槍ヶ岳 南岳新道〜小池新道

2023年07月03日(月) 〜 2023年07月04日(火)

• GPS: 23:39
• 距離: 38.3km
• 登り: 3,166m
• 下り: 3,161m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:29
• 休憩: 1:22
• 合計: 11:51

3:15 新穂高温泉無料駐車場
3:22 3:26 新穂高温泉バス停
3:27 3:28 新穂高登山指導センター
3:31 3:32 新穂高温泉駅
3:46 3:46 小鍋谷ゲート
4:17 4:19 穂高平小屋
4:57 4:57 白出沢出合
6:06 6:06 滝谷避難小屋
6:09 6:12 藤木レリーフ
7:03 7:15 槍平小屋
9:20 9:33 南岳新道 救急箱
11:16 11:25 南岳小屋
11:32 11:32 南岳
11:48 11:50 天狗原分岐
12:53 13:01 中岳
13:37 13:37 大喰岳
13:51 13:52 飛騨乗越
14:06 14:19 槍ヶ岳山荘
14:46 14:59 槍ヶ岳
15:06 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 10:48
• 休憩: 2:05
• 合計: 12:53

4:13 槍ヶ岳山荘
4:30 4:52 槍ヶ岳
5:03 6:10 槍ヶ岳山荘
6:55 6:56 千丈乗越
8:19 8:20 左俣乗越
9:11 9:11 硫黄乗越
10:07 10:08 樅沢岳
10:35 10:44 双六小屋
10:48 10:48 双六池
11:27 11:27 くろゆりベンチ
11:42 11:43 花見平
12:00 12:09 弓折乗越
12:48 12:48 鏡平山荘
12:59 13:00 鏡池
13:35 13:36 シシウドヶ原
13:58 13:58 イタドリが原
14:14 14:14 チボ岩
14:28 14:28 秩父沢出合
15:07 15:08 小池新道入口
15:29 15:29 わさび平小屋
15:41 15:41 笠新道登山口
15:58 15:58 中崎橋
16:16 16:16 お助け風穴
16:34 16:39 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
16:46 16:47 新穂高温泉駅
16:51 16:56 新穂高温泉バス停
16:56 16:56 新穂高登山指導センター
17:06 新穂高温泉無料駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高登山者用無料駐車場　
この時期の平日なのでガラガラ

コース状況／危険箇所等

整備された登山道です。
※7/4現在　
◼️南岳新道
　荒れた場所もありますがそれが南岳新道らしさかと(笑)
　雪渓トラバースは前爪付きアイゼンとピッケル必須。
　例年小屋開けのタイミングで雪切りがされます。以降は滑り止め不要。
　不安な方は軽アイゼンやチェーンスパイクを。
　登山道の詳細は槍平小屋、南岳小屋のブログで要確認！
　　槍平小屋　　https://www.yaridaira.jp/　
　　南岳小屋　　https://www.yarigatake.co.jp/minamidake/
◼️南岳〜槍ヶ岳
　雪の上を歩くのはごく一部。滑り止めは不要。
　槍ヶ岳山頂はペンキマークを見落とさずに三点支持ができれば大丈夫。
◼️西鎌尾根　
　ザレ場が多いのでスリップ転倒に注意。
　飛騨側のトラバースは落ちたらただでは済まない場所がいくつか。
　残雪は所々に残っていますが多くは回避できます。
　緩斜面なら雪の上を歩いたほうがラクかも知れません。
◼️小池新道　
　安全安心な登山道

※12本爪アイゼンとピッケル持参。南岳新道の雪渓トラバースのみ使用。

その他周辺情報

ひらゆの森　700円

写真

7/3 3:55

穂高平への近道入口には階段が設置。昨日は晴れていましたが道は間違いなく泥濘だらけなので回避。そのまま林道を進みます。

7/3 5:01

白出沢の堰堤から笠ヶ岳と抜戸岳

7/3 5:02

ジャンダルム　
この先登山道にはゴゼンタチバナ、オオバミゾホオズキ、カラマツソウ、ミヤマカラマツ等が咲いていました。

7/3 5:19

完熟サンカヨウ　
甘酸っぱくておいしいですが種が多く可食部分は少ない。メチャクチャ酸っぱい物に当たる時もあります(笑)

