目久尻川沿いを歩く(海老名市・藤沢市・寒川町）5/27

行方知らないさすらい暮らし（♪）、東奔西走北南、足の向くまま気の向くままに、いい歳したチンピラ遊び人が今日も彷徨う。
　と言う訳で、この時期何時もの様にミニトマトを買いに来て、その周辺の川沿いを歩くのだが、生憎お目当てのオレンジ色の物は無く断念して、本郷ふれあい公園の駐車場に車を止めて、いつもは折り返す戸中橋の更に下流側に脚を進める。
　今はこの地区の両岸であちこちに人が出て田起こし等、田植えの準備に精を出している。そんな様子を眺めながら下草の生えた砂利道を橋が有る都度、八の字に交互に右岸左岸を辿る。諸先輩が河口から源流迄辿っているが、こんな中小河川（一級）でも容易くない。趣味で山登りをしていたので、太田蘭三や梓林太郎の推理小説を読んだ。TVドラマでシリーズになった川に因んだ殺人事件が起きる話だが勿論ここでは何も起こらず、野草に止まる蝶や悠然と泳ぐ鯉、川苔を食む鴨などを足を止め観察するゆったりとした時と水が流れる。
　海老名市と藤沢市を行き来し寒川町に入り久保田橋でキリンビバレッジの工場を遠望し用田橋を目指し戻る。（4Kmのコース）
閑話休題：川幅30ｍ程度のこの川でも土手に実生による樹木が有る。一番多い物は胡桃の種類で他の物は不明。丸く軽いから延々と旅をして子孫を残す。山で鬼胡桃が落ちていると幾つか持ち帰り万力で割ってみてもほぼ虫食いの跡。海岸に落ちていて綺麗に割れている胡桃だけが虫食いから逃れたものだと云う。