小雨降る中だったが急な農道を滑らぬ様に登り、雨に煙った中で枝垂れ桜を見た時は少なからず感動した。その後農道を更に進んだが、靄が掛かった山村風景は、昔歩いた埼玉の山間の桃源郷を思わせた。
そんな中、今年の桜も県内何か所観て、家の直ぐ傍にも桜が見事だが、寄にも行きたいと午前中に出発する。五十日月末で道路は混み黄砂で大山山頂も見えないが、秦野に近づけば弘法山が芽吹いて大きくなっているのを実感できる。R246を右に入り山道を行く。工事のダンプと何台も行き交う。
駐車場からいつもの急坂を登る。花桃やミツバツツジ、山吹が鮮やかに咲き足元は野の花が小さく開く。150m程登り展望台に。寄集落が一望できる場所。ベンチでお握りを食べる。向かいの山の植林帯と雑木の芽吹きの対比が日本画の様。土手の花を眺め農道奥に有る休憩舎まで行く。引き返し枝垂れ桜への階段を下りる。菜の花も有り黄色と薄桃色の桜とがお互いを一層引き立てている。七分咲き程度だが充分楽しむ事が出来た。駐車場を過ぎて中津川沿いを漫ろ歩きこちらでも桜を堪能し帰宅する。
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