八ヶ岳南部縦走(西岳,編笠岳,権現岳,赤岳,横岳,硫黄岳,根石岳,天狗岳)
- GPS
- 16:06
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 2,979m
- 下り
- 2,353m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 4:02
- 合計
- 9:18
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:05
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 4:13
天候 | 1日目 曇り一時晴れ 2日目 曇り一時小雨 3日目 雨後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り バス渋の湯温泉〜JR茅野駅 |
その他周辺情報 | 前日に八峯苑鹿の湯(富士見高原)に入った。 露天風呂、サウナあり シャンプー、ボディーソープ有 露天風呂が、薄緑色 二泊目に本沢温泉の露天風呂に入った。 湯船のみ 帰りに渋の湯温泉に寄りました。 シャンプー、固形石鹸あり 広目のお湯と狭い冷水があり、冷水の方が白濁しており温泉成分があるみたいである。 車で登山に来る場合は、宿泊者以外は表には止めず、奥にお金を払って止める。マナーが大切。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
長期連休中、八ヶ岳登山を目指すが、天気予報が悪く伸ばし伸ばししていたが、結果土日月と晴れになっており、天気予報もあまりあてにならないと、予報が悪かったが、山を目指すことにした。
元々、甲府に泊まろうと思っていたけど、登山日初日に午後の天気が悪そうだったので、早朝に出発ができる富士見高原のペンションに素泊まりすることにした。チェックインまでに時間があったので、歩いて上がり、宿の近くの温泉に夕食を兼ねて寄った。
一日目は、五時前に出発するが、毎年のような訓練登山が出来ていなかったので足が重く、中々距離を稼げない。なんとか西岳を越え、青年小屋に荷物を置かせてもらい編笠岳に登ると霧が一気にはれ上がり富士山、南アルプスを見ることができた。残念ながら、八ヶ岳の別の山々は見えず。
青年小屋に戻り権現岳を目指すが足が動かず力尽き、権現小屋に泊めてもらうことにした。昼飯にラーメンを食べるが、山小屋では珍しく、カップ麺ではなく袋めんで野菜が少し入っていた。昼寝をしたら、少し元気になったので、権現岳に登っておいた。微妙な感じだったけど、阿弥陀岳と赤岳を見ることができた。結局、宿泊者は一人だけだった。夕方、青年小屋にバイトで二週間くらい働きに来ている子が二人やってきて一緒に夕食を食べた。いわゆる帰国子女という子たちで、話が途中で英語になったりしていた。メニューは濃厚系のカレーでおいしかった。夕方から雨が降り、一回雷が鳴った。
二日目は、宿で朝飯を食べ六時ごろ出発。昨日の休息が良かったのか、長い登りが無かったからなのか順調に足が動く、岩場や鎖、ハシゴと楽しくてしょうがない。ただし、ほとんど霧の中で、霧の晴れ間を縫って山の写真を撮るがやっぱり微妙なのしか撮れない。小雨が五分くらい降るがすぐに止み、赤岳手前で初めて登山者と遭遇。霧の中、赤岳に到着。何も見えないので、すぐに出発。横岳はピークが何個かあり、最後のピークで、写真を撮る。この辺りで、いいペースのおじさんがいたので、話しながら歩き硫黄岳山荘で休憩する。権現小屋で、客がいないとやってないかもしれないと聞いていたので、ここで、電話をかけ、すぐ先の夏沢峠の山びこ荘を予約する。
硫黄岳の山頂でおじさんと別れ、夏沢峠に降り、山びこ荘に入った。ぶらぶらしていたが昼飯を食べていなかったので、カップヌードルを食べた。夕食まで時間があり、足に余力があたので、山びこ荘でチケットをもらい、本沢温泉の白濁した自然の中の露天風呂に入った。雨が近づいていたので、カラスの行水で上がり、山びこ荘に戻った。戻る手前で雨が降り出すが、森林部で少し早めに歩いたので、ほとんどぬれず。雨はその後強まり数十回雷が鳴っていた。雨雲レーダーでも赤くなっていた。宿は、登山目当てではなく、モモンガ、リス、ウソ(鳥)などの野生生物が観察で来られている方々ばかりで宿泊者は8名だった。夕飯は、前泊と同じカレーだったが、こちらは、あっさり系で、カレー好きとしてはおいしくいただけた。夜横になっていると、モモンガが来たという情報を聞いて見に降り、写真を撮った。宿の主人が明かりを照らしてくれたのをフラッシュなしで撮った方がフラッシュありより映りがよい。フラッシュの場合目が赤くなる。夜、雨が上がり星も見えたが、月が明るく、きれいには見えなかった。
三日目の朝は、晴れており日の出が見えそうだったが、急に霧が出て、残念ながら見えなかった。朝飯を食べ、六時ごろ出発。霧の中を進んでいると小雨になり、カッパを着たまま天狗岳両峰を登り、降るが雨で注意力が散漫だったので、尾根沿いルートを外れ、西よりコースに入ってしまった。前日山びこ壮の主人が勧めていたルートだったので、そのまま進む。ルートは、岩塊を抜ける感じで楽しいが、雨なのでいつも以上に岩が滑らないか注意が必要だった。雨が止んでしばらくして、クロユリヒュッテにたどり着く。そこからは、川沿いの静かな森をひたすら降った。途中、カッパも乾く。10時ちょうどに下山を終了し、温泉に入ろうとしたら、ちょうど開館時間だった。少し前から待っていたという前日テント泊の人と、湯船の板を10枚ぐらいはがし、身体を洗ってから湯船につかる。昔ながらの天井が高い木造の中、ゆったりと、温泉、冷泉を繰り返し入った。11時半のバスに乗り、JR茅野駅に着き、そばを食べて帰路に着いた。
今回は、調整不足もあり、バテバテだったが、無事にけがもなく帰ることができて良かった。雨にも会い、万全とは言えなかったが、思わぬ楽しみにも遭遇出来た。総合的に良い山行だった。
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