。
それで雨に降られたら嫌だ。
午前2:50に小屋を出て、4時間延々林道と車道を歩いてようやく幸助バス停に到着しました。
バスと列車を乗り継ぎ、マイカーの停めた木曽駒高原に着いたときは、雨に降られてしまった。
あーしんどかった3日間だったな!
でも大満足!
今年中にアルプス3大縦走を達成できたんで。
冬になりつつあるアルプス縦走は今回で見納めかな!
また来年もどこかで大縦走してみたいな♪
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