7/3 5:21

アンパンマン　
槍平小屋のブログによると製作者は槍ヶ岳山荘のスタッフとのこと。素晴らしいセンスの持ち主ですね。

7/3 5:37

オオヤマレンゲ！
左俣林道では何回か見かけましたがこちらで見るのは初めてです。

7/3 6:10

滝谷渡渉地点

7/3 6:12

滝谷ドーム

7/3 7:03

ミヤマキンポウゲの先には槍平小屋　営業は7/12〜

7/3 7:35

南沢　
南岳新道の取付きは右側に

7/3 7:40

ここからグイグイと高度を上げて行きます。いわゆる急登。

7/3 8:58

キヌガサソウ　
槍平小屋近くにも咲いていましたが…

7/3 8:58

純白な物は今年初　
近くにはサンカヨウも咲いていました。
これ以外にもコイワカガミ、ゴゼンタチバナ、ベニバナイチゴ等

7/3 9:01

サメビタキかな？

7/3 9:16

クロユリ　
登山道の真ん中に。下りではたぶん気が付きません。

7/3 9:21

救急箱が設置される場所で小休止　
南側の斜面にはシナノキンバイやコバイケイソウも

7/3 9:24

笠ヶ岳の左には白山

7/3 9:42

笠ヶ岳〜大ノマ岳　
中崎尾根　
眼下に槍平小屋

7/3 9:44

雌雷鳥　
今回の山行では会えないと思っていたのでかなり嬉しい。周辺に雛は見当たらず。抱卵中の食事かな？

7/3 9:48

この先尾根を外れ核心部へ　
ここまでハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、イワウメ、ミヤマシオガマ等が咲いていました。

7/3 9:56

南岳新道の雪渓トラバース　
12本爪アイゼンとピッケルで準備万端

7/3 10:13

無事渡りきりました。　
この先南岳新道では雪の上を歩くことはありません。

7/3 11:03

尾根に出ると右側に穂高

7/3 11:03

左側に本日初の槍ヶ岳が中岳の横にチラリ

7/3 11:17

南岳小屋　営業は7/8〜
布団干し日和

7/3 11:17

蝶ヶ岳と屏風の頭

7/3 11:29

穂高と南岳小屋

7/3 11:34

南岳

7/3 11:34

燕岳〜常念岳

7/3 11:50

天狗原分岐

7/3 11:50

天狗原　
天狗池はまだ雪の下？YAMAPの記録ではもう逆さ槍ヶ岳が見えるとのことです。

7/3 11:50

横尾右俣

7/3 12:07

中岳、大喰岳、槍ヶ岳　
昨年秋とほぼ同じシンメトリー構図

7/3 12:17

槍沢

7/3 12:21

中岳へ再び登り

7/3 12:25

少しだけ雪の上を　
上部は左側から巻いて行けます。

7/3 12:39

岩の上か雪の上かはお好みで

7/3 12:55

南岳新道　
ルートがくっきり

7/3 12:56

中岳

7/3 12:56

穂高と乗鞍岳

7/3 12:56

御嶽山も

7/3 12:59

再び下降

7/3 13:24

またまた登り

7/3 13:25

ここからだと笠ヶ岳の背後に白山　
今日はちょっとぼんやり

7/3 13:39

大喰岳

7/3 13:41

またまた下降

7/3 13:53

飛騨乗越から槍ヶ岳

7/3 13:54

ミヤマオダマキ　
稜線上にはハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、イワベンケイ、ミヤマリンドウ、タカネヤハズハハコ、イワツメクサ等

7/3 14:05

到着！いつもの構図で

7/3 14:23

山荘で受付を済ませテント設営前に身支度を整えて山頂へ

7/3 14:27

いい感じの雲が

7/3 14:41

最後の梯子

7/3 14:44

到着

7/3 14:44

北鎌尾根

7/3 14:44

表銀座

7/3 14:45

東鎌尾根

7/3 14:45

槍穂高縦走路

7/3 14:45

笠ヶ岳、槍ヶ岳山荘

7/3 14:45

西鎌尾根

7/3 14:46

裏銀座

7/3 15:25

テン場に戻り設営完了　
今回もシングルを選択。結露もほとんど無く快適でした。

7/3 15:32

槍ヶ岳に乾杯！　
生ビールは売切れ

7/3 16:00

けいちゃんをツマミにスコッチとハーフ&ハーフ　
缶ビールは大喰岳の雪と一緒にジップロックに入れ冷やしておきました。

7/3 16:22

〆はラーメン　
残して置いたけいちゃんをトッピング

7/3 16:53

テントの中で寝ころんで空を眺めていたらアークが！
ここからでは環天頂アークかタンジェントアークか判別できません。太陽の方向は画面の右上

7/3 19:04

まもなく日没

7/3 19:15

7/3 19:16

黒部五郎岳の先へ

7/4 4:06

翌朝　
身支度を整えて山頂へ

7/4 4:29

二度目の山頂

7/4 4:32

日の出にはギリギリ間に合いました。

7/4 4:32

雲のお陰かな(笑)

