酒匂川畔を春風と共に歩く（開成町）

家から40Kmほどの距離の開成町。先日おおいゆめの里に出掛けて、早咲桜を満喫したが、道すがら峠道や集落の庭先などに白梅や河津桜の満開を眺めながら通過する。松田駅周辺は西平畑公園に行く観桜客で大賑わいだ。
十文字橋下の酒匂川原も満車の状況。そこからシャトルバスが出ている。
　そんな混雑を横目に橋を渡り開成町に入る。水辺公園の駐車場に止め、堤防遊歩道を川下に向かう。目的地は足柄大橋際に有る酒匂川ふれあい館。土日のみそれも三時までなのでそれに合わせて家を出て来た訳だが。社会人か野球を観戦しながら土手に座り遅めの昼食。
　松田山がピンクに染まり、その手前をロマンスカーが鉄橋を渡る。心地よい風の下、野球の掛け声が響く。目の前に青い流れと大きな景観に心癒されるひと時。
　食後ふれあい館に行き展示を観賞する。半鐘と手回しサイレンを鳴らさせてもらう。洪水に抗う人力の知恵を垣間見る。
　足柄大橋から川沿いを戻りパークゴルフを18H回って十文字橋を渡り返す。まだまだ河原の臨時駐車場と駅前は、帰ってきた人行く人で賑わっていた。コロナ禍を忘れる日曜の花見かな。