観音平⇒八ヶ岳主脈縦走⇒渋の湯

2016年08月05日(金) 〜 2016年08月07日(日)

• GPS: 52:39
• 距離: 20.8km
• 登り: 2,590m
• 下り: 2,302m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 0:54
• 合計: 8:14

6:12 観音平
7:10 7:15 雲海
7:54 7:55 押手川
9:36 9:53 編笠山
10:26 10:48 青年小屋
11:35 11:36 のろし場
12:01 12:01 西ギボシ
12:26 12:28 東ギボシ
12:42 12:44 権現小屋
12:49 12:50 縦走路分岐
13:19 13:20 旭岳
13:55 13:57 ツルネ
14:26 キレット小屋

2日目

• 山行: 6:59
• 休憩: 1:11
• 合計: 8:10

5:14 宿泊地
7:15 7:16 真教寺尾根分岐
7:27 7:28 竜頭峰
7:38 7:49 赤岳
7:56 8:20 赤岳頂上山荘
8:52 8:58 赤岳天望荘
9:02 9:03 地蔵の頭
9:12 9:13 二十三夜峰
9:33 9:35 日ノ岳
9:38 9:40 鉾岳
9:51 9:53 石尊峰
10:00 10:01 横岳（三叉峰）
10:08 10:10 無名峰
10:18 10:19 横岳（奥ノ院）
10:56 10:56 台座ノ頭
11:15 11:28 硫黄岳山荘
11:58 11:59 硫黄岳
12:35 12:36 ヒュッテ夏沢
12:39 12:40 夏沢峠
13:17 13:17 箕冠山
13:24 根石山荘

3日目

• 山行: 4:37
• 休憩: 0:28
• 合計: 5:05

5:45 根石山荘
6:01 6:03 根石岳
6:25 6:26 白砂新道入口
6:55 6:56 東天狗岳
7:10 7:15 天狗岳
7:37 7:39 東天狗岳
7:48 7:50 天狗の鼻
8:40 8:40 中山峠
8:45 8:57 黒百合ヒュッテ
9:38 9:39 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
10:06 10:07 八方台方面・渋の湯方面分岐
10:49 10:50 渋御殿湯
10:50 ゴール地点

天候

8/05 曇り一時雨
8/06 晴れ
8/07 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

前日8/04 道の駅こぶちざわにて車中泊
8/05 早朝　観音平駐車場　
8/07 渋の湯下山 11:30発バス⇒茅野駅12:21.
茅野駅13:38 JR ⇒　小渕沢駅14:05
小淵沢駅⇒ タクシー ⇒ 観音平で車回収

コース状況／危険箇所等

観音平駐車場／登山口にポスト有
青年小屋〜権現岳＆キレット小屋〜赤岳〜横岳はルンゼ状岩峰が連続し、ハシゴ、クサリ場が多い。もっともそれが楽しみでこのコースを歩く訳だが、ハイキングではなく確実に登山と認識すべき山域

実績EK度＝52.92

その他周辺情報

キレット小屋　090-2214-7255 (赤岳頂上山荘）：　質実剛健な山小屋

根石岳山荘 090-4158-4544 (小屋直通）：　新館は旅館の様。風呂に入れたのには正直驚いた！

観音平にて車回収後、道の駅こぶちざわ併設「スパティオ小淵沢」：日帰り温泉　
http://spatio.jp/hotspring/index.html#header

