日向薬師ひと回り

神川橋を渡り129号線を横切り伊勢原藤沢線を進み、R246を越えて新東名を潜って左折すれば日向薬師は遠くは無い。
　朝方雨が残り予報では終日曇空だったが雲が多い物の晴れ間も出る。昨年は彼岸花の観賞に来たが今年は来ておらず、紅葉狩りには早いが久し振りに尋ねてみた。
バス停横の駐車場に三時を過ぎて到着。車道を戻り左折する。沢音が聞こえ右側に暗く口を開ける。住まいの間を抜けて石段を上る。仁王門を過ぎて不揃いの石段とバラ石を注意しながら登る。左右の樹木が高く薄暗く流れる風も冷たく感じる。前後して数名登って行く人がいる。突き当りの長い石段を登り切って宝城坊本堂に着く。境内には10名程の参拝客がいるが上の駐車場から来た方がほとんど。
日向薬師は参道を歩いてきた方が良いけれど。
　帰りは林道に出て左右の草花を観賞し、また物音に注意をしながらゆっくりと、キャンプ場からの車道へと下る。雲間に青空がのぞくが大山山頂にはまだ雲が架かっている。帰り道伊勢原蜜柑を求め乾いた喉を潤す。