北アルプス裏銀座 〜新穂高から扇沢_赤線繋ぎテン泊縦走〜

2022年07月28日(木) 〜 2022年07月31日(日)

• GPS: 78:13
• 距離: 49.0km
• 登り: 4,876m
• 下り: 4,540m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:37
• 休憩: 0:42
• 合計: 8:19

6:26 新穂高温泉駅
6:32 6:35 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
6:51 6:52 お助け風穴
7:06 7:06 中崎橋
7:16 7:17 笠新道登山口
7:30 7:31 わさび平小屋
7:49 7:49 小池新道入口
8:31 8:31 秩父沢出合
8:46 8:46 チボ岩
9:05 9:05 イタドリが原
9:34 9:41 シシウドヶ原
10:19 10:25 鏡池
10:23 10:34 鏡平山荘
11:24 11:24 弓折乗越
11:39 11:40 花見平
11:53 11:53 くろゆりベンチ
12:23 12:24 双六池
12:28 12:37 双六小屋
12:49 12:49 双六岳巻道分岐
14:12 14:13 三俣峠
14:43 三俣山荘

2日目

• 山行: 7:38
• 休憩: 0:31
• 合計: 8:09

4:38 三俣山荘
5:42 5:43 鷲羽岳
6:08 6:09 ワリモ岳
6:25 6:25 ワリモ北分岐
6:59 7:07 水晶小屋
7:41 7:41 東沢乗越
8:53 9:03 真砂岳分岐
9:43 9:43 野口五郎岳
9:58 10:09 野口五郎小屋
12:40 12:40 烏帽子ひょうたん池
12:47 烏帽子小屋

3日目

• 山行: 7:17
• 休憩: 0:51
• 合計: 8:08

4:47 烏帽子小屋
5:03 5:03 前烏帽子岳
5:14 5:16 烏帽子岳山頂分岐
5:30 5:38 烏帽子岳
5:48 5:49 烏帽子岳山頂分岐
6:12 6:14 烏帽子田圃
6:42 6:51 南沢岳
8:11 8:18 不動岳
10:40 10:55 船窪第2ピーク
11:55 12:01 船窪岳
12:08 12:09 船窪乗越
12:55 船窪天場

4日目

• 山行: 7:46
• 休憩: 0:23
• 合計: 8:09

4:30 船窪天場
4:38 4:50 七倉岳
6:23 6:25 北葛岳
8:56 9:05 蓮華岳
9:49 9:49 針ノ木小屋
11:37 11:37 大沢小屋
12:39 ゴール地点

天候

1〜3日目：晴れ午後一時雷雨
4日目：晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
まいたびにて、前夜22:30竹橋発
新穂高温泉6:15着
（4列シート\9500、1列飛ばしでラクラク乗車）
【復路】
扇沢14:40発、長野駅行きアルピコ交通バス（\3100）
長野17:04発-大宮18:03着、北陸新幹線（\6380）

コース状況／危険箇所等

全線ルートは明瞭。
【新穂高温泉〜三俣山荘】
ロープウェイ乗場前下車。トイレは5分ほど下った登山指導センター利用。
危険箇所なし。槍、穂高の展望良好。
水場は、笠新道入口、秩父沢出会、双六小屋。
三俣山荘：幕営料1張1人\2000、水場はテン場と小屋前、トイレは小屋内24時間利用可
【三俣山荘〜烏帽子小屋】
危険箇所なし。鷲羽岳から360°の大展望、稜線からは赤牛岳〜立山方面を望む
烏帽子小屋：幕営料1張1人\2000、水場なし、天水の消毒済飲料水\100/500ml、野口五郎小屋も同じ、少し塩素臭あるも問題なし。
【烏帽子小屋〜船窪小屋】
不動岳前後で山体の崩落激しい。危険箇所には、ロープや柵が設置も、足元注意。
船窪小屋：幕営料1張1人\500、水場は崩落のため利用不可、天水の煮沸飲料水\200/500ml、煮沸水なので臭みなく美味しく頂きました。
【船窪小屋〜扇沢】
蓮華岳南嶺にクサリ場少々。アップダウン激しく、テン泊の4日目にはちと辛い。
針ノ木雪渓は下半分ほど残雪歩き。チェーンスパイクで問題なし。

テン場到着は、初日14:30、2・3日目は13:00でした。いずれも設営直後に雷雨となりましたが、設営・撤収時には雨に降られず、早出・早着が功を奏しました。

その他周辺情報

直帰のため情報なし

写真

7/28 6:51

今週は北アルプスの裏銀座を北上縦走いたします。
新穂高温泉からスタート、天気はまずまずです(^○^)

7/28 7:54

林道歩いて1時間、ワサビ平小屋に到着

7/28 7:58

きゅうりを食べて頑張ろう！
1本100円也

7/28 8:14

さらに30分で登山口

7/28 8:21

重いテント装備も、きゅうりパワーで軽快に、、(;^ω^)