7/4 4:33

太陽の反対側には笠ヶ岳と満月

7/4 4:37

雲海

7/4 4:40

うっすら富士山

7/4 6:13

西鎌尾根へ　
序盤はキバナシャクナゲ、ハクサンイチゲ、ミヤマダイコンソウが

7/4 6:30

目付きが鋭いイワヒバリ

7/4 6:30

こちらはもこもこイワヒバリ

7/4 6:56

千丈沢乗越　
ここまではコイワカガミ、イワウメ、ツガザクラ、アオノツガザクラ、ミヤマシオガマ、ミヤマキンバイ等

7/4 6:56

千丈沢　
宮田新道（廃道）はバリルート

7/4 7:05

信州側から飛騨側へ　
飛騨側のトラバースは落ちたら即谷底という場所がいくつか

7/4 7:13

広めの尾根に出るとホッとします。

7/4 7:27

鷲羽岳〜野口五郎岳　
硫黄尾根

7/4 7:31

まだまだ続く飛騨側のトラバース

7/4 7:38

西鎌尾根最上部の残雪

7/4 7:39

チングルマ　
ハクサンイチゲやコイワカガミが目立ちますがこちらやシナノキンバイ、ミヤマキンバイも目立つように

7/4 7:40

傾斜のきつい場所は雪の上下で回避できます。

7/4 7:52

傾斜の緩やかな場所は雪の上を

7/4 8:17

左俣岳　
登山道は飛騨側を巻いているので山頂はスルー

7/4 8:19

左俣乗越　
西鎌尾根のほぼ中間

7/4 8:19

笠ヶ岳〜樅沢岳の稜線　
この後向かう鏡平も

7/4 8:20

抜戸岳の右に笠ヶ岳山頂

7/4 8:31

弓折岳の背後に白山

7/4 8:40

ミヤマクワガタ　
ハクサンチドリやイワツメクサ、タカネミミナグサも

7/4 8:57

硫黄沢とハクサンイチゲ、ミヤマキンバイやコイワカガミも

7/4 9:08

ザクザク雪は膝に優しい。

7/4 9:14

硫黄乗越

7/4 9:19

前樅沢岳　
こちらも飛騨側を巻いて行くので山頂はスルー

7/4 9:20

ミヤマリンドウ　
池塘の近くにはショウジョウバカマも

7/4 9:35

イブキジャコウソウ

7/4 9:44

西鎌尾根最後のピーク樅沢岳へ

7/4 9:57

クロユリ　
この近くには純白のキヌガサソウも

7/4 10:03

樅沢岳から西鎌尾根と槍ヶ岳

7/4 10:03

槍ヶ岳〜乗鞍岳　
中崎尾根　
左俣谷

7/4 10:03

笠ヶ岳〜樅沢岳の稜線

7/4 10:04

双六岳〜祖父岳

7/4 10:05

モミ沢と鷲羽岳、野口五郎岳

7/4 10:06

ここからだと小笠も見えます。

7/4 10:09

双六岳〜三俣蓮華岳　
絶好の双六日和ですが左膝に違和感があるので残念ながら回避

7/4 10:27

双六小屋　営業は7/10〜
ここでトイレ休憩を

7/4 10:48

双六池と笠ヶ岳

7/4 11:19

双六小屋と鷲羽岳

7/4 11:26

くろゆりベンチから白山　
ハクサンイチゲはたくさん咲いていますがクロユリはまだ。双六池近くには咲いていましたが。

7/4 11:44

花見平へ

7/4 11:45

花見平から双六岳

7/4 11:46

槍ヶ岳

7/4 11:46

槍ヶ岳〜西穂高岳

7/4 12:03

弓折乗越　
弓折岳はパス

7/4 12:47

鏡平山荘　営業は7/10〜

7/4 12:52

鏡池

7/4 12:53

弱い風で逆さ槍は見えません。

7/4 12:54

槍ヶ岳

7/4 12:57

南岳小屋と南岳新道　
ここから見るとかなりの急登に見えますね(笑)

7/4 12:58

奥穂高岳とジャンダルム　
今回は白出沢から穂高テン泊で奥穂高岳〜西穂高岳〜旧ボッカ道のプランとの二択でした。

7/4 14:21

クルマユリ　
小池新道にはフレッシュなキヌガサソウやサンカヨウがたくさん残っていました。

7/4 14:34

槍ヶ岳、大喰岳、中岳が揃って見られるのはここまで

7/4 15:08

小池新道終了　
ここから先は消化試合の左俣林道へ(笑)

7/4 15:09

ニッコウキスゲ

7/4 15:15

立ちふさがる雪　
左側から巻いて行けます。

7/4 15:55

オオヤマレンゲ　
自分が知る限り左俣林道で見られるのは中崎橋の上流側に1箇所、下流側に2箇所。こちらは上流側

7/4 15:59

下流側　
中崎橋のすぐ近く

7/4 16:01

こちらも下流側。一番日当たりが良い場所で花が多い。蕾も多いのでまだ楽しめそうです。

7/4 16:59

新穂高に無事帰還

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

OM-D E-M1 Mark III ボディ オリンパス

感想

よりみち

今年2回目の槍ヶ岳　

白出沢から穂高テン泊で奥穂高岳〜西穂高岳との二択でしたが
長めの距離を歩いて体力強化を図りたかったので槍ヶ岳に決定。
雪の状態が不安でアイゼン、ピッケルを持参しましたが
使ったのは南岳新道の雪渓トラバースだけでした。