写真

8/4 17:27

前日、観音平登山口下見。十数台駐車中。ダート道100mほど奥にも駐車スペースあり。小淵沢駅よりマイカー回収のタクシー客。3日後は自分もこうする予定

歩き始めて1H弱。ようやく雲海。アプリ＝ジオグラフィカ稼働中

8/5 9:37

まず一座目、編笠山

8/5 10:02

青年小屋が見えた

8/5 10:28

今度来るときは一杯やりたい

8/5 11:29

のろし場。なるほど諏訪側も甲府側も良く見えるわ

8/5 11:29

ギボシ〜権現　ガレ場濡れていると嫌だなあ

8/5 11:30

入道雲発達中

8/5 12:00

編笠と青年小屋

8/5 12:38

権現小屋付近から編笠と青年小屋遠望。天気が悪いのはここだけ。下界はいかにも暑そう

8/5 14:02

権現をあとに先を急ぐ。雷鳴が聞こえる

8/6 5:16

早朝のキレット小屋付近。富士が覗く

8/6 5:16

キレット小屋を出発。今回縦走の核心部へ

8/6 5:32

雲海の向こうに金峰山とわずかに瑞牆山のシルエット

8/6 5:32

朝日の権現岳を振り返る

8/6 5:33

8/6 5:33

8/6 6:31

鳳凰〜北岳〜甲斐駒〜千丈

8/6 6:54

朝日を浴びる阿弥陀岳

8/6 7:24

目前に赤岳頂上

8/6 7:43

自撮り。

8/6 7:44

三角点にタッチ

8/6 8:43

この辺が静か

8/6 10:16

横岳は遠かった

8/6 10:38

クライマーさん

8/6 10:56

コマクサ

8/6 11:20

昼飯はここで　今日の行程が終わったパーティさんに同席させてもらい一人うどんをすする

8/6 11:40

硫黄岳への縦走路

8/6 11:59

硫黄岳

8/6 12:04

今日の行程はまだまだ

8/6 12:28

夏沢峠はもうすぐ

8/6 12:38

ヒュッテ夏沢通過

8/6 13:22

やっと今日の山小屋に着いた

8/6 15:41

根石岳山荘のトイレ　きれい！！

8/7 6:04

縦走三日目。朝の根石岳からパノラマ

8/7 6:08

甲斐駒

8/7 6:08

南の女王様

8/7 6:09

北岳

8/7 6:09

鳳凰三山

8/7 6:09

そして赤岳

8/7 6:47

東天狗に着いた。計画より一時間早く着いたので余裕で西天狗に向かう

8/7 7:11

西天狗頂上

8/7 7:14

御岳は霞んでいる

8/7 7:15

今朝発った根石岳山荘と硫黄岳

8/7 7:16

金峰のオベリスクと、今度は良く見える瑞牆山

8/7 7:16

浅間山方面

8/7 7:29

黒百合ヒュッテ

8/7 8:55

今回最後の一本。黒百合ヒュッテのベンチで一服

8/7 9:39

最後の分岐

8/7 10:47

渋の湯到着。11:30のバスに間に合う

渋の湯バス⇒茅野駅JR ⇒　小渕沢駅タクシー ⇒ 観音平で車回収。昼飯は14:15。ノンアルコールビールがチョット寂しい

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

メッシュ下着 長袖下着 中間着 羽毛服 コンプレッションタイツ 短パン 予備衣類（下着・靴下・ズボン・カッターシャツ） 靴下 雨具 靴 予備靴ひも１本 ザック 行動食３日分 非常食１日分 真水1Ｌ アップEハイドレ２L 山専熱湯500mL ライター 地理院地図 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 急速冷却パック１ 常備薬 ティッシュペーパー 保険証 GPSソフト入スマホ(SB) プロトレック タオル ツェルト ストック ナイフ 軍手 度付サングラス 6300maH充電池USBコード

感想

しゅん

昨年より復活した登山ハイキング。独り夏合宿の初年度は白峰三山を縦走した。今年は30年振りの赤岳を含め八ヶ岳を南端から北上する計画とした。　
　尚、北八ヶ側は別の機会に連れとテント泊を予定し、今夏中に南から北に一本線をひく予定だ。
　はじめは8月2日入山のつもりでいたがバタバタしていたのと天候を考え3日後ろにずらした。が・・・

8月5日
　ところが天気が良い筈の初日、青年小屋で休憩している最中にバーッと来た。様子を観ても止む気配が無い。思い切って合羽を着て小屋を後にした。
　サンデー毎日の身、日帰り山行では天気が悪けりゃ延期か中止にすれば何の問題もない。合羽などツエルトと同じくらい使用頻度が低かったのだ。まあ、雨ではあるが寒くないし風無しでたまには雨も良いものだ、という気分で。
　だがやはりギボシ通過の難路が雨では精神的に疲れ権現岳ピーク踏破は見送った。61段階段を下り旭岳とキレットの間で早くも雷鳴あり。早すぎる（汗）。
　何とか計画時刻内にキレット小屋に着いた。

8月6日
　権現⇒キレット小屋⇒赤岳のルートはハシゴ・クサリ場が多いとの事で同宿の方にはヘルメット装備の方もいらっしゃる。対してこちらは昨年より復活した”昔とったきねづか”だけが頼りの典型的な遭難予備軍。加えてキレット小屋の様な質実剛健な山小屋に宿泊なさるような方は現役バリバリ体力・経験・気力充実の山やさんが多いようだ。
　なんとなく凹み気分ながら何とか赤岳頂上に立てた。昨日の雨の影響でルートの滑りを心配したが無用だった。　
　実は翌日は孫が横岳から赤岳に登るらしい。「おじいちゃん。ニアミス絶対止めてよ！」と言われていたが何とか避ける事が出来た。
　その後も相変わらずペースが上がらないまま何とか奥の院を通過。硫黄岳山荘では、今日のアルバイトを終了して乾杯中の皆様の脇で昼飯。自分もこの辺でFinishとしたいもんだとの思いを振り払って根石岳山荘に辿りついた。
　尚、夏沢峠からを北八ヶ岳と云うが全くその通り。峠から箕冠山にかけて森林浴だ。
　根石岳山荘に風呂が有る事は知ってはいたが本気で自分が入浴するとは思っていなかったので、チェックイン後間もなく呼ばれた時は大感激！！
　根石岳山荘はGOODだ。もしヤマレコ34回アンケートの前に知っていたら一票入れたな。

8月7日
　夜明け前から山小屋周辺はガスで何も見えない。今日は渋の湯に下山するだけなんだけどグズグズしててもしょうがない、と出発したら途端パアーッと視界が明るく晴れた。
　よし今日は予定になかった西天狗にも寄って（ピークハントという意味では西も済だったので）行くか！　という事に。
東天狗から黒百合平へは今日のルートである”鼻”コースも以前歩いた”奥庭”コースも岩塊帯で歩きにくいが、慣れて岩伝いに飛び跳ねれば大丈夫。中山峠から黒百合平までは立派な木道。黒百合平で最後のお茶をして11:30渋ノ湯発バスに乗車。独り合宿無事終了。あッ未だだ。車回収をせねば。。。