7/28 8:47

振り返ると西穂あたりでしょうか

7/28 8:52

秩父沢出合

7/28 9:51

これから目指す弓折岳方面

7/28 9:52

だんだんと雲が発達して穂高方面は見え隠れ

7/28 10:47

キツイ登りを頑張って、鏡平小屋に到着

7/28 10:51

早速ご褒美にイチゴミルク。
ボリュームも味も大満足でクールダウン

7/28 11:01

すっかりガスがかかって、残念ながら槍は見えず

7/28 12:04

地名の通り、花見平のお花畑

7/28 12:12

笠ヶ岳方面もガスで望めず

7/28 12:28

進む先はガスが晴れて双六岳

7/28 12:32

そして、双六小屋とその先に、立派な山容の鷲羽岳。
これを見られただけで、きょうは大満足。
頑張った甲斐がありました(^O^)／

7/28 13:16

三俣山荘へは、迷わず巻道コース、右へ

7/28 13:33

巻道と言いつつ結構ハード。
カール状の尾根を望みつつ、黙々と歩く

7/28 15:01

今夜のお宿三俣山荘に到着！
正面に鷲羽岳ドーン。
この後テント設営中に雷雨発生、ギリギリセーフでございました<(_ _)>

7/28 18:44

本日のおまけ。
夕立が上がった小屋前から、槍ヶ岳の絶景

7/29 4:51

2日目の夜明け、天気良さそうです

7/29 5:14

まずは鷲羽越え

7/29 5:22

モルゲン気味の槍方面

7/29 6:06

鷲羽岳に到着！

7/29 5:47

ここからは、360°の大展望。
槍・穂高の向こうに乗鞍岳

7/29 5:54

双六の先に笠ヶ岳

7/29 5:42

黒部五郎に

7/29 6:10

薬師岳と水晶岳
やっぱり山は朝ですね

7/29 6:18

ワリモ岳を越えて水晶小屋へ

7/29 7:10

祖父岳に隠れていた雲の平も一望に

7/29 7:25

水晶小屋に到着

7/29 7:35

今回は水晶には登らず、裏銀座へ直行（とにかく早着）

7/29 7:53

しばらくは、イワイワ地帯のアップダウン

7/29 7:45

裏側からの鷲羽岳

7/29 8:07

東沢乗越に到着

7/29 8:12

歩いてきた道を振り返る

7/29 8:57

しばらく登って、野口五郎方面
なんと美しい、延々と続くなだらかな稜線

7/29 10:12

稜線に乗っても美しい景色

7/29 10:09

野口五郎岳に到着！

7/29 10:21

山頂を超えるとたちまちガスに覆われる

7/29 10:24

野口五郎小屋に到着
700円のCCレモンを一気飲み

7/29 11:12

三ッ岳に向かう稜線
ガスがすっきり晴れません

7/29 11:37

この辺りからコマクサが目立つように

7/29 11:49

三ッ岳西峰から三ッ岳を望む

7/29 12:51

前方に烏帽子岳
この後テント設営中に雷雨発生、、今日もギリギリセーフでした<(_ _)>

7/30 5:05

3日目の朝、小屋前からの景色
今日も朝からいい天気

7/30 5:30

ニセ烏帽子山頂から、隠れていた烏帽子岳

7/30 5:31

表銀座方面には、餓鬼岳から燕岳

7/30 5:53

クサリ場少々、15分ほどで山頂に

7/30 5:59

山頂からは、正面に赤牛岳から続く読売新道。
その奥には薬師岳

7/30 6:31

四十五池越しの南沢岳

7/30 6:35

水が豊富なだけあって、この辺りはお花畑が広がります

7/30 6:48

南沢岳に到着

7/30 7:20

これから向かう不動岳方面
半端ないアップダウンと山体崩壊状況

7/30 7:38

ギリギリのヘリに付けられた山道
というか、どんどん後退している感じ

7/30 8:35

もうすぐ不動岳

7/30 8:35

この辺りからは、立山方面が望めます

7/30 8:48

不動岳に到着

7/30 8:54

山道に立ちふさがる若猿に睨み勝ち

7/30 10:04

さらに崩壊激しい船窪岳方面

7/30 12:11

こんな道ばかり。
このコース、そのうち通れなくなるかも、、

7/30 12:20

存在感のない船窪岳

7/30 12:20

あの上あたりがテン場のはずだが(;´Д｀)
3日目も設営直後に雷雨発生、本日ここまで

7/31 5:00

4日目の朝、テン場から立山方面。
今日も朝はいい天気！

7/31 5:04

ここまで来ても槍の存在感

7/31 5:12

富士の存在感はもっとすごかった！

7/31 5:15

この山行で初めて会ったライチョウ君
ブレブレですが、真ん中に、、

7/31 5:16

テン場から15分で七倉岳

7/31 5:19

本日の目標、右側が北葛岳、また300m下って中央の蓮華岳まで500m上げます(>_<)

7/31 6:01

ウスユキソウが咲き誇る

7/31 6:12

北葛岳へもかなりのアップダウン
テン泊4日目にしてはかなりハード、、

7/31 6:49

北葛岳に到着

7/31 6:49

最後の目標は蓮華岳、300mダウン500mアップ

7/31 7:41

でも登ってみれば、大好きな岩場が続き300mの急登はクリア

7/31 8:39

針ノ木岳もすぐ近くに

7/31 8:39

最後のザレ山をジグザグに登る

7/31 9:20

山頂手前で振り返り
気持ちの良い稜線が続いています、ありがとうございました！

7/31 9:24

蓮華岳に無事到着(^O^)／

7/31 9:43

実にM系な、楽しい？山行でした(^^)

7/31 9:53

針ノ木岳に向かい、峠まで下山

7/31 11:16

最後に、針ノ木大雪渓を下って、今回の山行終了です

7/31 13:06

扇沢に無事下山！
想像以上に、楽しく過酷な山行でありました。
少しはスキルアップできたかな？

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX500 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ テント テントマット シェラフ 携帯トイレ チェーンスパイク

感想

garikun

今回の山行は、北アルプスの裏銀座。
水晶小屋から蓮華岳を歩く赤線つなぎが目標でした。
繋げることばかりを意識して歩き始めましたが、想像以上の絶景と厳しい行程に山歩きの楽しさを再認識させていただきました<(_ _)>
やっぱり、山歩きバンザイ(^O^)／です！