日向梅林とふれあいの森日向キャンプ場へ(伊勢原市）

九月末に彼岸花の観賞に来て以来四か月振りの伊勢原市日向地区。この冬の気温も有って日向梅林の開花状況はと、二時半過ぎの遅い午後に家を出る。新東名伊勢原大山ＩＣ入り口を過ぎると、日向方面に向かう車はほぼ無い。バス停終点でトイレを使い林道を登り宝城坊上の駐車場に止める。一組だけ観賞者がいたが全然早いですねとお互い苦笑いで擦れ違う。頭上は黒い雲も有り勿論人気も無いので、日向山頂は断念して1〜2分咲きを撮影して車に戻る。林道を戻り右折して日向川上流のふれあいの森キャンプ場を目指す。急坂を登り最奥の駐車場に。大山へ向かったハイカーか車は二台のみ。沢音以外は無音の世界。キャンプ場への急登を堰堤からの滝壺を覗きながら進む。目を凝らしても野鳥はいない。ホラー映画のキャンプ場の様で、獣の動きだけ察知しようと周囲を窺いながら進む。日は延びたとは言え四時を回った時刻。鍵掛尾根の手前の橋で戻る事にする。確認できた野鳥はツグミのみ。大山の単独御来光登山で三度だけ未明に登ったけれど、熊騒動や寄る年波ですっかり怖気着いた様だ。時々後ろを振り返りながら急階段を下る。